投影日誌

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オイル交換
8月27日(金)
 車のエンジンオイルを交換しました。また、今回はエレメントも同時に交換しました。運転席側のシートベルトのテンションが弱くなってしまっため、シートベルトも交換しました。以前乗っていた車はオイルを交換したくらいでは、エンジンの音や運転の感覚には違いが見られませんでした。そもそも、エンジン音が車内では聞こえないくらい、静寂性の高い車でした。アイドリング状態では、タコメーターを見ない限り、エンジンが作動しているのかどうかがわかりません。その点、今の車は、ハンドルにはもろにエンジンの振動が伝わってきます。オイル交換後はエンジンの音も軽やかです。来月にかけて再び長距離を走りますが、これで安心して遠出ができます。
両刃の剣
8月24日(火)
 8月20日のところで書いたCGの動画は、確認用の小さなサイズの動画を作るだけでも、レンダリングに2日間を要します。しかし、ネットワークレンダリングの威力は絶大で、18個のCPUを使用すると、さらに大きなサイズの動画であるにもかかわらず、半日以内で終了してしまいます。処理速度の違いを見せつけられる思いです。
 しかし、良いことばかりではありません。単独のマシンでレンダリングした場合と結果が異なることもあるのです。多くの場合は、指定したファイルの所在を示すパスが適切ではなかったりします。単独のマシンではこれは問題にはなりません。出力された静止画をチェックすれば、簡単にわかるトラブルです。厄介なのは、パーティクルを多用したボリウムレンダリングで、パーティクルの一部がレンダリングされないことがあったりします。また、ネットワークレンダリングの途中で、レンダリングを行っているCPUの1個がハングアップして処理を停止していたりします。1分の動画を作るのに1800枚の静止画が出力されますので、そのうちのどの画像がどの時点から正常に出力されていないのか、探すのも大変です。多くの場合、CPUの1個が停止すると、他のCPUがカバーに入るようですので、不具合を起こしている静止画は1枚のみです。しかし、この1枚を見つけ出すのもまた、時間がかかります。
 結果として、どのような方法でCG作っても、制作に伴う大変さは、さほど変わらないということでしょうか。3DCGソフトがもっと安定して動いてくれることと、マニュアルの記述がもっと詳細になっていれば、少しは解消されるかもしれません。おそらく、複雑すぎて記述が困難なのかとも思います。今は、これらのハードルを一つ一つ乗り越えながら、自らがイメージする映像に少しでも近づけることが、ノウハウの蓄積になっていくと言い聞かせて、作業を進めています。・・・くじけそうです。
移動式プラネタリウム(なんばパークス パークスホール 8月7日から8日)
8月21日(土)

 大阪の商業施設「なんばパークス」でのプラネタリウムイベント。
 通常、商業施設などで移動式のプラネタリウムイベントを開催した場合はこどもが多くなるもの。しかし今回驚いたのは、ほとんどが大人だったということ。しかも、11時のオープンから30分以内には当日のチケットが完売というすごさ。これは、もともとなんばパークスという場所が大人の集まる施設だということにあるようだった。1回15人の定員で10回投影はかなり忙しかったが、充実した2日間だった。
(レポート 河合準子)

かき氷
8月21日(土)
 横浜も連日暑い日が続いています。朝夕の散歩に出るだけでも大変です。これだけ暑いと、夕食後には冷たいものがほしくなりますが、いろいろ試した結果、かき氷がとても冷たくおいしく感じられることが分かりました。
 シロップだけ買ってくれば、あとは冷蔵庫の氷を電動のかき氷機で細かく砕くだけです。アイスクリームもよいのですが、かき氷のほうがさっぱりしていて、費用も安く済みます。最近は、夕食後の日課になっています。
 夜がふけて、眠りにつくころには、秋の虫たちの鳴き声が聞こえてくるようになりました。日中のセミの声もひところに比べると、心なしか勢いがなくなっています。着実に秋が近づいている証拠ですね。
パーティクルの演算
8月20日(金)
 8月18日のところで紹介したスペースシャトルのCGの画像ですが、2本の固体燃料ロケットブースターから排気の煙が画面の左下に向かって吹き出しているのがわかると思います。この煙は3DCGソフトに内蔵されているパーティクル(粒子)を用いて煙のパスに沿って運動させ、それを煙のテクスチャーに置き換えることにより、表現しています。そのようなプロセスのレンダリングには時間がかかるため、本来はあまり多用したくないのですが、ロケット等の排気の煙は、いろいろトライしましたが、この表現が一番適しているように思います。
 しかし、思わぬ落とし穴がありました。レンダリングに時間がかかるため、ネットワークレンダリングを行うのですが、そのためには、あらかじめ、演算をしておかないと、ホストのマシンとノードのマシン(3Dソフトがインストールされていないほかのマシン)でレンダリングした結果が異なるようです。その演算には、実験してみるとかなりの時間を要することがわかりました。それでもネットワークレンダリングに持ち込んだほうが、トータルとして見た場合、時間が短いのでその準備をしています。
 どの3DCGソフトを使用しても似たような状況が起きてくると思いますが、使いこなしに膨大な時間と労力がかかるため、途中で挫折しそうです。エアブラシでイラストを描いていて当時もそうでしたが、ゼロから形を作り上げて、作品として完成させていくのは、本当に大変ですね。この道を選択したことは、正しかったのだろうかと自問自答することが、しばしばです。
 別のアブローチでロケット等の煙を表現することを考え始めています。
スペースシャトルに関するCG
8月18日(水)
 今年引退が予定されているスペースシャトルに関連したCGに、オーダーをかかえているCG制作の合間を見て取り組んでいます。打ち上げから帰還までを何シーンかに分けて制作中です。プラネタリウムのドームで使用するためのショートクリップで、いずれ何らかの形で発表したいと考えています。
 正確に再現しようとすると、たくさんの壁にぶつかりますが、できる限り納得のいくものにしたいと思っています。すでに、何シーンかは準備ができており、あとはレンダリングをするだけになっています。全部で10シーンくらいできるのではないかと思います。
 ここにUPした画像は、固体燃料ロケットブースター2本を切り離す直前の静止画でプラネタリウムのドームで使用するドームマスターフォーマットです。ドームスクリーン上で見たときにゆがみがキャンセルされ、地球も一直線上に見えます。バックの星空は1年半かけて制作したもので、4000×4000ピクセルでレンダリングしても十分な解像度を持たせています。また、天の北極、南極付近でもひずみはありません。天の川は、天体写真を参考にしながら描いたものです。
 打ち上げ後、かなり上空に来てから、シャトルはそのノーズをやや地球側に傾け、固体燃料ロケットブースターを切り離します。このショートクリップは60秒でその切り離しのシーケンスを表現するものです。
 この後、シャトルはオレンジ色の外部燃料タンクを地球側に向けたのち、切り離しますが、それらも別のシーンとしてダイナミックに表現できればと思っています。
サイエンスフロンティア高校天文部の観測会
8月17日(火)
 昨夜は、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校天文部の観測会に、同校の科学技術顧問の立場で参加しました。担当の先生から、先日のペルセウス座流星群の観測結果などの話を伺ったあと、日が暮れてから屋上の天文台で、生徒たちが月や金星などのビデオ撮影を行うのを傍らで見ていました。生徒たちは、すでに望遠鏡の扱いにもだいぶ慣れてきたようです。
 夏休み中といえども、補講やその他の活動で、毎日のように登校しているようでした。暑い中、大変だと思いますが、とても楽しそうに活動していました。生徒たちからエネルギーをいっぱいもらって帰ってきました。
 移動式プラネタリウムのほうは、先週末、今週末と日程調整がうまくいかず、2週続けて穴をあけてしまいました。たくさんのオファーをいただきながら、お断りしてしまったクライアントの皆様には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ありませんでした。本来であれば、ハイシーズン中ですので、もったいないことをしたと思っています。来年は、このようなことにならないよう、うまく日程調整したいと思っています。
 現在は、その空いた時間を利用して、オーダーをかかえているCG制作に励んでいます。先週、今週と横浜はとても暑い日が続いています。エアコンもかけずに、汗を流しながらのCG制作は体力を消耗しますね。相変わらず、3DCGソフトの使いこなしの難しさと格闘しながらの毎日です。
 月末から9月にかけては、再び移動式プラネタリウムの出番で、横浜市内をはじめ愛知県や福岡県などで投影を行う予定です。7月に続いて、また関門海峡を渡ることになりました。
鵠沼海岸
8月13日(金)
 オーダーをかかえているCGのテストレンダリングを昨夜開始したところ、15時間ほどかかるということでした。今日は夕方まで何もできなくなってしまったため、久しぶりに藤沢に出かけました。
 駐車場に車を置いて、そこからいつもの散歩コースを歩いて、鵠沼海岸まで行きました。この散歩コースは真夏に歩くとかなり体力を消耗します。しかし、江の島が見える海岸通りまで出ると、夏の海水浴場のにおいが感じられて、元気になります。海のにおい、海水浴客、海岸通りを走る車の音。
 こどもの頃に遊んだ故郷の海辺の光景を思い出しました。途中のコンビニでお弁当を調達して、海岸でお昼を食べて帰ってきました。台風の影響で、波が高いのかと思いましたが、さほどではありませんでした。土用波が立つ頃ですが、故郷の海水浴場の当時の波の高さは、かなりのもので、私たちはその波でボディーサーフィンを楽しむのが夏休みの午後の日課でした。
ランチ
8月9日(月)
 今日は東京で打ち合わせがありました。お昼をはさんで午前と午後と2件ありましたので、お昼は2件目の打ち合わせの場所に近いJR蒲田駅の近くで食べることにしました。駅に直結するビルにはおしゃれなレストランがたくさんありましたが、私にとっては値段が高いので、駅の周辺の商店街に入りました。ほんの少し歩くとサラリーマンをターゲットにしたランチメニューを出しているお店が軒を連ねていました。
 Bランチ500円のお店に入りました。小エビのフライを卵でとじた丼と冷たいお蕎麦がセットになっていました。ボリウムたっぷりで、味もなかなかのものでした。お店のスタッフは比較的年配の方々でしたが、元気がよくとても親切でした。下町の情緒あるれるお店でしたが、十分満足できました。この価格でランチを出し、店を維持していくのは大変だと思います。学ぶべき点がたくさんありました。
 東京で打ち合わせがあるとき、安くておいしいお店を探し、そこでお昼を食べることが、最近の楽しみの一つになっています。
8月6日(金)
 今取り組んでいるCGは煙のような動きを再現しなくてはなりません。3DCGソフトを使用するなかで、モーションや質感の設定、そしてレンダリングに最も時間がかかるのが、ボリウムレンダリングと呼ばれる、このようなパーティクル(粒子)を扱うものです。すでに数日間を費やしていますが、うまくいかず、また、壁にぶつかってしまいました。たまりかねて、カスタマーサポートの力を借りることになりました。
 取り組んでいるファイルをメールで送り、検証してもらいましたが、ソフトウエアの仕様であり解決できないとの回答でした。しかし、使用しているLightWave3Dというソフトは、そのような場合でも別のアブローチで解決する方法が必ず存在します。その方法をいつくか示唆してもらい、実験してみたところ、何とか解決の糸口が見つかりました。手順が複雑なために、ネット上で手法を探しても見つかりませんでしたが、何とかなりそうです。一体いつになったら、このソフトウエアを自在に使いこなせるようになるのでしょうか。
 今日は、朝から数時間取り組んでは、うまくいかずに一休みというパターンを繰り返しました。このような場合は、散歩に出るのが一番ですが、さすがにこのところの猛暑で、散歩に出るのも大変なので、夕方までずっとパソコンとにらめっこでした。日が落ちると、やや気温が下がってくるので、今の時期の散歩は日が落ちてからのほうが適していますね。
コメント
8月5日(木)
 神奈川中学校ブロックサマースクールで移動式プラネタリウムをご覧いただいた児童・生徒の皆さんからたくさんの感想をいただきました。今日は午前中いっぱいかかって、それらの感想に対するコメントを記述しました。これから学校に返送します。
 感想の多くに、今日の夜、家で星空を眺めてみたいと書いてあり、とてもうれしく思いました。プラネタリウムの原点は、投影を見たら、それで終わりではなく、それをきっかけに実際の空に親しんでいただき、宇宙や広い意味での科学に興味を持ってもらうことです。また、いつもその地域で見られる夜空の明るさと、本来の星空の違いを投影中に比較していますが、それらの違いから児童・生徒の皆さんの視点で、環境問題を考えるきっかけになっていることも、感想から知ることができて、うれしく思う次第です。
 常設館のプラネタリウムとは異なり、移動式プラネタリウムの場合はハードウエアに制約がありますので、大がかりなことはできませんが、星空の美しさに大きなアドバンテージを持つメガスターゼロ投影機を活用して、今後もシンプルでわかりやすく、なおかつ親しみやすい投影を行っていきたいと思います。さまざまな地域で実施した投影の中から、アンケートをたくさん頂戴しているので、それらの一部を抜粋して近日中に紹介したいと思います。
 今日は、午後から収録が遅れていたFMおだわらの「小田原星空ミュージアム」の収録です。日程調整がうまくいかず、8月の第1週目の放送をお休みしてしましました。ごめんなさい。
移動式プラネタリウム(神中ブロックサマースクール 横浜市立神奈川中学校 8月3日から8月4日)
8月4日(水)
 横浜市立神奈川中学校、大口台小学校、白幡小学校、子安小学校、港北小学校で構成される神奈川中学校ブロック地域教育協議会の主催により「神奈川中学校ブロックサマースクール」が8月2日(月)から4日(水)まで開催されました。
 カヌー教室、Jリーガー体験、シェフ体験など、さまざまなプログラムが用意されました。講師のほとんどは地域で活躍する専門家の方々で、講座は地域の児童・生徒を対象に実施されました。
 私どもは8月3日と4日の2日間、同校の体育館に移動式プラネタリウムを設営し「夏の星空散歩」と題して投影をさせていただきました。当日の夜8時頃の星空を投影し夏の星座を紹介しました。覚えた星座を、家に帰ったら本当の空で見つけてもらうように、投影を進めています。
 アンケートをみると、天の川を見たことがない児童がたくさんいることに驚きましたが、みなさん、夏の星座や星の名前をよく知っていました。
 このイベントは今年が初めての取り組みだったようで、来年度以降も内容を充実させていきたいということでした。ドームへの入退場をお手伝いいただいた先生が、星にとても詳しいので、びっくりしました。また、機材の搬出時には、たくさんの先生方や各校長先生にまでお手伝いいただきまして、恐縮してしまいました。とても暑い2日間で疲れましたが、楽しく仕事をさせていただきました。
 週末はハードウエアを再びプラネタリウムプランナーの河合準子さんに預けて、河合さんが大阪で投影を行います。
アンケート
8月3日(火)
 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校で、先日実施した移動式プラネタリウムのアンケート結果を、いつもお世話になっている同校の先生から送っていただきました。当日ご覧いただいた、児童、生徒、保護者、そして小中高の先生方からのコメントはとても参考になるものでした。
 アンケート結果はおかげさまでかなり好評なものでした。特に、同校の生徒の皆さんのコメントはかなり具体的で説得力があります。高校生を相手に投影を行うこと自体が少ないので、とても参考になりました。中には今後の課題としなくてはいけない項目も入っていました。
 全員のアンケートに共通して言えることは、移動式プラネタリウムが想像以上に本格的なプラネタリウムでびっくりされたこと、横浜の空がいかに星の数が少ないかを思い知らされたこと、日本にも星に関する伝説が残されていたことを初めて知ったこと、投影された満天の星空が美しく癒されたこと、解説のポイントが絞ってあり、わかりやすかったこなどでした。
 試行錯誤でスタイルを作り上げてきた移動式プラネタリウムの解説が、多くの皆様に良かったと言ってもらえることが何よりうれしく思いました。事業を立ち上げるときに志したいくつかのことが、きちんと観客の皆様に伝わっていたことにとても安心すると同時に、方向性はこれで良かったのだなと改めて思った次第です。今回いただいた課題は、今後に向けて改善し、内容のさらなる充実に努めたいと思います。
 今日と明日は、横浜市内のある中学校で小学校の児童を対象に移動式プラネタリウムの投影を行っています。見ていただいたこどもたちから、たくさんの感想カードをいただきました。コメントを記入して、後日学校に送付することになっています。コメントを記述するのは大変ですが、このような双方向の企画はとてもよいと思いました。
移動式プラネタリウム(港区立エコプラザ 7月31日)
8月2日(月)

 港区立の小学校へお知らせをした、プラネタリウムのイベントです。各学校へチラシを配布したとたんに申し込みが殺到!40名5回の投影があっという間に埋まってしまい、スタッフの皆さんも「こんなこと初めて・・・」と驚かれていました。
 ということで「追加公演」1回加えて、6回投影を行いました。当日、何組かキャンセルがありましたが、偶然こられた方が入場希望されたりと毎回ほぼ満席。こどもたちの歓声はいつ聞いても嬉しくなります!
(レポート 河合準子)

8月1日(日)
湘南海岸夜のドライブ
 このところ連日、移動式プラネタリウムの投影が続いたため、午前中のうちにハードウエアの各部を点検して気になっていた部分などを調整しました。午後からは中断していたCG制作を再開して、夕方から今取り組んでいるシーンのテストレンダリングです。テストレンダリングは3時間かかるよと、コンピューターが言っているので、その間何もできなくなってしまいました。
 久しぶりに時間が取れたので、藤沢に外食に出かけました。車を動かす前に、九州まで往復した関係で、オイル交換の時期となったため、いつもお世話になっている自動車会社の担当者に電話をいれました。すると「遠山さん最近、鎌倉でプラネタリウムの投影を行いましたか?」「はい、何で知っているのですか?」「うちの息子が見てきたらしく、帰ってきてからうれしそうに話をしてくれました。」 びっくりです。オイルは近日中に交換です。
 藤沢で、パスタとピザをたくさん食べて、久しぶりに国道134号線を江の島、鎌倉、逗子と夜のドライブです。各ビーチの海の家は、夜も賑やかでした。このコースのドライブは、夏の夜はとてもロマンチックで気に入っています。車にプラネタリウムのハードウエアを積みっぱなしなので、どこかの海の家のスペースがあったら、プラネタリウムを見せてあげたいくらいです。
 帰ってみると、テストレンダリングが終わっていました。気に入らない部分があったので、修正してまたやり直しです。いつものことなので、なんとも思いませんが、それにしても時間がかかる仕事です。
 相模原市立博物館のはやぶさのカプセルの展示、私は出勤日ではありませんでしたが、ものすごい人出だったようです。
移動式プラネタリウム(鎌倉市立第二小学校 くりの木倶楽部主催 7月30日)
7月30日(金)
 このページの7月26日のところで書いた、くりの木倶楽部主催のプラネタリウムの投影を鎌倉市立第二小学校で行いました。くりの木倶楽部の代表である岩立直子さんのコーディネートで、会場の手配から参加者の募集まですべて行っていただきました。会場となったのは、鎌倉市立第二小学校の体育館です。先生方のご協力により体育館をお借りすることができました。
 また、岩立さんの人柄か、たくさんのスタッフがお手伝いに来てくれました。岩立さんは、すでに鎌倉では有名人になっていました。地域での地道な活動が評価されているようです。中には、私と岩立さんの前の職場である科学館のOBも含まれています。また、私どものほうからもプラネタリウムプランナーの河合準子さんにサポートをお願いしました。
 朝のうちは、雨が降っていましたが搬入を行う頃には雨も上がり、予定通り投影を行うことができました。今回は1回だけの投影だったため、投影が終わるとすぐ搬出に取り掛かりました。お昼は皆で話をしながら、くりの木倶楽部が差し入れてくれたおいしいランチをごちそうになり、前の職場の話題などで盛り上がりました。
 機材の搬出後は、ハードウエアすべてを河合さんに預けました。明日、港区エコプラザで投影があるため、そのまま同施設に向かい今夜のうちに設営を行うためです。明日の移動式プラネタリウムは、河合さんが担当します。私のほうは、一休みして取り組みが中断しているCGの制作を再開します。
移動式プラネタリウム(横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 7月28日から29日)
7月29日(木)
 7月28日(水)と29日(木)の2日間、横浜サイエンスフロンティア高校で移動式プラネタリウムの投影を行いました。同校では市内の小中学生に科学に興味を持ってもらうための取り組みとして、横浜青少年サイエンスセンター事業に取り組んでいますが、今回のプラネタリウム上映会はその一環として、昨年度に続いて実施されました。地域の小中学校の児童・生徒、同校の生徒や保護者、そして横浜市立大学の先生方などにも投影をご覧いただきました。
 同校の天文部の先生や生徒の皆さんと協働で実施しましたので、機材の搬入や搬出、ドームへの参加者の入退場や注意事項の説明なども手伝っていただきました。
 同校の科学技術顧問の立場で、すでに何度も足を運んでいます。今年天文部に入部した1年生の名前と顔がやっと一致するようになってきました。投影の合間に、メガスターゼロ投影機を使用して、2年生がこれまで部活動で覚えたプラネタリウムの解説を1年生に披露しました。秋には文化祭などもありますので、今後も様々な形で同校に協力していきたいと思っています。
くりの木倶楽部とのコラボ
7月26日(月)
 前の職場である横浜こども科学館を退職して、鎌倉を中心としてかんたん工作、科学あそび教室などを開催している「くりの木倶楽部」の代表である岩立直子さんとのコラボがまもなく実現します。
 7月30日(金)に鎌倉市立第二小学校の体育館で移動式プラネタリウムの投影を行います。事前募集制ですが、満席になったようです。先日行われた鎌倉の花火大会でも、海の放送で告知が流れたようで、少しはPRのお役に立ったようです。当日は、地元のケーブルテレビの取材が予定されていたり、前の職場のOBなどもお手伝いに来てくれるようで、にぎやかなイベントになりそうです。詳しくはこちらをご覧ください。
倉敷
7月23日(金)
 先日、福岡で移動式プラネタリウムの投影をさせていただいたときに、倉敷に一泊しました。以前から訪れてみたいと思っていた街です。イメージ通りの街並みでしたが、夜に散策しながら本田實先生のことを思い出していました。倉敷で暮らしていた先生は、彗星12個、新星11個を発見した世界的に有名な新天体捜索家です。
 倉敷科学センターができるときに、施設の開設に関係して、私の前の職場である横浜こども科学館に何度か視察のため来館されました。また、それ以前にも天文関係の会合でお会いしており、お会いするたびににこやかに声をかけてくださることに感激したものです。前の職場で、ある日、机に向かって仕事をしていたときに、後ろから私の肩をたたく人がいて、振り向いたら本田先生だったので、びっくりしたことがありました。
 同市には現在、原澄治・本田實記念館があり、先生が愛用した観測機材などが展示されているようですが、今回は時間の関係で見学できませんでした。また、九州方面で移動式プラネタリウムの投影をさせていただく機会が出てきそうなので、次回は見学できればと思っています。
移動式プラネタリウム(ユメニティのおがた 7月18日)
7月20日(火)
 財団法人直方文化青少年協会が運営する「ユメニティのおがた」(福岡県直方市)の「第4回ユメまつり」のイベントで移動式プラネタリウムを投影させていただきました。移動式プラネタリウムを投影させていただいた場所として、これまで最も遠い場所であった徳島県鳴門市を上回り、距離の遠さにおいて新記録となりました。
 メガスターゼロを運搬するワンボックスカー「キングフィッシャー号」も、往復2000キロ以上の距離をよく走ってくれました。通行量の少ない夜のうちに距離を稼いでしまいますが、さすがに途中で1泊しないと福岡までは体力的に厳しいものでした。倉敷に1泊し、白壁の美観地区を見てきました。まるで時代劇のセットのような街並みを夜に散策すると、お侍さんと遭遇するのではないかと思うような風情のあるところでした。
 プラネタリウムのほうは、イベントの開催時間前から整理券を求める観客の行列ができたようでした。予定の回数だけでは対応できずに、急遽、追加で投影を行いました。追加もすぐにいっぱいになってしまったようでした。施設の大ホールの舞台の上にハードウエアを設置して夏の星座を中心にお話をさせていただきました。
 最近では、なぜか九州方面からの問い合わせが多く、また行くことになりそうな予感がしています。
 写真左は九州に入る直前の関門海峡をバックに壇之浦パーキングエリアで撮影したものです。右は「ユメニティのおがた」の大ホールのステージ上に設置した移動式プラネタリウムです。
移動式プラネタリウム(箱根ロープウェイ大涌谷駅 全線開通50周年記念 七夕イベント 7月3日)
7月8日(木)
 箱根ロープウェイの全線開通50周年を記念しての七夕イベントの一環として、7月3日(土)に大涌谷駅で移動式プラネタリウムを投影させていただきました。6月1日に現場を下見して、スペースの関係で今回は5メートルドームを使用することにしました。
 ロープウェイから降りてきたお客様を対象に5回ほど投影をさせていただきました。当日は、あいにくの悪天候となってしまい、折からの強風でロープウェイの運行がストップする可能性があるとのアナウスが流れる中での投影となりました。足早に帰路を急ぐお客様が多かったのですが、それでも定員に対して、各回平均92パーセントの入場率でした。
 5メートルドームは、通常使用している7メートルドームに比較すると観客との距離が近いため、アットホームな感覚が大きくなります。私どもが解説中に交えるジョークに大変盛り上がっていただきました。大涌谷へ行くのは今年はこれで3回目です。
 中学校の修学旅行で初めて訪れた場所ですが、それから40年以上が経過して、まさかその場所で移動式プラネタリウムを投影することになるとは、夢にも思いませんでした。ペルセウス座流星群の観測のときにも、この近くで観測を行っていた時期もあり、大涌谷には縁があるようです。

※上左の写真は当日の大涌谷駅の様子です。上右の写真はドーム内の様子で、観客の皆さまの許可を得て掲載しています。
移動式プラネタリウム(トレッサ横浜 7月1日から2日 7月4日から7月7日)
7月8日(木)
 昨年の同時期にも実施させていただいた「トレッサ横浜」(新横浜)で今年も投影をさせていただきました。毎日、平日の遅い時間帯からのスタートです。それに加えて今年は7月4日の日曜日にも実施させていただきました。日曜日の実施に関して、トレッサの担当者は大混雑になりそうだと難色を示していましたが、この日のみ1日8回投影することで対応することになりました。
 終わってみれば6日間の合計で29回の投影をさせていただきましたが、各回の定員40名、すべて満席でした。昨年も同様の数字を残していましたが、さすがに2年連続の結果にトレッサ横浜の関係者の皆様も大変驚かれた様子でした。特に日曜日の整理券のなくなるスピードはとても速く午後4時には、その日の最終回である7時の整理券までがすべてなくなってしまいました。中学生以上は有料300円であるにもかかわらずです。
 七夕の星たちを中心に解説をさせていただきました。前の職場である横浜こども科学館で、こどものころ私の解説をよく聞いて下さった方が主婦となり、お子様をつれて見に来てくださり、投影終了後に声をかけていただきました。とてもうれしく思った次第です。
移動式プラネタリウム(こひつじ幼稚園 6月30日)
6月30日(水)
 昨年の同時期にも実施させていただいた「こひつじ幼稚園(東京都大田区)」で、今日は投影を行わせていただきました。大気の状態が不安定で、横浜を出るときには雨が降っていました。機材の搬入には外階段を使う場所があるため、濡れることを覚悟して雨具などを準備していきましたが、東京に入る頃には雲間から太陽が顔を出していました。
 昨年実施させていただいたときに、時間の関係で見ることができなかったクラスの園児たちが対象でした。もうすぐ七夕なので、七夕の話を中心にお話をさせ投影ていただきました。昨年にも実施させていただた場所なので、搬入や搬出などは手際よく行うことができました。7月に入ると、連続していつくかの場所で、移動式プラネタリウムの投影をさせていただくことになっているため、このページの更新も多少間があくかも知れません。
はやぶさ効果
6月27日(日)
 今日は相模原市立博物館のプラネタリウムで解説の日でした。出勤時に、はやぶさを開発した宇宙科学研究所の前を通ると、すでに見学者が何人か門の前にいました。博物館も大変なにぎわいで、はやぶさを扱った全天周映画もプラネタリウムもどちらも毎回満席の状態でした。職員の手による展示パネルも熱心に見ていた方が多かったようです。
 宇宙科学研究所のおひざ元だけに、生解説によるプラネタリムの投影に使用される映像も貴重なものがたくさん使用されています。久しぶりにジョークを交えて投影を行いましたが、笑っていただきました。今日は、私の勝ちです・・・て、だれと勝負しているの?
 職員の皆さんは対応に追われて、大忙しでした。博物館は活気に満ちていました。
簿記
6月25日(金)
 1日かけて、ここ数ヶ月間に入力した簿記のデーターのチェックを行いました。その時には確実に入力しているようなつもりでも、やはり金額や日付の入力ミスなどが、保存してある領収書やレシートと比較すると何件かでてきました。最後に、この方面でいつもご指導いただいている組織のスタッフの方に、気になっている部分を確認していただき、作業はひとまず終了です。
 あわただしく毎日が過ぎていくため、少し前のことなど考えることもありませんが、領収書やレシートを確認してくと、その時々の仕事の状況が昨日のことのようによみがえってきます。
 時には、どうしてこのようなことに・・・と、へこむこともありますが、それもすべて自らの今後のためと、受け入れるように努力しています。気がつけば、今年ももう半年が終わろうとしています。はやぶさの帰還や、サッカー日本代表の活躍など、このところ明るいニュースもあり、励まされます。
メモリー不足
6月23日(水)
 22日の24時を過ぎましたので上記の日付です。昨日はFMおだわらの「小田原星空ミュージアム」7月放送分の収録でした。午後2時ころから始めて夕方までかかりました。毎回同じくらいの所要時間で収録が終わります。夕方から天気が良くなり月も見えていましたので、26日の部分月食に備えて、12.5センチの屈折望遠鏡を持ち出し、テスト撮影を行いました。頻繁に使用している望遠鏡ではないので、事前にテスト撮影をしておかないと、望遠鏡とカメラの接続リングの組み合わせやピント合わせなどで、当日になってあわてないようにするためです。
 CG制作の作業はクライアントの指示待ちの状態です。そこで、制作が完了している星空のテクスチャーと、高解像度の地球のオブジェクトを組み合わせてレンダリングを行ってみたところ、なかなか良い感じに映像を吐き出してくれました。しかし、問題がないわけではなく、地球の夜景のテクスチャーをそこに読み込むと、コンピューターのメインメモリーが不足して読み込めません。仮想記憶メモリーなどを増やしても結果は同じでした。ネットワークレンダリング用に使用しているコンピューターのCPUは高速で、メインメモリーも十分に搭載していますが、それでもメモリー不足を起こしてしまいます。画像を60枚近く読んでおり、その合計だけでも480MB近く消費していますので、無理もありません。これでは何もできないので、いずれかのテクスチャーを小さくするか、他のファイル形式を使用するなどしてメモリーを節約しなくてはなりません。レンダリングされる画像の解像度をできるだけ落とさないようにしなくてはならないので、矛盾する作業となります。どのような動画を作る場合でも、プラネタリウム用の動画は簡単には作れません。またしばらく試行錯誤を続けることになりそうです。
トレーニングビデオ
6月20日(日)
 昨夜は久しぶりに時間に余裕ができたため、日常的に使用しているLightWave 3Dソフトのトレーニングビデオを見ました。このビデオは昨年暮れにネットワークレンダリング用にと、追加で購入した同ソフトの最新バージョンに付属していたものです。ソフトが1本でも、ネットワークレンダリングはできますが、その間は、モデリング等ができなくなってしまうため、同じソフト2本が必要でした。
 中身は初心者用のトレーニングビデオですが、改めて見てみると、使用したことのないコマンドなどの説明もたくさんあり、とても参考になりました。LightWave3Dソフトを使用し始めて10年以上が経過しました。マニュアルを見なくても、ある程度は手が勝手に動いてくれるほどに使い込んでいますが、慣れてくると特定のコマンドに集中して他のコマンドを使用しなくなってしまいます。このため、表現力などのマンネリ化につながります。制作する映像のクオリティーを上げるために、今一度、このトレーニングビデオを全部見ることが必要だと感じています。
 海外のLightWaveサーファー(LightWave3Dを扱うクリエイター達を海外ではこのように呼んでいます。光の波を乗りこなすサーファーといった意味合いでしょうか。おしゃれですね)たちは、とてもクオリティーの高いチュートリアル、作品などを発表されています。
 最新のバージョンでもいくつかのバグが潜んでいるので、時々手に負えなくなりますが、コマンドも多彩で、他のアブローチで解決できることがほとんどです。レンダリングの品質が低いなどともいわれることがあり、他のソフトに乗り換えることも考えたことがありますが、すでにライセンスを2本持っていること、制作した資産を無駄にしないこと、他のソフトのノウハウを最初から勉強している時間が持てないことなど、いくつかの理由から、このソフトで今後も制作していくことに決めています。ちなみにプラネタリウムの映像クリエイターの世界では、Maya、3d studio maxなどを使用している方が多いようです。
 頭の中は、制作したいコンテンツであふれかえっていますが、コマンドが多彩であり、特に動物や人間のモーションを自在に設定できるようになるためには、まだまだ膨大な時間と労力がかかりそうです。
飲み会
6月19日(土)
 昨夜は大船の駅前の居酒屋で飲み会でした。前の職場である「横浜こども科学館」を退職して、その後に、それぞれ起業した3人が集まって情報交換や日ごろの悩み、不安などをぶつけ合いました。起業家としては皆、試行錯誤の状態ですが、それぞれの分野で頑張っています。将来には何の保障もありませんが、3人に共通しているのは、先のことは何とかなるだろう・・・。と思っていることです。もちろん、何とかするために、最大限の努力を払うという前提のもとにです。
 大船の駅前は、飲食店街が多く軒を連ねており、雨の日にもかかわらず夜遅くまでにぎやかでした。このところ連日、パソコンのモニターとにらめっこの日々が続いており、コミュニケーション不足でしたが、ストレスが少しばかり発散できました。
 飲み会に行く前、パソコンで動画のラッシュを出力するための準備をしておきましたので、帰ると動画のラッシュが完成していました。これをクライアントにファイル転送して、最終確認をしてもらってから、いよいよ本番用のレンダリングに入ります。7月前にはオーダーをかかえている動画すべてを完了させたいと思っています。
家電品のCG その2
6月17日(木)
 モデリングが終わったため、参考に静止画を何枚か出力してクライアントに見せたところ、いくつかの指摘がありました。動画にする前であるため修正は困難ではありませんが、絵コンテで想定されたイメージが具体化すると、いろいろ注文が出てくるのはプラネタリウムの番組制作とよく似ています(・・・以前は、注文を出していたほうでした・・・)。絵コンテを考えられた方のイメージと、実際に画像を制作するクリエイターの間にギャップが存在するためです。さらに、動画にすると、その動きなどにも修正が入ることを想定して、初めにラフな動画でチェックしてもらいます。
 それにしても機械の内部でレンズが移動するようにできているとは知りませんでした。良く考えてみれば、その通りです(・・・これでは何を作っているのかがわかりませんね。・・・秘密です・・・)が、指摘されるまでは気が付きません。専門的なバックグラウンドを持っていないと、このようなことになるのですね。
 静止画のレンダリングに思った以上の時間がかかりました。コンピューター1台で処理しようと考えていましたが、動画の秒数を考えると、ネットワークレンダリングの出番です。このところ気温の高い日が続いていますが、これで5台のコンピューターをフル稼働させると部屋の中の温度はどうなってしまうのでしょうか。どこかに避難しなくてはいけないかもしれません。
家電品のCG
6月15日(火)
 今月中に納品しなくてはならないCGコンテンツを2本かかえています。1本は宇宙に関するもので、モデリングのディテールを修正して、レンダリングを行う手前まで作業が進んでいます。もう1本のコンテンツは宇宙とは全く関係のない家電品に関するCGです。勉強になると考えて引き受けました。
 宇宙に関するものとは異なり、実物が身近なところにあるため、モデリングは比較的楽でした。しかし、動画に仕上げるとなると、パーツはどのように、そしてどちら向きに回転するのか、また、あるパーツの形状は本来はどのような動作をするのが正しいのかなど、わからないことがたくさん出てきました。クライアントは、ディテールにはこだわらないと言ってくれていますが、いざ作るとなると、きっちり作りこみをしないとあちらこちらに矛盾を生じて、結局時間をかけてしまう結果となります。
 普段、なにげなく使用している製品が、とても高度な技術に支えられて製品化されていることが良くわかりました。今月は、まだまだクリエイターとしての仕事が続きます。
講演(タイムドーム明石 6月13日)
6月14日(月)
 昨日は、東京都中央区のタイムドーム明石(中央区立郷土天文館)で講演を行いました。ここで講演をさせていただくのは2回目です。この施設では「もっと知りたい!第2日曜日は天文・宇宙のトビラ」と題して、天文や宇宙の最前線で仕事をしている方々を講師として、プラネタリウムのドームで1時間の講演会を開催しています。
 今回は私共が「日食と月食の話」と題して、日本全国で見られる6月26日の部分日食、7月11日に南半球で見られる皆既日食、12月21日の皆既月食、そして2012年5月21日に関東地方などで見られる金環日食などの話をさせていただきました。
 また昨日は、小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還する日でしたので、冒頭で「はやぶさ」の話もさせていただきました。
 本来は、JR有楽町駅から地下鉄有楽町線に乗り換えて、新富町駅で下車するのがよいのですが、時間に余裕があったため、有楽町駅で下車して徒歩で銀座、築地を経由して施設に向かいました。お昼は築地場外市場の回転寿司です。この日、築地では「つきじ獅子祭」が行われており、たくさんの人で賑わっていました。
 4月の下旬に晴海トリトンスクエアで移動式プラネタリウムの投影をさせていただきましたが、タイムドーム明石はそのすぐ近くでした。
6月12日(土)
 このホームページを公開したのは、2年前の6月12日でした。これから3年目に入ります。何とかここまでやってこれたのは、たくさんの方々のあたたかいご支援のおかげと感謝しております。また、たくさんの方々にホームページをご覧いただき、厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 毎年恒例の蛍を見に行ってきました。昼間は上空の風が強かったためか、夕方は空が澄んでいて星がよく見えていました。週末であったせいか、たくさんの方々が蛍を見に来ていました。こどもパトロール隊がボランティアの方々の指導のもと、蛍に関する紙芝居を見せてくれました。イラストが手書きでとても上手でした。蛍は天然のプラネタリウムですね。とても癒されます。
 蛍のように、たくさんの方々に、私どものプラネタリウムをご覧いただき、本当の星空の美しさに興味を持つきっかけになってもらえればと、決意を新たにして戻ってきました。
家電
6月10日(木)
 つい先日、自宅の家電製品の一つが壊れました。何度か電源を入れなおし、取り扱い説明書を見ながら調べてみましたが、確実に壊れていることが分かったため、あきらめました。パーツ交換は、その製品に関しては製造中止後7年が経過しているので入手できないとのことでした。パーツを交換すれば、まだまだ使えそうなのにもったいない感じがしないでもありません。しかしすでに10年以上が経過しているため、あきらめて急遽、新製品を購入することにしました。サラリーマンではないので、ボーナスがもらえるわけではありません。この時期に痛い出費です。
 できるだけ安くあげるために、ネットでいろいろ調べました。あまりの品数の多さと多機能さに、正直どれを選んでよいのかさっぱりわかりません。口コミ情報なども参考にしましたが、ある程度のトレンドを理解するのに2日かかりました。それだけではなく、たとえば、設置場所の寸法は大丈夫か、搬入時にドアは通過できるのかなどなど、チェック項目がたくさん出てきました。
 いつもお世話になっている電気屋さんと交渉しましたが、さすがに今回だけは、量販店の価格のほうが安く、そちらから購入することになりました。すでに自宅のほうに納品されています。快適に使用していますが、以前の製品に比べると、プラスチックなどのパーツが多用されていて、きゃしゃな感じがしてなりません。また、マニュアルを読みこなさないと複雑すぎて使いこなすのが困難です。次第に文明の力から取り残されていく自分を感じ始めています。こうして年をとっていくのでしょうね。家電に詳しいタレントさんなどもテレビに出てきますが、一度指導してもらいたいものです。・・・こうなったら意地でもマニュアルを熟読して使い倒してやる・・・て、マニュアルも複雑。
ニュージーランドの星空
6月8日(火)
 つい先日のこのページで、オーストラリアの日食について触れました。書きながら当時のことを思い出していましたが、そのツアーでは、忘れられないような体験がいくつかありました。中でも、ツアーの後半に訪れたニュージーランドで見た星空は生涯の思い出となる素晴らしいものでた。
 現地のガイドさんに無理にお願いして、夜にバスで星空がよく見える場所まで連れて行ってもらいました。案内された場所は、どうやら牧場のようでした。ただし、周りの景色は何も見えないどころか、同行したツアーの仲間の姿さえ判別できないような、とてつもない暗さでした。1メートル先にいる人物が判別できない暗さなのです。このような暗さは、日本国内ではまず体験できません。三脚にカメラを載せバルブ露出で1時間ほど星空を流し撮りしましたが、地上のシルエットはそれでも浮かび上がらず、写真としては失敗でした。
 近くでは、牛と羊の鳴き声がしていました。また小川が流れる音が聞こえていましたので、おそらく牧場であることはわかるのですが、夜が明ける前にホテルに戻ったため、最後までどのような場所だったのかがわかりませんでした。
 南十字座が周極星となり、地平線近くを逆さになって這うように動いていく姿をこの時初めて見ました。大マゼラン雲や小マゼラン雲、また、南天を流れる天の川の姿を堪能しました。地上の景色が見えないため、まるで自分が星空に包まれている感じがしました。あれ以上の星空にいまだにお目にかかったことはありません。
 テカポ湖という有名な湖があります。その湖畔に立つグッド・シェパード教会は、まるでおとぎ話やムーミンの世界に出てくる教会そのものでした。このような場所で結婚式をあげたら、さぞかしロマンチックだろうなと思ったものです。その後の旅行のパンフレットなどで紹介されるようになり、有名なスポットとなったようでした。今では日本の天体写真マニアの南半球での撮影の聖地ともなっています。当時、この湖畔に建つホテルから見た南アルプスの夜明けも素晴らしいものでした。また、そこから見える山の頂上に立つマウント・ジョン天文台から見た南アルプスの大パノラマも素晴らしく、思い出として残っています。
ポンペイ展
6月6日(日)
 夕方から桜木町で会合があったため、少し早めに出て横浜美術館で開催されている「ポンペイ展」を見てきました。イタリアの世界遺産です。
 西暦79年にヴェスヴィオス火山が大噴火し、一夜にして火山灰に埋もれた都市です。18世紀に入って発掘が開始されました。その時の様子を物語る生々しい展示物をはじめ、町の守護神である愛と恋愛の女神ウェヌスを題材としたフレスコ画。デュオニソス、アリアドネ、ケイローン、アンドロメダ、ユーピテルなどなど、星座神話にも登場する主人公たちを扱った彫刻、フレスコ画など興味深いものがたくさんありました。これらが、2000年も前に文明として存在していたのかと思うと驚きです。
 CGで表現された、当時のポンペイの都市の復元の動画も見ごたえのあるものであり、大いに制作意欲を刺激されました。6月13日(日)まで開催されています。一度、ポンペイに実際に行ってみたいものですね。
写真は、横浜美術館の外観です。
塩田和生さんのホームページ
6月4日(金)
 日食観測の大ベテランである塩田和生さんが、この5月にホームページを公開しました。2年前に自宅屋上に天文台を設置して、太陽と日食をメインに天体写真の撮影に取り組んでいます。
 塩田さんと私との出会いは、今から36年前のオーストラリアのボンバラという町でした。もちろん日食の観測が目的です。メルボルンとシドニーの間に位置する田舎町です。日本人としてこの町に入ったのは、私たちが初めてだったらしく、物珍しさからか、子どもたちが町の外れまで出迎えに来てくれていました。その子どもたちがたばこを吸っていたことにも仰天しました。西部劇の時代にタイムスリップしたかのような町並みでした。
 観音開きのドアをくぐるとすぐに、ビリアード場があり、その2階が宿泊部屋になったホテルに泊まりました。まるで西部劇に出てくるホテルそのものでした。個人所有のとてつもなく広い牧場で観測を行いました。ここで、シドニーからキャンピングカーで観測に来たご夫婦とお友達になり、昼食にバーベキューをごちそうになりました。
 メルボルンからシドニーに向かう飛行機の中では、タスマニア島から修学旅行に来た子どもたちともお友達になりました。たまたま持っていた望遠鏡で地上の景色を見せてあげると、キャビンアテンダントやパイロットまで出てきて、物珍しそうに見ていました(・・・今、この飛行機はだれが操縦しているの・・・?)。しばらくの間、そのご夫妻やタスマニアの子どもたちと文通をしました。当時、シドニーの町の本屋さんをのぞくと、日本を紹介した本には、お侍さんのイラストがのっており、驚かされたものです。
 塩田さんは、その当時からすでに日食観測のベテランでした。ニコンのカメラを改造して、皆既日食撮影に特化したカメラに仕上げて持ってきていました。私は、まだ駆け出しのプラネタリウム解説員でした。塩田さんをはじめ、ここでも時々紹介する阿久津富夫氏、そして当時の天文の世界では高名な方が何人もいました。その時のツアーに同行した方々とは、いまだに交流が続いています。
 帰国後、日食計算論を本格的に勉強するようになってからも、塩田さんとはお互いに作ったコンピューター用の計算プログラムを交換したりして、日食に関する知識を深めました。
 皆既日食時に見られる美しい太陽コロナは、写真で撮るとかけ離れた姿に写ります。それを肉眼で見たものに近い形で再現するための手段として、当時は製作が困難とされたニューカークフィルターを自作して、私たちを驚かせました。パソコンで画像処理ができるようになると、今度は画像処理でさらにクオリティーの高い太陽コロナの形を再現する方法を編み出し、世界中に広げるなど、その業績とアイディアの素晴らしさには、目を見張るものがあります。
 今でも、折に触れてメールでやり取りをさせていただいていますが、とても光栄に思っています。公開された、ホームページには、それらの写真とともに、太陽や月の写真なども、極めて高いレベルで紹介されています。また、何よりもそれらのホームページを通して、塩田さんの穏やかで紳士的なお人柄が伝わってきます。塩田さんのホームページは、こちらからご覧ください。
打ち合わせ
6月3日(木)
 横浜はここ数日間、とてもさわやかな良い天気が続いています。今日のように気持ちの良い天気のときには、午後から葉山の海岸のいつもの散歩コースを歩いてみたくなります。このところ連日打ち合わせのために都内などに出向く日が続いてます。今日は久しぶりに打ち合わせの予定がないため、朝からじっくりとCG制作に取り組んでいます。
 今月中旬には納品しなくてはなりません。そのCGはまだ制作途中ですが、その間にまた、別のCGの仕事が舞い込んできました。こちらも急ぎのようです。今月は中旬から月末にかけて、今までCG制作上の課題としていた項目をいろいろ試行錯誤する予定でしたが、なかなかそうはいかない気配です。
 天気が良い時に部屋にこもってのCG制作も、途中で集中力が切れて、小刻みに休憩する場面がたくさん出てくるので、考えものですね。
箱根
6月1日(火)
 5月22日に箱根の強羅花壇に行ったことを書きましたが、今日も再び箱根に行きました。夏に実施を検討しているイベントをコーディネートしてくださる会社の方と、顔合わせを兼ねて現場の下見をするためです。
 移動式プラネタリウムはスペースの確保が重要ですが、そのための採寸やコンセントの位置、観客の導線、太陽光線の入り具合、騒音、消防設備の位置などをチェックします。ほぼ問題ないことが確認できました。あとはクライアントさんがGOサインを出すかどうかで決定します。
 決定すると、すでに入っている予約も含めて、今年の夏の前半戦はかなりの体力を消耗しそうな気配です。今のうちから体力をつけておかなくてはなりません。
 移動式プラネタリウムは搬入、搬出、設置等にかなりの体力を消耗します。朝夕の散歩に加えて、腹筋60回、腕立て伏せ60回、両手の握力を鍛えるためにハンドグリップを左右合計100回。これが毎日のトレーニングのメニューです。しかし、これらのメニューが本当に効くのかどうかは甚だ疑問です。
 7メートルエアドームの重量はかなりのものです。通常は2人でおろしますが、一人で車から降ろす場合もあります。思いきり力を入れるため、血管が破裂するのではないかと思うこともあります。今のところは大丈夫です。これがおろせなくなったら引退しなくてはいけませんね。
 以前のっていた車は、280馬力で、5速のトランスミッションでした。箱根の坂もなんのそので、アクセルを軽く踏めば、どの速度域からでもストレスなく加速します。下り坂も適切なギアを選択できるので、フットブレーキに足をかける場面も最小限でした。今の車はプラネタリウム関連の荷物がてんこ盛りです。おまけにミッションは3速のみ。ハードウエアにダメージを与えないように慎重につづら折りの道を行きました。この車では、初めての箱根の坂でしたが、心配したほどのパワー不足ではありませんでした。けっこういけるじゃん・・・・。
 時間に余裕があったので、また大涌谷に行きました。別に大涌谷が好きなわけではありません。たまたまです。たまたま・・・。とてもよい天気で、新緑の眩しい一日でした。いつもこのように穏やかな日が続くとよいのですが・・・。
講演用スライド制作
5月30日(日)
 きょうは、比較的遅く起床しました。体が少し重く感じられたため、朝夕2回の散歩を1回に減らしました。距離もいつもより短い距離です。散歩コースの近くには珍しい鳥が今年もやってきているようで、つい先日はカメラマンが何人かで狙っていました。昨年は、そこから数メートルも離れていない木に、アライグマが住みついていました。今年はどうでしょうか。台湾リスなどは当たり前に見かけるようになりました。これらは外来種ですが、繁殖力があるため、勢力を徐々に拡大しているようです。
 6月中旬に都内のプラネタリウム館で講演をさせていただくため、きょうは講演用のスライド制作です。今までに制作した解説用の図や実写の写真はたくさんあるのですが、それでも新しい情報をいれるためには、新たに作図しなくてはならないものがでてきます。それらをパワーポイントに仕込んでほぼ完成しました。パワーポイントは、細かい操作までは習得していませんが、短時間で作成するには向いていますね。夜は再びCGコンテンツに取り組みます。気がつけば5月もあと一日。月日が流れるのがとても早く感じています。
世田谷区立教育センタープラネタリウム
5月29日(土)
 昨日はCGコンテンツの納品で都内に出かけました。その足で世田谷区立教育センターのプラネタリウムを見学してきました。中学校の学習投影が行われていました。解説は青木さんです。
 私が横浜こども科学館に勤務していた頃、青木さんは学生のときから、よく私の勤務先に出入りしていました。その当時から志を持ち、プラネタリウムについていろいろ勉強していました。私が仕事をする傍らで、シナリオや絵コンテの書き方、そして実際の投影などを何度も見学していきました。あれからすでに25年近くが経過し、今では押しも押されぬベテランの解説者です。その一方で、組織の要職にもついています。
 その青木さんの解説を聞きました。私が席に座っているため、投影がやりずらいと言っていましたが、いざ、始まるとさすがにプロの顔に一変します。語り口はソフトですが、堂々としており、必要な情報を丁寧に、そして簡潔に生徒たちに伝えていきます。生徒に考える時間を与えたり、簡単な星図を用いて、生徒たちがプラネタリウムで星を見つけたりと、参加型プラネタリウムそのものです。1時間があっという間でした。とてもレベルの高い解説内容で、参考になりました。
 1億4千万個の星空もすさまじいものですが、星が出ている間に生徒たちが、星図を見ることができるようにドームの壁面から赤色の照明をあてたり、その学校の校庭から撮影したパノラマが投影されたりと、これまでに培われたノウハウが、新しいハードウエアにも随所に生かされています。また、全天周デジタル投影装置から投影される星座絵や、太陽の通り道を示す日周運動のラインなどが寸分の狂いもなく、光学式の星空に一致して色鮮やかに、しかも明るく投影される様子を見て、ハードウエアの進化にも驚かされました。素晴らしい投影でした。何より、投影終了後の生徒たちや先生の笑顔が投影の出来の素晴らしさを物語っていました。
 プラネタリウムの世界やその周辺の職業に、後輩は何人かいますが、必ずしも全員が順風満帆というわけにはいきません。ある者は仕事以外の問題に直面して挫折し、そこから立ち直ってさらに大きく成長した解説員になったり、また、ある者は病気に苦しんだり、そしてある者は回り道をしながらとても苦労した末に、博士号を取得して研究者として活躍したりしています。折に触れて彼らを応援してきましたが、最近ではそんな彼らに逆に助けられたりしています。普段は連絡がありませんが、時々メールをくれて活躍している様子を見ていると、とてもうれしく思います。
 CGコンテンツ制作は、相変わらず難問で悩んでいて苦悩の日々ですが、それでも昨日は良い1日でした。きょうは、相模原市立博物館(今まで首都圏の博物館という、ぼかした表現をしていました)のプラネタリウムで解説の日です。はやぶさが解説のテーマです。青木さんに負けないように、頑張らなくてはいけませんね。・・・まだまだ負けませんよ(・・・年寄りの冷や水・・・本来、プラネタリウムの解説は他の解説者と競い合うものではありませんね)。
はやぶさ
5月28日(金)

はやぶさ全景 リアクションホイール(透視図) 2液スラスター
イオンスラスター サンプル採集装置 回収カプセル
 「はやぶさ」は2003年5月9日に内之浦の鹿児島宇宙空間観測所からM−Vロケットで打ち上げられました。2005年の9月に小惑星イトカワ(直径約330メートル)とランデブーを行い、11月には、その表面に2回の着陸を行っています。
 さまざまなトラブルを抱えながらも、関係者の努力により、今年6月13日には、地球に戻り、回収カプセルをオーストラリアのウーメラ立入制限区域へ着陸させることになっています。詳細については触れませんが、回収カプセルは無事大気圏に突入するのかどうか、また、小惑星イトカワのサンプルが採取されているのかどうか、注目されるところです。
 上の6枚の画像は、あるプラネタリウム館のために私共が制作した、はやぶさの動画の一部を切り出したものです。姿勢制御を行うためのリアクションホイールや、イオンエンジンがトラブルに見舞われるなど、その道のりは決して平坦なものではなかったようです。
 無事にカプセルが回収されて、サププルが採取され、それらが分析されて、太陽系誕生の初期の様子がさらに詳しく解明されることを願っています。

  過去のプラネタリウム雑記
   平成22(2010)年1月から5月
   平成21(2009)年11月から平成22年1月
   平成21(2009)年8月から11月
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