投影日誌

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那珂湊おさかな市場(茨城県ひたちなか市 11月5日)
11月5日(水)
 今日は所用で久しぶりに生まれ故郷の、ひたちなか市(旧 那珂湊市)に行ってきました。用件は午前中に済ませたので、昼前に「那珂湊おさかな市場」を訪れました。若い頃は、実家に戻ると必ず立ち寄って、新鮮な魚を買い求めていました。那珂湊漁港に隣接する魚市場で、新鮮な魚を手ごろな価格で提供してくれる量販店街です。

 昔は、地元の人々の利用がほとんどでしたが、いつ頃からか、メディアが取り上げるようになり、今では県を代表する観光市場として、県内外から買い物客が訪れるようになりました。また新鮮な魚を使用した回転寿司や海鮮料理を扱う食事処も軒を連ねています。東日本大震災で、津波の被害を受け休業していましたがましたが、約2か月後には全店が営業を再開しました。

 ちなみに、その時の津波は、ここから少し北に行った、私共の生まれ故郷の海岸にも押し寄せました。しかし、港から沖合に伸びた防波堤が防いでくれたため、無傷でした。ただ、この防波堤は、海底の生態系を一変させてしまったようで、私共がこどもの頃に、捨てるようにたくさんいたむらさきウニ、岩牡蠣、あさり、海藻類、魚たちの住処を奪ってしまったようです。皮肉なものですね。

 平日というのに、今日もたくさんの買い物客でにぎわっていました。お昼頃行くと、必ず立ち寄る食事処があります。今日もそこで、海鮮丼をほおばりました。ネタが新鮮で大きく、大満足でした。あさりの味噌汁のあさりは、その味や色、形から、おそらく地元産でしょう。こどもの頃に、私たちが磯でたくさん採ってきて、母が調理してくれた味噌汁の味そっくりでした。
 こどもの頃は、刺身が嫌いで、食べたことがありませんでしたが、考えてみればもったいないことをしたと思います。市場に並ぶ秋刀魚は、銀色にきらきらと輝き、刺身にもできるほどの新鮮さです。鮭のシーズンなので、たくさん並んでいましたが、長期保存がきく塩引きを購入して帰ってきました。
移動式プラネタリウム(鎌倉市立深沢小学校 鎌倉市 11月4日)
11月4日(火)
 鎌倉市立深沢小学校で、11月4日(火)に移動式プラネタリウムの投影を行いました。横浜からは片道で8キロと、近くに位置しています。鎌倉は写真撮影などで良く行く場所なので、土地勘があります。小学校の場所はすぐにわかりました。ただ、会場である体育館に行くには、どこから入ればよいのか、例によって、学校のまわりを車で一周してしまいました。

  小学校4年生の全クラスを対象に、4回ほど投影をさせていただきました。秋の星座を中心に、夏の大三角や、日周運動を利用して、冬の代表的な星座も解説しました。教科書を意識しての解説です。

 投影は午前9時過ぎから開始して、お昼前には終わりました。それから撤収を始めましたが、午後1時過ぎにはすべてが完了しました。横浜から近かったので、戻るのも早く、とても楽でした。今日はとても良い天気の1日でした。日課の太陽面の撮影は、投影が入っていたので、お休みです。
移動式プラネタリウム(須走中学校 須走まちづくり推進協議会主催 静岡県駿東郡小山町 11月2日) 
11月3日(月)
 富士山麓の須走中学校体育館において、11月2日(日)に移動式プラネタリウムの投影を行いました。須走まちづくり推進協議会の主催によるものです。須走地区文化祭・富士浅間神社紅葉祭連動事業として位置づけられたものです。近くには、浅間神社があり、学校からは新雪をまとった富士山の大きな山容を見ることができます。紅葉も始まっており、とても景色の良いところでした。10月8日の皆既月食を撮影するため、須走五合目で待機していました。雲に阻まれて撮影はできませんでしたが、その際に、この場所を通過したばかりです。

 午前10時から投影が始まり、5回ほど投影をさせていただきました。3回ほど満席になりましたが、ほかの回も満席に近い状態でしたので、盛況だったといえるでしょう。秋の星空を投影し、ペガスス座の神話を交えて解説しました。

 ふだんは、星空が姿を現すと「メガスターゼロが投影する星空は、いつもきれいだな・・・」と思いながら解説を進めますが、今回は少し違いました。先日の10月28日の夜から29日の明け方にかけて、伊豆で見た星空が素晴らしかったためです。そちらのほうが、メガスターゼロの星空を上回っていたように思いました。見てきたばかりでしたので、その時のことを思い出しながら、解説をさせていただきました。

 小山町は、富士山の須走登山口がすぐ近くにあります。標高も高く、夜になると星がきれいな地域なのではないでしょうか。満天の星空とはいかなくても、夜空を見上げれば、たくさんの星たちが見えるこの地域をうらやましく思います。

 帰りの東名高速は3連休の中日であるため、横浜町田インターチェンジ手前で、11キロの渋滞でした。本来この時間であれば、渋滞はもっと少ないはずです。いつものように秦野中井インターチェンジでおりて、西湘バイパス、国道134号線を走りましたが、こちらも途中から大渋滞でした。須走から横浜まで3時間30分もかかってしまって、大変疲れました。車の運転は、長距離を走るよりも、渋滞の中を進むほうが、はるかに疲れるようです。帰ってからは爆睡でした。
天体写真3点
10月30日(木)


 昨日の朝まで撮影していた天体写真3点をアップします。雲の襲来で撮影が中断されたため、撮影できたのはこの3点のみです。どのようなことに取り組んでも奥が深いのですが、天体写真も同様です。満足できるレベルに達するまでには、まだまだです。ただ、自ら撮影した写真をプラネタリウムの解説で使用するには、充分なレベルです。
 時間をかけて、はるばる伊豆まで天体写真を撮影に行く目的とはなんでしょう。現場に到着するまで、いつも考えてしまいます。それくらい、時間と労力を必要とする取り組みだということでしょう。その目的とは、プラネタリウムの解説で使用するためと、プラネタリウム解説者として、機会あるごとに、満天の星空を見ておくためです。解説者によってそのスタイルは様々ですが、これが私共のポリシーです。


写真のデータ

ペルセウス座の二重星団 2014年10月29日撮影 1時38分から  5分露出×4枚
伊豆 BORG125ED フラットナー使用 EOS5D Mark2(赤外カットフィルター除去) ISO800
マークX赤道儀 2軸モータードライブ K-ASTEC Q5L-100GSSによるオートガイド
ステライメージ7で4枚コンポジット、フラット補正、ダーク補正、photoshop CS6でガンマ補正、色調整 等 周辺部をトリミング




写真のデータ
プレアデス星団 2014年10月28日撮影 22時56分から  1分露出×2枚 3分露出×2枚 5分露出×4枚 10分露出×2枚
伊豆 BORG125ED フラットナー使用 EOS5D Mark2(赤外カットフィルター除去) ISO800
マークX赤道儀 2軸モータードライブ K-ASTEC Q5L-100GSSによるオートガイド
ステライメージ7でコンポジット、フラット補正、ダーク補正、photoshop CS6でガンマ補正、色調整 等 周辺部をトリミング



写真のデータ
オリオン大星雲 2014年10月29日撮影
2時37分から
1分露出×2枚 3分露出×2枚 5分露出×4枚 10分露出×2枚
伊豆 BORG125ED フラットナー使用
EOS5D Mark2(赤外カットフィルター除去) ISO800
マークX赤道儀 2軸モータードライブ 
K-ASTEC Q5L-100GSSによるオートガイド
ステライメージ7でコンポジット、フラット補正、ダーク補正、photoshop CS6でガンマ補正、色調整 等 周辺部をトリミング

天体写真撮影(伊豆 10月28日から29日)
10月29日(水)


 横浜は、昨日から今日にかけてとても良い天気です。特に今日の夕方の日没から薄暮にかけての空の色は美しいものでした。昨日は、午後から伊豆に天体写真の撮影に出かけました。いつもの撮影ポイントです。GPV天気予報では、昨日の夜は雲の心配はありませんでした。本当は、先週のほうが良かったのですが、GPVの予報が良くなかったので断念しました。予報ばかりに頼るのもどうかと思いますが、片道3時間近くもかかるので、確実に晴れてほしいからです。

 撮影ポイントに到着すると晴れていました。雲は多少ありましたが、問題なさそうでした。さっそく天体望遠鏡のセッティングにかかり、撮影がスタンバイできた頃に、再び空を見ると、西の空から雲が押し寄せてきそうな気配でした。試写を終えたところですが、ここで中断です。あっという間に空全体が雲で覆われてしまいました。伊豆の山の中の天気は、本当に予測が困難です。

 その間に、車の中で夕食を済ませます。しばらく車の中で待機しました。このまま無駄足に終わるかと思っていましたが、午後10時30分過ぎから、再び晴れてきました。満天の星空です。このようなコントラストの良い星空は久しぶりでした。先日の飛騨天文台で見た星空よりも上質でした。空の条件が良かったからです。特に天頂付近の星空は、私共が高校生の頃、実家で毎日見ていた星空に匹敵するようなレベルでした。夏の天の川だけでなく、秋から冬の星空にかけての天の川も見事でした。

 その後も、ときどき雲の襲来があったため、撮影を中断する場面がありました。予定していた撮影対象を全て消化することはできませんでしたが、秋から冬にかけての星空を充分に楽しむことができました。星を追尾する赤道儀はオートガイダーを導入したので、撮影を開始すると、やることがありません。双眼鏡も持っていきましたので、秋から冬の星雲・星団を楽しみました。ただ、このレベルの星空では、有名な星雲・星団は肉眼でも見えるので、しばらくの間、それらの天体をぼーっと眺めていました。流星もたくさん飛んでいました。中には、流星痕を残すような大流星も。外気温は7度でした。

 今日の明け方3時30分頃まで撮影したところで、切り上げました。明け方の星空が特に美しく感じました。まだ画像処理が終わっていないので、近日中に処理をしてアップしたいと思います。
 上のパノラマ写真は、行く途中で伊豆スカイラインの熱海峠から少し行った駐車場から見た、駿河湾の夕暮れです。十国峠付近を通過した時に、真っ赤な太陽が沈んでいくところでした。そこで撮影したほうが良い写真になったかも知れません。
 満天の星空に包まれて、満足して帰ってきました。今回目撃した動物は、鹿3頭、野生化した猫2匹、子狸1匹です。
白川郷の写真
10月27日(月)
 白川郷の写真5点をアップしました。こちらのページからご覧ください。右下の写真は、その中の1点です。限られた時間の中での撮影ですので、満足しているわけではありません。この地域で活動している写真家の写真に及ぶべくもありませんが、紅葉が始まった白川郷の秋景色をお楽しみください。
白川郷(岐阜県大野郡白川村 10月24日)
10月27日(月)


 関市まなびセンターでの投影のため、10月24日(金)の朝から、プラネタリウムの設営を行いました。設営作業は午前中のうちに終了したので、その足で、白川郷を目指しました。記憶がはっきりしませんが、白川郷を訪れるのは20年ぶりくらいでしょうか。前回は夏でした。安房峠から高山市に入り、一般道を白川郷まで走りました。かなり時間がかかったことを覚えています。そのあと、名古屋を経由して京都まで行って、京都を観光してから戻ってきました。
 
 現在では、東海北陸自動車道が富山県まで伸びています。白川郷付近にもインターチェンジがあるので、関市からは高速道路1本でアクセスできます。距離にして約120キロ、所要時間は片道で約2時間弱です。ひるがの高原サービスエリア付近まで行くと、紅葉が見事でした。白川郷の紅葉が見たいと思って期待していましたが、最盛期はもう少し先になるように思います。

 約2時間ほど滞在して、写真を撮影しました。もちろん、このような短時間で良い写真が撮影できるとは思っていませんが、何枚か、お見せできるレベルの写真は得ることができました。近日中に整理して、ギャラリーにアップしたいと思います。ここでは、パノラマ写真をご覧ください。午後からでしたので、逆光になってしまいました。撮影場所により、午前中が良いポイントと、午後からのほうが良いポイントが存在します。しかし、何と言っても絵になる写真を撮影するには、朝夕が良いのではないでしょうか。太陽光線が斜めからさしてきたときに、ドラマチックな光景に出合う場合が多いからです。
 この逆光写真を撮影したレンズは、解像度の高いズームレンズですが、レンズの構成枚数が多いためか、ハレーションやフレアが目立ちます。このようなシーンでは、単焦点のレンズを持って行ったほうが良いようです。今度は泊りがけで行ってみたいと考えています。夏と秋だけではなく、ほかの季節の白川郷も見てみたいと思っています。

 横浜・広島・関・白川郷・関・横浜が今回の走行ルートです。今年すでに8度目の広島です。走行距離は約1800キロでした。
仮設プラネタリウム(関市まなびセンター 岐阜県関市 10月25日から26日)
10月27日(月)
 岐阜県関市のまなびセンターにおいて、10月25日(土)と26日(日)の2日間、メガスターゼロ投影機を仮設して投影を行いました。投影の前半部は、当日夜9時の関市で見られる星空の解説、後半部は「天王星はどんな星」というテーマでの解説です。
 まなびセンターでの投影の取り組みは、今年度が3年目です。観客の数は、増減の変動を繰り返しながらも、ここ最近は比較的安定していましたが、この2日間は苦戦してしまいました。何が原因なのかは、よくわかりません。テーマが悪いのか・・・とも思いました。しかしながら、同じ施設で継続的に投影を行う場合は、魅力的なテーマを全て並べればよいというものでもないでしょう。1年間を通して、天文全般を網羅していくような構成に心がけています。

 下で書いたNOAA2192群が太陽面の中央部付近にやってきて、とても大きくなっていました。撮影できない状況でしたので、とても残念でした。施設のスタッフの皆さまが機転をきかせて、日食グラスを準備し、観客の皆さまは、投影前か投影終了後に、この大黒点をご覧いただきました。
 投影の中で、夜晴れたら星空を眺めていただくように、観客の皆さまにアピールしています。昼間の太陽も同じことです。このような大黒点が見えているのに、何もアクションを起こさなかったら、それは、自らが行っている投影のスタイルを、間接的に否定してしまうことになるでしょう。施設のスタッフの皆さまに感謝しました。

 25日(土)夜の観望会は、その時間帯だけ天気が良くなりました。天王星をご覧いただきました。月や土星を見るのと異なり、望遠鏡で見ても、表面に模様が見えるわけでもないので、インパクトはいまひとつです。ただ、このような機会でなければ、一生見ることもないであろうことを、事前のプラネタリウムの投影の中で解説を行い、付加価値をつけています。
 果たして、このような投影で良いのだろうか・・・。観望会の内容は、これで適切なのだろうか・・・。深く考えさせられた2日間でした。地方都市において、プラネタリウムを運営していく難しさです。水戸・宮崎と体験して充分に承知しているはずなのですが、答えが簡単に見つかるほど、やさしいものではありません。

写真は、観望会開催時の、プラネタリウムのドーム内と、屋上に設置されている15センチクーデ式望遠鏡です。
NOAA2192群(太陽黒点 10月18日)
10月18日(土)


 下の10月16日のところで書いた、ポストフレアループを見せてくれた活動領域が、太陽の自転とともに、太陽面の東側から姿を現しました。上の画像がそれです。今日の午前中に撮影しました。黒点のまわりに白い斑点が網目状に見えている部分は、白斑といいます。画面右側に見えている粒状の組織は、粒状斑と呼び、ひと粒の大きさが約1000キロ、数分間で消えてしまい、また次のが出てきます。
 この領域での活動は、相変わらず活発なようで、今日も午後になって、この領域に伴うプロミネンスの噴出があったようです。その噴出の現象の最後の部分をとらえました。こちらに、その画像をアップしておきます。上から4番目の画像がそれです。
 この黒点群の規模はかなり大きそうです。このまま活発な活動が続き、太陽面の中央部にやってくる頃にフレアが発生すれば、その数日後には、地球上にも電波障害などの影響があるかも知れません。また、地球上の高緯度地域では、オーロラが活発化するでしょう。肉眼的な大黒点になる可能性も高いとみられます。太陽の自転とともに、太陽面の西に没するまで目が離せません。
 とはいっても、全ては、まぶしい太陽においての現象です。興味本位で、太陽の方向を肉眼で見てはいけません。太陽面の撮影に特化した望遠鏡やカメラなど、安全に見るためのハードウエアが必要となります。仕事の都合などで、どこまで追いかけられるかわかりませんが、撮影した写真は、逐次、太陽面写真集のページにアップしますのでご覧ください。
ポストフレアループ
10月16日(木)
 10月15日(水)の3時30分頃(日本時間)、太陽面東縁の裏側でフレアが発生しました。裏側であるため、地球の方向からは見ることができませんが、発生したフレアーの上部は、NASAの太陽観測衛星がとらえていました。こちらにその動画がありますので、興味のある方はご覧ください。
 このフレアーの発生後に、ポストフレアループが見えていたようです。その動画は息をのむような美しさです。自然が作り出す、幾何学的な造形美であり、太陽活動のダイナミックさの一端を示すものです。フレアが発生した直後に、プラズマがループ状に見える現象をポストフレアループと呼んでいます。私共も、これまでに何度か写真に撮影しています。
 今日の横浜は、朝からとても良い天気でした。急ぎの仕事もなかったので、朝から太陽面の撮影に入りましたが、たまたま、この現象を見ることができて、写真にも撮影することができました。現象の終わりかけの頃だったのか、撮影している間に、次第に薄くなっていったようでした。衛星の画像ほどではありませんが、アップします。詳しいデータは、こちらをご覧ください。
 太陽面の撮影を再開して2年が経過しようとしていますが、撮影に関しての問題点もたくさんあります。しかしながら、このような美しい現象を、自らの目で見ることができるだけでも、幸せなことだと思っています。

 しばらく富士山を見ていませんでしたが、朝のうちは透明度も良く、久しぶりに姿を現しました。頂上付近から8合目付近にかけて、雪化粧です。山のほうは、もう冬支度ですね。10月8日の皆既月食の時に5合目にいましたが、天気が悪くて気がつきませんでした。

台風19号(岐阜県大垣市 10月13日)
10月15日(水)
 2週連続で台風に翻弄されてしまいました。台風19号の影響がどうなるかわからないので、10月13日(月、祝)の瑞穂市図書館での投影に備えて、早目に横浜を出ました。ただ、直接、瑞穂市に向かったのではなく、最初の行先は広島市でした。今年に入ってこれで7度目の広島市です。1泊したのち、翌日に瑞穂市図書館近くのホテルに入りました。ホテルの場所は大垣市です。この時点で、台風が日本列島を縦断していきそうな気配でした。
 施設のほうも、台風の動きに注意しており、13日のイベントを実施するか、延期するか様子を見ていました。私共は、この進路だと延期を余儀なくされるだろうと考えていましたが、その連絡が入ったのは13日の早朝でした。
 事前に分かっていれば、施設近くのホテルをキャンセルしていたのですが、直前までわからない状態だったので仕方がありません。もし、実施ということになれば、横浜にいたのでは、間に合わないからです。施設側の立場を配慮すれば、近くで待機するのが正しい判断だと考えていました。

 そのまま、次の行動を起こしてもよかったのですが、行先は、再び広島です。台風の進路に突入するようになるため、安全を配慮して、同じホテルにもう1泊とどまることにしました。
  朝のうちは、まだ暴風圏内に入っていなかったため、その間に散歩を済ませました。行先は大垣城です。6月20日に見学したばかりでしたので、中には入りませんでした。あくまでも散歩の目的地です。ホテルから片道5キロの道のりです。約2時間かけて10キロを往復しました。それからは、ホテルからは出ないで、部屋で過ごしました。メールなどをチェックした後は、何もすることがないので、爆睡でした。台風は深夜のうちに抜けて行ったようでしたが、眠っている間でしたので、何も気がつきませんでした。

 翌14日は、朝から広島市を目指します。刈取りが間近に迫った稲が倒れていたり、イベントが中止になったり、交通機関が大幅に乱れたり、さまざまな形で被害が出たように思います。高速道路上から、倒れた稲を見ていると、これまで一生懸命育ててきた農家の方々の落胆ぶりを思い、胸が痛みました。
 広島市で用事を済ませ、少し仮眠をとり、その足で、横浜まで戻ってきました。今日の早朝です。14日(火)の朝から、今朝までの走行距離は約1300キロです。途中、駿河湾沼津サービスエリアで力尽きて、1時間ほど眠ってしまいましたが、あとはトイレ休憩だけでしたので、前回に続いて、かなり早く横浜に戻ることができました。

 山陽自動車道の龍野インターチェンジ付近を通過しているときに、カーナビがこれまでに聞いたこともないようなアナウスをしました。「10キロ以上先、動物がいるため注意が必要です」。「はい・・・???」。「・・・高速道路上に動物がいるって、どんな動物だろうか。恐竜でも悪さをしているのかな・・・?」。興味津々でした。カーナビを見ると、その地点に「!」マークが表示されていました。早く見たいと思い、トイレ休憩もやめて、その場所を通過しましたが、何もありませんでした。狐につままれた思いです。
 写真は、大垣城の入り口で撮影したものです。
M31(アンドロメダ座の渦巻銀河 10月1日 岐阜県高山市)
10月15日(水)
 

 M31はアンドロメダ座にある渦巻銀河です。空の暗いところであれば、肉眼でもその姿を見つけることができる、秋の星空の代表的な天体です。以前は、私たちの銀河系と同規模の銀河と考えられていましたが、その後の観測で、はるかに規模が大きいことがわかっています。距離は239万光年(天文年鑑では230万光年)、星の数は約1兆個とされています。これらの数値は、今後観測技術の発達に伴い、より精度が高められることでしょう。
 下の10月10日のところで書いたように、同じ日に撮影したものです。使用した望遠鏡は、普段はカルシウムK線による、太陽面の撮影に使用しているものですが、この天体を撮影するには、焦点距離がちょうどよいので、今回は、この望遠鏡で撮影してみました。後日、BORG125EDのほうでも、撮影してみたいと考えています。当日は、この後雲が出てきたため、撮影できたのは、下のM33と、このM31の2枚だけでした。

写真のデータ
M31 2014年10月1日撮影21時31分から 30秒露出×2枚 1分露出×2枚 3分露出×2枚 5分露出×4枚
高山市 BORG100ED フラットナー使用 EOS5D Mark2(赤外カットフィルター除去) ISO800
マークX赤道儀 2軸モータードライブ K-ASTEC Q5L-100GSSによるオートガイド
ステライメージ7で4枚コンポジット、ダーク補正、photoshop CS6でガンマ補正、色調整 等 周辺部をトリミング
移動式プラネタリウム(瑞穂市立図書館 岐阜県瑞穂市 10月13日)
10月13日(月、祝)
 台風19号が、現在、九州と四国の間を進んでいます。この台風の影響で、本日、瑞穂市図書館で投影を予定していた移動式プラネタリウムの投影は延期となりました。
 私共がこの事業に取り組むようになってから、台風の影響で投影が延期されるのは、初めてです。
M33(さんかく座の渦巻銀河 10月1日 岐阜県高山市)
10月10日(金)
 

 M33は、秋の星座の、さんかく座にある渦巻銀河です。地球からの距離は238万光年から307万光年。星の数は400億個程度です。肉眼でも認められるといわれた時期もありましたが、空の条件の良い暗い場所で、鋭眼の持ち主でなければ、見つけるのは困難です。私共が高校生の頃、自宅から見える星空において、私共の視力でも、なんとなく見えるような気がしたものです。望遠鏡のファインダーでは、簡単に導入できます。
 先日、飛騨天文台に観測研究に行ったときの夜に撮影しました。撮影できたのは、ほんの数時間でした。そのうちの1枚です。この「プラネタリウム雑記」の9月9日のところで記述した、オートガイダーを実戦投入しました。640ミリの焦点距離を楽にクリアーする追尾精度です。デジタル非対応の望遠鏡での撮影ですので、今の望遠鏡に比べると、解像度がいまひとつですが、プラネタリウムの解説などに使用するには、これで十分です。

写真のデータ
M33 2014年10月1日撮影22時58分から 5分露出×4枚 高山市 BORG100ED フラットナー使用 EOS5D Mark2(赤外カットフィルター除去) ISO800
マークX赤道儀 2軸モータードライブ K-ASTEC Q5L-100GSSによるオートガイド
ステライメージ7で4枚コンポジット、ダーク補正、photoshop CS6でガンマ補正、色調整 等 周辺部をトリミング
オイル交換(10月9日)
10月10日(金)
 昨日、車のエンジンオイルの交換を行ってきました。今年4月下旬に、今の車を納車してもらってから、オイル交換はこれが3度目です。ついでにオイルエレメントも。オイル交換の時期に関しては、諸説あるようですが、私共の車の場合は約5,000キロを目安にしています。エレメントは1万キロごとに替えてしまいます。
 すなわち、約5か月間の間に1万5千キロを走行したことになります。今までの中でも、走行距離が一番多い1年になるでしょう。2万キロを突破するのは、おそらく年内です。前の車が16万4千キロで走行不能になったので、今の車に買い替えました。これで安心と思っていました。先に駄目になるのは、私の体のほうだと・・・。しかしこの分で行くと、ある時期にガタがくるのは、体と車の両方になりそうです。その時が引き際となるでしょう。
 ワイパーブレードも一緒に交換しました。拭き残りが見られるようになったためです。長距離を走るドライバ−にとって、ワイパーが不完全であるのは、命とりです。激しい雨の中でも、視界を安全に確保するためには、拭き残りはよくありません。今の時期は、それでも何とかなりますが、厳冬期の降雪の中では大変なことになります。
 今の車は、前車に比べると、パワーもあり、走りの質感もやや上なので、助かっています。もっとも、それ以前に所有していた乗用車の乗り心地の質感と、パワーには及ぶべくもありません。
 オイル交換が頻繁であるために、洗車はしたことがありません。オイル交換のたびに洗車され、きれいになって戻ってきます。車の傷も気にしません。物体が高速で移動すれば、小さな破片にぶつかっただけでも、傷がつくのが当たり前です。すでに細かな傷があちらこちらについています。
皆既月食(富士山須走五合目 10月8日)
10月9日(木)
 今日も朝から雑用や細かい仕事に追われてしまいました。やっと終わって、今このブログを更新しているところです。時刻は夜の11時近くです。9月末から今まで、本当に忙しい日が続いています。

 昨日の皆既月食は、残念ながら見ることができませんでした。したがって写真はありません。雲海か夜景を画面下に配置した、月食の連続写真などをイメージしてましたが、かないませんでした。
 私共にとっては先輩格の太陽観測者と小田原駅で合流しました。横浜から小田原まで行く間の雲のパターンを見ると、低層の雲であり、上空は青空が見えていました。GPV気象予報の雲の動きなどから判断し、富士山5合目であれば、雲の上に出るだろうというのが二人の一致した予測でした。一路、富士山五合目を目指します。つづら折りの道路をあがっていくと、やがて雲の中へ。しばらく走れば雲の上に出るだろうと思っていましたが、甘かったようです。カーナビのヘアピンカーブが、最後の3つになってもまだ雲の中でした。あれあれ・・・。
 駐車場に到着しても濃霧の中です。じたばたしても仕方がないので、ここで待機することにしました。(・・・実家の、ひたちなか市の海岸に行けばよかったかな・・・)。時間がたつにつれて車がどんどん上がってきます。しかし一向に天気が回復する気配がありませんでした。時々、星空が姿を見せます。はくちょう座付近の天の川が見えていました。・・・さすがは富士山、下界の明かりが雲で遮断されると満月でもこの星空・・・と思って時計を見ると、すでに皆既食が始まっていました。

 北極星が見え隠れする中で、赤道儀の極軸を追い込んでおきました。また、月の速度で望遠鏡を追尾させるために、モータードライブを、従来のコメットトラッカーに載せ替えました。長焦点の望遠鏡により、30秒程度の長時間露光で赤銅色の月をとらえるためです。あとはほんの数秒でも皆既中の月が見えれば撮影できます。しかし、薄い雲の向こうに皆既中の月がほんの数秒見えただけで、再び雲の中へ。やがて、無情にも皆既食の終わりの時間が来てしまいました。あとで聞いたところによると、富士宮口の五合目では、皆既の最後の頃に月が見えたそうです。数百メートルの標高の違いが、明暗を分けてしまいました。望遠鏡を撤収にかかりました。

  今日は、いろいろなサイトに昨日の皆既月食の写真がアップされています。中には、天王星を同時に写しこんだものまで。今回の皆既月食は、このような赤銅色だったのか・・・。昨日の皆既中に、知人に連絡を取ると「こっちは見えてるよ・・・」。天文には全く興味のない人です。準備を整え、たくさんの機材を車に積み込み、気温の低い霧の中で、いったい何をしてきたのでしょうね・・・。大体こんなもんです。
 今日はすっかり気持ちを切り替えています。やらなくてはいけないことがいっぱいです。くよくよしている時間がもったいない。
松江城(10月6日)
10月8日(水)
 これまでに何度も目の前を通過していましたが、見学する時間が確保できずに、そのまま宍道湖方面に車を走らせてしまっていました。今回は時間が確保できたので見学することができました。
 築城は慶長16年(西暦1611年)で堀尾忠晴によるものです。全国に現存する12の天守のひとつです。全国の城のほとんどは、明治の初めに取り壊されてしまいますが、松江城は当時の地元の有志の奔走により、保存されて現在に至っています。松江のシンボルとなっています。
 とても立派で、堂々としたたたずまいでした。紅葉の時期であったなら、さぞかし美しかったのではないでしょうか。場内の展示物もとても充実していました。展示物の多くに、三つ葉葵の御紋が見られます。
 城を見学したのち、広島に立ち寄り、プライベートな用事を済ませて、その足で、横浜まで戻ってきました。広島・横浜間は距離にして約800キロです。今年だけでも、何度もこのルートを走っているので、だいぶ慣れてきました。夜通し走りましたが、今回は仮眠なしで走り切りましたので、所要時間において、これまでの新記録です。7日(火)の朝には、横浜に戻ってくることができました。
出雲大社(10月4日)
10月8日(水)
 出雲大社を参拝するのは、これで4年連続4度目です。とてもありがたいことだと思っています。
 毎年のように、鳥取県や島根県のほうから、秋になると必ず、移動式プラネタリウムの投影のオファーがあるからです。
 この8月にも島根県益田市での投影がありました。ただ、その時には時間がなくて参拝できませんでした。秋に再び島根県を訪れることは、その時点で分かっていました。今回は、メテオプラザのある松江市美保関に行く前に立ち寄りました。
 高円宮家の次女典子さまと出雲大社権宮司の千家国麿さんの結婚式が10月5日に行われましたが、その前日に訪れたことになります。土曜日ということもあり、門前町なども観光客でいっぱいでした。
写真右が御本殿です。
高山市(9月29日)
10月8日(水)
 飛騨天文台に行く途中で、高山市を観光しました。天文台に行くまでに時間があったためです。高山市を訪れるのは、これが2度目です。前回は夏休み期間中でした。今回は9月29日(月)の平日でしたが、それにもかかわらず、街は観光客であふれかえっていました。
 古い町並や高山陣屋を見て回りました。前回と同様でしたので、その時ほどの感激はありませんでした。お昼は、飛騨牛のメンチカツ定食です。5月に新穂高ロープウェイで昼食をとった時に食べた飛騨牛コロッケカレーは、カレーがレトルトでしたが、今回は手作りしてありました。おいしかったです。
 午後から、飛騨天文台に向かいました。写真は古い町並でのスナップです。
移動式プラネタリウム(メテオプラザ 島根県松江市 10月5日)
10月7日(火)
 台風18号が宮崎県の沖合を北上している中でのイベントとなりました。予想していたほどではありませんでしたが、風雨が強まっていました。それでもイベントが実施できたのは何よりです。メテオプラザで投影をさせていただくのは、2012年11月11日の投影以来、約2年ぶりです。「宙と海のまつり」というイベントですが、メテオプラザと三保神社で1年ごとに交互にイベントが実施されると伺いました。そのような意味では、連続で投影をさせていただいたということになります。
 メテオプラザがどのような施設か、そしてこの地域がどのような場所なのかは、このプラネタリウム雑記の2012年11月13日の日付のところで、レポートしていますので詳しくはこちらをご覧ください。
 イベントの実行委員会のほうで、どのようなプログラムを実施するか検討する際に、前回のイベントに参加された方々から、またプラネタリウムを見たいという声が多かったので、ぜひお願いしたいとのことでした。前回は、隕石落下から20年という節目の年でしたので、投影をさせていただいたあと、今後のオファーはないだろうな・・・と思っていました。連絡を受けて、とてもうれしく思った次第です。
 台風が接近している中でのイベントでしたので、苦戦を強いられました。それでも8回投影をさせていただいた中で、満席が1回、定員40名のところに30人以上入っていただいた回が、ほかに2回ほどあったので、良かったと思います。ちなみに、前回は8回全てが満席でした。秋の星座を中心に解説し、投影の後半部で、目前に迫った皆既月食について解説しました。
  宿泊先も、前回と同じホテルを確保しました。この地域にはビジネスホテルはなく観光ホテルです。海が目の前なので、魚を中心とした料理を出していただきました。久しぶりに豪華な夕食を味わいました。ホテルの女将さんには、前回もプラネタリウムを見に来ていただいたのですが、満席で残念ながら見ることができませんでした。今回は、荒天のために観客が少なく、ご覧いただくことができて何よりでした。
 強風と雨の中で、機材の撤収を行いました。そういえば、前回も雨の中で撤収作業を行った記憶があります。無事に終わって一安心です。
移動式プラネタリウム(東京学芸大学附属高等学校 東京都世田谷区 10月3日)
10月7日(火)
 飛騨天文台から戻ったのは2日(木)の夜でした。急いで車から望遠鏡関連の機材を降ろすと、再びプラネタリウム関連のハードウエアに載せ替えました。少し眠った後、3日(金)の早朝に起きて、今度は世田谷にある学芸大学付属高校を目指しました。同校の講堂にハードウエアを設営して、1日3回の投影です。
 以前からお世話になっている先生からのオファーでした。1回目は授業講座において2年生と教育実習生が対象でした。2回目が全校生徒の希望者、3回目が地域の方々を対象としたものです。秋の星空を投影しながら1回目と2回目は、投影の後半部で、目前に迫った皆既月食について解説しました。3回目は、こどもたちが多かったため、ペガスス座の星座神話を交えて解説しました。
 投影終了後に、先生から生徒・教育実習生の書いたアンケートを送っていただきました。私共が意図した感想が多かったため、安心しました。投影終了後に、教育実習生の皆さんに、人様の前で説明するときの注意点や、どんなところに気を付けるべきかなどについて、話をさせていただきました。高校生や大学生を対象にした投影は、サイエンスフロンティア高校の生徒や、横浜市立大学の学生を相手に、慣れていたはずですが、学校によっても、これほど雰囲気が異なるものかと、少し驚きました。生徒たちが熱心に投影を見てくれたので、投影をしているほうも、とても気持ちの良いものでした。
 さまざまな制約がある中で、このような企画を、学校において実施されるのは、とても大変なことです。担当された先生とは、以前からのお付き合いですが、その情熱と実行力に頭が下がりました。
 投影を終了して、機材を撤収すると、横浜には戻らず、その足で島根県に車を走らせました。このところ、夏と同様、とてもタイトな毎日です。
飛騨天文台(京都大学 大学院理学研究科附属天文台 9月29日から10月2日)
10月6日(月)

 
 関市から横浜に戻り、プラネタリウム関連のハードウエアを車から降ろしたのち、大急ぎで天体望遠鏡関連の機材を車に積み込みました。そのあと、数時間ほど自宅で仮眠を取り、夜明け前には再び岐阜県に向けて出発しました。行先は飛騨天文台です。5月7日(水)から8日(木)にかけて、第1回目の観測研究を行いました。この時はどちらかといえば、下見を兼ねた観測でした。持ち込む機材がドームレス太陽望遠鏡(DST)にかかるかどうかを調査するためでもありました。
 今回が本観測です。DSTに適合するように、持ち込む機材に補正レンズを組み込んでいきました。この補正レンズに関しては、今回の観測研究のチームのメンバーにアドバイスを受けて、適切なものを準備しました。チームのメンバーは5名ですが、今回の観測に同行したメンバーは、私共を含めて3名です。
 飛騨天文台に行く途中で、高山市により、少し観光したのち天文台に向かいました。天文台のふもとから約6キロの未舗装路のつづら折りの道路を山頂まで登っていきます。前回は、いつになったら頂上に着くのだろうかと思うくらいの長い道のりでしたが、今回は道がわかっているので楽でした。山頂のDSTが見えてくると天文台に到着です。65センチ屈折望遠鏡の大ドームの横を通り過ぎて、宿泊棟に入ります。
 DSTの敷地からは、南の方角に、つい2日前に噴火した御嶽山が見えていました。噴煙は北東の方角に低くたなびいており、天文台への影響はないようでした。犠牲になられた方々に対しまして、心から追悼の意を表するとともに、被害にあわれた方々へ心からお見舞い申し上げます。複雑な思いで、噴煙を見ていました。
 観測研究は、翌30日(火)から10月2日(木)の午前中まで集中して行いました。雲の流れが早く、観測を中断する場面もありましたが、予定していた観測プログラムは、ほぼ消化することができました。国内最高峰の太陽観測装置を使用して、具体的に何をどのように観測したかは、メンバーのリーダーが中心となって、全員でまとめることになっていますので、ここでの記述はひかえます。
 私共は、連日の移動で体の疲れが限界に達していました。太陽が雲にさえぎられて、観測を中断する場面で、疲れが出て眠ってしまいました。夜は満天の星空に包まれますが、それでも天気の変化が激しく、すぐに曇ってしまいます。3日目の夜に数時間ほど晴れ間が出たので、その間に、天体写真を撮影しながら、満天の星空を楽しみました。今回は、マークX赤道儀に2軸モータードライブを組み合わせ、新しく導入したオートガイダーで撮影を行いましたが、トラブルもなく安定して動作しました。ガイドエラーもほとんどないようで、安心しました。後日、写真処理をしてからアップします。
 観測研究で飛騨天文台を利用させていただくのは、これで終わりですが、研究者が使用する設備を使用させていただいたことは、とても貴重な体験となりました。また、指導をしていただいた研究者、並びに技術スタッフの方々から、太陽の物理現象や、ハードウエアに関して様々なことを教えていただきました。感謝を申し上げる次第です。
 10月2日の夜に横浜に戻ると、望遠鏡関連の機材を車から降ろし、再びプラネタリウム関連のハードウエアを車に積んで、翌朝には東京学芸大学附属高等学校に向けて出発しました。このところ、自宅にいることがほとんどありません。

写真は飛騨天文台パノラマです。左側のタワーがDST、中央が65センチ屈折望遠鏡のドーム、右が60センチ反射望遠鏡のドームです。DSTの右に見える山が御嶽山で、北東の方向に噴煙が低くたなびいています。
仮設プラネタリウム(関市まなびセンター 岐阜県関市 9月27日から28日)
10月5日(日)
 市内の学校の運動会と、関市合併10周年を記念する「ご当地キャラ&グルメまつり」というイベントが重なり、2日間とも苦戦しました。投影日は27日(土)と28日(日)です。しかし、27日夜の市民天体観望会のほうは、天気が安定していたこともあり、たくさんの参加者がありました。
 「10月8日の皆既月食」と題して、皆既月食という現象や、月について解説をしました。もちろん当日の皆既月食の見え方や、どのように見ればよいかなどについても解説を行っています。まなびセンターでの投影は、時々、市内で実施される大きなイベントと重なることがあり、このような場合は、苦戦することになります。
 天体観望会のほうは、「アンドロメダ銀河を見よう」というテーマです。アンドロメダ銀河を中心に秋の星雲・星団を楽しんでいただきました。途中、アトラスロケットの本体が人工衛星として目撃できるはずでしたが、予想された光度よりも暗かったせいか、見ることができませんでした。
 投影機をオーバーホールして間もないので、安定して動いてくれました。星空のほうは、夏の星座を一部解説しながらも、どちらかといえば、秋の星座のほうを取り上げる割合のほうが多く、季節の移り変わりを感じさせてくれます。
 28日の投影終了後に、急いでハードウエアの撤収作業を行い、日付が変わる前に横浜に戻りました。翌29日の早朝には、飛騨天文台に向けて出発するためです。27日の投影中に、御嶽山が噴火したため、飛騨天文台に同行するメンバーに連絡を取り、天文台のほうに影響があるのかどうかを確認していただきました。御嶽山から飛騨天文台のある、大雨見山までは、直線距離にして約30キロ程度であるためです。
岩村城跡(岐阜県恵那市 9月26日)
10月5日(日)
 関市まなびセンターでの投影が27日(土)と28日(日)に予定されていました。26日(金)の朝から設営を行いましたが、午前中いっぱいで作業が終了したため、以前から見なくてはいけないと思っていた岩村城跡まで車を走らせました。関市からは、高速道路と一般道を利用して約1時間40分です。中央自動車道の恵那インターチェンジで降りて南下します。阿木川ダムを横切り、しばらく走ると「歴史の町並み」という地域に出ます。そこから山道に入り、つづら折りの狭い道路を登ると岩村城跡に達します。
 標高は717メートル。全国で最も高い地点に築城されたお城です。日本三大山城のひとつとされ、高低差や地形を巧みに利用した堅固な山城です。霧が発生することも多く、別名「霧ヶ城」とも呼ばれています。文治元年(西暦1185年)に築城されてから、明治になって廃城令が発令されるまでの約700年間もの間存続しました。
 初代城主は、源頼朝の重臣であった加藤影廉です。のちに長男の影朝が岩村に移り、当時の地名である遠山の姓に改めました。これ以上詳しくは書きませんが、私共がこの地を訪れなくてはならない理由がお分かりいただけると思います。
 事前にインターネット上で調べてから行きましたが、それらの情報や写真から想像していた以上に、規模の大きい城跡でした。苔むした石垣が歴史の古さを感じさせてくれます。とても安らぐ空間であり、霧が発生したら、幻想的な光景となったと思われます。高低差も大きく、800年以上も前に、よくこれだけの規模のお城を築いたものだと感心しました。
 以前から見なくてはいけないと思っていた場所でした。それが実現できたので、安堵の気持ちでいっぱいです。
一周忌(9月24日)
9月24日(水)
 母が94歳で他界してから、1年が経過しました。今日が一周忌です。水戸まで車を走らせ墓参りをしてきました。墓参にはちょうど良い曇り空の穏やかな天気でした。
 兄によれば、前日の夜まで、いつもと変わりなく元気だったようです。朝になって、母が起きてこないので、不思議に思った兄が、部屋に入ってみると、すでに冷たくなっていたとのことでした。とても穏やかな顔をしていまいた。母らしい最期だったと思います。

 この年になって、先祖のことがとても気になりだしました。どのような生き方をして、私共にまで繋いできたのか。両親が他界してしまった今となっては、話を聞くこともできません。家には昔から古文書が残っていました。刀類もあったようですが、全てが戦時中に没収されてしまったようです。古文書のほうも、多くが処分され、手元に残っているのはわずかです。
 その古文書の一部を実家から持ってきました。先祖のことを調べるためです。それらの資料の一部に、とても興味深いものを見つけました。誰が記述したかは不明ですが、その冒頭の部分には、水戸藩の歴代藩主の死没年月日が記述されていました。そして、次のページからは、初代藩主の徳川頼房に従って、水戸に移り住んだといわれている(ただし、本当の理由はよくわかっていません)、私共、初代当主からの記録がつづられていました。
 歴代の水戸藩主の死没年月日をネット上で調べてみましたが、私共の先祖が記録したものと、矛盾しているものがいくつかありました。どちらが正しいのか、私共は歴史の専門家ではないので、よくわかりません。古い資料なので、大切に保管しておかなくてはいけないと思っています。親戚のほうで保管している古文書には、藩における、先祖の日々の出来事が克明に記述されており、現代文に翻訳された資料を読んでみると、まるでおじいちゃんと対話しているようです。
Windows XPパソコン
9月23日(火)
 太陽観測の情報交換を行っている観測者仲間の方から、Windows XPノートパソコンを頂戴しました。中古品で探していたところだったので、ちょうど良いタイミングでした。XPノートパソコンは、現在2台を現役で使用していますので、これが3台目となります。1台はメガスターゼロ投影機の制御用。2台目は移動式プラネタリウムの投影において、ギリシャ神話や天文現象の解説などのときに、イラストや動画のためのプレゼンテーション用のソフトを走らせ、それをビデオプロジェクターに接続して使用しています。また、太陽面の撮影時にも使用しています。このパソコンは、メガスターゼロ投影機の制御の予備機でもあります。制御用のパソコンに不具合が生じたときには、このパソコンから制御ができるようになっています。
 現在、仕事に常用しているノートパソコンは、Windows 8.1(64bit)のSurfece Pro 2というパソコンです。ノートというよりも、タブレット型のパソコンです。電子メールでのやり取りや、出張先で文書を作成したり、ネットにつないだりするのには、とても重宝しています。しかしながら、XPパソコンの予備機として機能するかというと、そうでもありません。本来は、そのつもりで購入したものですが、実際には、いくつかの点で問題がありました。その一つが太陽面の撮影です。このプラネタリウム雑記の4月19日のところでレポートした通りです。詳しくはそちらをご覧ください。また、メガスターゼロの制御に使用できるかどうかの確認ができていません。制御プログラムが走るかどうか、またUSBポートから、制御をかけられるかどうか、まだテストが終わっていません。
 それらの問題を解決するのに時間をかけるよりも、XPパソコンを中古で購入してしまったほうが早いだろうと思っていました。今日から太陽面の撮影に使用していますが、結果は上々でした。最新のパソコンは、液晶画面の反射率が高くて、太陽面の撮影には向きません。屋外で使用すると、液晶画面に自らの姿が映ってしまって、本来の画面が良く見えないからです。XPノートパソコンの時代は、画面が無反射になっている機種が多かったので、太陽面の撮影向きです。
 頂戴したノートパソコンは、アプリケーションの不要なものは、全てアンインストールしました。おかげでレスポンスもかなり早くなり、さくさくと動いてくれます。あとは、USBからRS232Cへの変換アダプターのドライバーを入れれば、メガスターゼロの制御が可能となります。近日中に行う予定です。投影機の制御ができるパソコンが3台あれば、私共が引退するまでは、問題はないでしょう。
 Windows 8.1搭載のパソコンが、使いやすいかというと、そうでもありません。いまだに使い方がわからない部分も多く、いちいち調べるのも面倒です。せっかく操作に慣れている、Windows 7までのOSの使い勝手を、ここまで変えてしまうのも、いかがなものかと思います。大きな会社で、ビジネスに導入しようとすると、使い勝手を調べる時間と、そのスタッフの人数を掛け合わせたら、相当な損失になるのではないでしょうか。USBポートなどを使用して、外部の機器を制御するような場合は、本来であれば、動作を保証してもらいたいくらいです。3台目のXPノートパソコンが入手できたので、これでしばらくは、安心できそうです。写真は、手前がXP、奥がWindows 8.1を搭載したSurface Pro2です。液晶画面の鏡面反射の状態が良くわかると思います。
移動式プラネタリウム(栃木市栃木文化会館 栃木市教育委員会主催 9月20日)
9月21日(日)
 栃木市栃木文化会館において、9月20日(土))に移動式プラネタリウムの投影を行いました。昨年に続いて、2年連続2回目の投影です。「宇宙科学のスペシャルサイエンススクール」というイベントです。プラネタリウムのほかに、国立天文台副台長の渡部潤一氏の講演会、子ども科学工作などがプログラムとして実施されました。当日は曇りであったため、太陽観望会は実施されませんでした。
 オーバーホール直後の投影でしたので、とても気を使いましたが、投影機は安定して動作していました。この時期に合わせて、エアドームで不具合のあった部分のパーツの交換や、送風機も新品に交換していますので、かなりの部分の信頼性が上がっています。
 プラネタリウムのほうは、事前申込制でした。昨年も投影を行っていますので、申し込まれる方の数は、昨年よりも減るだろうと、スタッフの皆さまは予想されていたようでした。ただし、ふたを開けてみたら、募集を開始して1週間で、5回分が予約でいっぱいになってしまったそうです。理由はわかりませんが、おそらく、昨年ご覧になった観客の皆さまが、口コミで広げたのではないのだろうか・・・とのことでした。当日は、5回のうちの1回が満席になりませんでした。このあたりが、事前申込制の難しいところでしょうか。
 夏から秋の星座を中心に、ペガスス座のギリシャ神話を交えて解説し、10月8日の皆既月食についても触れました。投影機をオーバーホールに出していたため、2週間以上、間が空いてしまいましたが、その間に、星空のほうは、秋の星座がだいぶ空高く昇ってきています。写真は、大ホールのステージに設営したエアドームです。
 最近は、各地の文化会館で投影をさせていただくことが多く、そのほとんどがステージの上です。また、控え室として楽屋をいつも用意していただきます。芸能人が各地でコンサートなどを行うときには、このような感じなんだろうな・・・と思います。
メガスターゼロ投影機オーバーホール(9月2日から18日)
9月21日(日)
 夏休みの投影が終わってすぐに、メガスターゼロ投影機をオーバーホールに出しました。今回のメンテナンスは、かなり大がかりなものでしたので、2週間以上、投影機を預けました。その間は身動きが取れないため、これまで取り組むことができなかった内容に、精力的に取り組みました。また、来るべき老後の生活に備え、生活のリズムのシミュレーションを行うことができるという意味でも、良いタイミングでした。
 日頃の投影で気になった部分を、すべてリストアップしてオーバーホールをお願いしました。電源部、コネクター類、基盤関係、ファン、光学系などの全てです。劣化しているものは交換してもらいました。18日(木)の日に戻してもらいました。すぐに動作チェックを行いましたが、かなりきれいな状態で戻ってきたので、一安心です。劣化したパーツも見せていただきました。中には、むきだしとなってしまったリード線などもあり、これでよく動いてくれたものだと、感心した次第です。
 思えばこの7年間近く、車での移動を繰り返し、日本各地を回りましたが、とても安定して動いてくれたと思います。車での移動は、路面のバンプを拾って、投影機にもよくありません。脱落したネジ類なども、補充してもらいました。
 設営や撤収の時には、とても気を使いながら、行います。特に、コネクター類の抜き差しは慎重に行ってきました。それでも回数が重なると、劣化が避けられません。7年間も続けると、それは深刻な問題となります。設計や製造の段階では、このような使い方は、想定されていなかったことでしょう。
 メガスターゼロ投影機は、移動式プラネタリウムのドームに使用するには、オーバースペックです。これだけ軽量・コンパクトで、220万個もの星を投影できる投影機は、ほかにありません。これからも大切に使っていきたいと思います。オーバーホールが終わりましたので、投影機のほうは、しばらく安定すると思います。先にガタがくるとすれば、私共の体のほうでしょうか。
るろうに剣心 伝説の最期編(テラスモール湘南 神奈川県藤沢市 9月16日)
9月17日(水)
 昨日見てきました。9月13日(土)から公開されています。平日でしたが、かなりの観客数でした。前回と同じスクリーンですので、ハードウエアの状況は、この「プラネタリウム雑記」の8月8日のところでレポートした通りです。
 映画の冒頭で登場する、剣心の師匠である比古清十郎を福山雅治が演じます。堂々とした演技で見ごたえがありました。原作に登場するキャラクターのイメージにかなり近いものでした。原作はかなりアレンジされていたように思いました。特に、エンディングのシーンで、敵方の志々雄真実と主人公の緋村剣心が戦うシーンでは、そこに藤田五郎(斉藤一 元新撰組三番隊組長で江口洋介が演じます)、四之森蒼紫、相楽左之助も絡んできます。そこまでしなくても…とも思いましたが、志々雄の強さをより印象付けるためのアレンジなのかなとも思いました。
 いずれにしても、映画の完成度としてはとても高いもので、充分に見ごたえがありました。原作では、さらにストーリーが続きますが、映画として3作目を見ると、第1作目で見た新鮮な印象が、かなり薄れてくるので、このあたりで終わりにするのが適切なのだろうと思います。時代劇のアクションシーンを、これだけのスピード感を持って表現したことにより、海外の観客が見たら、日本の時代劇に対する印象が、これまでとはかなり異なるのではないかと思います。息をつかずに、最後まで見てしまいました。
 映画館を出る頃には、すでにあたりは真っ暗でした。日が暮れるのが早くなりましたね。夕食は、最近、藤沢で見つけたラーメン店です。こってりとしたスープに、やや硬めの太麺、そこに海苔が3枚のっていて、とてもおいしいものでした。昨日は、少し仕事を怠けてしまいました。
打ち合わせ(埼玉県さいたま市 9月15日)
9月17日(水)
 さいたま市で9月15日(月、祝)に、太陽観測者数名が集まって打ち合わせを行いました。この「プラネタリウム雑記」の5月9日のところでレポートした、観測研究の続きです。具体的な内容は省略しますが、日頃はメールでしかやり取りをしない観測者の皆さまと直接お会いして、情報交換などを行うのは大変な刺激になります。
 今回は私共よりも、はるかに高齢の観測者の方も1名参加されました。その年になっても太陽観測を続けられることに驚くと同時に、その年まで続けることができるという、道しるべにもなりますので、うれしく思いました。
 Hα線で太陽を見るための観測装置は、一昔前まではとても高価なもので、個人で購入できるものではありませんでした。現在では、アメリカの数社のメーカーが、これに取り組んでおり、個人でも手が届く価格帯になりましたので、入手されて観測されている方が国内にも増えてきました。ただし、これらの望遠鏡は、特許の関係もあり、その構造が不透明です。バラしてしまうと元に戻らなくなる可能性が高く、うかつに手を出せません。また、経年劣化があるらしく、長年使用している間に、Hα太陽像の見え具合が劣化します。しかし、望遠鏡のどの部分が劣化して見え方が悪化するのか、いろいろといわれていますが、推測の域を出ておらず、具体的に示された事例を見つけることはできません。
 これらに関して調査することは、個人では難しく、何人かが集まってお互いの状況を報告しあうことで、その概要が、おぼろげながら見えてきます。大変有意義な時間でした。
 打ち合わせとなった場所に行くには、JR京浜東北線の与野駅で下車します。プラネタリウムの世界に入る前、東京神田の薬問屋でアルバイトをしていたことがありました。月に一度、与野駅前にある薬の小売店まで、注文された薬を届けに行きました。電車でのこの往復の時間は、私共にとっては、休憩ができる楽しい時間でもありました。お店に着くと、品の良い年配の店主がいつも親切に迎えてくれました。以来、42年ぶりに与野駅で下車しましたが、当時の面影は全くありませんでした。
 将来の目標も定まらず、悶々としていたあの当時を懐かしく思い出しながら、打ち合わせとなった会場に向かいました。最近は、実際の天体を見たり、写真に撮影をする活動が増えてきました。プラネタリウムの解説者としての仕事を継続しながらも、これから先のことを考えながら、徐々にそちらのほうに、活動をシフトしていくようになるだろうと思っています。

写真は、Hα太陽望遠鏡の入門機として知られる、アメリカのコロナド社のP.S.T.という口径40ミリ、焦点距離400ミリのHα太陽望遠鏡です。
ふたご座流星群
9月12日(金)
 ふたご座流星群は、冬の星座である、ふたご座のカストル(2等星)付近を放射点として、毎年12月14日頃をピークに出現する流星群です。しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群とともに、三大流星群として知られています。今年は12月14日の21時頃をピークとして、1時間当たり数十個の流星を見ることができるとされています。ただし、下弦の月が深夜に上ってくるため、それ以降の時間は月明かりに邪魔されて見え方の条件は悪くなります。
 流星群のもとになる天体は彗星です。これを母天体とか母彗星といいます。ふたご座流星群の母天体はファエトンという名前です。ギリシャ神話の太陽神ヘリオスの息子の名前です。
 ジャンルは小惑星と分類されています。この天体は、活動が停止した彗星のなれの果てであろうと考えられてきましたが、最近の観測から、まだ活動を続けている現役の彗星であることがわかっています。
 関市まなびセンターで投影を行うためのコンテンツは、10月分まで完成してました。現在は11月分の制作に取り組んでいます。テーマは「ふたご座流星群」です。
 流星群の起源、彗星とはどのような天体か、流星の見える高さ、速度、そして実際の見え方、見かたなどに関して解説します。観客の皆さまは、幼児・低学年の児童を中心に、その保護者、年配の方などです。このような内容をわかりやすく解説するのは、至難の業ですが、オリジナルの動画やイラストをふんだんに使いながら、観客の皆さまとやり取りをしながら進めることで、理解度を深める工夫をしています。
 9月6日のところで書いた、海外のフリーソフトであるスペースシミュレーターを使用して、再びスクリプトを記述して、動画を作る準備をしています。スクリプトはすでに完成していますが、動画にしたときに、イメージ通りに仕上がっているか、スクリプトの修正と動画の再生を何度も繰り返して完成させました。地球からファエトンまでのツアーです。天体まで近づきますが、軌道のシミュレーションも行っており、地球の軌道との交差点も表現しています。
 上の図は、その動画から切り出した静止画をphotoshop CS6で追加処理を行ったものです。太陽系を、太陽の北側上空から見ています。この図では、交差している点が2か所に見えてしまいますが、実際には1か所です。動画では、太陽を中心に、図のY軸方向に回転させることにより、地球の軌道との交差点を見せています。そのあと、この天体に接近するものです。ファエトンの軌道要素は、ソフトウエア上には存在しませんので、海外のネット上から探して追加しました。
 これらの動画をうまく利用することにより、わかりやすい解説ができるように心がけています。解説はできる限りわかりやすく、しかし、そこで使用する動画や静止画は、可能な限りクオリティーの高いものを・・・というのが、私共が投影に臨むときの姿勢です。常設館において、最新のデジタル機器を駆使して、ドーム全体にこのような映像を展開しながら、解説ができたら、どんなに素晴らしいことだろうかと思いますが、そのような機会も失われてしまいましたので、現在は、このような素材をたくさん制作して、ストックしておくことを心がけています。いずれまた、常設館で解説をさせていただく機会も出てくるでしょう。
高速道路
9月11日(木)
 大気の状態が不安定なために、今日もあちこちに大雨・洪水警報などが出ているようです。横浜も朝のうちは、雨が降っていました。今はお昼前ですが、雨は小康状態です。朝食に食べるパンがなくなってしまったので、いつもより早めに起きて、雨が降りしきる中、散歩を兼ねて近くのコンビニで調達してきました。以前にも増しておいしくなっているのがコンビニのパンです。ふだんは、スーパーの安い食パンなどで済ませてしまうので、今日は、朝からプチ贅沢です。外国人の方々が、そのおいしさに驚くわけですね。

 私共が高速道路を利用するのは、ほとんどの場合、夜です。走りやすさから言えば、圧倒的に昼間のほうが良いのですが、夜間は事故さえなければ渋滞が起きないので、自らのペースで走ることができます。その時間帯に走っている車の99%がトラックです。特に東名・新東名はトラックの列が切れることがありません。このため、サービスエリアやパーキングエリアもトラックでいっぱいとなります。このような状況の中でサービスエリアに入っていくと、トラックの荷台の部分で視野がさえぎられて、どこを走っているか分からなくなり、目的の駐車スペースにたどり着けない場合もありますので、注意が必要です。
 走行中に最も注しなくてはいけないことは、追い越し車線を走っているときです。第一走行車線のトラックの挙動を数台先まで読みながら走りますが、それでも時として、すぐ目前でウインカーを出して、追い越し車線に進路変更してくる車がたくさんいます。こちらの車がミラーの死角に入っているのかも知れません。これまでにも何度となく、衝突を回避するために冷や汗をかいたことがありました。
 また、追い越し車線に出て、前を走るトラックの速度が異常に遅い場合があります。重量のある荷物を積んでいるのかも知れません。接近しすぎると、後続の車が前車のミラーの死角になってしまう場合があるので、こちらの存在がわかるように、距離をとるか、あるいは、車を少し左右のどちらかに移動させて、前車のサイドミラーに映るようにしています。
 休憩は2時間ごとに必ず取りますが、トラックのドライバーは、もっと長い時間走行しているように思います。なぜなら、一度追い越しているのに、サービスエリアを出ると、再び、同じ車に遭遇し、追い越す場面がしばしばあるからです。長距離を走るトラックのドライバーは、私共とは、運転のレベルが違うのでしょうね。
 前方の視界が確保できないような、大雨の中での走行を余儀なくされることもしばしばです。このような場合に、特に注意しなくてはいけないのが、トンネルの出口付近です。出た瞬間にバケツをひっくり返したような雨になっている場合も多く、視界がさらに確保できなくなるため、前方に車がいると、衝突の危険性があります。
 この夏も、北は福島から、南は福岡、そしてさらに宮崎まで、さまざまな高速道路を走りました。神戸ジャンクションを過ぎて、中国自動車道、山陽自動車道に入る頃になると、夜は車の量が極端に少なくなりますが、運転の疲れが出てくる頃なので、眠気が襲ってきます。このあたりで、少し仮眠をとるようにしています。
 高速道路の走行の中での楽しみは、昼食や夕食です。最近、おいしいと思ったサービスエリアの食事は、東北自動車道(記憶がはっきりしませんが、確か上り線だったと思います)の佐野サービスエリアのメニューです。素材にもこだわっているようでとてもおいしいものでした。クオリティーへのこだわりは、提供される側にもわかるという、良い見本だと思いました。
 今月は走る機会が少ないのですが、10月、11月と、再び長距離が待っています。高速道路の走行に関しては、まだ触れたいことがたくさんあるので、またの機会とします。
オートガイダー(K-ASTEC Q5L-100GSS)
9月9日(火)
 天体写真の撮影時に、星を高精度で追尾するために使用する赤道儀は、どんなに高精度のものであっても、追尾には周期的な誤差を伴います。これをピリオディックモーションと呼んでいます。原因は赤道儀のギアのバックラッシュ、駆動するモーターから連結されるギアの偏心などですが、そのほかに、赤道儀や鏡筒のたわみなど、複雑な要素が絡んできます。
 この誤差が大きくなると、本来は、星を点像にとどめなくてはいけない天体写真ですが、星がやや流れて、いびつな形に写ってしまいます。天体写真としては、失敗作となります。
 これまでは、カメラを取り付ける望遠鏡本体のほかに、もう一台の小型の望遠鏡を搭載して、被写体とする天体の近くの任意の星を選び、それを接眼鏡の視野の十字線の交点にのせて、その星がずれないように、コントローラーを使用してモーターの回転を調整します。気温の低い中は、じっとして何分間もその星を見ていなくてはいけないので、大変な作業でしたが、これでピリオディックモーションが、人為的にキャンセルされます。
 現在では、これをCCDカメラと望遠鏡、あるいは、さらにそれにパソコンを接続して制御することで、このピリオディックモーションによるずれを補正する方法が主流となっています。この装置をオートガイダーと呼びます。
 私共が愛用する望遠鏡は、30年以上も前の赤道儀に搭載しているため、そのような機能がありませんでしたが、最近になって、この望遠鏡用の2軸モータードライブが発売されたことにより、状況が変化しました。
 このユニットのコントローラーには、オートガイダー用の端子が設けられているため、さっそく利用することにしました。以前にも、知人にお願いして、コメットトラッカーというモータードライブユニットを改造して、オートガイドは実現していたのですが、パソコンのOSなどが変わったため、使用しなくなってしまいました。
 新しく導入したオートガイダーは、K-ASTECのQ5L-100GSSです。焦点距離100ミリのレンズの後ろに、CCDカメラが付くようになっていて、CCDカメラ側から、パソコンにUSBケーブル、望遠鏡のコントローラー側にオートガイド用ケーブルが伸びています。PHDガイディングというフリーソフトを使用して、オートガイドを実現します。
 果たして、正常に動作するのかどうか、気がかりでした。私共が常用しているWindows8.1(64bit)でこのシステムが正常に動作するかどうか、疑問に思っていたためです。DMK41AU02ASという産業用カメラは、このOSで使用すると、キャプチャーソフトが吐き出すフォーマットに問題があることを把握しているため、使用していません。
 下の満月を撮影した後に、テストを行いましたが、正常に動作しました。ただ、動作が不安定な感じもするので、これから何日かテストを重ねて、実際の現場に持ち出したいと考えています。それにしてもコンパクトです。テストのために、今回は鏡筒の上に搭載してみましたが、びくともしませんでした。正常に動作することが確認できれば、実際の撮影に大きな威力を発揮することでしょう。
満月(9月9日)
9月9日(火)
 昨日が中秋の名月でしたが、横浜は天気が悪くて月を見ることができませんでした。今日は朝から晴れていましたが、雲が多めでしたので、部屋でずっと仕事をしていました。
 夜9時頃、窓の外を見ると晴れているで、月を撮影しました。撮影の目的は、10月8日の皆既月食に備えるためです。また、NASAのサイトを見ると、今日の月もまた、8月11日の満月に続いて、スーパームーンと呼ばれると記述があります。
 ちなみに、月までの距離を夜9時で調べてみると、8月11日が35万8千キロ、9月9日が36万キロです。月までの平均距離は38万4千キロです。少し大きく見えるはずですが、カメラのファインダー越しに眺めても、さほど大きくは感じませんでした。肉眼で見ると、確かにいつもよりも、やや大きいような気もしますが、正直には微妙なところです。
 8月上旬、移動式プラネタリウムの投影で、観客の皆さまに、8月11日の満月は、スーパームーンだから、ぜひ見てください・・・と言っておきながら、無責任ですね。
 撮影した写真をアップします。解像度を重視すれば、太陽面撮影に常用しているカメラを使用してモザイク合成をするのが良いのですが、小さい時の満月と比較するためには、1枚撮りのほうが都合が良いので、デジタル一眼レフカメラで撮影をしました。10月8日に予定している、皆既月食の撮影に使用するのと同じ光学系の組み合わせで撮影しました。
 この時間になると、外気がだいぶひんやりしてきました。気が付けば、秋の虫たちの鳴き声も聞こえています。秋がすぐそこまで来ていますね。

写真のデータ 満月 2014年9月9日21時45分 BORG125ED 2×BL EOS5D Mark2 ASO200 1/200sec
コンテンツ制作の再開
9月6日(土)
 時間にだいぶ余裕ができたので、中断していたコンテンツ制作を再開しました。とりあえず急がなくてはいけないのは、関市まなびセンターの投影における、後半のテーマ解説用のコンテンツです。
 9月下旬の投影で予定しているのは「10月8日の皆既月食」です。途中まで作りかけて中断してしまったと記憶していたので、それから手を付けることにしました。
 ファイルを開いてみると、素材のほとんどの準備が完了していました。不思議に思って、プレゼンテーション用のファイルの本体を走らせてみると、最後まで完成していました。作りかけて中断したと記憶していましたが、最後まで作り上げてから、7月以降の移動式プラネタリウムの投影に臨んだようです。一安心でした。
 そこでさっそく、10月のテーマ解説に使用するコンテンツ制作に入りました。テーマは「天王星はどんな星」です。なぜこの時期に天王星を取り上げるかというと、10月下旬の夜空には、天王星が、うお座に見えているためです。夜9時頃の南東の空です。ただし、肉眼で見つけるのは、至難の業です。空の暗いところで、鋭眼の持ち主でないと無理でしょう。10月の市民天体観望会でも、天王星を観望対象のメインに設定しました。スタッフは、望遠鏡をそれに向けるのが大変かも知れません。
 天王星に関しては、ネット上に資料がたくさんあるわけではありません。なぜならこの惑星に接近して観測を行った探査機は、ボイジャー2号しかないからです。現在においても、天王星探査のミッションは存在しません。あとは望遠鏡の観測のみです。したがって、解説に使用できる素材のほとんどは、この時の探査によるものをもとにするしかありません。
 科学館勤務時代に、プラネタリウムの一般投影番組用に「天皇星発見物語」という番組を制作したことがあります。シナリオ、絵コンテなどはオリジナルです。天王星の発見、そのリングの発見、ボイジャー探査機による数々の発見などを、時系列でまとめて映像化したものです。スライド時代の作品でしたが、イラストレーター、番組入れ込みスタッフ、録音スタッフなど、とてもレベルが高かったため、完成度の高い作品になったと思います。ちなみに、この時に、私共が書いたシナリオのナレーションをお願いしたのは、羽佐間道夫さんでした。イメージ通りのナレーションで、プロの凄さを思い知らされたことを、今でも覚えています。
 話がそれましたが、前述のような状況の中で、天王星に関して、こどもたちに解説するのは、かなりの困難を伴いますので、頭を痛めています。今は、そのための素材作りの作業中です。CG動画がだいぶそろってきました。ボイジャー探査機は、過去に作っておいた素材をひっぱり出してきて、動画に仕立てました。右上の画像は、その作業中のものです。
 天王星とその衛星関連の動画は、海外で有名なフリーソフトのスペースシミュレーターを使用して、天王星ツアーのスクリプトを記述して、それを動画化しました。ただし、この動画ファイルは、私共が常用しているプレゼンテーション用ソフト(パワーポイントではありません)では、そのまま読み込めないので、Adob Media Encoder CS6を使用して、フォーマット変換を行いました。これらの一連の作業に2日間ほどを費やしました。
 作業は複雑で、忘れてしまっている部分もたくさんあるのですが、質の高いコンテンツが作れるように、試行錯誤を繰り返すつもりです。クリエイターとしての感覚が次第に戻りつつあります。
太陽面撮影の再開
9月4日(木)
 7月上旬から8月末まで、移動式プラネタリウムの仕事や、天候の不順などで休止していた、太陽面の撮影を再開しました。その間にも、眼視では太陽面をチェックしてはいましたが、撮影に入ってしまうと時間がとられてしまうため、見合わせていました。大きな黒点が出ている場面や、気流の状態が良い日もあっただけに、少し残念です。
 世界中に、専門の研究者をはじめ、太陽観測者はたくさんいます。またネット上にも、その日の太陽面の画像が、リアルタイムで流れてきます。ではなぜ、自ら太陽面の撮影をするのでしょうか。ときどき自問自答することがありますが、私共の答えは次の通りです。
 1 プラネタリウム解説者としてのスキルアップ
 2 これからの老後の暮らしにメリハリをつける
 3 一生を終えるまで、可能な限り、太陽や月・星を見続ける
 4 ホームページを通して、太陽活動のダイナミックさを情報発信
上記の1は、これまでに取り組んできた、日食計算論、エアブラシイラスト、CG制作等の取り組みと同じ位置づけです。いまさら、この年になってスキルアップでもないのですが、常に前を見ていることは、大切なことだと思っています。
 Hα線で見る太陽面は、変化に富んでいます。昨日も撮影を行いましたが、太陽面の東側のリムには、ループ状のプロミネンスが見えていました。ときどき太陽を遮っていく、雲の様子を見ながら、撮影の準備をしている間にも、瞬く間にその形状が変化していきます。撮影体制が整う頃には、現象が終わってしまうのではないかとも思いましたが、何とか撮影できました。こちらにその時の画像をアップしてあります。
 自らが取り組みたいと思う、さまざまな分野のことは、ほとんどの場合、世界中のだれかが取り組んでいます。その中で、できる限りオリジナリティーを出したいと思いますが、取り組んでいる間に、その方向性が見えてくるものだと思います。
 プラネタリウムの解説も、太陽面の撮影も、日食の計算論も、最初は見よう見まねから始まりましたが、何年も継続している間に、自分流のやり方ができてきます。日食の計算にも、それが生かされており、任意の地域においてみられる日食が、部分日食なのか、皆既日食なのか、あるいは金環日食なのか、その条件判断や、皆既日食時に見られる、本影錐のシミュレーションは、私共独自のアルゴリズムであり、エクリプスナビゲーターというソフトウエアに、そのノウハウを反映しました。本影錐の移動のシミュレーションを可能とするソフトウエアは、このソフト以外にはありません。
 さて、太陽面の撮影は、中断している間に、撮影や画像処理のプロセスをだいぶ忘れてしまいました。プロセスが複雑であるためです。また、思った以上に体力を使うもので、このところ、そのために少し疲れ気味です。しかしながら、新しく導入した、マークX用の2軸モータードライブの威力が、作業効率を大幅にアップしてくれました。
 太陽を追尾するために、これまで使用していたコメットトラッカーは、速度のモードが倍速と停止しかありませんでした。構図を微調整する場合に、太陽の日周運動で、太陽が画面上の適切な場所にやってくるまで、待たされることになります。しかし、2軸モータードライブの場合は、8倍速と50倍速のモードが追加されたため、このストレスがなくなりました。きわめてスピーディーに構図を決めることができます。前述のような、変化の激しいプロミネンスの撮影や、雲の襲来の合間に、素早く撮影を終えるために、大きな威力を発揮します。モータユニットの音は、コメットトラッカーのそれよりも、やや大きなものですが、不快に感じるような音ではありません。逆にモーターが作動していることがわかって良いと思います。コメットトラッカーのそれは、無音に近く、耳をユニットにつけなければ、作動しているかどうか、判別がつきませんでした。
 太陽面の撮影は、夏は汗だくになります。夏の暑さの原因である太陽を見るわけですから、大変な汗をかきます。しかし一方で、気流の状態が良い日も多く、大きな黒点が出現しているときなどには、高画質の写真が得られます。これからのシーズンは、撮影は楽になりますが、気流の状態が良い日が少なくなります。冬場はほとんど期待できません。
 太陽活動は、これから数年間かけて穏やかな方向に向かいますが、時間の許す限り、撮影を継続したいと思っています。写真は、2軸モータードライブを取り付け、Hα太陽望遠鏡を搭載したマークX赤道儀です。

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