投影日誌

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桜満開(秋田県仙北市角館町・青森県弘前市 4月28日)
4月29日(火)
 行くかどうか迷いました。今年は横浜や鎌倉で、たくさんの桜を楽しんだし、桜を見るだけのために、この距離を走るべきかどうか、判断がつかなかったためです。しかし、ゴールデンウィーク前半部は、急ぎの仕事が入っているわけでもなく、時間的にも余裕がありました(・・・つまりヒマ)。新しく来た車も、不具合がないかどうか、長距離を走ってテストしたいという意味もあります。ニュースでは、弘前の桜が満開になっているようでした。ネットで調べてみると、角館の枝垂れ桜もおそらく、満開のタイミングのようでした。
 この2か所は、桜が満開になる時期に、一度は見たいと思っていた場所です。天気も良さそうだったので、出かける決心をしました。どこまで行くかも、宿も決めませんでした。ゴールデンウィーク期間中なので、宿が取れない最悪の場合は、車中泊でも良いと思っていました。
 4月27日(日)の午後に横浜を出ました。ひたすら走り続け、秋田自動車道の大曲インターチェンジ手前、大森パーキングエリアに到着したのは、日付が変わってからでした。そのまま明け方まで、車の中で仮眠。夜が明けてから簡単な朝食をとり、角館を目指しました。武家屋敷近くの駐車場に車を入れたのは、8時過ぎでした。朝早いほうが、観光客が少ないだろうと思っためです。
 これだけの距離を走って、桜を見る必要があるのかどうか、走っている間は疑問でしたが、来て良かったと思いました。小雨がぱらついていましたが、黒板塀越しに咲き誇る枝垂れ桜は、豪華絢爛です。圧巻の一言です。まるで別世界でした。桜がこれほど美しいものなのかと改めて思いました。午前10時を過ぎる頃になると、大変な人出となりました。早く来て正解だったと思いました。
 天気が回復しそうな気配だったので、その足で、弘前城を目指しました。田沢湖付近を経由して、岩手県の盛岡インターチェンジから再び高速道路に入りました。このルートを通るのは、昨年の大晦日以来です。その時は、あたり一面の雪景色でしたので、ずいぶんと雰囲気が異なりました。
 弘前市に入ると、臨時駐車場に車を止めて、無料のシャトルバスで、弘前公園まで往復します。角館の素晴らしい桜を見たあとなので、こちらは、そこまで美しくはないだろうなと、勝手に想像していましたが、それは誤解でした。約2600本の桜がいっせいに咲き誇る園内は、こちらも豪華絢爛という言葉がぴったりでした。天守の中にも入ることができたので、良かったと思います。それにしても、大変な人出でした。
 体力は、まだ十分に残っていたので、宿泊はせずに、そのまま横浜に戻ることとしました。眠くなったら、途中で仮眠をとればよいと考えていました。しかし、実際には、仮眠は30分程度でした。あとはトイレ休憩だけです。夕方に弘前を出発して、横浜に戻ったのは、今日の未明でした。車は、どこにも不具合も見つからず、安心しました。走りの質感など、これまでの車よりもややグレードが高いように思いました。タイトなスケジュールでしたが、行って良かったと思います。
 近日中に、ギャラリーの中に撮影した写真をアップします。とりあえず、処理した写真をご覧ください。



角館の武家屋敷枝垂れ桜パノラマ2態 2014年4月28日撮影


角館の桧木内川(ひのきないがわ)堤ソメイヨシノパノラマ 2014年4月28日撮影


弘前公園の桜パノラマ 2014年4月28日撮影


角館の武家屋敷枝垂れ桜(写真左)と弘前城の桜(写真右)
打ち合わせ(4月26日)
4月26日(土)
 ゴールデンウィークの初日、横浜はとても気持ちの良い天気でした。その状態は、夜になっても続いているので、今夜も惑星の撮影を行うつもりです。
 今日は、市内の商業施設で打ち合わせがありました。夏のイベントの打ち合わせです。ゴールデンウィークの初日の土曜日に、移動式プラネタリウムの仕事をしないで、打ち合わせを行っているのは、どうなのかな・・・という思いもあります。しかし、今の時期のイベントのオファーがあるのは、ちょうど、車が走行不能になった頃と重なっていました。適切な車が見つかるかどうかも分からない状態で、オファーを受けるのは、リスクが高いので、いたしかたのないところでしょう。時には、のんびりすることも必要です。
 独立して7年目に入りました。独立するときに、決めた大切なことのひとつが、「競争しない」ということです。第2の人生ですから、あくまでも自分の生き方を貫くことが大事だと思っています。今はゆっくりしていてもいいんだよ・・・と自らに言い聞かせています。
 夏の予定がだいぶ埋まってきましたが、この時期のイベントの問い合わせがたくさんあるのは、ゴールデンウィークの直後からです。7月上旬から8月末までの、土日は、すでに予約で埋まってしまいましたので、これから先のお問い合わせには、平日で日程調整をさせていただくことになります。ただ、その平日も、だいぶゆとりがなくなってきています。新しく来た車で全国を走り回ることになりそうなので、今のうちに、夏休みに向けての準備をしておくつもりです。
火星と土星(4月25日)
4月26日(土)
 
 昨日の夜は、この時期としては、かなり気流が安定した状態でした。急ぎの仕事があるわけではなかったので、4月14日に最接近して、次第に地球から遠ざかりつつある火星に望遠鏡を向けました。高倍率で見る火星面は、模様が少ない面を地球に向けていましたが、それでも、北極冠や雲の様子が良くわかりました。
 4月19日のところで書いたSurface Pro 2を使用しての撮影です。すでに不具合がどのような状況で発生するかが把握できていますので、撮影は順調でした。タイプカバー2というキーボードにもだいぶ慣れてきました。バックライトの照明付きですので、ベランダでの夜の撮影には、とても威力を発揮します。
 火星を撮影した後、東の空から上ってきたばかりの土星にも望遠鏡を向けてみました。低空にもかかわらず、気流が安定しており、リングのディテールや本体の模様が良くわかります。こちらも撮影しました。撮影後に、再び、眼視で見てみると、気流の状態はさらに安定して、カッシーニの空隙や、リングの濃淡が良くわかります。これほど安定した土星の像を見たのは、本当に久しぶりでした。色も良くわかりました。その美しさに、時間のたつのも忘れて見ていました。ミューロン21センチ反射望遠鏡に300倍の倍率をかけても、像の崩れがありません。
 気流が良い時のミューロンは、本当にシャープな像を見せてくれます。私共が愛用しているこの望遠鏡は、1994年に製造されたものです。使用し始めて20年目ですが、具合の悪い所は見当たりません。望遠鏡は、大事に使用すれば、長期にわたって使用することができます。穏やかな気持ちで、床につくことができました。
 同じ光学系で撮影し、同じような画像処理をしていますので、大きさの違いが良くわかると思います。惑星の画像処理は、まだ慣れていませんので、ノウハウをつかめば、さらに良い画像を得ることができると思います。

写真のデータ(火星)
2014年4月25日13時18分21秒(世界時)  ミューロン21センチ反射望遠鏡 Ls=121.5 CM=125.3 De=+23.3 Dia=14.9 P=32.4
2.5×BL DMK41AU02AS LRGBフィルター使用
1/15sec 15fps 120sec×1
1/15sec 15fps 60sec×3
RegiStax 6、photshop CS6で画像処理
seeing 7/10 Trans 5/5

写真のデータ(土星)
2014年4月14日13時39分46秒(世界時)  ミューロン21センチ反射望遠鏡 T=4.3 U=216.9 V=325.5 De=+24.2 E.Dia=18.5 P=1.1
2.5×BL DMK41AU02AS LRGBフィルター使用
1/15sec 15fps 120sec×1
1/15sec 15fps 40sec×3
RegiStax 6、photshop CS6で画像処理
seeing 8/10 Trans 5/5
納車(4月24日)
4月24日(木)
 車が来ました。今まで乗っていた車が走行不能になったのが、3月21日(金、祝)でしたから、約1か月間、車を使用することができませんでした。もちろんこの間は、移動式プラネタリウムの投影に出ていくこともできません。しかし、車なしの生活は、特に不便を感じませんでした。年を取ったせいか、ふだんの生活や仕事では、歩いて行ける範囲か、あるいは電車を利用することで、ことたりてしまいました。引退したら、車は、もう必要ないのかも知れません。
 これまで使用していた車から、プラネタリウムのハードウエアを全て、新しい車に積み替え、試運転を兼ねて、先ほど戻ってきました。乗り心地がずいぶん良くなったと思いました。それほど、これまでの車が劣化していたという証拠です。エンジン音もだいぶ静かになりました。振動や異音もあまり感じません。室内も静かで快適です。ただ、前の車のその前に乗っていた車は、静寂性と作り込み、そしてエンジンパワーが、国内最高レベルにありました。それに比べてしまえば、どれも見劣りしてしまいますが、現状を考えれば、これで満足です。
 戻りながら、おそらくこの車を、私共の引退まで利用することになるのだろうな・・・と思いながら帰ってきました。長距離を走らないと、車の細部まで把握できないので、桜前線を追いかけながら、4月末あたりに、走ってみようか、などと考えています。
サイエンスリテラシーU(横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 4月16日、17日、23日)
4月24日(木)
 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校では、カリキュラムにサイエンスリテラシーという授業講座を設けています。同校の科学技術顧問、研究機関、大学、企業などで先端科学分野の研究に携わっている人たちが講師として参加し、生徒を直接指導しています。これは、そのような体験を通して生徒の科学的リテラシーを培うことを目的としているものです。
 4月16日(水)、17日(木)、23日(水)の3日間、同校の科学技術顧問の立場で、サイエンスリテラシーII「天体の観測」と題した講座を担当させていただきました。テーマは太陽です。同校には30センチカセグレン望遠鏡を備えた天体観測ドームがあり、そこに9センチの屈折望遠鏡も同架されています。それを使用して、太陽黒点を、これから生徒が実際に観測を行い、レポートをまとめます。
 この授業講座を担当させていただくのは、今年で5年目です。同校の望遠鏡の使用頻度が高いのは、とても良いことなのですが、その分、トラブルの発生頻度も高くなります。最近では、ドームと望遠鏡の連動制御に不具合が出ることがあります。生徒が望遠鏡を使用しての観測に慣れるまでの間、担当の先生がつきっきりで生徒の指導を行わなくてはならないので、大変だと思います。いよいよ、手に負えなくなってきたら、私共に連絡をくれるようにお願いして帰ってきました。この授業講座での私共の担当は、5月にも、もう一度予定されています。
パノラマ写真
4月21日(月)
過去に撮影しておいた写真で、まだアップしていなかったパノラマ写真2点です。

タデ湿原から九重山(三俣山) 長者原(大分県玖珠郡九重町)より撮影 2013年4月18日

天橋立 2012年7月20日撮影
落とし穴(DMK41AU02 ASとWindows8.1)
4月19日(土)
 下の4月17日のところで書いた、このハードウエアの組み合わせを、再度、太陽面の撮影に使用しました。手順は、4月17日の記述の通りです。問題なく太陽面を撮影することができました。しかしながら、記録した動画をノートパソコンから、USB経由で外付けのハードディスクにコピーしようとすると、コピーにいつもよりも時間がかかっていました。不思議に思って、動画ファイルのプロパティーを調べてみると、明らかに今までの動画よりも、ファイルのサイズが大きくなっていました。
 太陽面を撮影した動画ファイルは、Avistack2というソフトウエアで画像処理を行います。ところがそのソフトで、動画ファイルを開こうとすると、Frame length does not match codec!というエラーメッセージが表示されて、ファイルを開くことができません。また、記録された動画ファイルは、AVIフォーマットで、Y800というコーディックが使用されています。ところが、コーディックがいつの間にか、DIBにすり替わっていました。両方とも無圧縮のコーディックですが、前者は白黒、後者がカラーです。
 この問題を解決するために、画像を取り込むためのソフトウエアであるIC Capture.AS 2.2の設定メニューなどを調査しましたが、どこにも異常が見当たりませんでした。何度やっても結果が同じです。ネット上を調べてみても、国内には事例が見当たりませんでしたが、今回も海外のサイトで1件見つけました。
 Window8で動画ファイルを記録すると、ファイルサイズが大きくなるのはなぜかという、質問に対する回答に、手掛かりがありました。それによると、Y800がDIBで記録されてしまうのは、Windows8の、このコーディックパッケージか、IC Captureのどちらかのバグであろうというコメントでした。当面の間は、Windows7かXPを使用したほうが良いとも書かれていました。
 DIBコーディックは、画像処理をするもう一つのソフトウエアであるRegiStax6では、読み込むことが可能です。また画像処理も問題なくできます。下の火星の写真は、そのようにして処理したものです。結論として、 太陽面の撮影はこれまで通り、XPを搭載したノートパソコンで、そして惑星面などの撮影は、新しいWindows8.1搭載のパソコンで撮影することとしました。
 このトラブルは、私共の使用環境だけの問題であるかもしれませんが、海外でも同様のトラブルが発生していることは事実です。調べるのに、だいぶ時間と労力をかけてしまいました。パソコンとOSを新しくすることによって生じる障害のひとつですね。ハードウエア、ソフトウエアを開発する側が、横一線でいっせいにバージョンアップをして、動作を検証してくれれば、問題は生じないと思いますが、それぞれがバラバラにバージョンアップをすることの弊害が、このようにユーザー側につけが回ってくる良い見本でしょう。
最接近時の火星(4月14日)
4月17日(木)
 最接近の日に撮影した火星です。うっかり撮影した時刻を記録した動画ファイルを消してしまいましたので、撮影時刻は不明です。同じく、その日に撮影した土星のファイルは、画像処理したファイルもろとも、すべて消してしまいました。どこにも見当たりません。ここ数日間、頭がボーっとしており、集中力がありません。
画面右端の逆三角形の模様が大シルチス、画面下中央で光っているのは北極冠です。画面左側の中央付近に見えるのは雲です。

写真のデータ
2014年4月14日23時頃 ミューロン21センチ反射望遠鏡 
2.5×BL DMK41AU02AS LRGBフィルター使用
1/15sec 15fps 120sec×1
1/15sec 15fps 40sec×3
RegiStax 6、photshop CS6で画像処理
seeing 7/10 Trans 5/5
DMK41AU02 ASとWindows8.1
4月17日(木)
 これまでにもたびたび紹介していますが、DMK41はドイツのIMAGINGSOURCE社製の産業用のカメラです。USB接続でパソコンに接続して使用します。私共は、このカメラを主に太陽面の撮影に使用しています。感度が高く、太陽面の撮影においては、カルシウムK線からHα線まで、幅広い波長域に対応します。現時点で、太陽面の撮影においては、天文台などで専門的に観測する装置を除けば、このカメラが最適でしょう。フレームレートは15fpsです。
 ノートパソコンを新しくしたために、これで撮影を行うソフトウエアも、新しいパソコンにインストールしました。1週間ほど前のことです。ところが、それで撮影に臨むと、Liveモードでリアルタイムに太陽をモニターすると、途中でフレームレートが頻繁に変更されてしまって、その間、画面が固まってしまいます。フリーズしているわけではなく、すぐに復帰しますが、復帰するとまたすぐに同じ症状となります。撮影どころではありませんでした。
 何度やっても同じ症状であるため、その日は、これまで使用してきたノートパソコンで撮影を行いました。その後、ドライバーや制御ソフトを新しいバージョンに変更したり、削除して元に戻してみたり、デバイスマネージャーを開いて、競合しているドライバーなどがないかどうか、あらゆる手段で確認しましたが、どれもダメでした。もちろん、USBコネクターまわりの接触不良の可能性も調べました。
 パソコンを使用して、外部機器を制御する状況では、相性のようなものがあり、動かないケースがときどき発生します。使用するポートの、データ転送レートの設定などの問題もあります。ましてや、これまで32bitで使用してきたものが64bitになり、USBも3.0を装備しているので、無理もないだろうと思いました。ただし、USBは上位互換です。またこのカメラに使用するソフトウエアも、64bit対応になっていることが記述されていました。
 あきらめるしかないかな・・・とも思いましたが、それでも納得がいかないので、検索をかけて調べてみました。国内には、事例が見つかりませんでしたが、海外のサイトに、このトラブルを抱えているユーザーからの質問と、それに対するやり取りがありました。追いかけて読んでいくと、パソコンの再起動をかけると、解決する場合がある・・・。という記述でした。
 すぐに、トライしてみました。結果は・・・あらら・・・なおってしまいました。このソフトを使用する場合、パソコンが立ち上がっている状態で、USBプラグを差し込みソフトを起動すると不具合が出ます。そのまま、ソフトを終了し、プラグを差し込んだまま、OSの再起動をかけて、立ち上がったのち、ソフトを立ち上げると、今度は正常に動作します。
 トラブルーシューティングは、あっけないほど、単純なものでした。理由はよくわかりませんが、再起動をかけることにより、差し込まれたプラグに対応する、適切なUSBドライバーを呼び出しているのかもしれません。これで安心して、これまで通りカメラが使用できます。1週間近く、悩んだ挙句の解決策でした。
 天体写真の世界では、今後、このWindows8.1とDMK41で撮影する方が増えてくると思います。その時に、同様のトラブルをかかえた方が、検索をかけて、私共のサイトにたどり着くことを願っています。
Surface Pro2 使用レポート その2
4月14日(月)
 4月8日から使用し始めて、約1週間が経過します。やっと使い方にも慣れてきましたが、いまだに戸惑う場面がしばしばです。以下に箇条書きにまとめてみます。私共の個人的な感想です。

1 良い点
(1) デザインがおしゃれで、作りこみがとてもしっかりしている。
(2) 電源コネクターは、パソコン本体との接続部において、マグネット式になっている。抜き差しがないため、劣化の可能性が低い。
(3) タイプカバー2と呼ばれるキーボードが、とても薄い。本体との接続もマグネットで便利。電源コネクターとともに座布団2枚あげる。
(4) OSの起動がきわめて速い。AQUOS PADのOSであるAndroid並み。64bitとフラッシュメモリの恩恵か。シャットダウンも高速。
(5) キーボードがバックライトの照明付き。夜間の使用にとても便利。
(6) キーボードは、薄いにもかかわらず、キーを打つ感じが絶妙の硬さ。心地よい。ただし、キーとキーとの感覚がやや広い。
(7) キーボードを本体の裏側に折り返せる。タブレットとして使用するときに便利。その場合、キーが不用意に押されても反応しない。
(8) スタート画面がデザイン的に優れている。ただし、デフォルトでの使用価値は高くない。カスタマイズすると便利。

2 改善してほしい点
(1) マウスが手になじまない。手首がとても疲れる。クリックも少し硬い。これほどフィットしないマウスは珍しい。博物館展示に値する。
(2) タイプカバー2の、キーボードのマウスパッドの感覚が悪い。感度を上げることで、やや改善する。
(3) 取扱説明書の解説が、無いに等しい。せめて、電源ボタンの解説の後に、シャットダウンの解説くらいは、つけてもらいたい。
(4) ヘルプファイルは、ユーザーが、どのあたりに戸惑うかを配慮しての記述になっていない。調べるのにいちいち時間がかかる。
(5) ディスプレイの画面は解像度が高そうだが、色合いが、やや黄色に偏っている気がする。調整してみたが、あまり改善しない。
(6) これまで使用してきたソフトウエアで、動作しないものがある。64bitなので、仕方ないのかも知れない。

3 直面している問題
(1) これまで使用してきた、データ通信用のUSBデータカードが使用できないので、買い替えを余儀なくされている。
(2) 上記は、出張先で、ネットが使用できない環境時に、メールを読むために威力を発揮していた。
(3) タブレット経由でも良いが、メールを一元管理するためには、USBデーターカードが必要となるため、新規導入し契約変更の予定。

 1週間ほど使用した感想です。またそのうちレポートしますが、全体的には、気に入っています。

 上記の文書の見出し符号の使い方が、まるで行政文書ですね。サラリーマン時代の癖が抜けません。この符号の使い方に興味のある方がいましたら、こちらをご覧ください。覚えておいて損はないと思います。特に若い方で、これから行政を目指す場合は。
広島城(4月12日)
4月13日(日)
 先月に続いて、約1か月ぶりに広島に行ってきました。プライベートな用事です。11日(金)から今日まで滞在しました。昨日は用事がありませんでしたので、自由に動き回ることができました。
 これまでに何度も訪れている広島です。今さら観光でもありませんが、散歩を兼ねて広島城まで行きました。散歩の出発点は安佐南区です。そこから広島城まで、徒歩で約1時間20分です。かなりの距離になりました。昼間に訪れるのは、初めてです。いつも夕方か夜の散歩で、お城に行っていたからです。
 今回はお城の中に入ることができたので、展示物などを見学しました。天守の最上階からの景色を楽しみにしていました。しかし、そこから見る景色は、ビルばかりでした。お城は、太田川河口の三角州に位置しています。高い建物がなかった時代であれば、圧巻の眺めであったことでしょう。
 毛利輝元が築いた平城であり、文禄元年(1592年)から慶長4年(1599年)のあたりで完成したとみられていますが、正確な年月日は不明だそうです。明治7年に火災で本丸御殿等が焼失し、昭和20年(1945年)8月6日の原子爆弾により、建物全てが壊滅したそうです。城内の展示にその写真が残されていました。現在の天守は、昭和33年に外観を復元して建造されたものだそうです。爆心地から、わずかに980メートルと書かれていたのが印象的でした。
 写真は、広島城と、すぐ近くにある、広島市こども文化科学館です。常設館に勤務している頃、視察や調査、そして会合のため、何度も訪れた場所です。直径20メートルドームにミノルタMS-20ATというモリソン型の投影機が入っています。いかにもプラネタリウムらしい、昔ながらのこのような投影機が私共の好みです。今回は館内には入りませんでした。すでに顔見知りの解説者もいないからです。
 その日のお昼に、久しぶりにお好み焼きを食べようと思って、みっちゃん総本店に行きました。広島風お好み焼きの発祥お店です。楽しみにしていましたが、残念ながら、お店の前には、長蛇の列。すぐにあきらめて、近くのイタリア料理のレストランでランチとしました。前回、みっちゃん総本店を訪れた時のレポートは、こちらの3月6日のところをご覧ください。
火星(4月9日)
4月11日(金)
 たまってしまったメールを処理したり、伝票類を処理したり、問い合わせに答えている間に、日付が変わってしまいました。すべてを一人でこなすので、時間がいくらあっても足りないくらいです。今夜も晴れていますが、惑星を撮影している時間がとれそうもありません。
 一昨日は、気流も比較的良かったので、まもなく最接近をむかえる火星を撮影しました。惑星の撮影と画像処理は、あまり上手ではありません。他の観測者の画像を見ると、私共よりも口径の小さい望遠鏡で、私共が撮影する画像の解像度を簡単に上回っているものもたくさんあります。慣れている太陽面の撮影のようにはいかないようです。撮影時、および画像処理の時のパラメーター設定に関して、さらに試行錯誤が必要です。4月9日の夜に撮影した写真をアップします。撮影したあと、火星に続いて上ってきた土星に望遠鏡を向けました。リングが大きく開いていて、カッシーニの空隙や、本体の縞模様がとても良く見えていました。

写真のデータ
2014年4月9日14時30分51秒UT ミューロン21センチ反射望遠鏡 
3×BL DMK41AU02AS LRGBフィルター使用
1/15sec 15fps 60sec×4
RegiStax 6、photshop CS6で画像処理
LS=113.87 CM=150.97 De=21.62 Dia=15.1 P=34.32
seeing 7/10 Trans 5/5
Surface Pro2 使用レポート その1
4月10日(木)
 大船の家電量販店に3月14日(金)にオーダーしておいたものです。4月7日(月)に入荷しました。さっそく取りに行ってきました。その翌日から2日間ほどかけて、ネットワークをはじめ、さまざまな設定を行いました。必要最低限のアプリケーションもインストールして、ほぼ使用できるようになりました。
 OSはWindows8.1pro(64ビット)、メモリ8GB、記憶容量256GBのモデルです。タブレット型PCであり、今まで使用してきたパソコンとほぼ同じ大きさですが、厚みは、ほぼ半分です。バックライト付きのキーボードカバーもオプションで購入しました。このキーボードは、厚さがわずかに5.4ミリしかありません。画面の保護も兼ねています。手を近づけるとセンサーが感知して、各キーが照明されます。天体写真撮影などにおいて、暗闇での使用に威力を発揮します。すでに火星の撮影に使用しており、暗闇でのキーボードの照明はとても役立ちます。
 見た目の印象よりも、持ってみるとずしりとくる重さです。作りこみがしっかりしているようです。ただし、画面は、これまで使用してきたノートパソコンのほうが、発色、見やすさともクオリティーが上でした。マウスはオプションです。Bluetooth接続のマウスで、ワイヤレスです。ただ、使い勝手は良いとはいえません。その形状から手首を外側にやや折ることになり、1時間も使用していると、手首が疲れます。またクリック感も少し硬い感じがしました。スクロールは、指でなぞるだけですが、スクロールしている感じを出すために、音が出ます。その音は、正直、少しうるさいです。消すことはできないようでした。
 OSのほうは、戸惑うばかりでした。電源を入れることは問題ありませんが、シャットダウンの方法は、どこにも記述がありませんでした。仕方がなく、携帯タブレットで検索をかけて、シャットダウンの方法を調べました。シャレになりませんね。2日間ほど使用して、だいぶ使い勝手に慣れてきましたが、それでも戸惑う場面があります。Windows7に移行する時よりも、さらに戸惑いが大きいように思います。2日間ほど使用して、理解できたことは、タブレットに対応するためのメニューがトップ画面に用意されていて、デスクトップ画面に切り替えると、それは、今までのOSを使用する感覚で使用できるということです。仕事に使用する割合が4割、使い方を調べるのが6割が、今の状況です。
 利点もたくさんあります。何といっても64bitであることと、記憶媒体がハードディスクではなく、内臓のフラッシュメモリであるため、その恩恵か、OSの起動がきわめて速く感じられます。今まで使用してきたソフトを使用できるように、徐々にインストールしていますが、ソフトによっては動くものと、全く動かないものもあって、その対応を今後どうしようか、考えているところです。
 パソコンの機能が高くなればなるほど、使用環境を整えることも、より複雑になり大変です。しばらくはXP搭載のノートパソコンと併用することになりそうです。1981年に発売されたNECのPC8801は8bitのパソコンで、メモリの合計が184KBでした。N-BASICを搭載し、本体価格が228,000円でした。これにディスプレイや外付けのフロッピーディスクドライブなどを入れると、相当な価格となってしまいました。サラリーマンが手を出すには躊躇します。清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入し、天体の軌道計算用のプログラムをたくさん作りました。当時のハードウエアと比較すると、今のパソコンの進歩には驚きます。
 写真はキーボードカバーをつけた状態のSurface Pro2、左側はAQUOS PAD SH-08E タブレットです。キーボードカバーはマグネットでワンタッチで取り付け可能です。便利。
パノラマ写真
4月6日(日)
 過去に撮影しておいたパノラマ写真で、ホームページにアップしていないものをまとめました。各地の景色をご覧ください。

城山から見た桜島 2009年1月8日撮影

有森展望台から桜島 2009年1月9日撮影

壇ノ浦パーキングエリアから関門海峡 2010年7月17日撮影

秋吉台 2010年9月16日撮影

磯崎海岸(茨城県ひたちなか市) 2010年11月16日撮影 私共の生まれ故郷の海岸です。画面中央左奥に東海村の原子力研究所。

霧島連山 2011年8月12日撮影 九州自動車道えびのパーキングエリアより 中央奥に見えるのが新燃岳、画面左が韓国岳。

鳥取砂丘パノラマ 2011年9月10日撮影 砂丘の一番高いところから見た360度のパノラマです。
桜(横浜市 4月4日)
4月4日(金)
 朝夕の日課である散歩ですが、今日はいつもよりも時間をかけました。カメラを肩にぶら下げて、満開を過ぎた桜を撮影しました。満開で咲いているのは、せいぜい数日間。それを惜しむようにカメラにおさめました。毎年、桜が咲く時期になると、鎌倉に行きたくなります。今年はすでに2回ほど撮影に行きました。今日は散歩コースの中での撮影です。横浜の桜の見頃は今週いっぱいでしょう。今日撮影した桜の写真です。

撮影データ EOS5D Mark U EF200mm F2.8L
火星(2014年4月1日)
4月3日(木)
 地球の外側を回っている火星は、約2年2カ月ごとに地球に接近します。接近時の地球と火星の距離は、その時々によって異なります。近年で最も接近したのは、2003年の8月です。このときの地球と火星の距離は約5千6百万キロです。今回の最接近は4月14日で、その距離は約9千2百万キロです。2003年の時と比較すると、望遠鏡で見た大きさは、さほどではありません。しかしながら、久しぶりの接近には変わりないので、先月あたりから、撮影をしています。
 4月1日の夜は、最近としては、気流が安定していました。望遠鏡を通して見た火星は、やや黄色みがかった赤い色をしており、その中に薄暗い模様が見えています。子午線の湾、アキダリアの海、そして北極付近には、小さく光る北極冠が認められました。
 撮影した画像をアップします。写真は、南を上にしています。最接近のシーズン中、撮影を継続する予定です。

写真のデータ
2014年4月1日14時50分23秒UT ミューロン21センチ反射望遠鏡 2×BL DMK41AU02AS LRGBフィルター使用 1/15sec 15fps 40sec×4
Avistak2、photshop CS6で画像処理
LS=110.21 CM=225.51 De=20.75 Dia=14.7 P=35.14
seeing 7/10 Trans 4/5
段葛(神奈川県鎌倉市 4月1日)
4月2日(水)
 昨日は午前中に太陽を撮影したのち、これからプラネタリウムの投影を予定してる施設の、コンテンツの制作を開始しました。午前中に仕事を早めに切り上げ、午後から鎌倉に向かいました。段葛(だんかずら)で桜の撮影を行うためです。
 段葛は鶴岡八幡宮の参道です。由比ヶ浜から鶴岡八幡宮に通じる道路を若宮大路(わかみやおおじ)といいます。この道路の二の鳥居から鶴岡八幡宮まで、道路の中央部にある、車道よりも一段高い道路を段葛と呼んでいます。道路の最後の部分に三の鳥居があり、横断歩道を渡ると、鶴岡八幡宮に至ります。道路の両側に桜の木がたくさん植えられており、桜が満開になる頃、たくさんの観光客で賑わいます。事実、昨日は平日にもかかわらず、日曜日かと思うほどの観光客で賑わっていました。
 事前の予測では、桜の満開はおそらく今日あたりだろうと思っていました。また、天気の様子からみてもちょうど良いタイミングでした。しかし、実際に行ってみると、満開のタイミングには、数日ほど早かったようでした。また、空のほうも晴れてはいましたが、うす雲が広がっていました。たくさんの写真を撮影しましたが、以前に撮影した写真(こちらこちら)ほど、良い写真にはなりませんでした。
 夕方まで鎌倉にいるつもりでしたので、そこから妙本寺に移動しました。ここで撮影を行うのは2006年4月以来、8年ぶりです(これまで妙本寺で撮影した写真はこちらこちら)。そこで見る風景は8年前と何ら変わりありませんでした。ソメイヨシノが満開でした。また、海棠(かいどう)も満開にはまだ少し早いものの、つぼみと開いた花の対比が見事でした。重いカメラをぶら下げて、久しぶりに鎌倉を歩きまわりましたので、少し疲れましたが、心地よい疲れでした。いたることろで桜の花が満開ですが、今年の花見はこれで、もうよいかなと思いました。
 帰ってから、写真を画像処理し、そのあと日付が変わる頃には、接近中の火星を撮影しました。気流が安定していたため、21センチ反射望遠鏡を使用して、眼視で見ていても、表面の模様が良く見えました。昨日鎌倉で撮影した写真をギャラリーにアップします。
 「段葛No.3」「段葛No.4」「源氏池の桜」「本覚寺しだれ桜」「妙本寺海棠」「妙本寺桜2104No.1」「妙本寺桜2104No.2」です。
桜満開(横浜 3月31日)
3月31日(月)
 横浜は、桜が満開となりました。とても穏やかな1日でしたので、花見には絶好の条件でした。朝から忙しく動き回りました。車を調達するためです。私共が予定している引退の時期よりも先に、車のほうが走行不能となってしまいました。走行キロ数は164,000キロです。地球を約4周分回ったことになります。現在は、ディーラー系のお店で静かに廃車の時期を待っています。
 後継車を調達しないと、仕事になりません。いつもお世話になっている、お店のスタッフの方に、車を用意してもらいました。私共の仕事をよく理解しているために、何が必要で、どのような車が適切なのか、説明しなくても、目的に見合った車を準備してくれていました。その車に、プラネタリウムのハードウエアが、全て搭載できるかどうかをチェックしました。これまでの車に比べて、室内がやや狭い印象があり、無理かなと思っていましたが、予想していたよりも広く、無事に全部積み込むことができそうです。4月下旬のゴールデンウィーク前に納車してもらう予定でいます。
 書類等を急いで準備するため、動き回りました。この件とは別に、4月に入ると、列車で地方に行く予定があります。新幹線のチケットを取るために、駅にも立ち寄りました。年度の切り替え時期であり、おまけに消費税がアップされる直前の買いだめなどで、どこへいっても長蛇の列でした。新幹線のチケットを求める行列も、かなりのものでした。並ぶのをやめて、散歩を兼ねて他の駅まで歩きました。そこでは自動券売機でチケットを購入しましたので、並ぶ必要はありませんでした。
 歩きながらも、満開の桜に見とれていました。いつもの散歩コースのひとつである、川沿いの道も、花見をする人々で賑わっていました。咲き誇る桜を見ていると、とても癒されます。風もなく過ごしやすい気温の中で、桜を楽しみました。近日中に、再び鎌倉で桜の写真を撮影する予定です。・・・本来の仕事はどうなってるの?
 写真は栄区役所の裏を流れる、いたち川(けものへんに「由」と書かれる漢字です。鎌倉時代の書物に記述されていたことから、使い続けられています。川の周辺の看板や橋に書かれています。パソコンでは変換することができません)沿いの桜並木です。
しだれ桜と三椏(光則寺 神奈川県鎌倉市 3月29日)
3月29日(土)
 光則寺は、鎌倉の長谷寺のすぐ隣に位置しています。北条時頼の重臣、宿谷光則が建立したお寺で、その名前がそのまま寺の名前になっています。境内のカイドウが「かながわの名木100選」に指定されています。しかし、カメラマンに有名なのはむしろ、山門の手前にある、しだれ桜ではないでしょうか。
 このしだれ桜は、毎年3月の下旬に満開になります。山門の青緑色の屋根をバックに咲き誇る姿は、格好の被写体となります。以前から、その撮影に取り組んでいますが、いつでも撮影に行けるわけではありません。今年は、移動式プラネタリウムの投影の予定がなく、また急ぎの仕事が入っているわけでもなかったので、撮影に行くことができました。
 車が使用できないので、散歩を兼ねて大船まで歩いて行って、そこから横須賀線で鎌倉へ。江ノ電に乗り換えて長谷駅で降ります。そこから徒歩で10分程度で到着します。今日の鎌倉は大変な人出でした。隣の長谷寺もたくさんの観光客で賑わっていましたが、光則寺を訪れる人は、その中のごく少数です。
 本来はあと2日程度、早いほうがよかったのは承知していました。花がすべて散ってしまっているのではないかと心配しました。満開は過ぎていましたが、山門の上だけ残っていましたので、いろいろな構図で何枚も撮影しました。境内にも入って、三椏(みつまた)も撮影してきました。カイドウは、まだつぼみの状態でした。
 これまでの撮影の中では、一番良い写真になったかもしれません。ソメイヨシノが満開になりそうな来週に、もう一度、鎌倉で桜を撮影することを考えています。今日撮影した写真から2点をギャラリーの方にもアップしておきます。
 写真は、左がしだれ桜、下が三椏です。データは、ギャラリーのほうをご覧ください。こちらこちらです。
講演会(塩田和生氏 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校天文部 3月27日)
3月28日(金)
 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校天文部の生徒を対象に、3月27日(木)に天体写真家として有名な塩田和生氏に講演をしていただきました。私共が、同校の科学技術顧問の立場で、私共にとっては太陽面撮影の先輩格である塩田氏にお願いをしたものです。
 日頃から、同校天文部の活動をサポートさせていただきながら、天文の世界で活躍する、さまざまな方々に、生徒を対象に話をしてもらいたいと思っていました。その最初のステップとして塩田氏に講演を依頼したものです。「天体写真〜その面白さと難しさ〜」と題したものです。天体写真撮影の技術的なテクニックの話ではなく、長期間にわたって、ひとつのテーマに取り組むときに、何が興味深くて、何が難しいのか。そして、壁にぶつかったときに、それをどのようにしてクリアーしてくいくのかといった内容です。高校生にも理解できるような内容でお願いしました。天文部のOB・OGにも情報を流し、希望者に参加してもらいました。
 その講演の内容は、期待通りのものでした。使用された画像も、どれも質の高いものばかりですが、それ以上に、内容に説得力があり、私共にとっても、とても参考になるものでした。プレゼンテーションとしても、生徒たちの手本になるものです。とても刺激になったようです。
 講演終了後の生徒たちとの交流の時間では、生徒から質問がたくさん飛びだしていました。塩田氏からプレゼントされた写真は、目を見張るようなすばらしいものばかりで、生徒たちの今後の目標となるものでしょう。
 以前から考えていたことが、やっと形になって実現しました。講演をしていただいた塩田氏、私共、そして学校側との日程調整などが大変でしたが、企画してよかったと思っています。今後も折に触れて、天文の世界で活躍している方々を招いて、講演会を実施してみたいと思っています。とても有意義な1日でした。
メジロ2態
3月26日(水)
 きょうは、用事があったため大船まで散歩を兼ねて往復しました。風が少しあり、花粉がかなり飛んでいたようです。マスクを着用していましたが、大量に吸い込んでしまいました。くしゃみ・鼻水が止まらず、集中力がなく眠気もおまらなかったため、仕事をしませんでした。やっても時間の無駄です。・・・最近は、なにやかにやと理由をつけて仕事をしない日が増えています・・・。夜になってから雨が降り、体が少し楽になってきました。
 だいぶ前に撮影しておいて、そのままにしていた写真を整理していると、メジロを撮影した写真が出てきましたので、紹介します。2009年3月下旬に撮影したものです。もうすぐこのような光景が見られるようになるかもしれませんね。桜が咲き始めましたので、満開になるころを見計らって、久しぶりに、鎌倉に桜を撮影に行こうと思っています。



写真のデータ
2009年3月29日 EOS40D 200mm F2.8L
2Xテレコン 1/4000sec ISO1600














写真のデータ
2009年3月28日 EOS40D 200mm F2.8L
2Xテレコン 1/2000sec ISO800
ダイヤモンド富士(3月25日)
3月25日(火)
 3月23日頃かと思ってあきらめていました。関市まなびセンターなどでの仕事が入っていたためです。
 昨日の夕方、日課の散歩に出ようとして、富士山の方向をみると、富士山の左側上空15度付近に太陽がありました。角度から見て、山頂に沈むかもしれないと思い、散歩を中断して機材を準備し、撮影に臨みましたが、太陽は富士山頂ぎりぎりで、左側の裾野に姿を隠していきました。
 ここ数日間、良い天気が続いたので、さすがに今日は無理だろうと思っていましたが、夕方になっても良い天気でした。5時頃から撮影の準備をしました。予想通り、太陽は富士山の山頂に沈んで行きました。ダイヤモンド富士の撮影に成功したのは、これで3度目です。とても幻想的な光景でした。近所の方たちも、何人か見に来ていました。
 住んでいる場所から、このような光景を見ることができることは、とても幸せなことだと思います。

撮影データー
EOS 5D MarkU 2014年3月25日17時42分
BORG100ED f=640mm ND8 ASA100 1/200sec
フォトショップCS6にて画像処理
走行不能
3月24日(月)
 埼玉県春日部市の、ふれあいキューブでの投影があった3月16日(日)のことです。朝早くに磯子インターチェンジから高速道路に入りました。アブローチから加速していくときに、路面にバンプがあったのか、車の振動が気になりました。しかし本線に乗って、路面が滑らかになってもその傾向が続きました。しばらくしておさまったため、そのまま走行を続け、無事に施設まで行くことができました。
 帰りの高速道路でも、周期的に同じ状況が起きました。原因を特定するため、ギアチェンジを行ったり、加速・減速してみたり、エアコンを切ってみたり。いろいろ試した結果、どうやらトランスミッションか、足回りのどこかにトラブルを抱えている様子でした。いつもお世話になっているディーラーのスタッフに連絡を入れました。あいにく工場が2日間休みであり、その後の私共の日程の都合もあり、車の問題は少し放置せざるをえませんでした。
 21日(金、祝)は逗子市での投影でした。距離的にはさほどではありませんでしたが、横浜から鎌倉に至る朝比奈の山坂道と、逗子市の横須賀線の踏切を2か所越えなくてはいけませんでした。不安を抱えながらの走行でした。振動は出ていましたが、なんとか往復して、投影も無事にこなすことができました。
 その間に、ディーラーのスタッフにお願いして、工場の修理日程を確保してもらい、レンタカーも手配してもらいました。さすがに、高速道路を関市まで走るのにはリスクが大きすぎると判断したからです。逗子市での投影が終わると、急いで横浜に戻り、機材をレンタカーに載せ換えて、関市に向かいました。
 この判断は正しかったようです。のちに、ディーラーのスタッフから連絡がありました。「トランスミッションだけでなく、フロント左側のブレーキユニットのパーツも壊れています・・・車はこれ以上動かさないほうがよさそうです・・・」。トランスミッションの交換は、エンジンのパーツの一部交換も必要だそうです。仮に全部修理したとしても、車はすでにかなりの距離を走行しています。ほかの部分に不安を抱えながらの走行を余儀なくされるでしょう。買い替えのタイミングと判断し、すぐに新しい車の条件をつけて、納車の手続きをとってくれるようお願いしました。増税前には間に合いそうもないのが残念です。
 事業を立ち上げた時から、この車のお世話になってきました。豪雪の中の新潟県や青森県、早春の九州、暴風雨の中での四国の大鳴門橋の走行など。大変でしたが、いつも安全に目的地まで運んでくれました。中でも印象に残っているのは2009年6月下旬のことです。奈良県からの帰り道、名阪国道を走行中、落下物を避けるために、ハンドルを右に切った瞬間に、フロント右タイヤのサイドウォールを中央分離帯に接触させて、バーストさせてしまいました。車のコントロールを失いそうになりながら、停止させました。後続車が機転を利かしてよけてくれたのが不幸中の幸いでした。そのまま、ハザードランプを点滅させ、左側の路側帯まで移動させて、JAFのお世話になりました。このような危険な場面が、これまで何回かありました。
 札幌から熊本まで、すでに250か所以上で投影をさせていただいていますが、いつも時間通りに目的地まで運んでくれました。時間に遅れたことは一度もありません。苦労をともにしてきた車でしたが、走行距離は16万4千キロに達してしまいました。即ち、地球4周分です。ハードウエアを積んだままでの走行が、劣化を早めてしまったのではないでしょうか。愛着もあり、私共の引退まで共にするつもりでした。しかしこれが限界です。4月下旬のゴールデンウィークの前には、新しい車を間に合わせたいと思っています。
 「星空を車に積んで」(※いずれ私共のプラネタリウム解説者としての取り組みを、本にまとめるとすると、このタイトルになります・・・)全国を走り回り、すばらしい星空を皆さまに届ける仕事は、もう少し続けます。
仮設プラネタリウム(関市まなびセンター 岐阜県関市 3月22日から23日)
3月24日(月)
 逗子文化プラザホールでの投影終了後、横浜に戻るとすぐに準備をして、そのまま、岐阜県関市に向かいました。22日(土)と23日(日)の2日間の投影のためです。いつものように、まなびセンターの12メートルドームにメガスターゼロ投影機を仮設しての投影です。今回は逗子市での投影のスケジュールが入っていたため、前日に設営の時間が確保できませんでした。そこで1月の投影終了後に、今回の投影に備えて、セッテイングを行っておきました。
 東海環状自動車道の美濃加茂サービスエリアに到着したのは、午前2時30分頃です。それから明け方まで仮眠をとり、施設のほうには朝一番で入り、投影機をセットして、1月に行ったセッティングの状態を確認しました。30分ほどで投影の準備が終わりました。
 今回は「火星の世界」と題しての投影です。4月14日に最接近する火星について解説しました。太陽系における火星の位置、大きさ、体積などの基本的な情報や、なぜ2年2ヵ月ごとに接近するのか、以前に作成しておいたCG動画を利用しての説明です。そのほか、望遠鏡で見た火星の動画や、CG動画による火星の地形の名称、おもな地形、探査の様子など、動画をふんだんに使用して投影を進めました。
 この2日間も、お客さまが比較的多かったように思います。22日夜の市民天体観望会もたくさんの参加者でした。観望会の時の、投影の最中にハプニングがあり、投影を中断せざるを得ませんでした。10分程度中断したのちに再開しました。その後は順調に進み、屋上の望遠鏡で、木星を中心に楽しんでいただきました。お手伝いいただいた天文ボランティアスタッフの皆様も、いつもより人数が多かったようです。気流が良かったようで、縞模様がよく見えていました。
 平成25年度の投影は、これでおしまいです。何のトラブルもなく1年間の投影をこなすことができました。これで2年目が終わったことになります。昨年度は5月から開始したわけですが、折からの金環日食の注目度が高く、2日間とも全て満席でのスタートでした。この昨年度の実績を超えることが今年度の目標でした。施設スタッフの皆さまの工夫を凝らしたPRのおかげなどもあり、無事に昨年度と同等の成績を残すことができたようで、ほっとしています。
 プラネタリウムの待合室の壁面を利用して、私共が過去に描いていたエアブラシイラストの原画2点を展示させていただきました。徹夜で走行して、朝から投影ですので、1日目はとても過酷でしたが、スムーズに事が運んでよかったと思います。帰りの新東名を走行中、フロントガラスの前方に、火星が明るい光を放っていました。

写真は、左から待合室に展示したエアブラシイラスト2点、屋上で観望会準備中の様子、観望会の時のプラネタリウムの参加者の皆さまです。
移動式プラネタリウム(逗子文化プラザホール 神奈川県逗子市 3月21日)
3月24日(月)
 逗子文化プラザホールで3月21日(金、祝)に移動式プラネタリウムの投影を行いました。私共の自宅から距離にして15キロ程度。山を一つ越えた海側に位置し、京急新逗子駅の近くです。
 第8回子どもフェスティバルというイベントが3月21日から23日まで開催されました。その初日に同施設の、さざなみホールという場所にプラネタリウムを設営して、「わくわく!ぷらねたりうむ」と題して10回の投影でした。解説は河合準子さんです。私共は、1回だけ解説に入り、あとはすべて河合さんの解説でした。料金はひとり100円です。
 朝から大変な行列ができました。お昼頃には10回目のチケットまで売り切れる状態でした。回数をこなすために、1回あたりの投影時間を15分とした短縮バージョンでしたが、参加された皆さまは、とても楽しまれていた様子でした。私共はハードウエアの設営や、ドームへの入場者の対応が中心でしたので、体力的には、比較的楽でした。最後の投影が終わって、機材の搬出が終わるころには、外はすでに暗くなっていました。あわただしい1日でした。
 自宅に戻ると、急いで風呂に入り、必要な機材を別の車に積みなおして、そのまま岐阜県関市に向かいました。

写真は左から逗子文化プラザホール、ロビー内でプラネタリウムの入場整理券を求める人々の列、さざなみホールに設営したプラネタリウムです。
停電(3月19日)
3月20日(木)
 建物の敷地内で電気工事があり、昨日は、朝8時30分から夕方5時まで停電しました。停電すると何もできなくなります。電話機は古い機種なので、普段とは異なる音で着信音が鳴っていました。通話は可能でした。移動式プラネタリウムのオファーの打診があり、対応しましたが、それ以外は、なすすべがありませんでした。コンピューターを立ち上げられないので、CG制作もできなければ、ネットワークも使用できません。お手上げでした。
 それを口実に、夕方までまる1日、ほぼ何もしませんでした。東日本大震災の地震のあとの停電を思い出しました。今の時期は、花粉が大量に体内に入っているので、眠気がおさまらず、1日中、昼寝をしてしまいました。夕方になって通電しましたので、早速コンピューターを立ち上げましたが、今度はネットワークが通じません。震災のあとにもしばらくそのような状況がありました。工事の現場責任者の方に連絡を取ると、サーバーには電気は供給したので、こちらの責任ではないとのこと・・・。いろいろなところに連絡をしましたが、たらいまわしになってしまいました。最後はNTTに連絡をして、対応をお願いしました。
 停電したことが原因かどうかは分かりませんが、建物全体のネットワークが使用できないようでした。なぜ私共がこのような対応を取らなければいけないのか、とても納得できるものではありませんが、誰かが動かなければ、何も解決しません。いちいち腹を立てても何の得にもなりませんので、これで良しとしました。今日の朝になってから、修理が完了したとの連絡がありました。「対応、ありがとうございました」とお礼を言って、電話を切りました。
 ネットワークに接続できなかったり、地方に行って、ネットワークが使用できなかったりすることは、ときどきあるので、パソコンに携帯端末を取り付けて、通信ができるようにしています。メールでのやり取りは、昨日はこれを利用しました。タブレットのブラウザからでも、情報は取れるので、不便はありません。ただ、現在使用している携帯端末は、スピードが遅いので、新しいノートパソコンが到着したら、別の方法での接続を考えています。
 ライフラインの一つである、電気のありがたさを、まざまざと思い知らされた1日でした。
移動式プラネタリウム(東部地域振興ふれあい拠点施設 ふれあいキューブ 埼玉県春日部市 3月16日)
3月17日(月)
 こんなにもたくさんの人々が見に来るのか・・・。イベントを開催した施設のスタッフの驚きのコメントでした。東部地域振興ふれあい拠点施設は、埼玉県と春日部市の共同事業として、産業の振興と地域住民の活動・交流を促進するための複合拠点施設です。「ふれあいキューブ」は、その愛称です。平成23年10月にオープンしてから、今年で3年目です。東部スカイツリーラインと東武野田線の交差する春日部駅の近くに位置しています。
 3月16日(日)に、このふれあいキューブにおいて「星空の魅力」と題して、移動式プラネタリウムの投影を行いました。入場料は無料で、1日8回の投影です。冬の終わりから春先にかけての星空を投影し、オリオン座の神話を交えながら解説を行いました。1回目の投影開始が11時から、お昼休憩をはさんで、午後の部は1時から始め、最終回が16時20分からの回となりました。数をこなすため、入れ替えの時間もわずかに20分間です。ほとんど、ドームの中に入ったままの状態で投影を続けました。
 はたして、どのくらいのお客さまに来ていただけるのか、ふたを開けるまで見当がつきませんでした。しかし、設営が終わってロビーに出てみると、すでに80名くらいお客さまが、午前の部の投影をみるために待機していました。「あらららら・・・これは大変・・・」。11時40分の回の投影が終わって、ドームの外に出ると、すでに最終回の8回目の整理券まではけてしまったとのことでした。
 告知がしっかりしていると、このようなことはよくあるパターンですが、それにしてもすごい勢いだったと思います。その後にこられたお客さまには、大変申し訳ないことをしたと思っています。施設のスタッフの皆さまも対応に追われたようでした。
 乳児から高齢者の皆さままで、ファミリー層を中心に幅広い年齢層の方々にご覧いただきました。1才程度の乳児が、保護者とともにドームの中に入ってこられるのは、見ていて微笑ましい光景です。そのような光景を見ながら、私共の引退の時期については、この年齢のこどもたちが、プラネタリウムを見て理解できるようになる頃かな・・・などと考えていました。
 写真は左から、ふれあいキューブの外観、多目的ホールに設営したハードウエア、投影開始前に待機されていたお客さまです。
Surface Pro 2
3月14日(金)
 Surface Pro 2は、マイクロソフトのタブレット型PCです。現在使用しているパソコンのパフォーマンスが低下してきたことと、いくつかの問題を抱えているため、新しいノートパソコンとして、この機種を選択しました。いくつかの候補機種と比較し、実物を見た結果の選択です。
 大船の家電量販店まで、朝の散歩を兼ねて歩いて行って、オーダーしてきました。通常のノートパソコンであれば、代金を支払って、その場で商品を持ち帰りしますが、このパソコンはそうはいきません。人気機種だそうです。在庫がなく、いつ入荷するかも分からないと言っていました。ただ、入荷のスピードが次第に早まってきているとも。
 Windows 8.1Pro(64ビット)を搭載しており、ソフトウエアとして、Office Home & Business 2013を搭載してます。メモリ8GB、記憶容量256GBのモデルを注文してきました。そのほかに、ビデオプロジェクターに出力するための、別売の付属品などをいくつか。消費税の増税前だったので、タイミング的には良かったかもしれません。出張先などでも使用することになるでしょう。入手次第、使い勝手など、レポートしたいと思います。
厳島神社パノラマ
3月13日(木)
 今日の横浜は、朝から雨模様です。正午頃は小康状態ですが、予報では、夕方にかけて雨の降り方が激しくなるようです。昨日、広島から新幹線で帰ってきてから、少し疲れが出てしまいました。車で往復しているときには、翌日は何ともないのですが、新幹線の座席で、じっと4時間近く座っているのが良くないのだと思います。腰も少し痛みが走っているので、今日は少し安静にしています。朝の散歩は見合わせました。これから、午後の散歩に出るところです。
 厳島神社で撮影した写真のパノラマを作りました。上の写真です。写真の左側に、神社の赤い大鳥居が見えています。対岸の景色は、廿日市方面かと思われます。右側には、対岸と島を往復するフェリーが見えています。右端の建物の後ろにフェリー乗り場があります。左側の遊歩道の下に、鹿が1匹。最初は珍しく思いましたが、フェリー乗り場から境内までには、鹿がたくさんいます。おとなしいのですが、食べ物を持っていると、あとをついてきて大変なことになります。
 撮影機材として、今回はEOS5D Mark2と16-35mm F2.8LUUSMと24-70mm F2.8LUUSMの2本のズームレンズを持って行きました。観光に行ったときに常用するのは、EOS40DとEF-Sレンズですが、今回は、一般撮影に24-70mm F2.8LUUSMのレンズがどのような性能なのかを知りたくて持って行きました。
 星空を撮影すると、性能が良くわかりますが、最近は出かけるチャンスがないためです。結果は予想通りでした。解像度も高く、とてもシャープです。色のりも良く、良いレンズだと思います。ただ、EOS5D Mark 2にバッテリーグリップをつけ、このレンズと組み合わせて1日持ち歩くと、その重さに、手首がかなり疲れます。大伸ばしのプリントを必要としなければ、EOS 40Dで十分でしょう。こちらは軽めで、バッテリーグリップをつけても、重さは、さほど気になりません。
 広島にいた3日間は、パソコンを使用しての、インターネット接続ができない環境にありました。その間、タブレットが大活躍でした。それに搭載されているマップは、使い勝手があまり良くないなと感じる場面もありましたが、自分の位置を常に把握できるだけでも、とても助かりました。インターネットから情報を得るための、ブラウザに関しては、特に問題はありません。内臓のバッテリーは、私共の使用頻度では、おおむね3日目で充電が必要なようです。
 新幹線の車窓から見る風景ですが、高速道路と並行して走っている区間も多く、随所で見たことのある風景がありました。新幹線からは、このように見えるのかと思いました。それらの風景を見るたび、移動式プラネタリウムの投影をさせていただいた時の記憶がよみがえってきました。
広島市(3月10日から12日)
3月12日(水)
 今頃の時期の空気感、気温の状態などから、あの日を思い出します。この3年の間にも、私共には大きな出来事がたくさんありました。母が他界してしまった一方で、家族が増えたり。生きるということはどういうことなのか、真剣に考えさせられた3年間でもありました。
 プライベートな用事で、この3日間、広島にいました。私共にとっては、大きな区切りとなる場面であったようにも思います。先ほど広島から戻ってきました。ほっとした一方で、一抹の寂しさがこみ上げてきているのも事実です。
 3月11日は、世界文化遺産である厳島神社を参拝しました。年に5回程度、山陽自動車道を走りますが、その都度、宮島サービスエリアに立ち寄り、海の向こうの厳島神社の大鳥居を見ます。サービスエリアからは、肉眼で判別できるかどうかの、ギリギリの大きさです。条件の良い日は、肉眼で赤い鳥居をかすかに識別することができます。
 以前から、一度訪れてみたいと思っていた場所なので、ちょうどよい機会でした。平日でしたが、さすがに世界文化遺産です。外国人も含めて、たくさんの観光客で賑わっていました。ちょうど干潮時にあたっていたため、大鳥居の下のほうまで、見えていました。風もなく、とても良い天気の1日でした。良い思い出になったと思います。これからも、年に数回は、広島を訪れることになりそうです。
太陽望遠鏡ワークショップ(国立天文台 東京都三鷹市 3月8日)
3月9日(日)
 国立天文台の中央棟講義室において、3月8日(土)に太陽望遠鏡ワークショップが開催されました。講義室がいっぱいになるくらいの出席者で盛況でした。約60名でしょうか。研究者、科学館・博物館等の太陽展示担当者、学校の先生、アマチュアの太陽観測者などが集まりました。首都圏を中心に東北、関西、山陰など全国からの参加者です。
 ワークショップというと、指導者のもとで、参加者が自発的に何かを行うようなイメージですが、この太陽望遠鏡ワークショップは、研究発表と呼ぶべき性質のものです。日頃の取り組みの成果などが発表されました。

 基調講演は、飛騨天文台(京都大学理学研究科付属天文台)の一本先生による「飛騨天文台における高解像度撮像への取り組み」と題したものです。太陽面の撮像において、気流の乱れで生じる像の劣化を、どのような方法で最小限にくいとどめるか、という取り組みに関する講演でした。私共にとっても、太陽の撮影時に最も深刻な問題であるため、身を乗り出すようにして聞いていました。研究者の取り組みはとても興味深いものでした。
 この基調講演に続いて、私共が発表をさせていただきました。「黒点の高解像度撮影と画像処理の取り組み」というテーマです。研究者の取り組みと比較すると、ハードウエア、ソフトウエアとも、比べるべくもありませんが、日頃の撮影方法や画像処理のプロセスなどについて、紹介させていただきました。はからずも、上記の先生から「素晴らしいですね」と、おほめの言葉を頂戴できたのは、とてもうれしく思いました。
 このほかに、「最近の太陽活動に関する話題」、「京都花山天文台での黒点観測について」、「2013年11月3日のウガンダの皆既日食について」などの発表がありました。どれも大変興味深い内容ばかりで、時間がたつのがあっという間でした。
 休憩時間をはさんで、国立天文台の太陽フレア望遠鏡を見せていただきました。天文台の望遠鏡は、これまでにも何度も見ていますので、その大きさには、あまり驚きませんが、太陽観測に特化した望遠鏡と観測設備に、とてもうらやましく思いました。
 本当に久しぶりに、このような会合に出席しました。数年ぶりにお会いする雑誌社の編集長やスタッフ、プラネタリウム関係者やアマチュアの方々もたくさんいました。普段はメールでしかやり取りをしない、観測者の皆さんとも。夜の懇親会もとても楽しいものでした。
 太陽に関して、今後の取り組み方をいろいろと考えていたところですが、基調講演を聞いて、目標がはっきり見えてきたのは、大きな成果でした。
 自宅を早めに出発しました。武蔵境駅から、天文台までは、かなりの距離ですが、散歩を兼ねて、歩いてみようと思っていたからです。タブレットのマップを頼りに、駅から天文台まで、所要時間は徒歩で約50分でした。天気が良かったので苦にはなりませんでした。とても内容の濃い1日でした。
 写真は、ワークショップの様子と、太陽フレア望遠鏡です。
移動式プラネタリウム(田園江田幼稚園 横浜市青葉区 3月3日)
3月3日(月)
 本来は2月14日(金)に予定されていた投影です。しかしながら、大雪の予報が出ていたために、前日のうちに早々と延期が決定したものです。今日が延期されたその日でした。この判断は、正しかったと思います。そのときは実際に大雪となり、道路の混雑等で大混乱でした。
 以前は東京渋谷にあった、五島プラネタリウムに保護者とともに、現地集合でプラネタリウムを見に行っていたそうです。今回は、私共に声をかけていただきました。年少組から年長組まで、各クラスに分けて、5回ほど投影をさせていただきました。スペースの関係で5メートルドームを使用しました。1回あたり、15名程度ですので、ちょうどよい広さだと思いました。アットホームな雰囲気で投影ができたと思います。
 年少組の投影は大変だろうと覚悟していました。この回のみ、河合準子さんに投影をお願いしました。年少組は、プラネタリウム解説者にとっては強敵です。良い経験になりますが、その一方で投影がメロメロになるかとも思っていました。しかし園児たちは、しっかりと解説を聞いていました。とてもお行儀が良かったです。この回に限らず、全ての回で、園児たちは熱心に投影を見てくれました。

 音響をセッテイングしている間に、装置の電源プラグがないことに気がつきました。いろいろ探しましたが、見つかりませんでした。BGMなしで、対処しようと思ったときに、ハタッと思い出しました。そういえば前回撤収するとき、音響装置の空きスペースに、プラグをなくさないよう、押し込んだかも知れない・・・。急いでカバーを開けると、ありました・・・。そこにしまいこんだこと自体を忘れてしまっていました。
 前回の竜ケ崎市での投影から、少し間が空いてしまったので、正直、出かけるのが億劫でしたが、行って良かったと思います。移動式プラネタリウムは、さまざまな面でのリスクが大きく、最近は少しナーバスになっていました。投影が終わって、戻る車中でハンドルを握りながら考えることは、いつも同じです。・・・投影を終ったときの、こどもたちの笑顔を見るため、体が動く限り、もう少し頑張ろう・・・。
コンテンツ完成
3月2日(日)
 今週末、国立天文台において太陽関連のワークショップが開催される予定です。私共の先輩にあたる太陽観測者から、そのワークショップにおいて、私共の日頃の取り組みを発表するように、依頼がありました。
 ワークショップがあることは、以前から太陽観測者のメーリングリストで流れていましたので、知っていましたが、参加するかどうかも迷っていました。この年になると、プラネタリウムも太陽観測も、それぞれの業界の会合の中で、積極的に発表を行おうという意思はなく、むしろ、一人で地道に継続していれば、それで良しとする傾向が、自分自身の中あります。太陽観測者のメーリングリストに誘ってくれたのも、その先輩でした。今回もそうです。その先輩の生き方は、還暦を過ぎても、とても積極的で、頭が下がります。おそらく、そのような生き方こそが、これからの老後の過ごし方の、手本なのだろうなと思います。いつも活き活きとされているようで、うらやましくもあります。先輩からの依頼でしたので、二つ返事で引き受けました。
 ワークショップには、太陽の研究者、大学の関係者、科学館・博物館等の太陽展示の担当者、アマチュアの太陽観測者などが参加すると聞いています。どのくらいの人数になるのかはわかりません。私共の発表に与えられた持ち時間は、20分間です。この4日間、発表に使用するコンテンツ制作に没頭しました。20分間では、口頭でお話しする時間が限られているため、話のほうはできるだけ簡略化して、その分、映像の情報をたくさん盛り込みました。映像を流しただけでも、理解できるようにしています。このような作り方をすることにより、20分という短い時間内に、発表を終わらせます。
 このコンテンツ制作のため、機材の撮影などに半日を費やしました。私共のホームページの中では、触れていない、ハードウエアのディテールや画像処理のプロセスについても紹介する予定です。
 コンテンツをまとめるにあたっては、自らのホームページの、太陽面写真集のページがとても役に立ちました。この「プラネタリウム雑記」もそうですが、ホームページは、情報発信の重要なツールであると同時に、自ら行ってきたことの記録を整理する場所でもあります。このページでも、よく同じようなパターンの表現をたびたびしているのは、あとで自分が見たときに、そこで何をしたのか、わかるようにしているためです。
 国立天文台の太陽観測の機材も見学できるようなので、今から楽しみにしています。

  過去のプラネタリウム雑記
   平成26年(2014)年1月から平成26年2月
   平成25年(2013)年11月から平成25年12月
   平成25年(2013)年9月から平成25年10月
   平成25年(2013)年6月から平成25年8月
   平成25年(2013)年4月から平成25年6月
   平成25年(2013)年2月から平成25年4月
   平成25年(2013)年1月から平成25年1月
   平成24年(2012)年10月から平成24年12月
   平成24年(2012)年9月から平成24年10月
   平成24年(2012)年7月から平成24年9月
   平成24年(2012)年6月から平成24年6月
   平成24年(2012)年4月から平成24年5月
   平成24年(2012)年1月から平成24年3月
   平成23年(2011)年11月から平成23年12月
   平成23年(2011)年8月から平成23年10月
   平成23年(2011)年7月から平成23年8月
   平成23年(2011)年5月から平成23年6月
   平成23年(2011)年2月から平成23年4月
   平成22年(2010)年12月から平成23年2月
   平成22年(2010)年8月から12月
   平成22(2010)年6月から8月
   平成22(2010)年1月から5月
   平成21(2009)年11月から平成22年1月
   平成21(2009)年8月から11月
   平成21(2009)年7月から8月
   平成21(2009)年4月から6月
   平成21(2009)年1月から3月
   平成20(2008)年10月から12月
   平成20(2008)年6月から9月