投影日誌

財布
3月26日(日)
 3月24日(金)の夕方、ある人たちと食事会を予定していました。場所は横浜中華街です。久しぶりに中華街に出かけました。時間に余裕があったので、JR石川町駅の元町口で下車して、元町商店街を通って中華街まで行きました。150年以上の歴史がある、この商店街は、横浜の商業地として特に有名です。明治維新の頃は、外国人向けの商店街として栄えたそうです。

 商店街を抜けていくと、石畳の車道には、高級車がたくさん駐車していて、見ていて飽きることがありません。商店街には、名店が軒を連ねます。財布のファスナーの引手についている、革製のストラップのひとつが、切れてしまったため、その名店のひとつに入りました。財布、名刺入れなどは、長年このお店の製品を愛用しています。

 お店に入ると、私共がすでに10年以上使用している財布が、商品として展示されていました。10年以上が経過しても、現役の商品として、いまだに販売されているところがすごいと思いました。私共の財布と新品を比較してみたところ、本来の色は、このようなものだったのかと思うほどです。私共のそれは、だいぶ使い込んでしまいましたので、傷だらけです。革製品独特のテカリも生じています。修理に関して聞いてみたところ、無償で対応が可能だとのことでした。そして、ついでに劣化した各部もメンテナンスをしてくれるとのことでした。さすがに名店ですね。長期にわたって使い込むことを想定しての価格であり、製品なのでしょう。愛用者が多いのにも納得ができます。

 問題が一つありました。修理までに2か月かかるとのことでした。修理を待っている製品が多いためだそうです。その場で預けることをあきらめてお店を出ました。2か月かかるとなると、その間の予備の財布が必要となります。新品を購入しようかとも思ったのですが、使い込んだ今の財布に愛着があるので、どうしたものかと、迷っているところです。

 元町商店街の、独特の雰囲気はどこからくるものなのでしょうか。150年以上の歴史がそうさせているのでしょうか。私共の好きな場所のひとつです。元町から海沿いに出て、山下公園経由で、大さん橋国際客船ターミナル、そして桜木町へと散歩するのが、私共の習慣になっています。
骨折り損のくたびれ儲け
3月24日(金)
 昨日は、注文していた商品が届く予定日だったので、午前中の遅い時間に、お店に行きました。商品は、まだ入荷していませんでした。注文した時に伺った説明とは、食い違っていました。

 気を取り直して、午後から予定していた場所に向かいました。お昼が近くなっていたので、いつも利用するコンビニの駐車場に車を入れようとすると、駐車場の入り口は、カラーコーンでガードされ、入れなくなっていました。「・・・あらららら・・・」。駐車場が工事中でした。しかたがないので、ひとつ先のコンビニの駐車場に車を入れて、サンドイッチと飲み物を買って、駐車場で昼食を急いで済ませたのち、目的地にむかいました。

 目的地に到着して、施設に入ろうとすると、だれも来ていませんでした。不思議に思って施設の方に尋ねてみると、時間が異なっていました。あと2時間30分ほど後の時間でした。こちらも、前回の説明と異なっていました。両方の予定とも、手帳にメモしていましたので、間違いありません。メモするときに、再度確認もしています。

 この2件のケースは、本来であれば、腹を立てるところでしょう。クレームをつけても良いのですが、この先、何度も出入りしそうな予感がしましたので、あえて、何も言わずに引き揚げました。やり取りの中から見えてくることがいっぱいありました。少なくとも、自らはそのようなことを起こさないよう、気をつけなくてはいけないと思った次第です。

 このように「・・・ついてないな・・・」と思う日は、あるものですね。私共は、還暦の前後にとてもイライラする場面がたくさんありました。おそらく更年期障害の一種だと想像しています。その頃でしたら、2件のケースとも、食ってかかっていたことでしょう。今はそのようなことはありません。毎日を穏やかに暮らしたいと願っています。

 移動式プラネタリウムの仕事でも、このようなことが時々あります。心の中で、「・・・なに!!」と思ったとしても、口から声にして出て行くときまでに「・・・はい、わかりました」という言葉に変換するようにしています。(笑顔で答えているつもりですが、顔はひきつっているかもしれません。)メンタリストでもない限り、私共の心の中を読み取ることはできないでしょう。

 仕事というものは、信頼関係で成り立っています。私共のように、吹けば飛ぶような事業者でも、一寸の虫にも五分の魂です。これまで数百件の移動式プラネタリウムの仕事をこなしてきましたが、3回だけ、「もうここでは2度と投影しません・・・!」と言って帰ってきたことがありました。私共から見て、あまりにも常識はずれな対応をされたためです。嫌がらせをされているとしか思えませんでした。そのうちの1件は、投影はしましたが、その環境で投影をすることが、お客様に対してとても申し訳ないと思ったため、請求書を置いてくることもしませんでした。解説者としてのプライドです。

 車を運転しながら、いろいろと考えさせられる1日でした。無駄足に終わらせないため、本来であれば、今日行うべき用事を、昨日のうちに済ませてきました。自らの置かれた状況の中で、何を優先すべきかを常に考えるようにながら日々を過ごしています。イラストの新作に取り組んでいますが、帰ってからの作業は、うまくいきませんでした。何をやってもダメな1日でした。・・・いまにみてろよ!
タイヤ交換・オイル交換(3月20日)
3月20日(月)
 昨日の夜遅くに、関市から横浜に戻ってきました。疲れていましたが、朝はいつもより早く起きて、車をディーラーに持っていく準備をしました。冬の間履いていたスタッドレスタイヤをノーマルタイヤに戻すことと、オイル交換のメッセージが出ていたので、両方の作業をお願いするためです。保管場所から、ノーマルタイヤ4本を車に積み込む作業は、結構な作業量となります。1年に2回ほどの作業ですが、だいぶ慣れてきました。タイヤ交換が終わると、今度は、スタッドレスタイヤを保管場所に運ぶことになります。合計8本のタイヤを、保管場所に出し入れすることになりますので、かなり疲れます。

 スタッドレスタイヤは、装着してから、だいぶ距離を走ったので、メカニックに、まだ使用できるかどうかを確認してもらいました。まだ使えるとのことでしたので、廃棄せずに持ち帰りました。次の冬に再度履くつもりですが、一方で、車の走行距離がかなり伸びてしまいました。常識的には、廃車にすべき距離でしょう。今のところ、異常はみられませんが、そろそろ廃車することも視野に入れて使用しなくてはいけません。できれば、次の冬まで頑張ってほしいと願っています

 このスタッドレスタイヤを履いたまま、先日、横浜・宮崎間を往復しました。宮崎で暮らしていた頃の約6年間、雪を見たことは一度もありませんでした。スタッドレスタイヤを履いている車は、宮崎にはいません。珍しいはずですが、タイヤの溝をよく見ないと、ノーマルタイヤと区別がつきませんので、珍しがられることはありません。それにしても、今使用している車は丈夫にできていると思います。走りの質感ですが、よい方だと思います。ただ、以前乗っていた車は、走りの質感等に関しては、次元が違いましたので、今の車に慣れるまでは、少し時間が必要でした。
仮設プラネタリウム(関市まなびセンター 岐阜県関市 3月18日から19日)
3月20日(月)
 関市まなびセンターの直径12メートルドームに、メガスターゼロ投影機を仮設して、3月18日(土)と19日(日)に、プラネタリウムの投影を行いました。当日夜9時の星空解説と、投影後半部のテーマ解説です。後半部は「春の星座物語」という内容です。春の代表的な星座である、うしかい座と、おとめ座のギリシャ神話を中心に、東の空に夜9時頃には、目立つようになった木星についても解説しました。

 3月18日(土)夜の市民天体観望会は、曇り空でしたので参加者の数は少なめでした。プラネタリウムでの投影が終わり、屋上に上がっていただいたのですが、対象としていた冬から春の星雲・星団を見ることができませんでした。予定よりも早めに終了したため、早々にホテルに引き揚げました。

 3月19日(日)の午後からの投影は、「星空のコンサート」です。今回が4回目ですが、毎回満席です。先着100名ですので、入りきれずに、お断りしなくてはいけないお客様もいるようです。大変な人気が続いています。今回は、バイオリンとチェロ奏者2名のユニットとのコラボとなりました。星空の雰囲気にピッタリでした。ポピュラーソングから、クラッシックのスタンダード、そして日本の童謡まで、幅広いジャンルの楽曲を演奏していただきました。

 途中に、私共の星空の解説を挿入します。お二人の演奏者が、譜面を見るためのLEDライトを消した瞬間に、ドームスクリーン上に投影されている満天の星たちの美しさに、観客の皆さまからどよめきが起きていました(LEDライトが点灯している間は、その明りの影響により、微光星が判別できないためです。演奏の間は、本来の星空の美しさではありません)。星空の解説は、プログラムの進行状況を見ながら、長さを調整しています。終わった時間は、予定していた時刻でした。1時間30分の所要時間でしたが、少し長いようにも感じました。1時間程度が、ちょうど良い時間ではないかと想像しています。

 観客の皆さまには、音楽の素晴らしさと、星空を充分にお楽しみいただけたのではないかと思っています。終了後に、私共に歩み寄って、「とても素晴らしかったので、また来ます。」とおっしゃってくださった方もいました。私共の星空解説はともかくとして、演奏のほうは、確かに素晴らしいものだと思いました。このようなイベントは、地域の文化の発展にも貢献しているのではないかと思います。左上の写真は、星空のコンサートの導入部の様子です。室内がまだ明るいうちに撮影しました。平成28年度の、まなびセンターでの投影は、これですべておしまいです。
奥入瀬渓流の初夏(手書きイラスト9作目 3月16日)
3月16日(木)


 前回のイラストが完成したのが、昨年の9月8日(木)でした。完成までに、約半年を費やしたことになります。ただし、昨年の秋頃から年末までは、移動式プラネタリウムの仕事が立て込んでいたため、まったく手をつけることができませんでした。イラストに向き合っていた時間や制作スピードは、これまで通りです。

 奥入瀬渓流を訪れたのは、2015年6月12日(金)です。約2年前です。初夏の奥入瀬渓流は、緑がとても美しく、また、渓流の透明感も素晴らしいものでした。いつかはイラストで描いてみたいと思わせる風景でした。しかし、おびただしい量の草木や、浅瀬を流れる水の透明感など、描くのにはきわめてハードルの高いものでした。前回の作品を終えて、そろそろ取り組んでもよい頃だろうと思いましたので、着手しました。

 おびただしいまでの草木は、予想していた以上に大変でした。しばらく草木を描くことは勘弁してほしいと思うくらいです。清流の透明感も含めて、奥入瀬渓流のすがすがしさを、ある程度表現できたのではないかと思っています。自己評価は90点です。今までの作品よりも少し点数が高めです。清流の微妙なグラデーションは、エアブラシを使用すれば、表現するのは、さほど困難ではないかも知れません。しかし、今取り組んでいるイラストでは、エアブラシを使用しないことが、私共自身の約束事です。大変かなと思っていましたが、ある程度グラデーションを表現できたのではないでしょうか。気に入らない部分も一部ありますが、これで筆をおくことにしました。次回の作品も、おびただしい量の草木です。風景画では、避けることができませんね。
講演会(永田美絵氏 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校 3月13日)
3月15日(水)
 毎年この時期になると、横浜サイエンスフロンティア高校の天文部の生徒、OB・OGを対象に、同校の教室のひとつをお借りして、講演会を開催しています。科学技術顧問の立場で、天文部の先生と日程などを調整の上、実施しているものです。講師となっていただく方々は、全て私共の知人です。

 今回は、永田美絵さん(コスモプラネタリウム渋谷 チーフプラネタリウム解説員 NHKこども科学電話相談レギュラー回答者)をお招きして、3月13日(月)の午後に開催しました。プラネタリウム解説者として、これまで、どのような道を歩んできたのか。解説者の使命をどのように考えているか。そして何を観客の皆さんに伝えるのか。プラネタリウム館の現状とともに、詳しく話をしていただきました。

 さすがにトップクラスの解説者です。話の内容は、柔らかく穏やかですが、とても説得力のある内容でした。感心した次第です。天文部の生徒、OB・OGにとっては、プレゼンテーションの手本にもなったのではないでしょうか。

 このような、アットホームな雰囲気の中での講演会は、講師と生徒との距離感が近く、聞いている側も質問がしやすいようで、講演後に、たくさんの質問がありました。とても良かったと思います。OB・OGも参加してくれたために、久しぶりに会う学生もいて、帰りにはJR鶴見駅近くのファミリーレストランで食事をしながら、今回の講演の話などで盛り上がりました。

 現役の生徒、OB・OGの皆さんが、これからどのように成長していくのか、私共にとっては、とても楽しみです。高校を卒業したから、それで終わりではなく、今後もできる限り、彼らを見守っていきたいと考えています。講演会が、これから彼らが歩む人生の中での、道しるべのひとつになればよいと思っています。

 来年は、天文関連のソフトウエアの開発者の方に講演をお願いすることを計画中です。それまで、私共が健康でいることができれば・・・。

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