白川郷(岐阜県大野郡白川村 5月24日から25日)
5月25日(金)
 2017年5月18日(木)に訪れて以来、約1年ぶり12回目の白川郷です。田植えが始まる直前に訪れるつもりで、チャンスをうかがっていましたが、1週間ほど遅かったようです。私共がいつもの撮影ポイントとしている場所では、すでに田植えが終わっていました。せっかく片道約7時間もかけて行ったのに残念です。そして、天気が良すぎました。雲がまったくないため、平凡な写真になってしまいました。

 水を張った田んぼに映りこむ、合掌造りの家と、真っ赤に染まる朝焼けをテーマにした画像をイメージしているのですが、まだ成功していません。すでに数年間取り組んでいます。

 昨夜は、午後の日課である卓球練習を終えると、自宅に戻りシャワーを浴び、そのまま白川郷まで車を走らせました。圏央道、中央道、野麦街道を経由し、安房トンネルを抜けて、高山市に達し、そこから再び高速道路に乗り、白川郷まで行きます。到着すると、いつも利用している駐車場に車を入れて、仮眠をします。夜明け前に目覚ましをセットし、東の空が白み始める頃に、撮影ポイントに向かいました。

 訪れる時期が、少し遅いかも知れないと思っていました。結果は前述のとおりでした。せっかく来たので、写真を何枚か撮影したのち、白川郷を後にしました。白川郷のほかの撮影ポイントもチェックしましたが、カメラを向けることはありませんでした。観光客も皆無に近い状態です。早朝に散歩をされている地元の方と、挨拶を交わしただけでした。おそらく、また来年挑戦することになるでしょう。午後3時前には、自宅にもどりました。


写真のデータ
白川郷の夜明け 2018年5月25日 EOS1Ds MarkⅢ EF16-35mm f2.8LⅡUSM 17mm F5.6 5sec ISO100 photoshop CS6で画像処理

天体写真撮影(美ヶ原高原高原 長野県 5月21日から22日)
5月22日(火)
 美ヶ原高原で天体写真撮影を行うのは、2016年5月7日(土)から8日(日)にかけて以来、2年ぶり3回目です。昨年も行こうと思っていたのですが、行く機会を失ってしまいました。今回は5月21日(月)の夜から22日(火)の明け方までです。

 美ヶ原高原は、長野県松本市、上田市、小県郡(ちいさがたぐん)長和町にまたがる標高2000メートルの高原です。日本百名山のひとつでもあります。今回は月齢が半月に近く、月没が日付が変わる頃であったため、撮影に適しているとは言えませんでした。薄明が始まるのも2時50分と早く、撮影に使える時間は、わずかに3時間足らずでした。先週行きたかったのですが、天気の良いときに、別のスケジュールが入っていて、行くことができませんでした。たとえ短い時間でも星空を撮影できれば、と思っていました。教え子たちも同じ気持ちでいたようです。現地で合流しました。総勢6名です。

 午後の日課である卓球の練習が終わると、すぐに自宅に戻り、急いで準備をして出発しました。途中のコンビニの、イートインコーナーで夕食を食べます。お茶や夜食などを調達すると、一路、美ヶ原高原を目指します。中央高速の岡谷インターチェンジで一般道におり、山道に入り、ビーナスライン経由で美ヶ原高原に達します。あたりは既に真っ暗です。すれ違う車も1台程度でした。ビーナスラインに入る手前で、鹿の群れが道路に出ていました。合計8頭。どちらに動くか挙動が読めないので、最徐行でそばを通過します。

 横浜は、すでに夏のような気温ですが、さすがに標高が高いだけのことはあります。現地に到着した時の気温は10度でした。その後、さらに下がり、明け方近くには7度になっていました。今回は、比較的軽装で行ってしまったため、かなり寒く感じました。

 天体写真のほうは、今回も広角レンズで天の川を狙いました。4月の伊豆最南端での撮影時に、35ミリレンズを使用したカメラにトラブルがありました。今回も同じレンズを使用しました。トラブルは改善されているようでしたが、一部に同じ傾向が生じていますので、現在、原因を調べているところです。レンズのマウント側に、指紋のような汚れが見つかりました。これが原因かも知れませんので、とりあえず、クリーニングして、次回に備えるつもりです。多分、これで解決するのではないかと思っています。

 天気予報では、午前0時前までは薄曇りで、その後晴れてくる気配でしたが、現地に到着するとよく晴れていました(肉眼では、雲ひとつないように思っていましたが、後で、撮影した画像をチェックしてみると、きわめて薄い雲が頻繁に流れていたようでした)。急いで機材をセッティングして撮影開始です。ほどなくして、教え子たちのグループも到着しました。今回は時間が短いので、2台のカメラで同じ方向を狙い、それを明け方まで続けました。タイマーリモートコントローラーを使用し、全自動撮影としました。構図を決めて、撮影を開始します。しばらく星空を見たのち、車の中に入り眠りにつきました。

 途中、撮影が予定通りに行われているかどうかをチェックしつつ、教え子たちが持ってきた30センチドブソニアン反射望遠鏡で、天体を見ます。球状星団や銀河は、まるで天体写真を見ているようです。見事でした。

 午前3時頃には、東の空が白み始めたので、機材の撤収にかかります。岡谷インターチェンジ近くまで彼らの車の後ろを走り、そこで別れました。彼らのうちの何人かは、朝から仕事に入るそうです。タフですね。撮影をしている間は、話をすることもありません。各自が黙々と、自分のテーマをこなします。

 若者の天文離れが著しく、天文業界は現在、マーケットが縮小傾向にあります。そのような意味で、彼らの存在は貴重でしょう。今後もできる限り、バックアップしたいと思っている次第です(私共が、すでにバックアップされつつある年齢に達しているよう思うようになりました)。いつものように、諏訪湖サービスエリアに車を入れて、仮眠したのち、名物のおやきを買って自宅に戻りました。短い時間でしたが、行って良かったと思っています。
断捨離作業その後
5月17日(木)
 断捨離の作業ですが、現在4割程度の進み具合です。日課である朝の散歩を終えると、時間が許す限り、すぐに作業に取り掛かります。断捨離の作業を開始したのは、今年の2月中旬です。これだけ時間がかかる原因は、ゴミの分別をしなくてはいけないからです。また、書類関係を廃棄するときには、個人情報が含まれていたりするので、それぞれの書類に目を通し、含まれていればシュレッターで処理し、含まれていなければ、古紙回収にまわします。シュレッターで処理して細かくなった紙も、ビニール袋に入れて、古紙回収にまわします。昔であれば、そのままゴミに出すか、大きなものは粗大ゴミとして出していたことでしょう。

 私共の年齢になると、作業を2時間も行えば、疲れてきてしまいます。集中力がなくなるので、作業はそこでおしまいです。午後からは近くの公共施設で、卓球の練習をし、帰ると夕食を食べてから、イラスト制作に取り組みます。すなわち1日中、体を動かしている感じです。人に会ったりしない限り、このような毎日が続いています。新月期になると、教え子たちを誘って、天体写真撮影に出かけますが、この新月期は、天候があまりよくないので、いつ撮影に行くか、天気とにらめっこの状態が続いています。

 過去に撮影した、大量のフィルムを処分しました。それでもまだ半分は残っています。撮影に費やした膨大な時間、カメラやレンズ、フィルムの購入、そして現像代などの費用は、いったい何だったのだろうと思っています。おそらく多くの部分が無駄になっているのでしょう。その一方で、時間と労力、資金を費やさなければ、望遠鏡やカメラの特性を理解すること、撮影のテクニックなどを身につけることはできなかったのではないかと思っています。

 プラネタリウム解説者として、引退の一歩手前の日々が続きます。移動式プラネタリウムの仕事に取り組んでいた時は、全国を走り回り、様々な地域で投影をさせていただきました。大変神経を使う刺激的な日々でしたが、その一方で、現在の穏やかな日々の過ごし方も悪くないなと思っています。断捨離は、まだまだ続くでしょう。それと並行して、新作の手書きイラストの準備を進めているところです。
スペースイラスト・天体写真展(上郷地区センター 横浜市栄区 5月1日から5月31日)
5月9日(水)
 上郷地区センターは、横浜市栄区にある市民利用施設です。私共は、日頃の運動のために、この施設を利用させていただいています。

 この施設の1階から2階に通じる階段の壁面は、ギャラリーとして利用することができます。絵画や写真などが折に触れて展示されます。施設を利用する個人および団体であれば、ギャラリーとして利用可能です。

 日頃、施設を利用させていただいている感謝の意味を込めて、昔描いていたスペースイラストと、ここ数年の間に撮影した天体写真の両方を、5月1日(火)から5月31日(日)の期間で、展示させていただくことにしました。4月30日(月)の午後に展示設営の作業を行い、それ以来、展示中です。お近くにお住まいで、興味がおありでしたら、ぜひお起こしください。

 イラスト3点と、天体写真10点の合計13点を展示しています。大きさは、イラストがB3サイズ、天体写真はA3ノビのサイズです。いずれも額装していますので、実際には、さらに大きく感じます。

 現在取り組んでいる、風景画の手書きイラストの原画は、まだ展示する時期ではないと思っていますので、しばらく後になってからではないでしょうか。スペースイラストは、現在、取り組んでいません。押し入れに保管したままです。そのままだと、今後人目に触れることもないので、機会があれば、また、どこかで展示してみたいと考えています。

 写真は、階段のギャラリーに展示中のイラストと天体写真です。
仮設プラネタリウム(関市まなびセンター 岐阜県関市 5月5日から6日))
5月7日(月)
 岐阜県関市にある、まなびセンターの直径12メートルドームにメガスターゼロ投影機を仮設して、5月5日(土・祝)と6日(日)にプラネタリウムの投影を行いました。当日夜9時の星空解説と、テーマ解説です。今回のテーマは「15年ぶりの火星大接近が7月末に」です。7月31日(火)に最接近する火星の話題を、一足先に取り上げました。

 5月5日(土・祝)は、施設全体でイベントが開催されていたため、プラネタリウムのほうも、かなりの入場者でした。これは毎年のことです。昼間のうちは、とても良い天気でした。当日の夜は、市民天体観望会の日でした。夜まで良い天気が続くだろうと思っていましたが、夕方から雲が出てきてしまいました。しかし、かろうじて星空を見ることができたので良かったと思います。

 人事異動に伴い、施設のスタッフの皆さんもだいぶ変わりました。新しいスタッフの皆さまは、初めてのプラネタリウムと天体観望会の対応に、だいぶ疲れたのではないでしょうか。関市まなびセンターでの投影は、私共にとって7年目に入りました。

 ゴールデンウィークの最中です。通常の時間帯に高速道路を走ると、渋滞に巻き込まれて、いつになったら到着できるのかわかりません。5月3日(木・祝)の夜のうちに、移動してしまいました。日付が変わる頃に、東海環状自動車道の美濃加茂サービスエリアに車を入れて、明け方まで仮眠をし、4日(金・祝)の午前中のうちに、設営を行いました。今の車に変えてから、初めての車中泊です。以前の車ほど機材を積んでいないので、寝るスペースは十分に確保できるのですが、まだ慣れていないせいか、朝起きると体中が痛く感じました。

 3月25日(日)以来の投影でしたので、投影そのものが久しぶりでした。6日(日)の最終投影を行う頃には、のどに少し痛みが走る状態でしたが、まだまだ大丈夫だろうと思った次第です。ゴールデンウイークの最終日でしたが、夕方から夜にかけては、上り線の渋滞もなく、スムーズに横浜に戻ることができました。
手書きイラスト13作目(上高地の夜明け)
4月29日(日)
 北アルプス登山のため、上高地にはこれまで何度も訪れています。いつもは上高地を素通りして、その奥の唐沢を拠点として、北アルプスを登ります。この日は登山ではなく、上高地周辺のハイキングのために訪れました。昔は、マイカーで上高地まで入ることができましたが、この時は、すでに乗り入れが規制されていましたので、直前の沢渡(さわんど)の駐車場に車を止めて、バスで夜明け前に上高地に入りました。2001年5月1日(火)のことです。ゴールデンウィークに入っていましたが、この日は平日で、しかも早朝でしたので、混雑はさほどではありませんでした。

 大正池で下車して、夜明け前の風景を撮影しながら、上高地バスターミナルまで歩きました。時間に余裕があったので、そこからさらに、徳沢か横尾のどちらかまで歩いて、戻ってきました。これでも充分に楽しめるのですが、さらに上に行けば、もっと素晴らしい景色が待っていることがわかっているので、少し物足りなく感じました。

 バスターミナル周辺には、昼食を食べる場所がいくつもあるのですが、この時は、登山の恰好ではなかったので、以前から一度は行ってみたいと思っていた、上高地帝国ホテルで昼食としました。上高地帝国ホテル伝統の、ビーフカレーを食べました。カレーですが、ひとり2,700円くらいだったと思います。その値段はいまも変わっていないようです。出されたカレーを見て、「・・・値段が高いなー・・・」と思いました。しかし、食べてみるとボリウム満点でした。時間をかけて作りこんであることがよくわかりました。食べ進むと癖になる味でした。さすがに伝統というだけのことはあると、納得しました。これ以上のカレーに出会ったことは、後にも先にもありません。できれば、もう一度食べてみたいと思っています。

 大正池から見た、穂高連峰を題材にしたイラストです。苦戦しました。特に、空の表現が、筆ではうまくいきません。白からダークブルーに変化するグラデーションを表現しようとすると、どうしてもムラになってしまうためです。よほど、エアブラシの道具を再度購入しようかと思いました。しかし、今取り組んでいる風景画では、エアブラシを使用しないと決めているので、何度も塗りなおしてみました。試行錯誤を繰り返しましたが、うまくいかなかったため、あきらめてしまいました。池に反射する空のグラデーションは、うまくいったと思います。

 ムラにならない、絵の具を選択することと、筆の使い方をさらに研究しなくてはいけません。イラストとしての自己評価は、空がうまくいかなかったので、70点です。合格ラインを少し下回りました。写真に撮影すると、このムラはさらに強調されてしまうようですが、肉眼で見る限り、これほどのムラではありません。制作期間は、2か月足らずです。時間にだいぶ余裕が出てきたことと、素材自体がシンプルだったことが原因です。次のイラストに取り掛かるのは、ゴールデンウィーク終了後になるでしょう。次回からもう少し、自らの画風を表現できるようなイラストを目指すつもりです。



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