投影日誌

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打ち合わせ(東京都港区 6月29日)
6月29日(日)
 太陽観測者数名が集まっての打ち合わせが、東京都内でありました。場所は、新橋駅から西に約1キロほど行ったところにある、古いビルの一角です。待ち合わせの時間までに少し余裕があったので、近くを散策しました。隣接した大きなビルの中の、カフェやレストランはとても混雑していました。虎ノ門ヒルズというビルです。6月11日に開業したばかりの超高層ビルです。
 あの森ビル株式会社が開発・施設運営を行っています。六本木ヒルズ森タワーや、上海環球金融中心(夜見るとまわりの景色とともに、圧巻です。写真はこちらです。上海テレビ塔の右奥に見えます。)などの超高層ビルの開発・運営を行っていることで、おなじみの会社の手によるものです。中に入ってみましたが、最新のビルは、エントランスホールやオープンカフェなどがとてもおしゃれにできていました。
 新橋駅で降りたので、お昼を食べるお店にはことかきませんが、今日は日曜日であるため、休みのお店がほとんどです。ほとんどのお店が、平日のサラリーマンをターゲットにしているためです。今日のお昼は、立ち食いそばで済ませてしまいました。女性には入りにくいお店ですが、立ち食いそばのお店は、値段が安い割に、おいしいお店も多いものです。ただ、今日のお店は、普通でした。
 秋に予定にしている共同観測研究のための打ち合わせです。日頃は、メールでやり取りをすることがほとんどですが、時々お会いして情報交換を行うと、各自が行っている観測方法の詳細などを聞くことができて、とても勉強になります。夏が終わった時点で、もう一度打ち合わせを行う予定で、その後、共同観測に臨みます。打ち合わせが終わったのち、飲み会のお誘いを受けましたが、横浜に早めに戻る予定があったため、飲み会には行かずに戻ってきました。残念です。
 この2枚の写真は、どちらも虎ノ門ヒルズです。両方ともビルの真下から、見上げるように、コンパクト・デジタル・カメラで撮影しています。手を加えなければ、右の写真のように、ビルの上のほうに行くほど、小さく表現されるのが本来の状態です。しかしながら、ビルを4分割して撮影し、その4枚の画像をphotoshop CS6でモザイク合成すると、左側の写真のように、ビルを遠くから撮影したかのような、ひずみの少ない写真となります。建物を撮影するときに使用する、ティルト・シフト機能を備えた、あおりレンズのような効果が得られます。ひずみ補正を加えることで、垂直にビルを立ててしまうことも可能ではないでしょうか。撮影のテクニックとして、マスターしておいたほうが良いと思いました。
半夏生(はんげしょう)
6月27日(金)
 いつもの散歩コースには、毎年この時期になると、半夏生(はんげしょう)が大きく成長しています。ドクダミ科の多年性落葉草本植物です。夏至を過ぎた頃に、葉の付け根の部分から15センチ程度の穂状の白っぽい花をつけます。
 半夏生は、暦において「八十八夜」や「入梅」とともに雑節のひとつでもあります。半夏(烏柄杓 からすびしゃく)という薬草が生える頃であり、また半夏生という草の葉が白くなって化粧しているようになる頃ともいわれています。別名でカタシログサとも。近くを通ると、ドクダミに似た独特の匂いがします。
 雑節とは、季節の移り変わりをしめすために設けられた、特別な暦日のことです。前述の八十八夜などのほかに、節分や二百十日などがあります。
 半夏生は、以前は夏至から数えて11日目とされていましたが、現在では、太陽の黄経が100度(春分点が0度です)の点を通過する日となっています。今年の暦では7月2日(水)です。
 農家にとっては、大切な日で、地方によってはこの日までに農作業を終える習慣となっているようです。この日は、天から毒気が降るといわれていました。井戸にふたをして毒気を防ぎ、またこの日に採った野菜は食べてはいけないとされていました。
 最盛期を過ぎると、散歩コースの半夏生は、やがて刈り取られてしまいますが、生命力がすごく、毎年今の時期になると、立派に成長して群生します。プラネタリウム解説者にとって、二十四節季や雑節は、全て解説できるようになっているのが理想ですが、最近ではそのような場面もなくなり、記憶の彼方に追いやられようとしてます。
 この時期の、梅雨の晴れ間に見られる星空は、とても美しく、心が和みます。週末に伊豆で、天体写真撮影を予定していましたが、天候が不安定なため、あきらめました。
Surface Pro2 その後
6月26日(木)
 今年の4月7日に購入して以来、まだ3か月も経過していませんが、その間に、新製品の発売が発表になりました。Surface Pro3です。しかしながら、私共の使用状況においては、現行のSurface Pro2で充分です。だいぶ使い勝手にも慣れてきました。アークタッチマウスの使い勝手は、相変わらずです。最近では、USB接続の標準的なマウスに戻してしまいました。このタブレットPCには、USBポートが一つだけですので、USBマウスを接続してしまうと、例えばプリンターにファイルを出力することなどができなくなります。そこで、その時だけアークタッチマウスを使用します。また、外出するときに、パソコンを持っていく場合は、USB接続のマウスよりも、コードレスタイプのアークタッチマウスのほうが便利なので、そちらを携帯しています。USBハブを併用する方法もありますが、Webカメラなどを使用する場合の誤動作を防止するために、ハブは使用していません。
 ここから先は、自らの忘備録として記述します。
 先日以来、デスクトップ画面を右クリックすると出てくる、画面プロパティーのメニューの中に、右の写真に見られる「グラフィックス・プロパティー」と「グラフィックス・オプション」のメニュー項目が表示されなくなってしまいました。同時に、画面の設定も、少し変化してしまったようです。具体的には、画面のコントラストが低下してしまいました。
 Surface Pro2のモニターは、サムスン製のようです。モニターの解像度は高いのですが、少し癖があるように思います。デフォルトの設定では、色がやや偏っているように思いました。また、ガンマの設定もデフォルトでは、満足できるものではありませんでした。
 Windows8.1のコントロールパネルの中に、画面設定がありますが、それだけでは、上記の微調整は無理です。デスクトップ画面をマウスで右クリックすると、写真のようにメニューが出てくるので、これで微調整を行います。微調整を行うことにより、ほぼ満足できる画面となります。ただ、それでも、映像制作用に常用している、デスクトップパソコンのモニターには及びません。
  メニューに項目が表示されなくなったことにより、この調整ができなくなってしまいました。事例を調べて、問題を解決するまでに、5日ほどかかってしまいました。その間、パソコンの内部で、プログラム名の検索をかけたり、海外のサイトを調べたり、国内のサイトで事例を調べましたが、なかなか見つかりませんでした。最終的にたどり着いたのは、インテルのホームページでした。
 この調整を行うための、プログラムの名称は「HDグラフィックス・コントロール・パネル」でした。デスクトップ画面から開けない場合は、ホットキー(Ctrl+Alt+F12キー)を使用します。ただし、surface Pro2のファンクションキーは、特殊です。本来のファンクションキーの機能として、ファンクションキーを押すためには、キーボード上の、右下にある、Fnキーも同時に押さなくてはいけません。これにより、無事にHDグラフィックス・コントロール・パネルを開くことができました。開いてしまうと、今度は、デスクトップ画面の右クリックで、それらのメニューが写真のように表示されます。
 ちなみに、Surface Pro2のキーボードには、画面コピー(Prt Scrn)の機能もありません。この場合には、モニターの下についている、Windowsのロゴマークと、モニタの左サイドにある、音量調節用のスイッチの「-」側を押します。
 上の写真のデスクトップ画面の星空の写真は、昨年の夏に伊豆で撮影した、はくちょう座の写真です。いま改めてみても、なかなか良く撮れたと思います。
 Surface Pro2は、処理速度も速く、高性能なタブレットPCだと思います。ただ、車に例えると、まるでスポーツカーのハンドリングのように、鋭利な感じがします。使いこなすには、さまざまな場面で、知識が要求されるように思います。一筋縄ではいかないようです。
岡崎城(6月23日)
6月25日(水)
 関市まなびセンターでの投影が終了すると、その足で、岡崎市に行きました。市内のホテルに入ったのは夕方でした。岡崎市で投影を行うのは、2012年9月のイオンモール岡崎での投影以来、約2年ぶりでした。その時、どのホテルに宿泊したかは、記録していますが、今回は、その資料には目を通しませんでした。しかし、ネット上から予約を入れた今回のホテルは、前回と同じ施設でした。ホテルの近くまで走り、外観を見たときに思い出しました。
 夏至を過ぎたばかりなので、まだ外は明るい状態でした。ホテルでは朝食とともに、夕食もサービスされます。宿泊代金はリーズナブルなものでした。早めの夕食を済ませると、散歩がてら、岡崎城に向かいました。タブレットのマップで調べてみると、ホテルから岡崎城までは約4キロ。徒歩で1時間ほどです。実際にもそれだけの時間がかかりました。仕事を終えた後に、車を走らせてからの散歩ですので、かなり疲れました。城に到着した頃には、あたりは真っ暗になっていました。城の外観だけ見てホテルに戻りました。見たいテレビがあったためです(ルーズベルトゲーム最終回)。
 翌日、男川小学校での投影を終えると、再びお城に向かいました。公園の駐車場に車を止め、お城をゆっくりとみることができました。
 岡崎城の起源は15世紀前半までさかのぼります。明大寺に西郷頼嗣によって築城され、享禄4年(西暦1531年)に松平清康が今の場所に移して以来、ここが岡崎城と呼ばれるようになったとのことです。
 徳川家康は天文11年(西暦1542年)12月26日に、この岡崎城内で誕生しました。19才の時に自立し、以来、岡崎城を拠点に天下統一という偉業への基礎を固めたといわれています。明治時代に城郭の大部分が取り壊されてしまいましたが、昭和34年に、天守が復興されました。
 お城を見ることができたので、満足して、そのまま帰路につきました。
大垣城(6月20日)
6月25日(水)
 関市まなびセンターでの投影のために、6月20日の午前中には、同施設の直径12メートルドームに入り、設営を行いました。設営の作業にもだいぶ慣れてきたため、最近では、かなり早く終了することができます。午後から時間が確保できました。ホテルに入るまでに、時間があったので、以前から見たいと思っていた大垣城まで、車を走らせました。関市から大垣城までは、車で約1時間ほどの距離です。
 各務原市、岐阜市、瑞穂市を抜けて、大垣市に入ります。この近辺の道路は、関市で投影をする場合や、瑞穂市で投影をする場合に、よく通過するので、すでに土地勘があります。関市内に宿泊先のホテルが確保できない時に、近隣の地域のホテルに宿泊するためです。
 大垣城は市役所のすぐ近くに位置しています。この地域は、奥の細道むすびの地としても知られています。大垣城は水門川の流れを外堀に利用して作られた、比較的規模の小さな城です。天文4年(西暦1535年)に宮川安定が築城したと伝えられています。天守は4階建で、優美な城としても有名です。昭和20年7月の戦災で焼失しましたが、その後、再建の気運が高まり、昭和34年に現在の天守が完成したということです。
 梅雨の時期でしたが、この日は雨も降らず、のんびりとした時間を過ごすことができました。気温は高めでした。最上階からは、大垣市スイートピアのドームが見えました。天体観測用のドームかと思われますが、大きさからすると、プラネタリウムのドームだったのかも知れません。プラネタリウムのほうは、直径18メートルドームにGSSU(五藤光学製)が入っているようです。
移動式プラネタリウム(男川小学校 愛知県岡崎市 6月23日)
6月24日(火)
 関市まなびセンターでの投影終了後、機材を撤収すると、その足で愛知県岡崎市に向かいました。関市から横浜に戻るときに、いつも通過する街です。横浜には戻らず、そのまま岡崎市のホテルに入りました。翌日は、朝から男川(おがわ)小学校の体育館で、設営のあと、4回の投影です。岡崎市で投影を行うのは、これで2度目です。
 先生からのリクエストがあり、夏の星座の投影のほかに、月の形と星の動きと題して、ビデオプロジェクターを併用しながら、投影を行いました。昨年の夏、伊豆で撮影した夏の星座の写真や、これまでに撮りためておいた月の写真が役に立ちました。投影を見ていただいたのは、小学4年生の児童です。
 今回の投影をコーディネートしてくださったのは、以前からよくお世話になっている、名古屋を拠点として活動している映像関連の会社の社長さんです。私よりも年上の方です。仕事の途中で、いろいろ話をしましたが、引退をしないで、まだまだ仕事を続けるとのことでした。その決意に、深い感銘を受けた次第です。負けるわけにはいきません。その先輩の後姿を追いながら、あとをついていくことをお約束して戻ってきました。
仮設プラネタリウム(関市まなびセンター 岐阜県関市 6月21日から22日)
6月24日(火)
 関市まなびセンターでの投影が6月21日(土)と6月22日(日)にありました。夜9時頃、土星が南の空で見ごろになっているため、今回の投影では、前半での星空解説のあと、後半では「土星はどんな星」というテーマで投影を行いました。
 観客の皆さまの顔ぶれを見ていると、見たことのある方やこどもたちが何人もいました。こどもたちの中には、「前に来た時には、この席に座ったんだよ・・・」などと、友達や保護者に話しかけています。だいぶリピーターが増えてきたように思いました。2日間とも、お客様の入りもまずまずだったように思います。特に1日目は、郡上市から団体で見学に来たこどもたちもいました。この施設では、団体で見に来るこどもたちは、珍しいケースです。このような団体のお客さまが今後も増えてくれることを願っています。施設スタッフの皆さまの、創意工夫を凝らしたPRの効果が出てきているように思います。せっかく集めてくださった、観客の皆さまに、何度も足を運んでもらうことが、私共の務めです。そのためには、投影の内容をより魅力的にしなくてはいけません。今後も、そのために試行錯誤を続けるつもりです。
 土曜日の夜に行っている市民天体観望会は、天候が悪かったため、実施することができませんでした。それでも、観望会に対応してくださるボランティアの皆さまや、観望会に参加する皆さまで、夜7時からのプラネタリウムは、そこそこの入りとなりました。こちらも土星がテーマでしたので、昼の部とは、やや異なりますが、土星の話をさせていただきました。天気が悪かったため、屋上での天体観望会は、中止となり、そのまま解散となりました。
 このまま、右肩上がりで、観客が増えてくれることを、心から願っています。
エアドームメンテナンス(6月18日)
6月18日(水)
夏の繁忙期に向けて、今日は7メートルエアドームのメンテナンスを行いました。丸1日がかりでした。5メートエアドームのほうは、使用頻度がさほどではないため、かなりきれいな状態で、何の問題もありません。しかしながら、7メートルドームのほうは、使用頻度が高く、各部に劣化がみられます。特に、ドームの開閉部のファスナー部分の劣化が激しくなり、最近では、時々噛むようになってしまいました。それらも含めて、対策を施しました。
 どこをどのようにメンテナンスしたかは、私共のノウハウでもありますので、具体的には記述しませんが、これで今年の夏の投影の準備ができました。
 広島から帰ってきて、すぐの作業だっため、だいぶ疲れましたが、気になっていたことのひとつをクリアーできたので、すっきりしました。
移動式プラネタリウム(JA広島北部 営農総合センター 広島県安芸高田市 6月14日から15日)
6月18日(水)

 5月のゴールデンウィークの、ユアエルム青戸での投影以来、だいぶあいだが空いてしまいましたが、久しぶりの移動式プラネタリウムの投影となりました。これからの繁忙期にむけての、ちょうどよい肩慣らしとなりました。
 JA広島北部が主催する「夏の総合大展示会」イベントの中で、移動式プラネタリウムの投影をさせていただきました。6月14日(土)と15日(日)で、場所は広島県安芸高田市です。広島県の中央部で、どちらかといえば山間部に位置しています。JA関連の商品が、営農総合センターの、低温倉庫前のスペースにずらりと並べられたそのわきで、5Mドームを使用して、投影をさせていただきました。1日5回、2日間で合計10回の投影です。
 移動式プラネタリウムのハードウエアとしては、約1か月近く稼働させていませんでしたので、少し不安がありましたが、前日の設営時には、安定して動作してくれたので、ほっとしました。
 6月12日(木)の夜に横浜を出ました。新東名、東名、伊勢湾岸道、新名神を経て、草津ジャンクションから東名に合流しましたが、その先の瀬田東ジャンクション付近で、事故渋滞の表示が出ていました。急遽ルートを変更して、京滋バイパス経由で大阪に抜けることにしました。こちらは渋滞もなく、スムーズに通過できました。途中で仮眠を取り、約束した時間通りに現場に到着です。
 設営を終えて、ホテルに入りました。山の中に1件だけある静かなホテルです。ホテルの前庭には、夜になると蛍が出ます。温泉に入りのんびりとしました。満月でしたので、星は見えませんでしたが、月がなければ、満天の星空だったことでしょう。
 投影初日の朝、ハードを立ち上げましたが、メガスターゼロ投影機の星空が姿を現しませんでした。・・・血の気が引きました。いろいろ調べた結果、投影機を制御するパソコンの電源プラグを、中途半端な状態で、コンセントに差し込んでいたためです。原因がわかったのが、投影開始の15分前でした。・・・かなり動揺しました。それ以降、投影のほうは順調でした。
 あいだが1か月もあいてしまうと、いつものようにきちんと解説ができるのだろうかと、心配になっていました。この年になると、体の老化などの問題があるためです。しかしながら、ひとたび、投影を始めてしまうと、自然に言葉が出てきます。まだまだ、現役を続けられそうだな・・・と思った次第です。特に、こどもたちや保護者の皆様の、星空が姿を現した瞬間の「おーっ!」というどよめきや、投影が終わったあとの、笑顔を見ると、まだまだやめるわけにはいかないな・・・と感じます。春の星座と初夏の星座を、うしかい座の神話を交えながら解説しました。
 2日間、大変でしたが、とても楽しく仕事をさせていただきました。帰りは、短い時間でしたが、広島市内まで足をのばし、広島風お好み焼きの発祥のお店である、「みっちゃん総本店」でお好み焼きを食べてから帰路につきました。ここでお好み焼きを食べるのは、2回目。広島に来るのは、今年だけですでに3回目です。夏の繁忙期に入る前の、とても良いウォーミングアップになりました。

※「みっちゃん総本店」のレポートは、このプラネタリウム雑記の2011年3月6日(日)のところをご覧ください。こちらです。

打ち合わせ(東京都内 6月10日 横浜市戸塚区 6月11日)
6月11日(水)
 ここ2日間続けて、打ち合わせがありました。昨日は東京都内です。久しぶりに東京駅の丸の内側で下車しました。復原工事が2012年秋に完成して以来、丸の内側で降りるのは初めてです。打ち合わせまでには、しばらく時間があったので、南北ドームの見上げ装飾などを見学しました。レトロな感じがとてもおしゃれで、品があるように思いました。
 打ち合わせがあったのは、丸の内のビルの一角です。午後からの打ち合わせだったので、オフィス街でランチにしようと思っていました。しかし、どのお店もお昼時はとても混雑していて、並んでいると約束の時間に間に合わない可能性があったので、お昼ぬきとしてしまいました。通りに並ぶイスに腰を掛けて、しばらく街の様子を眺めていました。通りを行きかうサラリーマンの皆さんは、女性も男性も、皆、さっそうとしていて、とてもこかっこ良く見えました。
 私共が事業を立ち上げた当時、同じような光景を横浜市内で見たとき、自分だけが世の中から取り残されてしまったような思いがしました。しかし、60歳を過ぎた今は、この光景を見ても、そのような気持ちにはなりません。かっこ良く見える、それぞれの方々に、いろいろな人生があるのだろうなと想像していました。打ち合わせは1時間もかかりませんでしたので、そのまま、横浜に戻り、途中で写真用品の買い物をして帰ってきました。
 一方、今日の打ち合わせは、戸塚でありました。荷物があったため、車で出かけました。打ち合わせの場所に行くためには、国道1号線とJRが交差する、あの有名な「開かずの踏切」を通過しなくてはいけません。戸塚には税務署があり、毎年1度は行きますが、多くの場合、電車を利用します。車で行くのは、久しぶりでした。
 行って驚きました。踏切の上には、歩行者用の「戸塚大踏切デッキ」が完成していました。踏切の前で停車し、踏切が開くのを待っていると、そこにいた警備員さんから、運転席の窓越しに声をかけられました。「すみません、車をもう少し前に移動してください・・・。」「はい・・・!」「16時から通行止にするため、あなたの車が最後となります。看板を出します・・・。」 時間を見ると、15時59分でした。ラッキー!
 調べてみたら、6時から9時までと、16時から21時までが通行止になっているようです。線路を越えるためには、豊田立体か、不動坂から横浜新道に抜ける道のどちらかを利用する以外に、ルートがありません。どちらもかなりの遠回りになります。現在、車用のアンダーパスの工事が行われており、完成は来年度末とのことのようです。
 夏に予定されているイベントの下見をかねての打ち合わせでしたが、戸塚駅西口の変貌ぶりには驚かされました。目的の建物の駐車場には、どこから入るのかもわからない状態でした。当日、プラネタリウム以外のことで、慌てることがないように、下見をしておいて良かったと思いました。

 今日は、後輩の、あるプラネタリウム解説者から、久しぶりにメールが来ました。ショッキングな内容のメールでした。長い人生の中では、さまざまな出来事があります。今回の件が、ターニングポイントとなり、将来になって、後ろを振り返った時に、あれでよかったんだね・・・と思える人生を送ってほしいと願っています。
月面北部(2012年11月21日)
6月7日(土)
 晴れたら月を撮影しようと準備をしているのですが、このところ雨が降り続いているため、撮影ができません。今日も1日中雨です。日課の散歩も念してしまいました。今日は、関市の今後のプラネタリウムの投影に使用する、コンテンツを作りながら、過去に撮影した月の写真を整理していました。その中から、1枚アップします。
 いずれは、月の写真集をホームページに作るために、数年がかりで撮影を行っているものです。紹介する写真はモノクロですが、現在取り組んでいるのは、LRGBカラー合成による月の写真です。気流の良い時でないと、撮影しても高解像度の画像が得られないため、取り組んでみるとなかなか難しいものです。































写真のデータ
2012年11月21日18時24分 ミューロン21センチ反射望遠鏡 6コマモザイク合成 
DMK41AU02AS 1/54sec 15fps 20sec ×6 Avistack2、photshop CS6で画像処理
タブレットのトラブル(テザリングを使用した電子メールの送信ができない問題の解決)
6月3日(火)
 今年2月に購入しタブレットは、私共が想像していた以上に、はるかに高機能で便利なものでした。テザリングを使用して、タブレットをアクセスポイントとすることで、パソコンでどこからでもメールが読めることが、特に助かっています。メールの送受信を1台のパソコンに限定して、一元管理しているためです。
 先日、岐阜県に天体写真を撮影に行った時のことです。往路の途中のサービスエリアで、パソコンを立ち上げて、電子メールをチェックしました。大事なメールが何件か届いていましたが、横浜に戻ってからの返事でも大丈夫な内容でした。ただ、1件だけ、その日のうちに返事をしておいたほうが良いだろうと思うメールがあったため、その場で送信しました。しかしながら、そのメールは、契約プロバイダのSMTPサーバーにはじかれ、送信できませんでした。
 タブレットのほうは、LTEで問題なく接続されていましたので、パソコンとサーバーのどちらかの問題だろうと想像しました。しばらく走ったのち、別のサービスエリアから送信しても、結果は同じでした。トラブルを調べている時間的な余裕がありませんでしたので、横浜に戻ってから、ゆっくり調べることにしました。
 事例を調べてみると、ネット上にコメントがたくさんありました。OP25Bという迷惑メール対策が原因のようです。症状は次の通りです。
1 ブラウザは問題なく閲覧できる。
2 電子メールの受信も問題なくできる。
3 電子メールの送信ができない
 迷惑メールなどの送信者が、独自のサーバーを用意して送信することがあります。その場合、SMTPプロトコルにおいて「25番ポート」が利用されます。この25番ポートからの送信を規制するのが、「OP25B」であるとの解説がありました(・・・て、どゆこと・・・)。タブレットのテザリングでは、これと同じ状況が発生します。すなわち、本来の契約プロバイダに、パソコンからユーザーが直接アクセスするのではなく、タブレットを使用することで、別のプロバイダを経由してアクセスするためです。
 解決策は、SMTPのポート番号を25から587に変更することとありました。さっそく実験しましたが、やはりつながりません。私共が使用するメーラーの場合、その他の設定も必要でした。こちらの詳しい説明が役に立ちました。私共の使用環境に該当する項目をセレクトして、すべての設定を行うことで、無事にタブレット経由で、電子メールが送信できるようになりました。
 ポート番号を変更したことで、従来からの電子メールの送受信はどのように扱われるのだろうか、という疑問がありましたので、実験してみた結果、問題ありませんでした。確認の方法は、自らの電子メールアドレスに宛てて、メールを1通送ってみることです。
 テザリングは、この「プラネタリウム雑記」の5月16日のところで触れる前に、実験をしています。ブラウザ、電子メールともにです。しかしながら、電子メールは、受信は確認しましたが、送信テストを行っていませんでしたので、今回のトラブル発生の原因となってしまいました。トラブルシューティングは、手順に沿えば、解決できますが、解説手順を見ても、なぜポート番号が25と587なのかが良くわかりませんでした。専門家の領域なのでしょうね。
球状星団とリング状星雲(岐阜県郡上市の山中 5月30日から31日)
6月2日(月)
 下の6月1日のところでレポートした天体写真を4枚紹介します。
 デジタルカメラに特化した最新の望遠鏡で撮影された写真と比較すると、星像のシャープ感にやや欠けますが、プラネタリウムの解説に使用するのが第一の目的ですので、これで充分です。インターネットを利用すれば、これらの画像は、簡単に入手できますが、自らの目で望遠鏡をのぞき、写真に撮影することで、解説により深みを加えたいと考えています。
 もちろん、その他の目的に使用することも考えて撮影しています。

写真のデータ
球状星団M13(ヘルクレス座)
2014年5月30日 22時47分から4分露出×6コマ
BORG125ED F6.4 フラットナー使用
EOS40D(赤外カットフィルター除去) ISO800
ステライメージ7でダーク補正、フラット補正、6コマコンポジット、photoshop CS6でトーンカーブ補正、色調整

写真のデータ
球状星団M3(りょうけん座)
2014年5月31日 0時57分から4分露出×8コマ
BORG125ED F6.4 フラットナー使用
EOS40D(赤外カットフィルター除去) ISO800
ステライメージ7でダーク補正、フラット補正、8コマコンポジット、photoshop CS6でトーンカーブ補正、色調整


球状星団M15(ペガスス座)
2014年5月31日 3時13分から4分露出×4コマ
BORG125ED F6.4 フラットナー使用
EOS40D(赤外カットフィルター除去) ISO800
ステライメージ7でダーク補正、フラット補正、4コマコンポジット、photoshop CS6でトーンカーブ補正、色調整


リング状星雲M57(こと座)
2014年5月30日 23時52分から4分露出×8コマ
BORG125ED F6.4 フラットナー使用
EOS40D(赤外カットフィルター除去) ISO800
ステライメージ7でダーク補正、フラット補正、8コマコンポジット、photoshop CS6でトーンカーブ補正、色調整


 写真中央部の穴の開いたドーナツ状の天体がリング状星雲です。リサイズしているのでわかりませんが、オリジナルの画像には、星雲の中心部にある星も写っています。
 今から数千年前に、中心部にあった星から放出されたガスが、中心部の星の紫外線を受けて輝いているものです。太陽の最後も、このような終わり方をすると考えられています。中心部の星は、白色矮星と呼ばれる高密度の天体です。
天体写真撮影(岐阜県郡上市の山中 5月30日から31日)
6月1日(日)
 関市まなびセンターで毎月開催される観望会は、地元の天文ボランティアの方々のおかげで成り立っているように思います。施設スタッフの方々だけでは、開催は困難でしょう。各自がふだん使用している望遠鏡を持ち寄って参加者に星を見せてくれます。施設にも天文台はありますが、その天文台だけで、参加者全員に対応するのは、時間がかかりすぎます。
 その天文ボランティアスタッフのおひとりであるKさんから、天体写真撮影に行きませんかという、お誘いを受けていました。まなびセンターで投影がある日の前後が、都合が良かったのですが、プラネタリウムのハードウエアを車に積むと、望遠鏡機材を積むスペースがありません。そこで、プラネタリウムの投影日とは別の日を設定して、天体写真撮影に行くことにしました。それが5月30日(金)の夜でした。事前に天気予報をチェックしてから出かけました。途中で落ち合い、そのまま郡上市の山の中へ。
 現場に到着すると、望遠鏡をセッティングして、暗くなるのを待ちました。望遠鏡を組み上げる段階になって気が付きました。「あっ・・・望遠鏡を駆動させるバッテリーがない・・・!!」。昨日充電したあと、そのまま家に置き忘れてきてしまいました。「あらららら・・・どうしましょう・・・」。シャレになりませんでした。はるばる横浜から岐阜県まで車を走らせ、いざ、星空を撮影する段階になって、望遠鏡のパーツを忘れてくるとは・・・。でも慌てませんでした。このような時のために、コントローラーを入れたBOXの中に、単1乾電池8本を直列につないで、12V電源を確保するための、電池ケースを忍ばせてあります。望遠鏡の架台部であるマークX赤道儀は、消費電力がとても少なくて済むように設計されているため、一晩程度の使用は、何の問題もありません。困るのは、むしろ、望遠鏡のレンズの結露防止のヒーターのほうでした。車で仮眠するときに使用する、銀マットでフードを作り、望遠鏡の対物レンズ前に装着しました。幸い、風が適度に吹いていたため、望遠鏡が結露することはありませんでした。これが、伊豆の山中だったら、結露がひどくてレンズが曇り、撮影ができなかったことでしょう。
 撮影準備が終わると、Kさんがコーヒーを振舞ってくれました。私共もポットにお湯を入れて、いつも持っていきますが、今回はKさんが気をきかせてくださいました。外気温は約17度と、寒くありませんでしたが、このような場所で飲む、温かい飲み物はおいしいものです。
 午後9時頃から撮影を開始しました。今回は、いつもよりも長焦点の組み合わせで、球状星団を中心に撮影をしました。4分露出を8枚ずつ、4セットを撮影し終えた頃、人工衛星のいくつかが空を横切って行きました。そろそろ薄明が近い証拠です。3時過ぎには、星空の背景が明るくなってきたため、撮影を切り上げました。一睡もしませんでした。
 望遠鏡を撤収し、山を下りてしばらく走ってからKさんと別れました。高速道路に乗り、途中のサービスエリアで仮眠をとりながらも、31(土)の午前中には横浜に戻りました。午後に入ると、御殿場付近から横浜町田インターまでのどこかで渋滞が発生する可能性があるためです。5月7日の夜に飛騨天文台で見た星空以降、再び、満天の星空に包まれることができて、とても満ち足りた時間でした。写真は、天体写真撮影終了後に写した私共の機材です。今回目撃した動物は、野生の鹿が1頭のみでした。一晩だけで比較するものどうかと思いますが、伊豆の山中のほうが、野生動物が多いように思いました。近日中に、撮影した写真を画像処理してアップします。

※上の文章で、目撃した動物を鹿と書きましたが、同行したKさんのブログの写真を見ると、鹿ではなくニホンカモシカのようでした。夜、トイレに行こうとして、ペンライトで周りを照らしながら、観測場所から少し下ると、2つに光るものがこちらを見つめていました。至近距離でした。なんだろうと思い、しばらくペンライトで照らしたままにらめっこ。相手は微動だにしませんでした。動物が茂みに座っていたため、良く判別できませんでしたが、鹿にしては角の形状が少し異なるなと思っていました。野生のニホンカモシカを見るのは、久しぶりでした。
望遠鏡の使い方のレクチャー(横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 5月28日)
5月29日(木)
 サイエンスフロンティア高等学校の、望遠鏡の赤道儀の極軸が、ややずれているようだという、担当の先生からの相談があり、調査に行きました。昨日のことです。天文部に入部してきた1年生も、部活動に慣れてきた頃なので、1年生を対象に、望遠鏡の基本的な使い方のレクチャーも行いました。毎年恒例になりつつあります。
 望遠鏡の正しい使い方を理解することで、のちの世代に、良く整備された状態で引き継いでほしいこと、なぜ、ときどき地域の方々を中心とした市民の皆さまに、望遠鏡で星空をお見せするのか、なども含めて、ふだんは触れることのない場所を中心に説明しました。先輩から、基本的な使い方は、ある程度レクチャーを受けているからです。
 1年生は、メモを取りながら熱心に聞いてくれていました。とても良いと思いました。天文部は同校の中でも大所帯ですが、組織として機能するようになってきたと思います。
 当日は、先日訪問した、中高一貫教育校の先生にもお越しいただきました。この天文台にかかわりのある方です。先生は、同校の生徒たちの何人かと熱心にお話をされていました。生徒の話にじっと耳を傾け、聞き入っている先生の姿には、とても感心した次第です。
 日没後、空が暗くなった頃を見計らって、極軸の調整に入りました。大きな望遠鏡の場合は、一人での調整は困難です。担当の先生をはじめ、何人かに手伝ってもらっての作業です。
 確かにずれていました。前回調整したのは、東日本大震災後の、2011年3月24日でした。3年間でこれだけずれるのかと思いました。原因はよくわかりません。前回調整した折、ロックが甘かったのかも知れません。そこで、今回は、可能であれば1か月後に、どうなっているのかをチェックしたいと思っています。
 調整が終わったのち、火星に望遠鏡を向けました。撮影するつもりで、機材を持っていきました。極軸を調整している間に、鏡面を外気になじませ、撮影開始です。眼視で見ると、気流の状態は、撮影すべきかどうか、思いとどまるレベルでした。しかし、それほど機会があるわけではないのと、今回の接近での最後の撮影になるだろうと考え、撮影を開始しました。
 LRGBの各フィルターを使用して撮影しましたが、運悪く、L画像が露出オーバーとなり、ディテールが飛んでしまいました。したがって、L画像は使用しないで、RGB合成としました。使い慣れていない望遠鏡を使用すると、このようなことになるのですね。
 撮影終了後に、望遠鏡の光軸を確認するため、1等星に向けてみました。焦点内外像、焦点像ともに完璧でした。さすがはブランド品です。良く調整されていました。高倍率でみる火星の切れ味も良いものでした。良く研磨された鏡だと思います。気流状態が良ければ、さらに性能を発揮できるでしょう。
 今年もいよいよ、新入部員たちとの活動が始まります。この年になっても、高校生や大学生と交流ができる環境にあることを、とても感謝しています。

写真のデータ(火星)
2014年5月28日21時06分42秒JST Ls=137.3 CM=170.5 De=+25.2 Dia=12.1 P=31.2
サイエンスフロンティア高等学校の30センチカセグレン反射望遠鏡 2×BL DMK41AU02AS RGBフィルター使用
1/15sec 15fps 60sec×3
RegiStax 6、photshop CS6で画像処理
seeing 5/10 Trans 2/5
ICカードリーダーと関数電卓
5月27日(火)
 バスに乗ることなど、めったにありません。ほとんどの場合、歩いて目的地まで行ってしまうか、電車を利用するかです。しかし、昨日は荷物が重かったため、最寄りの駅までバスを利用しました。バスもSuicaが使えますので、乗り降りは便利になりました。
 乗車時に気になったのですが、電車をそれほど利用するわけではないので、残金がいくらになっているのか不明でした。バスの中でチャージするのは、運転手さんの負担にもなるので厄介です。
 携帯電話やスマートフォンが登場する以前に所有していた携帯情報端末では、Suicaのカードを読むことができましたので、タブレットでも読むことができるのではないかと思い、調べてみました。
 アプリケーションが見つかりました。EMoneyReaderです。ほかにも類似のアプリケーションがいくつかあるようです。電子マネーカード、モバイルFeliCaをかざすことで、残高や利用履歴を読み取ることができます。これらのアプリケーションは無料でダウンロードできます。インストールしたら、タブレットを裏返します。上の写真(左)の丸印の場所に、NFCのリーダーがあります。この部分にSuicaのカードをかざすと、アプリケーションが自動起動して、残額や履歴を表示してくれます(上の右の写真)。共が使用しているタブレットは、ふだんはカバーに入れているので、実際には、そのカバーの下にかざします(写真左)。リーダーはカバーの中に隠れて見えませんが、その状態でも読み取りは可能です。タブレットのロックを解除し、その裏側にSuicaのカードをかざすだけですから、場所を選ばずに、どこでも残金が確認できます。わざわざ、駅の券売機にカードを通して残金を確認する必要はありません。セブンイレブンやイトーヨーカドーなどで使用されているnanacoカードも読み取ることができます。同じく、利用履歴と残金が表示されます。
この機能を利用する場合は、タブレットの設定で、NFCをオンにしておく必要があります(写真右)。これをしないと、アプリケーションが起動しませんので注意が必要です。デフォルトはオフです。Suicaのカードの場合には、残金のほかに、乗り降りした駅名や金額も表示されるので、経理処理の時にとても重宝します。

 一方、関数電卓ですが、長年使用してきた電卓の、数字のボタンのいくつかが劣化して、反応が鈍くなってしまいました。このため、単純な計算でも間違えてしまうことがしばしばです。新しいものを購入しようと思っていましたが、こちらも、タブレットのアプリケーションを利用することにしました。無料のアプリケーションがたくさんありましたので、そのうちの2つをダウンロードしました。
 若い頃のように、複雑な計算は、今ではしませんが、時々、必要になることがあります。使用感もまずまずで、これで十分でした。デザインもきれいです。広告が表示されてしまいますが、無料のアプリケーションなので、仕方ないでしょう。
 外出しない時には、タブレットはほとんど使用しませんが、表に出れば、ブラウザ、マップ、テザリングなど、仕事を進める上において、1台で何役もこなす、とても強力なアイテムとなっています。
土星(5月24日)
5月25日(日)
昨夜撮影した土星です。気流の状態は、まあまあでしたが、ベストではありません。気流の状態がさらに良くて、画像処理がもう少し理解できるようになってくれば、あと少しクオリティーを追い込めると思います。

写真のデータ(土星)
2014年5月24日23時01分52秒JST  ミューロン21センチ反射望遠鏡 
T=24.2 U=19.6 V=93.2 De=+23.6 E.Dia=18.5 P=0.8
2.5×BL DMK41AU02AS LRGBフィルター使用
1/15sec 15fps 120sec×1
1/15sec 15fps 60sec×3
RegiStax 6、photshop CS6で画像処理
seeing 6/10 Trans 3/5
富士山(5月21日)
5月21日(水)
 昨夜降り出した雨は、今日の午後になってようやくあがりました。午前中は風も強く、散歩にも出れない状態でした。その後、天気は回復に向かい、夕方になる頃には、西の地平線上に晴れ間も見えてきました。風に吹き飛ばされた雲の流れが早く、富士山の方向は、バックは晴れているものの、形がよくわからないほど、雲に覆われていました。
 このような日には、日没時にドラマチックな光景を見せてくれることがたびたびあるので、日没の頃、カメラを構えていました。この写真は、そのようにして撮影したうちの1枚です。
 もう少し、雲が変化してくれると良かったのですが、これが、それらの中では最も良い写真となりました。いまひとつの写真でしたが、アップしておきます。200ミリの望遠レンズに2倍エクステンダーを組み合わせていますが、そこそこシャープに写っているように思います。
 毎日富士山がみられるだけでも幸せですね。

写真のデータ
2014年5月21日18時38分
EOS5D Mark2 EF200mm F2.8L+2×エクステンダー ISO200 F5.6 1/320sec
 
ノートリミング、リサイズ
土星(5月19日)
5月20日(火)
 昨日の夜に撮影した土星です。気流が安定していて、時間に余裕があるときには、必ず望遠鏡を向けていますが、なかなか良い写真が撮影できません。画像処理もまだまだです。試行錯誤を続けている段階です。
 特に、画像処理のプロセスは複雑です。パラメーターの設定ひとつで、良くも悪くもなってしまいます。土星が望遠鏡をセットしているベランダから見えている間は、今後も撮影を続けるつもりです。7月に入ると忙しくなるのですが、それまでの間は撮影ができるでしょう。

写真のデータ(土星)
2014年5月19日23時20分13秒JST  ミューロン21センチ反射望遠鏡 
T=133.2 U=289.6 V=9.3 De=+23.7 E.Dia=18.6 P=0.8
2.5×BL DMK41AU02AS LRGBフィルター使用
1/15sec 15fps 120sec×1
1/15sec 15fps 60sec×3
RegiStax 6、photshop CS6で画像処理
seeing 6/10 Trans 4/5
カルガモの赤ちゃん(散歩コースの小川 5月20日)
5月20日(火)

 いつもの散歩コースの小川に、4日ほど前にカルガモの赤ちゃんたちがデビューしました。全部で13羽。ただし、翌日目撃した時には12羽に減っていました。天敵である蛇など餌食になってしまったのでしょうか。ちなみに、人間が親切心などでパンくずなどを与えてしまうと、それを食べた雛鳥は、喉につかえて死んでしまうことがあるそうです。天敵が多い中で、無事に育ってくれることを祈るばかりです。
 デビュー初日は、カメラを持参していなかったため、撮影はできずに、じっと眺めていましたが、今日は撮影ができました。茂みの中に隠れていることも多く、探すのが大変ですが、散歩コースには、顔見知りの野鳥カメラマンがたくさんいますので、どなたかが必ず教えてくれます。今日もそうでした。親鳥に寄り添って泳ぐ姿は、とてもかわいらしいものです。

写真のデータ
カルガモの赤ちゃん(上) 2014年5月20日 EOS5D Mark2 200mm F2.8L ISO200 F7.1 1/250sec

カルガモの赤ちゃん(下) 2014年5月20日 EOS5D Mark2 200mm F2.8L ISO200 F7.1 1/250sec
テザリング
5月16日(金)
 この「プラネタリウム雑記」の2月23日(日)のところで記述したタブレットには、最近の多くのスマートフォンなどに、機能の一部として付属している、テザリングというものがあります。これは、スマートフォンやタブレットをアクセスポイントとして、パソコンやゲーム機器からネットに接続するためのものです。例えば、docomoの製品であれば、クロッシィエリア、FOMAエリア内であれば、どこでも接続が可能です。現在のネットワーク環境を考えれば、この機能を利用することにより、事実上、国内のほとんどの場所で、インターネットに接続することが可能になるのではないでしょうか。
 私共が、これを重視する理由は、出張先で、メールを読むためです。宿泊先の多くのホテルでは、ほとんどの場合、ネットワーク環境が整備されており、有線、あるいは無線LANにより、インターネットに接続することができます。しかしながら、ごくまれに、ネットワーク環境のないホテルに宿泊することがあります。これらのホテルは、どちらかといえば、観光ホテルが多く、日常生活から離れて滞在を楽しんでもらうために、あえてネットワーク環境を排除していることが多いようです。もう一つのケースは、車中泊になる場合です。夜通し走行して、現場近くのサービスエリア、パーキングエリアに到着してから、仮眠することもしばしばです。このようなケースの場合でも、メールは、できれば読んでおきたいと思っています。なぜなら、お問い合わせがあった場合に、なるべく早めに返事をお返ししたいからにほかなりません。
 ホームページを閲覧して情報を得るだけなら、タブレットのブラウザで充分に間に合います。しかし、仕事用のメールは、できれば1台のパソコンで一元管理したいものです。このため、メールを開くパソコンは、1台に限定しています。このパソコンを外出先に持ち出し、いつでも、どこでもメールをチェックできることが、私共にとってはとても大切なことになっています。
 今までは、パソコンに差し込んで使用するUSBデータカードを使用していました。これは、今まで重宝していましたが、Windows XP対応であり、Windows 8では動作しませんでした。また、タブレットのテザリングが利用できる環境にある現在、そもそも動作させる意味がありません。今日、散歩がてら、大船駅近くのドコモショップまで行って解約してきました。
 クロッシィのデータ通信速度は、受信時最大112.5Mbps、送信時最大37.5Mbpsです。今まで使用してきたデータカードの速度が、受信時最大7.2Mps、送信時最大384kbpsでしたから、その差は明らかです。ただ、私共の契約形態では、1か月間のデータ使用量が7GBを超過すると、速度規制が入ります。しかし、私共の使用状況を考えると、問題はないでしょう。
 Windows8タブレットパソコンは、だいぶ使い慣れてきましたが、問題がないわけではなく、これまでのソフトが動かないものがあったり、トップ画面からアプリケーションに入れない時があったりと、相変わらず、パソコン特有の不具合があります。また4月14日(月)のSurface Pro2の使用レポートで述べたとおり、アークタッチマウスの使い心地は、相変わらずで、腱鞘炎になりそうな気配です。今日、データカードの解約のついでに、新しいマウスを1個購入してきましたが、それも使い心地がいまひとつでした。こちらは、手触りはよいのですが、クリック音が少しうるさい傾向にあります。
 いろいろと、問題が多いのですが、ある時から考え方を変えました。問題が多いのがパソコンであり、それを克服して、いかに使いこなすかです。これまでに使用してきたWindows XP搭載のノートパソコンは、いまだに太陽撮影の時に重宝しています。タブレットについては、テザリングができるだけでも、あのタイミングで購入したのは、正解だったと思っています。
角館・弘前の桜の写真
5月14日(水)
 このプラネタリウム雑記の4月29日のところで書いた、角館・弘前の桜の写真を整理して、風景写真のギャラリーにアップしました。こちらからお入りください。最近はCG制作よりも、写真の撮影や画像処理に時間を費やすようになってしまいました。CG制作のほうをやめたわけではなく、今後、どのような作品を作ればよいのかを、いろいろと模索しているところです。中途半端な考えで、作品作りに臨むと、あとで後悔するためです。
 CG制作に関しては、今後の目標をしっかりと決めて、時間をかけて取り組むつもりでいます。天文や宇宙に関するコンテンツ制作は、今後も継続するつもりですが、それ以外に、老後にどのような分野に取り組むことがふさわしいのか、ずっと考えています。いまだに、方向性が見つかりません。それまでは、しばらく今の状態が続くのではないかと思います。
 先日、新穂高ロープウエイを利用した時、ロープウエイの乗り場に、高校生たちが描いた、山岳をテーマとした油絵がたくさん並んでいました。どれも力作ぞろいで、油絵もいいな・・・と思って見とれてしまいました。以前、エアブラシイラストに取り組んでいましたが、コンピュータの性能が上がり、3DCGソフトを利用してのCG制作に移行してしまいました。
 手書きの良さは十分に理解しているつもりですが、視力が低下した今、私共にとっては、面相筆を使用しての細密画を描くことは、大変かも知れません。このまま3DCGソフトを利用して、さらにスキルを上げながら、質の高い作品が作れるようになりたいと考えています。今のレベルでは、若いCGクリエイターの皆さんにかないません。もう10年以上も取り組んでいるのに、ちっとも上達のあとがみられません。
火星と土星(4月26日)
5月14日(水)

 4月26日(土)に撮影しておいた火星と土星です。そのあと、忙しくなってしまったので、画像処理を中断したままにしておきました。やっと処理ができましたので、情報としては、少し古くなりますが、アップしておきます。
 今年の土星は、環が大きく開いており、気流の状態の良い時に見ると、カッシーニの空隙(リング中央部の白いリングの外側の黒い筋)がくっきりです。それぞれのリングの構造もよくわかり、大変見ごたえがあります。火星のほうは、この日は、模様の少ない面を地球のほうに向けていましたが、雲の様子はよくわかりました。

写真のデータ(火星)
2014年4月26日22時56分08秒JST Ls=121.9 CM=125.7 De=+23.4 Dia=14.8 P=32.3
ミューロン21センチ反射 2.5×BL DMK41AU02AS LRGBフィルター使用
1/15sec 15fps 120sec×1
1/15sec 15fps 60sec×3
RegiStax 6、photshop CS6で画像処理
seeing 7/10 Trans 5/5

写真のデータ(土星)
2014年4月26日23時19分05秒JST  ミューロン21センチ反射望遠鏡 T=151.7 U=331.1 V=78.5 De=+24.2 E.Dia=18.5 P=1.0
2.5×BL DMK41AU02AS LRGBフィルター使用
1/15sec 15fps 120sec×1
1/15sec 15fps 60sec×3
RegiStax 6、photshop CS6で画像処理
seeing 7/10 Trans 5/5
ヘルクレス座の球状星団M13(飛騨天文台 5月7日)
5月13日(火)
 ヘルクレス座の球状星団M13です。飛騨天文台で5月7日(水)の夜に撮影したものです。夜になってから、機材を組み立て、セッティングを終了する頃には、すでに体の疲れが限界に達していました。連日のプラネタリウムの投影で、各地を転戦したためです。
 しかし、せっかく時間をかけてセッティングをしたのに、1枚も撮影しないのでは、何のために疲れた体で準備をしたのかわかりません。この天体に望遠鏡を向け、1枚だけでも撮影したいと思いました。
 実際には、コンポジットすることを想定していましたので、4分露出で4枚ほど撮影してから機材を撤収しました。下のさそり座付近の天の川は、機材を撤収したのちに、三脚とカメラだけのシンプルな機材で撮影したものです。
 ファインダー越しに、この球状星団を導入して撮影を開始しため、肉眼でじっくり見る余裕はありませんでした。

写真のデータ
2014年5月7日22時30分から22時46分
BORG125ED F4 EOS40D(赤外カットフィルター除去) 4分露出×4枚コンポジット
ステライメージ7でフラット補正、ダーク補正、photoshop CS6でトーンカーブ調整、レベル調整、色補正 ノートリミングでリサイズ
飛騨天文台の星空(岐阜県高山市 5月8日)
5月13日(火)
 5月7日(水)の夜から8日(木)の未明にかけて、飛騨天文台において撮影した星空です。地上の景色を入れるために、あえて固定撮影としました。星が日周運動で移動するため、星が流れない限界、なおかつ地上の景色が写るという条件で露出を決めています。
 画面の右手前が60センチ反射望遠鏡のドーム、その左奥が65センチ屈折望遠鏡のドーム、そして左奥にうっすらと姿を見せているのが、ドームレス太陽望遠鏡のタワーです。
 65センチ屈折望遠鏡のドームの上に、さそり座が見えています。そのしっぽの部分から、画面左上にかけて星が密集している部分が、夏の天の川です。65センチと60センチのドームの間の地平線の林の上が、赤く明るいのは、高山市内の街の明かりとみられます。夜半過ぎには、これらの明かりの影響は、だいぶ緩和されました。
 この日は、夜半前はややモヤがあり、星がうるんでいる感じでしたが、夜半を過ぎると改善され、満天の星空となりました。撮影したあと、しばらくの間、星空を眺めていました。
 撮影した画像を見ると、ディフュージョンフィルターを使用して、明るい星をにじませたほうが良かったと思いました。

写真のデータ
2014年5月8日0時30分から10秒露出 EOS5D Mark2 EF24-70 F2.8LUUSM 28mmで撮影 F2.8 ISO3200
新穂高ロープウエイ山頂駅からの北アルプスパノラマ(5月7日)
5月9日(金)


 飛騨天文台に行く途中、時間があったので、新穂高ロープウエイの山頂駅から、北アルプスの大パノラマを見ることにしました。新穂高温泉駅からロープウエイを乗り継いで、山頂の西穂高駅まで行きます。標高は2156メートル、気温は4度でした。ゴールデンウイークが終わった直後でしたので、観光客はまばらでした。この場所を訪れるのは、10数年ぶりです。前回は夏でした。今回の時期は、この標高から上は、まだ雪山で、地上とは別世界です。画面右側から西穂高、槍ヶ岳、左俣岳、樅沢岳、双六岳、抜戸岳、笠ケ岳など、北アルプスの名峰の大パノラマです。いつものようにパノラマ写真にしましたので、ご覧下さい。
 新穂高ロープウエイに到着したのは、お昼頃でしたので、登る前に食事としました。飛騨牛コロッケ入りのカレーライスです。有名な観光地だけあって、値段はなかなかのものでした。3人とも同じものを頼みましたが、私のが一番あとに来ました。2人目の分ができた頃を見計らって、カウンターに様子を見に行くと、そこから見えたのは・・・レトルトパックにはさみを入れるところでした・・・おいおい。
 見てしまいました・・・。ただし食べてみるとおいしいものでした。目撃していなければ、何も疑わないことでしょう。同行したうちのひとりが、「それだけレトルトがおいしいということですよ・・・」とのコメント。・・・別のものを頼んだら、カウンター越しに「チーン」というと音が聞こえたかもね・・・(私)。3人で苦笑してしまいました。
飛騨天文台(京都大学 大学院理学研究科附属天文台 岐阜県高山市 5月7日から8日)
5月9日(金)
 5月7日(水)の午前4時30分に目覚ましをセットしておきました。約束の時間まで余裕を見たつもりでした。しかし、よくよく考えると、はたして、これから出発の準備をして、約束の時間までに中央自動車道の双葉サービスエリアに到着できるのだろうかと考えたとき、少し不安に思いました。ネット上で所要時間を調べ、渋滞も配慮したつもりですが、この距離をこの時間内に走りきることができるかどうか、疑問に思ったためです。急いで出発しました。
 双葉サービスエリアには、約束の時間より1時間前に到着しました。そこで仮眠をとります。すでに40年近くお付き合いのある、太陽観測者2名と合流し、3名で飛騨天文台に向かいました。
 飛騨天文台は、大雨見山の山頂にあります。標高は1275メートル、国立公園内にあり、自然破壊の影響を配慮して、許可がないと施設内には、入ることができません。1968年に設立され、主に太陽、惑星、太陽系天体を観測対象とする研究施設です。天文台には、いくつかのドームがあります。しかし、太陽観測に特化した観測施設には、ドームがありません。ドームレス太陽望遠鏡(DST)です。太陽観測において、地上で観測可能な最高の解像度が得られるように設計されています。
 このDSTでは、専門的な観測のほかに、共同利用のための一般公募が毎年行われます。観測研究課題を書類にまとめて申請し、審査を受け、それをパスすれば、この施設を利用することができます。
 私共は、太陽観測の世界では、先輩格にあたる方から観測研究の誘いを受けました。数名でチームを作り、その方が中心となり、書類を申請したものです。申請は無事に通過し、今回の観測研究の運びとなったものです。
 奥飛騨温泉近くを通過し、しばらく走ると、そこから未舗装路の悪路を登っていきます。車1台が通過できる程度の道幅しかなく、谷側には、ガードレールもありません。20分程度走ると天文台に到着します。1泊するため、各自が部屋で荷物を整理したのち、専門の先生方、技術スタッフの皆さまに、3名がそれぞれ、今回の観測研究のプレゼンテーションを行いました。京都の大学側でも、先生方、関係者が、そのプレゼンをネットを通して聞いています。その日のスケジュールは、それで終わり。
 夕食を食堂でいただきます。調理スタッフはすでに下山しましたが、私たちの食事をテーブルの上に準備してくれていました。地元の山菜が並ぶ夕食は、とてもおいしく思いました。
 BSプレミアムで、今年1月22日(水)に放送された、NHK長野放送局が制作した「木曽オリオン」を彷彿とさせるものでした。上弦の月が西に傾く前に、持参した望遠鏡類をセットして、天体写真の撮影をしました。連日の疲れがたまっていたため、数枚撮影したところで、体力の限界を感じてしまいました。機材を撤収しました。外気温は10度でした。
 南西の方向に高山市内の光の影響がありましたが、夜半を過ぎると満天の星空です。天文台で満天の星空に包まれる機会など、二度とないだろうと思い、しばらくの間、星空を眺めていました。65センチ屈折望遠鏡が入ったドームの向こう側には、さそり座が南中していました。DSTも闇の中に浮かび上がっていて、とても幻想的な光景でした。
 翌日の午前中に、観測室の中に入りました。DSTが起動され、部屋の中に導かれた太陽像が、スクリーンに投影されると、その大きさと、隅々までシャープな太陽像に驚かされました。また、その解像度にも度肝を抜かされました。これが、研究者の使用するハードウエアのレベルか・・・と思った次第です。
 具体的な内容は、省略しますが、指導していただいた先生方、そして技術スタッフの皆さまの親切な対応ぶりに、頭が下がる思いでした。このような体験をさせていただけたことに、深く感謝する次第です。想像していたより、はるかに大がかりなハードウエアであり、技術スタッフの方から伺ったメンテナンスの話は、とても参考になりました。また、作業を進める中での、先生の解説はとても勉強になりました。
 貴重で強烈な体験でした。天文台の関係者の皆さまに、深くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。9月下旬に、再度、観測研究に行くことになっていますので、またお会いできることを楽しみにしています。
 上の写真は、右から60センチ反射望遠鏡のドーム、65センチ屈折望遠鏡のドーム、そして左奥がドームレス太陽望遠鏡です。写真右下は、ドームレス太陽望遠鏡です。高さ23メートル、口径60センチ、合成焦点距離32.19メートル、望遠鏡の総重量21トンです。大気の乱れを最小限に抑えるため、タワー内は、一部が真空、塔壁は水冷式の冷却システムで冷却されます。
移動式プラネタリウム(ユアエルム青戸 東京都葛飾区 5月6日)
5月9日(金)
 関市まなびセンターから横浜に戻ったのは、5日(月、祝)の午後11時頃でした。戻ると急いで、次のイベントに必要なものを車に積み込みました。風呂に入り、床に就いたのは6日(火、振替休日)午前0時を過ぎたあたりでした。現場で早朝からハードウエアの設営を行うことになっいたため、午前5時30分頃には横浜を出発する必要がありました。実は、5月4日(日)のまなびセンターでの投影も、前日の3日(土)の夜に横浜を出発し、4日の明け方に東海環状自動車道の美濃加茂サービスエリアに車を入れて、そこで仮眠をとったのちに、施設入りしました。そのままその日の投影を行っています。スケジュール的に、このようにせざるを得なかったためです。
 葛飾区の現場に到着したのは、8時です。それから設営をして、1日8回の投影・・・かと思ったら、それは、私共の勘違いでした。14回の投影でした。もちろん全ての解説を一人でこなしました。当日夜9時の星空を投影し、うしかい座のギリシャ神話を交えて投影を進めました。ゴールデンウイークの最終日であったため、お客様の入りは、まあまあでした。想像したほどではありませんでした。5メートルドームを使用して、満席は1回だけでした。どちらかといえば苦戦・・・といったところです。
 3月8日(土)に国立天文台で開催された、太陽望遠鏡ワークショップで知り合いになったプラネタリウム関係者の方が、何人か見に来てくれました。お店側の告知から情報を得たようでした。
 投影が終了して、ハードウエアを撤収し、急いで車に積むと、すぐに横浜に戻りました。体のほうは、すでに疲れがたまっている状態でしたが、翌日のスケジュールを考えると、余力を残しておかなくてはいけない状況でした。ゴールデンウイークの後半は、かなりタイトなスケジュールを組んでしまいました。
 横浜に戻ると、大切なハードウエアをすぐに車から降ろします。代わって、今度は、天体望遠鏡類を車に積む作業です。翌日の早朝には、飛騨天文台に向かって、車を走らせるためです。東京からの帰りは、渋滞がなかったため、比較的早めに横浜に到着できました。午後10時過ぎには床に就くことができました。爆睡でした。
仮設プラネタリウム(関市まなびセンター 岐阜県関市 5月4日から5日)
5月9日(金)
 今年度に入ってから、初めての投影です。関市まなびセンターでの投影も、今年で3年目に入りました。施設側では、スタッフの人事異動があり、新しい体制でのスタートです。今年度初の投影テーマは「地球はどのようにできたの」というテーマです。投影の前半部で、当日夜9時の星空解説、後半が投影テーマについての解説です。後半部は、ビデオプロジェクターを使用して、オリジナルコンテンツで解説を進めていきます。
 5月4日(日)のお客様の入りは、その他の月の土、日よりもやや多めでした。5月5日(月、祝)は、学びセンター全体でのイベントがありました。あいにくの雨模様でしたので、イベントは、屋内での実施に切り替えられたようでした。その関係でプラネタリウムのほうも、ふだんにもまして、たくさんのお客様でした。この日は4回投影のうち、3回が満席となりました。観客の皆さまの反応も、良かったように思います。良いスタートが切れたと思います。
 5日の投影が終わると、ハードウエアを撤収して、急いで横浜に戻りました。ゴールデンウイークの最中でしたので、渋滞を覚悟しました。御殿場ジャンクションから先で渋滞の表示が出ていましたが、そこを通過する頃には渋滞は解消されており、その日のうちに横浜に戻ることができました。
 写真は5日の午後1時半の回の、投影前の観客の皆さまの様子です。
横浜市立南高等学校付属中学校(5月2日)
5月3日(土)
 ある方の紹介で、5月2日(金)に横浜市立南高等学校付属中学校を訪ねました。同校には直径6メートルドームのプラネタリウム施設があります。横浜市立としては、初めての併設型中高一貫校です。平成24年度に開校しました。学校の取り組みなどの説明をしていただいたのち、プラネタリウム施設を見せていただきました。
 驚きました。説明をしていただいた先生方の、気迫さえ感じられる取組内容です。多くの生徒が、塾に通うことがないという現状が、よく理解できました。このような立派な先生方がそろっている学校で、勉強ができる生徒たちは幸せだと思います。サイエンスフロンティア高校の生徒たちも、うかうかしていられないなと思いました。
 直径6メートルのドームの中央に置かれたプラネタリウム投影機は、五藤光学製です。とても懐かしく思いました。私共が、プラネタリウムの世界に入りたての頃に、使用していた機械とほぼ同型の投影機でした。型番は異なりますが、機能はほぼ同じです。コントロールコンソールも見せていただきました。パネルレイアウトは少し異なりますが、おそらく1時間も触れば投影できると思います。フルマニュアルです。星の数は約6,000個だそうです。
 星空を見せていただきましたが、ドームを暗くして、星たちが姿を現すと、無限の空間が広がります。とても6メートルドームで見ているとは思えません。星空はとても美しいものでした。昔から、このような美しい星空で投影していたのかと思いました。担当の先生は、天文に精通しているようでした。頼もしく思います。今後、できる限りの協力をさせていただければと思っています。紹介していただいた方に、とても感謝した次第です。

  過去のプラネタリウム雑記
   平成26年(2014)年3月から平成26年4月
   平成26年(2014)年1月から平成26年2月
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   平成23年(2011)年7月から平成23年8月
   平成23年(2011)年5月から平成23年6月
   平成23年(2011)年2月から平成23年4月
   平成22年(2010)年12月から平成23年2月
   平成22年(2010)年8月から12月
   平成22(2010)年6月から8月
   平成22(2010)年1月から5月
   平成21(2009)年11月から平成22年1月
   平成21(2009)年8月から11月
   平成21(2009)年7月から8月
   平成21(2009)年4月から6月
   平成21(2009)年1月から3月
   平成20(2008)年10月から12月
   平成20(2008)年6月から9月