投影日誌

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移動式プラネタリウム(東台小学校 おやじの会主催 横浜市鶴見区 2月28日)
3月1日(日)
 横浜市鶴見区にある東台小学校で、2月28日(土)に移動式プラネタリウムの投影を行いました。本来は昨年の12月頃の実施を予定していたのですが、主催者側と日程調整での行き違いがあり、今月に持ち越しとなったものです。東台小学校おやじの会の主催によるもので、創立120周年記念事業として実施されました。

 おやじの会では、同校の児童や保護者を対象に、さまざまな事業を実施されています。今回は、私共のプラネタリウムにオファーをいただきました。事前募集制でしたが、観覧希望者が予定していた200名を大幅に超えるものとなったようでした。関係者の皆さまは、うれしい悲鳴だったようです。

 同校の3階に体育館があります。エレベーターがないので、ハードウエアを、そこまで手運びします。大変な作業になりそうでしたが、同会のスタッフの皆さまに運んでいただきましたので、とても助かりました。1日5回ほど投影をさせていただきましたが、全ての回が満席でした。西に傾きかけた冬の星座を中心に投影・解説を行いました。

 2月は、移動式プラネタリウムの予定が立て込んでいたのと、ほかにも予定がたくさん入っていたので、とてもハードなスケジュールとなってしまいました。全てがスムーズに無事に消化できたので、ほっとしています。3月からゴールデンウィークの前までは、私共にとっては、シーズンオフといえる時期です。年度の切り替えの時期であるため、移動式プラネタリウムのオファーが少なくなります。毎年のことです。この時期に、忙しい時にはできないことに取り組みます。投影のためのコンテンツ制作、太陽や星空の写真撮影、そして手書きイラストなどです。と同時に、解説者を引退してからの老後をどのように過ごすかの、予行演習の期間でもあります。急ぎの仕事もないので、少しのんびりしつつも、日々を大切に過ごしていきたいと考えています。
移動式プラネタリウム(久我山小学校 東京都杉並区 2月26日)
2月27日(金)
 東京都杉並区の久我山小学校で2月26日((木)に移動式プラネタリウムの投影を行いました。同校のPTAの主催によるものですが、先日の2月17日(火)に続いての投影です。したがって、記録の写真は撮影をしませんでした。

 今回も通常の授業時間の中に組み込んでいただいたものです。前回は、4年生から6年生までの高学年の児童全員に、クラスごとにご覧いただきましたが、今回は、1年生から3年生までの児童全員に、クラスごとにご覧いただきました。クラスにより、席が空いている回には、保護者の皆さまにもご覧いただきました。今日は8回の投影です。

 前回の高学年を対象とした投影とは、内容が異なります。また、1年生・2年生の内容と、3年生向けの投影では、こちらも内容も変えています。すなわち、同小学校の児童に対して3種類の内容で投影を行ったことになります。それぞれの学年により、反応が異なるので、投影している側としても、それはとても興味深いものでした。全ての投影で、冬の星座を中心に解説を進めています。

 朝のうちは、曇り空でしたが、お昼前には雨が降ってきました。投影を終えてハードウエアを搬出をするときには、雨の中でしたが、体育館の出入り口のすぐそばまで、車をつけることができたので、濡れずに作業を行うことができました。

 前回は、迷路に迷い込んでしまいましたので、今回は、小学校に行くときに、右折・左折の順番と、目印になる曲がり角をを頭に叩き込みました。スムーズに環八通りまで行くことができました。環八通りの渋滞を覚悟しましたが、今回も渋滞はなく、順調に横浜まで戻ることができました。久我山小学校での投影は、これでおしまいです。無事に終わってホッとしています。
土鍋で炊いたご飯
2月25日(水)
 昨日、太陽の子幼稚園で投影を終えたのち、国道16号線のレストランに入って、遅めの昼食としました。日替わりランチを頼みました。ハンバーグを中心としたランチです。おいしかったのですが、ご飯の味がいまひとつでした。業務用のお米を使っているらしく、そのような味でした。しかし、よくよく考えたら、おいしく感じなかったのは、最近、土鍋でご飯を炊くようになったためだと思いました。

 土鍋で炊いたご飯は、ふっくらとしており、甘みがあります。ふだん使用しているお米は、高級品でもブランド品でもありません。どちらかといえば、価格が安めのものです。それでもおいしく感じるのは、土鍋の効果ではないかと思っています。年をとると、料理は、凝ったものよりも、シンプルなもので良いと思うようになります。良い食材を選んでいるわけではありませんが、例えば、お味噌汁は、煮干しと昆布を使って、きちんとだしをとってから調理します。うどんやおそばを食べるときも同様です。お魚を食べる頻度も多くなりました。

 移動式プラネタリウムの投影があるときのお昼は、施設やイベント制作会社のほうで準備しておいてくれる場合を除いては、コンビニ弁当が多かったのですが、最近では、あらかじめおにぎりを作って持っていくことが多くなりました。コンビニ弁当はおいしくて良いのですが、頻度が多くなると飽きてきます。食事がおいしく感じられるのは、まだ健康な証拠なので、ありがたいことだと思っています。
移動式プラネタリウム(太陽の子幼稚園 神奈川県相模原市 2月24日)
2月24日(火)
 2月24日(火)に、相模原市の太陽の子幼稚園で、移動式プラネタリウムの投影を行いました。国道16号線の八王子バイパス手前の橋本駅南口入口交差点で左折し、西に約2キロほど行ったところに幼稚園があります。2階のホールにプラネタリウムを設営して、年長・年中・年少組の園児約170名全員にプラネタリウムを見ていただきました。

 年少組の園児は、私共にとっては強敵です。話を聞いてくれないのではないかと想像していました。まだ3歳から4歳です。年中・年長組ならともかくとして、さすがにこの年齢では無理があるのではないかと思いましたが、それは取り越し苦労でした。とてもおとなしく、最後までしっかり星空を見てくれましたし、話も聞いてくれました。
 星座絵を出しながら、「この星座は何かな?」、「えび!」、「サソリ!」、「おともだちはサソリを見たことがありますか?」、「あるー!」「どこでみましたか?」、「うみー!」こんなほほえましいやり取りです。この年齢のこどもたちにも理解できるような、星空の話のしかたもたくさんあるということです。もちろん、ジョークもはさみます。先生やPTAの役員の皆さまは、苦笑いしていました。
 全国各地で、プラネタリウムを見に来るこどもたちの低年齢化が加速しているため、そのこどもたちにも理解できるように、工夫を重ねた成果が出ているのではないかと思った次第です。

 今日は、朝から4回ほど投影をさせていただきました。設営を8時から行っため、それに間に合うように、横浜を早朝に出発しました。睡眠不足気味だったため、帰ってからは熟睡してしまいました。星空が姿を現すと、園児たちは興奮して大騒ぎでした。かわいらしいものだなと思いながら、投影をしました。
アンケート
2月22日(日)
 奈良の丘小学校の投影を終えて戻ってくると、今月の8日(土)に投影をさせていただいた、谷本小学校の主催者であるPTAの担当者の方から、移動式プラネタリウムの投影に関するアンケート結果が届いていました。担当者からのメッセージも入っていました。その丁寧な対応に頭が下がる思いがしました。

 谷本小学校の投影では、投影後に、毎年のようにアンケートを送っていただいています。前回は、投影の後半部分でアイソン彗星について解説しましたので、幼児、小学校低学年の児童には少し難しかったようです。今回は、通常の冬の星座を中心に解説しましたので、難しかったという感想はありませんでした。

 アンケートの感想には、毎年楽しみにしているという回答が多数ありました。なかには、4年連続で見に来られている方もいました。とてもうれしく思った次第です。アンケートの結果は、おおむね好評でした。そして、私共が解説全体を通してアピールしていることも、きちんと伝わっているようでした。しかし、これに満足することなく、今後も投影のレパートリーを広げ、さらに質の高い投影を目指したいと思います。PTAの方では、今後も継続したいと考えているようです。当分の間、引退はできませんね。
移動式プラネタリウム(奈良の丘小学校 奈良地区青少年指導員連絡協議会主催 横浜市青葉区 2月21日)
2月22日(日)
 横浜市青葉区の奈良の丘小学校で、2月21日(土)に移動式プラネタリウムの投影を行いました。東急こどもの国線のこどもの国駅から、徒歩で10分のところにあります。2月8日(日)に投影をさせていただいた、谷本小学校と同じ青葉区です。今回はPTAの主催ではなく、青少年指導員連絡協議会の主催です。

 イベントの告知は、地域の自治会に回覧板で行ったそうです。いったいどのくらいの人数が集まるのだろうかと、スタッフの皆さまは心配されていました。私共も告知の状況から判断して、定員(1回あたり40名)の半分も集まれば良いだろうと考えていました。しかし、ふたを開けてみると各回とも30人近くの観客数となったため、ほっとしました。スタッフの皆さまも喜ばれたようでした。3回ほど投影をさせていただきました。

 やや西に傾きかけた冬の星座を中心に解説しました。また、当日の夕方は、日没後の西の空に、月・金星・火星が接近する日であるため、それについても解説しました。ただ、残念なことに天気は下り坂でした。オリオン座の説明の部分に、ジョークをかなりはさんだので、観客の皆さまには大うけでした。

 往路・復路ともに横浜横須賀道路を通過しなくてはいけません。帰りは渋滞の時間に重なるので、遅くなるのを覚悟しましたが、さほどではなく、比較的早い時間に戻ることができました。花粉症が始まったために、くしゃみ、はなみず、せき、目がかゆいなど大変です。解説に集中することにより、これらの症状を緩和させながら投影を進めました。これから桜の咲く時期まで、しばらく我慢しなくてはいけません。
いももち
2月20日(金)
 毎週木曜日の夜に放送されるテレビ番組「秘密のケンミンSHOW}を楽しみにしています。昨日の番組で、北海道の郷土料理のひとつである「いももち」を取り上げていました。じゃがいも(男爵いも)を茹でて潰して、そこに片栗粉を混ぜて団子状にして、フライパンで焼き、砂糖醤油などで味をつけます。シンプルですが、とてもおいしく、北海道の観光地などで食べることができます。

 これまで作り方を知りませんでしたが、テレビで紹介してくれたのを見ると、簡単そうなので、今日の夕食用に作ってみました。味は北海道で食べたときの記憶の通りで、おいしかったのですが、もちもち感がいまひとつであったのと、形がうまく整いませんでした。機会がありましたら、また挑戦したいと思います。

 放送では、大阪の串揚げも特集していました。大阪も仕事で行く機会が多いので、一度は入ってみたいと思っているのですが、「二度づけ禁止」という表示を見ると、敷居が高くて入ることができません。地元の方に、つっこみを入れられたらどうしよう・・・と思って、躊躇してしまいます。通天閣の近くで、串揚げ専門店をたくさん見た記憶があります。放送の中では、大阪の地元の人々は、串揚げはほとんど食べることがなく、お店に入っているお客の80パーセント以上が県外からの人々と聞いて、「えーーー!」 愕然としました。少し気が楽になりました。今度、大阪に行くときには、夕食に串揚げを食べてみたいと思います。

 写真は、フライパンで「いももち」を焼いているところです。奥は、ご飯を炊いている土鍋、右側は、おでんを作っています。料理をすることは、楽しみのひとつでもあります。
天体写真撮影
2月19日(木)
 今日は新月です。横浜は朝から天気が良く、急ぎの仕事も入っていません。久しぶりに天体写真撮影に行くつもりで準備をしていました。朝から、天気予報とにらめっこです。日課である午後の散歩を早めに済ませて、機材を車に積む前に、最終的にもう一度天気予報をチェックしました。観測を予定していた地域の今夜の天気は、曇り空に変わってしまいました。午前中にチェックした時は、晴れの予報でした。出かけるのを断念しました。

 前回撮影に行ったのは、10月の末でした。以来、新月の時期になると、天気が悪かったり、急ぎの用事が入ってしまったりで、撮影に行くことができません。今シーズンの、冬の星空を見ることができる最後のチャンスと思っていたので、少し残念です。週明けにもう一度、行くことができそうな日があるので、天気の様子を見て判断したいと思っています。
研究報告(太陽研連シンポジウム 名古屋大学東山キャンパス 2月16日から19日)
2月18日(水)
 太陽に関する研究者が集まるシンポジウムが2月16日(月)から19日(木)までの期間で、名古屋大学東山キャンパスで開催されています。太陽研連シンポジウム「サイクル24極大期の太陽活動と太陽研究の将来展望」で、太陽研究者連絡会、名古屋大学太陽地球環境研究会、国立天文台Solar-C準備室、野辺山太陽電波観測所、チリ観測所の共同主催です。

 飛騨天文台で昨年実施した観測研究をまとめ、今回のチームリーダーが、このシンポジウムで「市販Hα太陽望遠鏡を飛騨DSTで測定した結果報告」と題して発表を行いました。私共は、仕事で飛び回っていたため参加できませんでした。私共が太陽の写真撮影に使用しているHα太陽望遠鏡も含めて、合計10数台のHα太陽望遠鏡を飛騨天文台に持ち込み、ドームレス太陽望遠鏡(DST)にかけて、測定を行いました。その後、リーダーが中心となり、それらのデーターの解析を行い、研究報告としてまとめ、今回の発表となりました。飛騨天文台の観測施設を使用させていただいたので、学界における発表が必要でした。

 本日、リーダーからのメールが入り、発表後に研究者からコメントやアドバイスをいただいたとのことでした。観測研究を一緒に行ったメンバーの一人も、このシンポジウムに参加していましたが、発表は好評であったと感じたようでした。知らせを聞いて、大変うれしく思いました。今後につながるようなコメントも頂戴できたからです。リーダーは、観測結果の解析や、発表の資料を取りまとめるのに大変だったと思います。ただ、それらも含めて、場慣れしている方なので、何の心配もしていませんでした。

 今回の観測研究を通して、太陽活動に関する理解がより深まったこと、ほかの太陽観測者との交流ができたこと、飛騨天文台に数日間滞在したことで、天文台の仕事を垣間見ることができたこと、などが大きな収穫となりました。取り組んで良かったと思います。なかでも、チームを組んだメンバーのレベルの高さには、いろいろな面で驚かされました。飛騨天文台に滞在した数日間、私たちの観測研究のために、時間をさいてハードウエアのオペレーションをはじめ、さまざまな面でサポートしていただいた、天文台の研究者の皆さま、技師の皆さまには、深くお礼を申し上げる次第です。ありがとうございました。

 写真は飛騨天文台の60センチドームレス太陽望遠鏡と、その光路の途中に私共の望遠鏡を取り付けて、測定のためのセッティングを行っているところです。
移動式プラネタリウム(久我山小学校 東京都杉並区 2月17日)
2月17日(火)
 東京都杉並区の久我山小学校で2月17日((火)に移動式プラネタリウムの投影を行いました。同校のPTAの主催によるものです。PTAの主催によるプラネタリウムの投影は、これまでは土・日曜日に実施されるケースがほとんどでしたが、今回は平日でした。学校の記念行事かと想像していましたが、そうではなく、通常の授業時間の中に組み込んでいただいたものです。今日は、4年生から6年生までの高学年の児童全員に、クラスごとにご覧いただきました。

 投影のほうは、冬の星座を中心に、教科書に沿った内容で投影をさせていただきました。プラネタリウム投影機とともに、ビデオプロジェクターを併用して解説を進めますが、そこで使用する写真やイラストは、全てオリジナルです。小学校高学年向けに投影するために、これまでに撮影しておいた天体写真や、オリジナルイラストを多用しています。冬の星座を説明後に、星の色、月の満ち欠けや、その他の月の話などに触れています。

 九州から昨日の朝戻ったばかりでしたが、午後から昼寝をしたので、体力のほうは元に戻っています。ただ、小学校に入る時間が早かったために、起きた時間は午前4時です。早起きは苦手です。投影がある日は、このような時間に出発することがほとんどです。渋滞の名所として知られる、環八通りを通過しなくてはいけません。到着時間が読めないために、渋滞を避けて、今回も早目の出発としました。予定していた時間よりも早めに到着できたので、すぐにハードウエアの搬入を開始して、8時50分に投影開始です。

 小学校は、京王井の頭線の富士見ヶ丘駅の近くにあります。環八通りから、西に横道にそれて住宅街に入り、約2キロ走ります。小学校はすぐにわかりました。ただ、搬出を終えて、横浜に戻るときには、迷路に迷い込んでしまったような感じでした。覚悟はしていました。世田谷区に隣接するこの地域は、細い道が複雑に入り組んでおり、カーナビなしには、抜け出すことは至難の業です。(世田谷区の、この迷路のような細道を抜け出すことが、カーナビ開発のきっかけになったといわれています)。車のエンジンをかけて、カーナビが自車位置を認識するまで、この迷路の中を20分程度、うろうろしてしまいました。

 大変神経を使う仕事が続いていますが、今回もまた、大変でした。久我山小学校での投影は、月末にもう一度予定されています。今度は、低学年の全クラスが対象です。
北九州のうどん専門店
2月16日(月)
 2013年の7月に福岡県築上郡築上町において、移動式プラネタリウムの投影を行った際、夕食にうどんを食べました。ここで食べたうどんは格別のおいしさでした。北九州市や、その周辺に店舗を展開する、飲食チェーン店が経営するお店です。サイドメニューのおでんは、季節を問わず、提供されているようです。

 宿泊先が北九州の市内でしたので、今回も楽しみにしていました。たまたま、宿泊先の近くに、そのお店を見つけることができましたので、滞在していた2日間とも、そのお店で夕食としました。

 オーダーしたのは、ごぼう天がトッピングされたうどんです。またほかに、かしわ(とり五目)のおにぎりをオーダーしました。うどんの出汁は塩味がきいていますが、やや甘めでした。とても美味しいものでした。麺のコシはほとんどありません。宮崎のうどんもそうですが、九州のうどんに、コシの強さを求める人はいません。讃岐うどんのコシの強さとは、まったく別ものです。のどを通る頃には、溶けてしまいます。価格も安めの設定で良いと思いました。2年ぶりにこのお店のうどんを楽しみました。写真は、ごぼう天がトッピングされたうどんと、かしわのおにぎりです。
宮島サービスエリアからのパノラマ(広島県廿日市市 山陽自動車道下り線 2月13日)
2月16日(月)


 山陽自動車道下り線の宮島サービスエリアは、山口方面や九州で投影をさせていただくときに、必ず立ち寄るサービスエリアです。施設に隣接する園地には展望台があります。そこから見る、瀬戸内海に浮かぶ宮島をはじめとする景色は、山陽自動車道の中でも随一の美しさといわれているほどです。

 安芸の宮島の大鳥居をモチーフとした鳥居を抜けると展望台があります。条件の良い時には、肉眼で本来の大鳥居をかろうじて判別することができます。夜景も美しく、星空もきれいですが、天体写真を撮影するレベルではありません。今回はパノラマ写真を撮影しましたのでご覧下さい。画面右に見える対岸の山が宮島です。
移動式プラネタリウム(ボートレース若松 福岡県北九州市 2月14日から15日)
2月16日(月)
 オファーをいただいた時に、プラネタリウムを投影する場所として、はたして適切なのだろうかと、考えてしまいました。競艇場という施設に来られる方は、目的がはっきりしているためです。しかしながら、施設にやってくる親子を対象としてイベントを展開したいとのことでしたので、お引き受けしました。今年2度目の九州での投影です。

 事業立ち上げ当初にも、競艇場から投影の打診があったことがあります。ただし、その時には実現しませんでした。競艇場で移動式プラネタリウムの投影を行うのは、もちろん今回が初めてのことです。北九州市で投影を行うのも初めてですが、近隣の施設で投影を行った折に、過去に2度ほど北九州市に宿泊しています。今回が3度目の滞在です。

 投影のほうは、土曜日に苦戦しましたが、日曜日はたくさんの観客の皆さまにご覧いただきました。満席になった回は2回だけですが、ほかの回も、満席に近いものでした。5メートルドームを使用して、1日5回、2日間で合計10回の投影を行いました。無料のイベントであったため、2日目にも見に来てくれたこどもたちもいました。そのため、1日目と2日目は投影の内容を変えました。1日目は、オリオン座の神話を交えて、冬の星空を投影しましたが、2日目は、神話の部分を月の話に変更して投影を行いました。

 横浜を少し早めに出発しました。途中で広島に立ち寄り、プライベートな用事を済ませたのち、北九州市に向かいました。市内に入り、宿泊先の方向に向かうと、見覚えのあるような光景が広がっていました。宿泊先のホテルに到着すると、そこは2013年4月に、なかまハーモニーホール(福岡県中間市)で投影をさせていただいた折に宿泊したホテルと同じ場所でした。もちろん、その時に宿泊したときの資料は保存していますが、宿泊先を選ぶときには、過去の資料を参考にすることは、あまりありません。

 2日間ほど競艇場で投影をさせていただいたことで、競艇場の舞台裏を見ることができました。大変貴重な体験でした。
ダークフィラメント(太陽面 2月10日)
2月10日(火)
 数日前から、太陽の表面には、東西に長く伸びたダークフィラメントが見えています。左の画像の中央部から左下に見えている黒い筋のようなものがそれです。これほど長いものは、あまり見たことがありません。もちろん、Hα線という特定の波長で見えるもので、太陽を直視しても見ることはできませんし、直視すること自体が危険な行為です。

 ダークフィラメントは、太陽の縁に達するとプロミネンスとなって見ることができます。画面の太陽の周縁部に見えている突起物のようなものがそれです。

 今日のように、空が良く晴れていても気温が低い時には、気流の状態が良くありません。また、Hα太陽望遠鏡自体も、冷え切っていると性能を発揮できないようです。朝起きると、まず天気の状態をチェックします。晴れていればすぐに望遠鏡を出し、太陽光線を使って、望遠鏡などを暖めます。その間に散歩に出て、戻ってくると撮影に入ります。
 仕事が立て込んでいるときには、画像処理は後回しにしますが、今日は撮影終了後から画像処理に取りかかりました。作業が終わったので、画像をアップします。詳しいデータなども添付してあります。こちらをご覧ください。

 このダークフィラメントは、これからどうなっていくのか、予断を許しませんが、仕事の都合もあり、見ることができないかも知れません。

 昨年、飛騨天文台で観測研究を行ってから、いろいろなことを学ぶことができました。その時に学んだことを生かして、最近では、今まで以上に、ていねいに撮影に取り組むようになりました。
移動式プラネタリウム(谷本小学校 横浜市青葉区 2月8日)
2月9日(月)
 谷本小学校で投影をさせていただくのは、2013年11月以来ですが、これで7度目です。年度でいうと7年連続ということになります。同校の体育館を使用させていただきました。PTA主催のイベントです。「親子でプラネタリウム」と題したもので、家族で星座について語り合うためのきっかけづくりです。

 初めて投影をさせていただいた頃に見た児童は、すでに小学校を卒業しています。世代の移り変わりを見ることができます。参加者は、ここでも年を追うごとに、低年齢化が進んでいて、小学校1年から3年生までの低学年と、その保護者が中心です。学年を制限しているわけではありません。したがって、解説のほうも、以前にもまして、それらの児童にわかりやすい解説としています。冬の星座を中心に、オリオン座の神話を交えて解説しました。

 投影の前に、PTAの役員の方々と、内容について相談しました。毎年のように投影をさせていただいているため、今回は、星までの距離がどれだけ遠いかを説明するコンテンツと、オリオン座の神話とどちらが良いか、それぞれをデモして、判断していただきましたが、オリオン座の神話を交えることで投影をすることになりました。前者は、移動式プラネタリウムで解説するには、少しつっこんだ内容になるためです。コンテンツのほうは、ほかにもたくさん用意してあります。

 あいにくの雨模様でしたが、搬入・搬出時に雨が降っていなかったので、助かりました。底冷えのする体育館での投影でしたが、大型のストーブを用意していただきました。ドーム内はエアコンで対応しているため、寒さはさほどではありませんが、それでも、いつもよりも体力を消耗して、大変疲れました。来年もまた実施したいという意向のようでした。継続的に投影をさせていただけることは、とてもありがたいことだと思っています。
鶴岡八幡宮(鎌倉市 2月7日)
2月9日(月)
 2月7日(土)に鎌倉の鶴岡八幡宮に参拝に行きました。本来であれば、初詣に参拝したいところですが、大変な混雑となるので困難でしょう。時期が少し遅めですが、毎年今頃の時期に必ず訪れることにしています。

 混雑を避けたつもりでしたが、甘かったようです。さすがに名所であるため、大変な混雑ぶりでした。小町通りから鶴岡八幡宮まで、観光客であふれかえっていました。参拝を済ませて、すぐに戻ってきました。

 源氏池の池畔にある神苑牡丹園では寒牡丹が見頃を迎えています。

 鶴岡八幡宮の参道である段蔓(だんかずら)は桜の名所としても知られていますが、全面改修のため、昨年の10月から通行止めとなっていて、通ることができません。壁で覆われていました。歩道を支える石積みがゆるんで落石の危険性があるための措置だということです。桜も植え替えが予定されています。2016年の3月までに完了するとのことです。毎年楽しみにしているのですが、今年は見ることができません。
個展(さくらラウンジ 横浜市栄区 2月5日から2月10日)
2月6日(金)
 私共の近所にある、株式会社さくら住宅は、地域密着型の住宅リフォームを専門とした会社です。さくらラウンジは、そのさくら住宅が地域のために開放しているフリースペースで、料理教室や展示会など、さまざまなイベントに利用されています。このさくらラウンジにおいて、2月5日(木)から10日(火)までの期間で、「エアブラシイラストで見る宇宙」と題して、個展を行うことになりました。1990年代に描いていたエアブラシイラストの原画を13点、その後に取り組みを開始し、現在でも継続している、3DCGソフトを使用して制作したCG静止画イラスト11点、そして作品を掲載していただいた科学雑誌、天文情報誌等の展示を行っています。

 今回は、私共が希望して個展を開催させていただいたわけではありません。日頃からお世話になっている、さくら住宅さんからの依頼です。作品を展示すると、額や原画が痛むことが多く、正直、気が進みませんでした。私共にはメリットはありません。ただ、私共はメリットだけで仕事をお引き受けしたり、人様とのお付き合いをしているわけではありません。それまでの経緯や、自らの立場や使命などを総合的に判断して、決断を下しています。

 私共の活動のうわべだけを見て、勘違いしている後輩もいるようです。そのようなケースでは、あえて説明をすることはありません。プラネタリウム解説者として、自らを高めていこうとすれば、うわべだけを見て、小手先のテクニックだけを身につけても限界があり、それより高い壁を突破することはできないでしょう。

 上記のような経緯での開催であるため、告知はしませんでした。さくらラウンジは、最寄りの駅からもアクセスが良いとは言えないので、近隣の方だけにご覧いただければ、それで良いと思っています。今回の取り組みで、得られるものは少ないのかも知れませんが、一連の作業や、さくら住宅のスタッフの皆さまから、学ぶべきことはあると思っています。

 1月からこれまで、身の回りでいろいろなことが起きたため、取り組みを中断していた手書きイラストですが、昨夜から再開しました。絵筆を握っていると、無心になれるので、ストレスの解消には役立つと思います。1か月程度で完成させる予定の1作目でしたが、あと数か月はかかると思います。
打ち合わせ(埼玉県さいたま市 2月1日)
2月2日(月)
 さいたま市で2月1日(日)に、太陽観測者数名が集まって打ち合わせを行いました。この「プラネタリウム雑記」の、昨年の10月6日(月)のところでレポートした、飛騨天文台(京都大学大学院理学研究科附属天文台)における観測研究の続きです。今月中に、リーダーが、太陽の研究者の会合において、発表を行うための、最終的な打ち合わせです。

 リーダーがとても優秀な方なので、ベースとなるレポートはとてもしっかりしており、修正を加える個所もあまりありません。発表も場数を踏んでいる方なので、あとはお任せすることになります。

 メンバーの一人が使用している太陽望遠鏡で、Hα太陽像やスペクトルを見せていただきました。特に、自作されたスペクトル観測装置は驚くべき性能でした。これだけの装置を自作してしまう、創意工夫と知識には敬服した次第です。

 打ち合わせ終了後に、いつものように近くのお店で遅い新年会を行いました。さまざまな面での情報交換ができて、とても楽しいひと時でした。このところ、気が滅入ってしまうような出来事が多かったのですが、皆さんからたくさんの刺激を受けて帰ってきました。モチベーションが少しあがったように思います。
後輩
2月2日(月)
 
 
 横浜市内において、1月29日(木)にプラネタリウム関連の後輩と久しぶりに会いました。私共が横浜こども科学館に勤務している頃からのお付き合いです。その頃、その後輩はまだ大学生でした。以来、折に触れて、さまざまな形で、相談されたり、こちらから相談を持ちかけたりしてきました。私共の今後の生き方や、後輩の今後の生き方などについて話し合いました。ここ2年くらい会っていませんでしたので、本当に久しぶりでしたが、元気そうで何よりです。

 私共が、後輩と呼ぶ人は、数が限られています。プラネタリウム業界の関係者とは、それほど広くお付き合いをしないからです。しかしながら、後輩が成長していく様子を見るのは、とてもうれしいものです。今年もらった年賀状の中に、後輩の一人からのものがありました。彼はプラネタリウム関係者ではありません。教授に昇進したとのことでした。その後輩は、高校生の頃から、私共の勤務先に出入りして、天文のボランティア活動を行っていました。大学進学の時、就職のときなど、彼のターニングポイントといえる多くの場面で、必ず私共に相談に来ました。自分の進むべき道が、これで正しいのかどうか、私共にアドバイスを受けるためのようでした。そのたびに彼は、苦難な道を選択していたように思いました。しかし、苦学して博士号を取得し、教授にまで昇進した彼を、とても尊敬しています。そして誇りにも思っています。たいしたものだと思います。

 科学館勤務時代に、プラネタリウム関係の仕事に就きたいという若者が、ある日相談に来たことがありました。「アルバイトでもよいから、なるべく類似の施設で働かせてもらって、チャンスを待ちなさい。」とコメントしました。それから数年後(多分10年近く後)、ある会合で私共を呼び止めたのは、その時の若者でした。無事に天文関係の施設に就職できたとのことでした。以来、欠かさず年賀状や暑中見舞いのはがきを送ってくれて、近況を知らせてきます。

 先日、関市まなびセンターまで投影を見に来てくれた解説者も、後輩のひとりだと思っています。アクセスの不便な場所まで、時間をかけて、私共の解説を聞きに来てくれる解説者など、ほとんどいません。感謝した次第です。

 プラネタリウム業界を取り巻く厳しい環境の中で、皆それぞれ、もがきながら、日々を送っているようです。その様子を見ていると、私共も、後輩に負けないように頑張らなくてはいけないと思う次第です。

 写真は、桜木町の大岡川付近から見たみなとみらいの景色です。中央に見えるタワーがランドマークタワーです。その右手にはホテルなどが立ち並びます。
移動式プラネタリウム(NTTコミュニケーションズ NTT労働組合 コミュニケーションズ本部ACT分会主催 港区 1月30日)
2月2日(月)
 東京都港区のJR田町駅近くにあるグランパークタワー内の一室で、1月30日(金)に移動式プラネタリウムの投影を行いました。解説は河合準子さんです。今回のイベントは、河合さんとNTT労働組合 コミュニケーションズ本部 ACT分会のスタッフによるコーディネートです。私共は、ハードウエアの設営後は、観客の入退場やハードウエアの管理等に対応し、投影は行いませんでした。河合さんと一緒に仕事をするときには、このパターンがほとんどです。

 「星空とワインの会」というイベントです。社員の皆さまに、星空とワインで楽しんでいただくといった目的で開催されました。おしゃれなイベントですね・・・。ちなみに、私共は、ワインには全く興味がありませんし、味もよくわかりませんので、銘柄などを見てもピンときません。黄道12星座に関するワインが準備されました。

 グランパークタワーにおいて、プラネタリウムのハードウエアを設営するのは、これが3度目です。2010年10月、2011年10月にそれぞれ、NTTファシリティーズの主催で、エントランスホールにおいて、私共が投影を行っています。再び同じタワー内でハードウエアを設営することになるとは思いませんでした。

 金曜日の夕方から夜にかけて、3回ほどの投影でした。参加者の皆さまには、楽しんでいただけたようで何よりです。投影をしないのは、体力的にはとても楽でした。裏方に徹しましたので、精神的にも、いつもよりも気持ちも楽でした。地下の駐車場からの搬入ですので、少し時間がかかりました。搬入時には、表は雨でしたが、帰る頃には雨は上がっていました。
エンジンオイル交換(1月28日)
1月28日(水)
 午前中のうちに、車をディーラーに持って行って、エンジンオイルとオイルフィルターの交換を行ってきました。前回オイル交換を行ったのは、昨年の11月14日(金)でしたので、約2か月後にオイル交換となりました。もっと早めに交換したかったのですが、仕事との関係で、車を持っていく時間が確保できませんでした。交換時期よりも2000キロも余計に走行してしまいました。エンジン音が少し大きくなっていたようでしたが、交換後は、滑らかになったような感じがします。

 昨年4月に今の車に乗り換えて以来、1年も経過していないのに、すでに25000キロも走行してしまいました。この分で行くと、1年が経過する頃には、30000キロに達するとみられます。定期点検の時には、念入りに見てもらおうと思っています。今のところ、車には異常はみられません。プラネタリウム関連の機材を搭載するので、サスペンションにはかなりの負荷がかかっているはずです。この状態で、良く全国を走り回れるものだなと感心しています。乗り心地の質感も悪くなく、パワーもそこそこあるので、安心して高速道路を走行できます。
仮設プラネタリウム(関市まなびセンター 岐阜県関市 1月24日から25日)
1月26日(月)
 岐阜県関市のまなびセンターにおいて、1月24日(土)と25日(日)に同施設の直径12メートルドームの中に、メガスターゼロ投影機を仮設して投影を行いました。あづまの幼稚園での投影を終えて、一度自宅に戻り、しばらく休んでから、夜の早い時間に関市に向けて出発しました。明け方のうちに、近くのサービスエリアに入り、仮眠をとり、夜が明けてセンターが開く時間と同時に、機材を搬入してセッティングを開始します。

 今回は「太陽の話」というテーマでの投影です。まなびセンターのプラネタリウムの観客層から判断して、このテーマは難しいものです。それは最初からわかっています。移動式プラネタリウムの投影とは異なり、常設館での投影を長年続けていくとなると、天文・宇宙に関するテーマ全般を網羅しなくてはなりません。あるテーマに集中しすぎると、マンネリ化の原因となります。また、本来その施設のプラネタリウムが何のために存在するのかを考えると、長期にわたる取り組みの中では、このようなテーマで解説を行うことも必要でしょう。

 これまでにも、過去に仕事をしてきた常設館で、投影のテーマとして太陽を扱ってきましたが、内容としては、観客受けしないものです。それを、いかに興味を引くようにコンテンツを制作して、解説していくかが、解説者の腕の見せどころになるでしょう。ただ、実際に投影してみると、まだまだだな・・・と思った次第です。反応の良かった回もあったのですが、反応の鈍かった回もありました。さらに工夫して、再度このテーマで挑戦してみたいと思った次第です。観客に受けの良い内容のものばかりを投影することは、私共のポリシーではありません。ただ、優先するのは館のポリシーです。もちろん、テーマに関しては、事前に館と協議して決定しているものです。

 夜の市民天体観望会は、天気が悪く、すぐに終了となりました。昼間はあんなに天気が良かったのに、皮肉なものです。ラヴジョイ彗星などもご覧いただく予定でしたので、残念に思いました。

 25日(日)の投影には、東海地方で活躍する中堅のプラネタリウム解説者が、私共の投影を見に来てくれました。関市へのアクセスは、交通手段が限られるために、時間がかかります。遠いところを、時間をかけて見にきていただいたことに感謝した次第です。

 指定管理制度が多くの館で導入されている現在、プラネタリウム解説者のおかれた環境は、ほかの職種と同様に、とても厳しいものです。なかなか、先が見えない状況ですが、そのような環境の中で解説をされている皆さまには、それに負けずに頑張ってほしいと思います。

 プラネタリウムの世界は、デジタル化が進んでおり、ドーム全体に、自由にさまざまな映像が投影できるようになりました。ただし、だからと言って、「何でもあり」ではなく、プラネタリウムで投影する映像として、どのようなものがふさわしいか、よく吟味していただきたいと思っています。プラネタリウムに関係ないものでも、たまにはよいでしょうが、それが続いてしまうと、何のためのプラネタリウム館か、その存在意義まで問われることになり、最終的には、自らを追い込んでしまうことにつながるでしょう。

 デジタル化が進んだために、近年、館の内部に制作サイトが設けられるようになってきたのは、とても良い傾向だと思います。しかし、3DCGソフトを駆使した、全天周の映像制作は、困難を極めるものです。決して甘くはありません。とはいっても、ダイナミックな映像を活用して天文学を解説していくためには、解説者も、これらの制作のスキルを身に着けておく必要があるでしょう。解説者は、覚えなくてはいけないことがたくさんありますが、今後の発展を視野に入れて、精進していただきたいと思っています。・・・このコメントは、他人事ではなく、自らへの戒めでもあります。
移動式プラネタリウム(あづまの幼稚園 横浜市瀬谷区 1月22日)
1月26日(月)
 あづまの幼稚園(横浜市瀬谷区)で1月22日(木)に移動式プラネタリウムの投影を行いました。毎年この時期に投影をさせていただいているもので、6年連続で6回目です。すなわち、最初の年に私共の投影を見た園児は、すでに小学校5年生になっています。

 あづまの幼稚園で投影をさせていただく時期になると、必ず雪か雨が降ります。今年も雨が降り出しそうな天気でした。搬入時は大丈夫でしたが、投影が終わって、搬出を行う頃には、本降りの雨となってしまいました。

 幼児向けの投影です。毎年、おおぐま座の神話を交えてお話をするのですが、今回は、オリオン座の神話のお話をしました。いつもお昼をごちそうになりますが、今年も、私共のために園長先生が、ゆず大根を作っておいてくださいました。頭が下がる思いです。

 帰りに園のほうから、来年の日程を確保しておくよう、依頼がありました。継続して実施することは、園のほうも私共もお互いに大変ですが、ありがたいことだと思っています。園児たちが、宇宙や星空に興味を持つきっかけとなるよう、そしてこどもの頃から、経験値をたくさん持っておけるよう、美しい星空を来年もお届けしたいと思います。・・・来年もまだまだ引退できる状況にはないようです・・・。
鬼の洗濯板(宮崎県宮崎市 1月17日)
1月21日(水)
 宮崎市の青島から、海岸線沿いに約8キロほど南に行った巾着島(きんちゃくじま)までの一帯には、板状の岩が同じ方向を向いて折り重なって見える光景が広がります。これを「鬼の洗濯板」と呼んでいます。約700万年ほど前に、水成岩が隆起して、長い間に波に洗われ、硬い砂岩層だけが板のように積み重なった結果、このような光景になったといわれています。

 青島を取り巻く鬼の洗濯板が有名ですが、堀切峠の下にも、同様の光景が広がります。峠の標高は約80メートルですが、海岸に降りる道がつけられており、鬼の洗濯板に立つことができます。

 この写真は、堀切峠下の海岸で撮影したものです。海水は透明度が高く、日南海岸の海は、汚染の影響がないことがわかります。
 当日は風が強かったのですが、海岸まで降りると無風でした。南国宮崎は、冬でも日差しが強く、太陽の光の当たる場所は、ポカポカとして気持ちの良いものでした。

 時間がゆったりと流れているような感覚です。老後は、このような場所で、毎日太陽や星空を眺めながら暮らすことができたら、どんなに幸せだろうと思った次第です。しかし、横浜に住みなれてしまった今の状況で、宮崎に戻るのは、難しいでしょう。夏の暑さのすごさを体験してしまうと、住み慣れていないと、その環境には、なかなかなじめないのではないでしょうか。
日南海岸(1月17日)
1月20日(火)


 都城には、宮崎市から日南海岸を経由して入りました。日南海岸をドライブするのは、本当に久しぶりでした。宮崎で暮らしていた頃、私共の家には、職場が休みの日になると、日南高校天文部の生徒数名が、毎週のように押しかけてきました。お昼頃に来て、食事を食べて、お茶を飲みながら、天文に関する様々な話をしました。夕方になると、彼らを送っていくため、車に乗せて、日南市の彼らの家まで送り届けるのが、毎週の日課でした。海岸線は、何度も走ったコースです。彼らの中の何人かとは、今でも時々交流があります。

 日南海岸は、国定公園です。なかでも堀切峠は、その景勝地であるばかりでなく、宮崎県を代表する景色でもあります。宮崎市に住んでいた当時に撮影した堀切峠の写真が、こちらにあります。今回は、撮影するには、天気がいまひとつでしたが、右の写真が堀切峠で撮影した今回の1枚です。

 上の写真は、日南市立石付近から撮影した、海岸線のパノラマです。景色の美しさの一端が理解できると思います。

 日南海岸から、山のほうに少し入ると、飫肥城跡があります。戦国初期は島津氏の属城でした。1871年に廃城になりました。のちに大手門が復元されましたが、本丸はなく、そこには日南市立飫肥小学校が建てられています。

 何度となく、ここを訪れる理由は、飫肥天を食べるためでもあります。この地区の郷土料理で、イワシ、アジ、トビウオなど、日向灘の近海でとれる大衆魚をすり身にしたものに、豆腐を混ぜ、味噌や醤油などで味をつけて、黒砂糖を加えて揚げるものです。さつま揚げによく似ていますが、それよりもふっくらとしていてとてもおいしいものです。久しぶりに食べましたが、やはりおいしいものでした。この地区でしか食べることができないので、とても貴重です。

 堀切峠、飫肥城跡などを訪れることにより、宮崎に住んでいた当時の記憶が鮮明によみがえってきました。
宮崎グルメ
1月19日(月)
 都城市で投影があったので、はやめに宮崎に入り、宮崎市に立ち寄りました。宮崎市を訪れるのは、昨年の7月以来約半年ぶりです。用事を済ませて、ホテルに入り、夕方になってから散歩しました。風が少し強かったのですが、宮崎駅から大淀川を渡り、南宮崎駅近くの宮交シティまで往復しました。ここが、私共が、約38年ほど前に勤務していた場所です。もちろん、いまそこにはプラネタリウム施設はありません。

 夕食を食べる場所は、そのレストラン街です。昭和39年に創業した萩之茶屋というお蕎麦の名店があります。いつもそこで食べるのは、お蕎麦、チキン南蛮、冷汁がセットになった定食です。チキン南蛮と冷汁は宮崎の名物です。最近でこそ、どちらもテレビなどで取り上げられるようになりましたし、チキン南蛮は、コンビニ弁当にも登場するようになりました。

ただ、地元で食べるものは、別格のおいしさです。ジューシーでとてもおいしいものです。冷汁は、私共は、正直あまり好きではありませんが、宮崎を訪れるときには、食べるようにしています。

 この萩之茶屋のある場所は、実は、私共が当時プラネタリウムに勤務していた頃の、事務所があった場所です。当時は給料も大したことはなく、生活は大変でした。それに追い打ちをかけるように、やがて、上司からプラネタリウムの閉鎖を告げられます。プラネタリウムが赤字続きだったための措置でした。それから1年間、私共は施設の販売促進課で、イベントやPOPの仕事をするようになりました。プラネタリウムの修業で身につけた技術を認めてくれた、同課の課長が私共を拾ってくれました。

 時を同じくして、横浜市では、当時としては東洋一のドームサイズで、しかも傾斜型という、国内初のプラネタリウムを含めた、先進的な科学館建設のプロジェクトが進行していました。のちに、その施設に就職するために、横浜に出ることになります。苦しかったあの頃を思い出し、ガリバー旅行記大壁画(こちらの7月23日(水)の記述をご覧ください)を見ながら、事務所のあった場所で食事をすることは、私共の過去を見つめなおし、再び前を見て歩き出すためです。何度転んだとしても、意地でも起き上がって再び歩き出します。
・・・あと、どのくらい歩けば、ゴールするのでしょう・・・。
移動式プラネタリウム(都城市総合文化ホールMJ 宮崎県都城市 1月18日)
1月19日(月)
 都城市の都城市総合文化ホールMJにおいて、1月18日(日)に移動式プラネタリウムの投影を行いました。移動式プラネタリウムの投影場所としての南限を更新しました。これまでの南限は、2011年8月13日から15日まで投影をさせていただいたイオンモール宇城バリュー(熊本県宇城市)でした。ただ、これまでも、九州で投影がある場合は、時間があれば、宮崎まで足をのばしていたので、遠くまで行ったという感覚はありません。

 宮崎県は、私共の第2の故郷です。1977年から約6年半、宮崎市の民間のプラネタリウムに勤務し、先輩の指導を受けながらプラネタリウム解説者としての修業をしていました。指導を受けたのは約3年間でしたが、その後、その施設の運営を引き継ぎ、館長として、マネージメントの仕事も行いました。解説者として必要な、解説のテクニックはもちろん、スライドの原画制作、レタリング、スライドの写真撮影のテクニック、シナリオ制作、そして天体の軌道計算などを中心とした位置天文学、関係すると思われる仕事の基本の多くは、この時に身につけたものです。

 都城市には、その民間の施設での営業活動の一環として、毎年訪れていました。小中学校を訪問し、校長先生や理科の先生に面会して、プラネタリウムに来てくださるよう、PR活動を行いました。都城市をはじめ、県内をくまなく回りました。当時と比べると、街の様子は大きく様変わりしてしまいました。このため、当時、どこをどう歩いたのか記憶が戻りませんでした。

 都城市総合文化ホールは、都城駅の近くに位置しています。とても立派な建物でした。大ホールのステージに、プラネタリウムのハードウエアを設営して、1日5回ほど投影をさせていただきました。観客の数は、予想通り少ないものでした。これは、イベントの告知が直前になってしまったことに原因があるのではないかと思いますが、詳しいことは不明です。施設側の事情があったのでしょう。私共の立場としては、観客の皆さまに投影を楽しんでいただくことです。冬の星座を中心に、オリオン座の神話を交えて解説しました。プラネタリウムは、MJフェスタというイベントのプログラムのひとつです。

 ただ、下で書いた通りです。解説が始まると、無心で解説に集中しますが、次の回までの間には、さまざまなことが頭の中をよぎります。とてもせつないことですが、仕方がありません。このような時は、あまり先を見ないで、その日その日を精一杯過ごして、無事に終わらせることに集中するようにしています。

 横浜から都城市までの距離は、片道1400キロです。往復で2800キロを走破することになりますが、慣れてしまっているので、あまり遠いとは思いません。岡山県あたりが、中間の地点になるようです。

 私共が、同施設で投影をするのを聞きつけて、近隣の公開天文台のスタッフの方が、あいさつに来てくださいました。その施設の台長の方とは、私共が宮崎で仕事をしていた頃に、何度かお話をしているようです。直接お会いしたのか、電話でなのかどうかは、記憶が定かではありませんが、その地域で、活動されている方がいるのは、当時も知っていました。スタッフの方からは、天文台の現状について、貴重な話を伺うことができました。約38年前のことを思い出しながら、投影をさせていただきました。
またも・・・
1月14日(水)
 2010年の頃から、毎年のように、つらい出来事が身に降りかかってきます。仕事には関係のないことですので、この「プラネタリウム雑記」には、それらをオブラートに包むかのように、遠回しに記載してきました。日記の代わりです。自分があとでそれを見て、どのようなことだったのか、わかっていればそれでよいと思っています。

 本来であれば、仕事をしばらく休みたいところですが、移動式プラネタリウムの仕事は、待ったなしです。それを覚悟の上で、8年前に起業しました。仕事をお引き受けしたのは、自らの責任ですので、スケジュール通り、仕事をこなしていくつもりです。心の中に、どんなに辛いことを抱えていたとしても、観客の皆さまの前に立てば、美しい星空を楽しく見ていただくために、ジョークも入れて解説します。考えてみれば、酷な仕事のようにも思います。しかし一方で、若い頃から、この仕事で生計を立ててきました。良い時もあれば悪い時もあるということです。ただ、良い時は長くは続かない・・・。振り返ってみれば、苦労の連続だったようにも思います。

 今のような場面で、いつも自分に言い聞かせることがあります。「・・・・・・・・・」 良い方向に向かってくれることを、心から祈っています。
移動式プラネタリウム(アリオ川口 埼玉県川口市 1月10日から11日)
1月12日(月、祝)
 埼玉県川口市のアリオ川口で、1月10日(土)と11日(日)の2日間、移動式プラネタリウムの投影を行いました。アリオ系のショッピングモールで投影をさせていただくのは、2013年の4月以来、約2年ぶりです。前回は長野県上田市のアリオ上田でした。中心となるテナントはイトーヨーカ堂で、これに専門店街などが加わります。1階のセンターコートにプラネタリウムを設営して、投影をさせていただきました。1日8回、2日間で合計16回の投影です。

 年末年始のほとんどを床の中で過ごしたため、体力的にも精神的にもハードでした。現地に宿泊はせず、2日間とも横浜・川口間を往復しました。朝がかなり早かったのもつらいものでした。健康な時には、あまり感じませんが、病み上がりの体には、かなりこたえました。しかし、2日目にはだいぶ体が楽になり、本来の調子に戻りつつあるようです。

 2日間とも、朝のうちは客足が伸びずに苦戦しましたが、午後からは満席の回がほとんどでした。終わってみれば、満席が8回で、ほかの回もそれに近いものでしたので、比較的良い成績だったと思います。相変わらず低年齢化が著しく、0歳児から3歳児までの乳幼児とその保護者がほとんどです。この子たちを相手に、いったい何を解説すればよいのかと思うほどでした。これまで以上にわかりやすく解説したつもりです。幼児向け投影以下の内容のレベルですが、これが限界でしょう。しかし、観客の皆さまには、楽しんでいただけたようなので、これで良しとすることにします。満天の星空が姿を現すと、こどもたちも保護者も、「うわっー」という歓声をあげますので、小さい頃、プラネタリウムを見たという記憶だけは、残るのではないでしょうか。とはいっても、本当にこの現状で良いのだろうかと思いながらの解説でした。冬の星座を中心に、オリオン座の神話を交え、夕方の空に見える宵の明星と水星についても解説しました。

 2日間の投影で、体のほうは、だいぶ本来の調子に戻ってきました。F1でいえば、ピットスタートのようなものです。遅れてスタートした感じですが、無理にペースを上げるとコースアウトなどのリスクを伴いますので、しばらくはウォーミングアップをしながら走行するのが良いと思っています。
2015年を思う
1月8日(木)
 今年も私共のホームページを、どうぞよろしくお願いいたします。

 昨年の12月21日(日)に岐阜県の瑞穂市図書館での投影を終えて、横浜に戻ってから風邪をこじらせてしまいました。年末・年始に移動式プラネタリウムのイベントが入っていなかっために、気がゆるんだのかも知れません。年末・年始はほとんど、床の中でした。のどの調子がすぐれず、せき込むために、しばらくの間安静にしていました。おかげさまで、ゆっくり静養ができたのですが、今度は、日常の生活のペースに戻すのに一苦労でした。ここ数日間で、やっとペースが戻ってきました。今年は、スロースタートです。

 昨年の上半期は、移動式プラネタリウムの投影の仕事が例年に比べると、やや少なめでしたが、今年は、1月からそれなりに立て込んでいます。毎年、スケジュールは一定ではなく、波があるようです。7月上旬から8月末までについては、すでにかなりのオファーをいただいています。夏休み期間中のイベントに関して、これからお問い合わせをいただくものについては、土日を中心に日程調整が必要になりそうです。夏休みの前までは、多少時間が取れそうです。それまでの間にできる限り、私共のプラネタリウムの投影に必要な、CG制作や静止画の素材作り、そして年末・年始に中断してしまった、手書きイラストの制作に時間を費やしたいと思ってます。

 起業してから今年で、すでに8年目に入ります。良くここまで続けられたものだと思います。これも、毎年のように、定期的にオファーをくださる施設や、イベント制作会社の関係者の皆さまのおかげと感謝しています。体のほうは万全とは言えません。この年になると、あちらこちらにほころびが生じてきています。しかし、今の仕事を続けられないわけではないので、もう少し頑張ろうと思っています。

 プラネタリウムの仕事にかかわるようになってから、今年で43年目年です。これからもどのようなことが待ち構えているのかわかりません。解説者として、残り少ない時間を大切に使っていきたいと思います。少しでも長く続けられるように、無理をしないようなペースで、仕事をしようと思っています。すなわち、あまり頑張らない・・・。これが今年のテーマです(・・・どこまで我慢でますかね・・・)。

  過去のプラネタリウム雑記
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