鉛筆画6作目(新薬師寺 十二神将立像(伐折羅))
5月28日(火)
 私共を取り巻く環境が激変してしまったので、落ち着いて鉛筆画に取り組んでいる時間がありませんでした。それは、ピアノも卓球練習も同じです。

 特にピアノは、20日間以上、練習していませんので、これまでに練習した曲が弾ける状態ではありません。環境を整えて、また再びゼロからの出発となるでしょう。

 絵の方ですが、これは、スケッチブックと鉛筆さえあれば、何とでもなります。継続するのが困難なほどの、精神状態でしたが、今は落ち着いてます。

 この年になってもこんなことが起きるのかと思うほどの出来事でした。

 しばらくは、いまの環境に慣れる日々が続くでしょう。望んでいたわけではありませんが、これも定めです。受け入れるつもりです。

 というようなわけで、6作目の鉛筆画の完成には、時間がかかってしまいました。あえて色合いを薄くして表現しましたが、出来栄えとしては満足しています。ただ、もっと上のクオリティーがあるはずですので、これから精進したいと思っています。次は、アクリル画で描いた阿修羅像を鉛筆画で描く予定です。

 今回描いたのは、新薬師寺の本尊である薬師如来の従者である十二神将立像です。伐折羅(ばさら)と呼ばれるこの像は、甲冑を身にまとい、壇上で本尊を守っています。右手に剣を持ち、髪を逆立て口を開いています。よくこんな緊迫感のある姿勢の像を、完成させたなと思うほど、造立した人々の芸術性の高さには感心させられます。
ひとりぼっちのようせいぴっぴ(作 軍司あゆ子)
5月19日(日)
 私共の実の姉(軍司あゆ子、旧姓 遠山あゆ子)による、オリジナル童話をお楽しみください。これらのイラストの無断転載を禁じます。ただし、リンクをはっていたたくことはかまいません。
 続きはまた今度。いずれ、このホームページに専用のページーを設ける予定です。
仮設プラネタリウム(関市まなびセンター 岐阜県関市 5月4日から5日)
5月19日(日)
 内容が前後してしまって申し訳ありません。

 5月4日(土・祝)と5日(日)の2日間、岐阜県関市の、まなびセンターにおいて、直径12メートルドームにメガスターゼロ投影機を設営して投影を行いました。

 2012年5月に開始した、まなびセンターでの投影も、今年度で13年目に入ります。ここまで長く続くとは思っていませんでした。

 古希を過ぎた私共にとっては、例えば、横浜から関市まで、投影機を車に積んで高速道路を走り、投影をして帰ってくるまで、肉体的にも、精神的にも様々な面で負担が大きくなってきています。

 昨年度限りでプラネタリウム解説者を引退するつもりで、施設に伝えてはいたのですが、諸般の事情により、継続することにしたものです。

 今年1月の投影以来、約4か月ぶりの投影となりました。その間に、投影後半部のテーマ解説で使用する、ビデオプロジェクターが新品に置き換わっていました。色の再現性もよく、高画質でとてもよいものです。

 投影後半部のテーマ解説は「太陽系46億年の歴史」と題して、太陽系の誕生から今日に至るまでの歴史を振り返るものです。私共が制作したイラストや、折に触れて撮影した天体写真を、これまで以上にふんだんに使用して、投影を行いました。

 5月4日の夜は、市民天体観望会でした。いつも以上に天気が安定していたため、たくさんの参加者となりました。また、天文ボランティアの皆さんもたくさん参加されました。

 「初夏の星座を見つけよう」というテーマでした。実は、この日は天文薄明の終了時刻が遅く、その一方で、月や惑星が出ているわけではないので、観望会は正直やりにくいというのが本年です。

 しかし、5月の投影日は、日付が固定されているので、プラネタリウムの一般投影の方が優先されます。仕方がありませんでした。

 それでも参加者の皆さんは、思い思いに楽しまれていた様子でした。

 5月5日は、施設内でイベントがあったため、たくさんの方がプラネタリウムを見に来られ、大変な賑わいでした。

 今年度の投影は、まだ始まったばかりです。それから今日までの間に、いろいろなことがありましたが、1年間何事もなく、無事に終われるよう、細心の注意を払って頑張りたいと思います。

 写真は、上が市民天体観望会開催前のプラネタリウムのようす、下が観望会の準備をしている天文ボランティアの皆さんと、その望遠鏡です。
レンズの修理完了(Canon EF24-70mm F2.8LⅡUSM 5月17日)
5月19日(日)
 このブログ「星雑記」の4月28日(日)「豊洲 千客万来」のところで記述したとおり、4月24日(水)に東京都内に行ったときに、カメラを落としてしまいました。

 ボディーの方は問題ないようでしたが、レンズの方は、オートフォーカスがきかなくなり、光軸も狂ってしまったようでした。

 だいぶ酷使したレンズだったので、廃棄することも考えたのですが、ネット上で今の価格を見たら、かなり上昇していたので、廃棄することはやめました。

 4月30日(火)に配送のスタッフがレンズを引き取りに来ました。レンズは大分の修理センターに送られ、5月17日(金)に私共の手元に戻ってきました。

 カメラボディーに取り付け、動作チェックをしましたが、問題なく使用できるようになりました。

 USMユニット、メイン基板ユニット、固定筒ユニット、後筒ユニット、レンズマウントなどが交換されていましたので、ダメージは大きかったように思います。福沢諭吉先生が6人以上出て行ってしまいました。予期しないかなりの出費となりました。

評価の高いレンズであり、一般撮影においては、ほとんどの場面をこのレンズ1本でカバーできます。使用できなくなって、その威力を実感しました。

 このレンズのほかに70-200mm F2.8L ISⅡUSMというレンズも所有しているのですが、この2本があれば、一般的な撮影にはほぼ困りません。ただこの2本と、EOS1Ds MarkⅢというカメラボディーを持ち歩くと、その重さでかなりの体力を消耗します。

 これらのレンズを天体写真撮影に使用することはありません。ほとんどの場合において、短焦点レンズの出番となるためです。一般撮影を行う場面も多いので、今回のアクシデントを教訓に、大切に扱うことにしたいと思います。高い勉強代となってしまいました。
カルシウムK線太陽像の撮影再開
5月17日(金)
 ここしばらく撮影を休んでいた、標記の太陽画像の撮影を本日より再開しました。これまでと大きく異なるのは、使用する望遠鏡の違いです。これまではBORG100EDという屈折望遠鏡を使用していました。

 その望遠鏡は、現在使用することができない状態になっています。しかし、手元には撮影用のモジュールがあるので、現在主力として使用しているTOA150Bの対物部に、その口径を10センチに絞る対物キャップを自作しました。今日はそれを使用しての初めての撮影となりました。

 空は快晴ですが、気流の状態はいまひとつでした。白色太陽の全体像を撮影したのち、その状態で、対物部にキャップをかぶせ、接眼部のモジュールをカルシウムK線用に入れ替えます。これでピントが合うのかどうか不安でしたが、延長筒を使用することにより、ピントを合わせることができたので、ひと安心です。

 今の撮影環境では、お昼前頃に気流が安定してくるようです。その頃を見計らって黒点の拡大撮影を行いました。強拡大ができる状態ではなかったので、軽めの拡大率としました。

 まだ今の環境に慣れていないので、すべての撮影を終えるまでには、時間がかかっています。また、TOA150Bの鏡筒を撮影のたびに部屋から出し入れし、赤道儀の不動点の高さまで持ち上げるのは一苦労です。しかし、その解像度が素晴らしいので、これも運動の一環と考えています。

 カルシウムK線で撮影するために、パソコンのモニターを見ると、これまでよりもシャープで、コントラストも高い印象でした。これで撮影を継続できることが分かったので安心しました。本日撮影した画像は、こちらからご覧ください。
NOAA13664群(太陽黒点 5月14日)
5月16日(木)
 活発に活動している標記の黒点群が、13日(月)から14日(火)にかけて西没する頃でした。14日(火)は天気の状態を気にしながらも、いろいろと用事があったため、撮影は午後からになってしまいました。それ以降は、天気の状態が悪くて撮影そのものができていません。

 これまでと異なり、TOA150Bで太陽面の撮影ができる状態にまで機材を準備するには、大変な時間がかかります。この日は撮影を開始した頃から、雲が接近してきて、拡大撮影を行い始めた途中で、太陽は雲に覆われてしまいました。

 質の良い画像が得られなかったため、2日間ほど放置していました。ほかの用事が一段落したため、画像処理をしてみました。画質は悪いのですが、かろうじて拡大撮影した画像がアップできる状態でしたので、アップすることにしました。こちらからご覧ください。さらに気流がよくて、撮影時間を長くできれば、さらに高画質の画像を、今後はアップできるでしょう。

 NPAA13664群の活動領域では、合計で11回のXクラスのフレアが発生したようです。12日(日)には磁気圏の激しい乱れが地球に到達し、日本各地でも低緯度オーロラが観測されました。

 この群は、地球から見て、太陽面の裏側に回ってもまだ活発に活動しているようです。世界時の14日17時にはX8.7の大規模フレアが発生しています。この規模に達したフレアは7年ぶりだそうです。次に再び、太陽の東リムから現れるときには、どんな状態になっているのかとても楽しみです。

 円安や物価高の影響で、天体写真撮影や太陽面の撮影に使用する機材の価格も高騰しているようです。ためしに現在使用しているHα太陽望遠鏡の価格を調べてみたら、目の玉が飛び出るような価格になっていました。カルシウムK線モジュールもそうでした。今だったら、私共としてはとても購入できる価格ではありません。

 一方で、TOA150Bに関しては、価格もさることながら、受注そのものが停止されており、手に入れることすらできません。太陽撮影の取り組みのために、これらをそろえておいてよかったと思っている次第です。
太陽面撮影機材の変更
5月12日(日)
 太陽面撮影のためにこれまで使用していた機材を変更することにしました。白色太陽像の撮影には、BORG125EDを使用していたのですが、解像度の点で少し不満に思っていました。そこで、私共が所有するもう一本の屈折望遠鏡である、TOA150Bを白色太陽像と、カルシウムK線の撮影に投入することにしました。

 一昨日から、すでに運用を開始しています。現在は、画像処理の時点でのパラメータの最適化を行っているところです。TOA150Bの高解像度の特性を生かして、昨日撮影した画像処理では、その能力を最大限に発揮できるパラメータに近づいてきたように思います。

 カルシウムK線は、これまでBORG100EDでしたが、ある事情により、使用できない環境にあります。そこでTOA150Bの対物部にかぶせるキャップを自作し、そこに口径10センチになる、穴をあけました。明日以降、空が晴れれば、それによってカルシウムK線での撮影を再開できます。

 望遠鏡の口径を10センチに絞るのには、理由があります。それは、カルシウムK線を撮影するモジュールが、口径10センチまでに制限されているためです。無理をして大きな口径で使用すると、太陽の強烈な熱で、モジュールを破損する恐れがあります。

 いろいろと変更を余儀なくされているのですが、今注目されているNOAA13664群の撮影にかろうじて間に合わせることができて、よかったです。

 昨日撮影した、太陽面の撮影画像は、こちらをご覧ください。従来の白色太陽像の画像と比較していただければ、その性能の一端がお分かりいただけるのではないでしょうか。

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