投影日誌

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星の誕生のCG
1月31日(木)
 まだイメージが固まっていませんが、星が誕生する場面をCG動画で表現するために、LightWave11で制作中です。あれこれパラメーターを設定して、形状や質感などを確認しているところです。可能であれば、暗黒星雲から星が誕生してくる場面までを、一連の動画で表現したいと考えています。まだ取り組み始めたばかりですが、今の作り方のアブローチで何とかなりそうな感じです。
 その静止画を一枚アップします。これから、さらにパラメーターの設定を繰り返しますので、この静止画の原形をとどめないものになるかと思います。カメラが、暗黒星雲の中を進んでいく場面から始める予定です。
 太陽の写真ばかりを撮影しているわけではないのです。今日も晴れていましたが、大きなプロミネンスもなかったため、撮影はお休みしました。
プロミネンスのアニメーション化
1月30日(水)
 昨日の大プロミネンスを、アニメーション化しました。12時10分過ぎから、10分間隔で、13時50分まで、インターバル撮影したものを画像処理して、アニメーション化しました。眼視で見ている限り、あまり変化しているようには見えませんが、アニメーションで見てみると、微妙に形が変化しています。
 プロミネンスの変化は、以前から取り組みを考えていたテーマですので、このプロセスで実現できることがわかりました。撮影にも、画像処理にも、そればかりでなく、アニメーション化にもかなりのテクニックと時間が必要となります。巨大なプロミネンスやフレアーが発生するような、ダイナミックな変化があるときに限られますが、今後も挑戦したいと思います。
 それにしても、処理にはかなりの時間が必要でした。今日は、これから遅れた分の仕事をします。
 いずれこれらの太陽画像は、まとめて、太陽のページを作成してそこにまとめます。

2013年1月29日12時13分から13時50分に撮影した12セットの動画を画像処理
LUNT LS100THa 2XEXT DMK41AU02AS 1/45sec 15fps×20sec 及び38sec 15fps×20secを12セット撮影
Avistack2で画像処理。photoshop CS5で合成、アニメーション化
大プロミネンス(1月29日)
1月29日(火)
 太陽の南半球東リムに現れた大プロミネンスです。久しぶりに見る巨大なプロミネンスでした。南半球西側のリムにも、明るさは東側リムのものよりやや暗めでしたが、大きさとしては、まあまあのものが出現していました。
 仕事はあとにまわして、午前中から撮影を行いました。今回は、プロミネンスの変化をアニメーションで表現したかったため、太陽が建物にさえぎられる、午後2時頃まで撮影を行いました。他の動画は、まだ処理が終わっていないため、とりあえず処理した画像のみアップしました。後日、アニメーションが完成したら、そちらも紹介したいと思います。
 このプロミネンスは、高さが約20万キロはありそうです。幅は60万キロほどでしょうか。測定しているわけではありませんが、若い頃観測していた当時は、ポジションマイクロメーターを使用して、プロミネンスの高さと、位置角を測定していました。そのときの経験から、高さは推測できます。また、このようなプロミネンスは、しばらくこのような形を保ったまま、最後には噴出して、さらにダイナミックに変化することが多いように思います。明日まで残っているかどうかはわかりませんが、楽しみです。
 気流の状態が良かったわけではありませんが、これだけ大きなものが出現すると、気流がどうのこうのといっている場合ではありません。

写真上
2013年1月29日11時04分から11時06分に撮影した4枚の動画を画像処理
LUNT LS100THa ケンコークローズアップレンズNo.2+No.3 DMK41AU02AS 1/370sec 15fps×20sec×2 及び1/182sec 15fps×20sec×2
Avistack2で画像処理。photoshop CS5でモザイク処理

写真下
2013年1月29日11時31分から11時32分に撮影した2枚の動画を画像処理
LUNT LS100THa 2XEXT DMK41AU02AS 1/45sec 15fps×20sec 及び38sec 15fps×20sec
Avistack2で画像処理。photoshop CS5で合成

 太陽のページを作るための素材がだいぶそろってきました。日常の生活とはかけ離れたところで、このようなダイナミックな現象が起きていることを把握しているのは、太陽観測者など、一部の関係者のみですね。
怪しいガソリンスタンド
1月28日(月)
 関市まなびセンターで投影を行う際、いつも給油するガソリンスタンドがあります。ガソリンは、全体的に横浜よりもやや高めです。そのガソリンスタンドは、その近辺では、比較的価格が安い方だと思います。ただ、車を侵入させるには、多少の勇気が必要です。私たちがふだん目にするガソリンスタンドとは、明らかに雰囲気が異なるからです。
 まず、給油機がとてもレトロです。車で走っていると、その給油機を見て、本当にガソリンスタンドなのだろうかと、一瞬躊躇します。先日は、その給油機の1台に「終了台」(・・・若い頃POPライティングの仕事をしていたことのある私共から見ると・・・)という、手書きの張り紙が貼ってありました(・・・ここはパチンコ店か・・・)。スタンドの奥には、柴犬とみられる犬がたくさんいます。数えてみました。1匹、2匹、3匹、あれ、あそこにも、5匹、6匹・・・いったい何匹いるのだろうか。そしてとてもおとなしくしています。犬の散歩はどうしているのだろうかと、心配になります。
 私共の車は、給油口が助手席側にありますので、車を給油機に寄せるときには、ほとんどの場合、お店の方が運転席側にやってきて、どの種類の燃料をどのくらい入れるのかを聞きます。しかし、ここは、違います。ドライバー(すなわち私)が助手席側の窓を開けて、燃料の種類と、その量を伝えます。窓ふきなどのサービスはもちろんありません。領収書も手書きです。
 御主人と奥様の二人で切り盛りしているらしく、おそらく個人商店かと思われます。奥様は、とてもてきぱきとしており、対応もスピーディーです。最近になって、給油に行ってもスタンドが休みのことがたびたびありました。先日は、運良く営業していましたので給油しました。しかし、奥様の姿が見当たりません。不思議に思って、どうしたのか聞いてみましたところ、このところ体調を崩されたらしく、お店は一人でやっているとのことでした。時間も限定しているので、気をつけてもらいたいとのことでした。
 御主人は、家事とお店の両方で、さぞかし大変な思いをしているのではないでしょうか。「お大事に・・・」と言って帰ってきました。サービスやそのほかの面から考えると、ほかのスタンドで入れても差し支えないのですが、関市に行くと気になって、つい、そこのスタンドで給油をしてしまいます。健康でいられることが一番だなと思いながら、宿泊先のホテルに向かいました。
 ホテルに入ってから、パソコンを立ち上げ、メールを開くと、訃報の連絡がありました。独立する前の職場で、一緒に働いていた方が亡くなられたとの知らせでした。いつも元気で、活発な方だっただけに、驚きました。退職したら、故郷に戻って、ゆっくり暮らしたいとも・・・。その退職から、何年もたっていませんでした。一緒に仕事をしていた頃には、大変お世話になった方です。謹んでご冥福をお祈りします。
仮設プラネタリウム(関市まなびセンター 岐阜県関市 1月26日から27日)
1月28日(月)
 関市まなびセンターにおける今年最初の投影です。26日(土)は朝から雪でした。投影中止になる回があるかも知れないと思いましたが、毎回、お客さまが入って、投影中止にはなりませんでした。ただし、お客さまの数は、さすがに少なかったです。「天体望遠鏡の話」と題して、投影の後半では、天体望遠鏡の基本的なことについて解説しました。
 これまでの投影で感じていた課題をクリアーするために、特に神経を払って、コンテンツを作成したものですが、たくさんの観客の皆さまにご覧いただくことができなくて、少し残念でした。ただ、このコンテンツは、今後いろいろな場面で使用できると思いますので、無駄にはなりません。
 夜に予定していた天体観望会も、中止となりました。昨年の5月から投影を開始して以来、観望会が中止となったのは初めてです。天体観望会は19時に開始されます。プラネタリウムで、当日の夜空を説明したのち、屋上に上がって、天体望遠鏡を使用して、実際の天体を観望するものです。ボランティアの方々の協力なくしては、開催できないものです。今回は、プラネタリウムの投影のみとなりました。この投影に使用するコンテンツも、毎回制作しています。すなわち、関市に持っていくコンテンツは、毎回2種類あります。
 投影を全て終えて、施設の外に出ると、満月1日前の月が眩しく輝いていました。「・・・あーっ!晴れてる!」・・・とても残念でした。
 先月の投影の際に、施設のスタッフが、観客の皆さまからアンケートをとっていました。アンケートは、プラネタリウム施設の評価につながりますが、それは、同時に、私共の投影の評価でもあります。結果を見せていただきましたが、投影は好評で安心しました。想像していた以上に、リピーターの方が多いことが良くわかりました。投影の方向性は、誤りではないようです。しかし一方で、低学年のこどもたちにも理解できて良いという意見と、低学年のこどもたちには少し難しいかも知れない、という意見が入り混じっていました。
 「夜、散歩をしているため、夜空を見るのが楽しみになりました」「ほぼ毎回来ています。小2のこどもが星に興味を持ち、解説の方の話し方まで覚えてしまいました」「BGMもとても気に入っています。ふたご座流星群も見て、こどもも大喜びでした」「毎回感動しています」などのコメントを頂戴しました。
 大人の方々にもご満足いただきながら、低学年のこどもたちにも理解できる投影内容。この難しい課題をクリアーするために、用意したのが今回のコンテンツでした。上記のとおりですので、仕切り直しです。2月は投影がありませんので、次は3月です。
 帰りの高速道路は、満月が道を照らしてくれました。風もなく、とても穏やかでした。星空に包まれながら走るのは楽しいですが、満月も悪くありません。富士宮市あたりでは、満月に映える雪をかぶった富士山が見事でした。幻想的な光景を楽しみながら横浜に戻ってきました。
20センチ屈折望遠鏡(茨城県立教育研修センター 1970年代の写真)
1月23日(水)
 資料を整理してたところ、古い写真が何枚かでてきましたので、そのうちの1枚を紹介します。写真の望遠鏡は、五藤光学製の20センチ(F15)屈折望遠鏡です。茨城県立教育研修センターに1970年代に設置されていました。その当時、施設は水戸市にありましたが、その後、施設名も変更になり、現在は、茨城県教育研修センターとして、笠間市にあるようです。
 当時、私共は、水戸市の民間のプラネタリウム施設に勤務していました。そこには、この写真と同じシリーズの20センチ屈折望遠鏡がありました。ただし、鏡筒の長さは、これより若干短めで、F12、焦点距離2400ミリでした。この写真の望遠鏡は、焦点距離が3000ミリもあります。メインの望遠鏡には、何種類もの屈折望遠鏡が同架されていますので、とても巨大であることがおわかりいただけると思います。
 当時、研修センターの指導主事の先生と交流があり、望遠鏡の使用方法や、撮影した写真などに関して、情報交換を行っていました。この写真は、研修センターを訪れた際に、先生に撮影をしていただいたものです。望遠鏡にカメラを取り付けているのは、20代前半の私です。
 同型の20センチ屈折望遠鏡を使用して、月に何度か、観望会を行うとともに、晴れていれば毎日、太陽黒点と、プロミネンスの観測を行っていました。投影板に投影した太陽像は、直径が20センチです。口径をフルに使用して、観測をしていました。接眼鏡が、その熱に耐えるのも、すごいことですね。
当時、3枚玉のアポクロマートは、夢の望遠鏡でした。この望遠鏡はアクロマートの2枚玉でしたが、Fが長いため、安定した良像を見せてくれました。ニコン、五藤光学の望遠鏡は、憧れのブランドでした。
 赤経軸のクランプは、電磁クラッチ式となっていて、当時としては、とても使いやすいものでした。バランスウエイトは巨大で、1個で30キロくらいあったと思います。それが3個もついていました。時々そのバランスウエイトに頭をぶつけることがあり、目の前が星だらけになったことがあります。今となっては、遠い過去のことです。
 最近になってHα太陽望遠鏡を入手したことにより、心の奥の方に封印していた、太陽に対する興味がふつふつと湧いてきました。今では毎朝、太陽を観測するのが日課になっています。
 今使用しているプラネタリウムのハードウエアも、移動式ではありますが、当時と同じ7メートルドームのマニュアル機です。徐々にこの世界に入った頃に、その取り組みのテーマが、戻っているような気がしてなりません。いま目標としていることは、年をとり、体が動かなくなったとしても、できることなので、これからを楽しみにしています。
移動式プラネタリウム(谷本小学校 横浜市青葉区 1月19日)
1月20日(日)
 谷本小学校PTA主催の投影です。同校の体育館で行いました。横浜市青葉区の谷本小学校で投影をさせていただくのは、2009年7月、2010年1月、2011年1月、2011年11月に続いてこれが5度目です。ご覧いただいた皆さまからの口コミで広がっているようで、今回も希望者が多すぎて抽選となったようでした。
 たくさんの方々がプラネタリウムを見に来てくれました。谷本小学校の児童と保護者が対象でしたが、特に父親の皆さまの参加が多かったのが印象的でした。5回ほど投影をさせていただきましたが、すべて満席です。PTA主催の事業としては、驚異的な参加率だと思います。
 今回は冬の星座の話と、ベテルギウスについて、また3月と12月に明るくなるとみられるパンスターズ彗星、アイソン彗星についても話をしました。体調のほうが、万全とは言えませんでしたので、少し抑え気味に解説をしました。それでも、参加者の皆さまには、ご満足いただけたようです。ドームをでるときに、低学年のこどもたちが「楽しかった・・・」と言ってくれるのがとても印象的でした。また、父親の皆さまからは「・・・感動ものですね・・・」というコメントもいただきました。プラネタリウム解説者冥利に尽きるものだと思います。
 近隣のプラネタリウムも見に行ったが、話がつまらなかったと、お話しをしてくれた参加者の方もいました。以前にも書いたように記憶していますが、数億円のハードウエアを備えて、ランニングコストもかなりのものになる、常設館のプラネタリウムの投影が面白くないというのは、問題でしょう。プラネタリウムの投影の基本は、解説者による生解説による投影だと思います。しかし生解説であれば、何でも良いというものではなく、観客の皆さまを十分に満足させるだけの、質を求められるということではないでしょうか。
 私共は、移動式プラネタリウムという、とてもシンプルなハードウエアを使用していますので、常設館と競合する気持ちなどありません。しかしその一方で、常設館でも、月に2回ほど解説をしていますので、今回のコメントを自らの戒めとして受け止め、さらに精進していきたいと思っています。
移動式プラネタリウム(あづまの幼稚園 横浜市瀬谷区 1月17日)
1月18日(金)
 あづまの幼稚園(横浜市瀬谷区)で1月17日(木)に移動式プラネタリウムの投影を行いました。毎年この時期に投影をさせていただいているもので、4年連続で4回目です。
 あづまの幼稚園で投影をさせていただく時期になると、必ず雪が降ります。昨年は投影の当日に、雨交じりの雪でした。今年は2日前に雪が降りました。雪の影響は、まだ多少残っています。駐車場から車を出すとき、車の窓ガラスの結露が凍って、白くなっていました。これでは車を出せませんので、急いで必要な部分が見えるように、払い落しの作業を始めました。長靴を履いていましたが、うかつにも、凍結した路面に足を滑らせて、仰向けのまま、頭からアスファルトの路面にたたきつけられました。頭を強打し、首や腰もひねってしまいました。しばらくは、気分が悪く、起きあがることができませんでした。しかし、時間の制約がありましたので、急いで車を出しました。
 幼稚園には時間通り到着して、いつものように投影を行いました。少し時期が早めですが、おおぐま座の、幼児向けの神話の話などをしました。また最終回は、保護者向けに、冬の星座の話と、今年明るくなる可能性のある、2つの彗星の話をしました。こちらは、解説図など制作したばかりのものです。投影がスムーズにいって、安心しました。この投影が今年初めての移動式プラネタリウムの投影であったためです。
 帰りに園長先生から、来年の日程を確保しておくよう、依頼がありました。継続して実施することは、園のほうも私共もお互いに大変ですが、ありがたいことだと思っています。園児たちが、宇宙や星空に興味を持つきっかけとなるよう、そしてこどもの頃から、経験値をたくさん持っておけるよう、美しい星空を来年もお届けしたいと思います。・・・すなわち、来年の引退の可能は、なしです。
 転倒した際のダメージが、今日も残っているようです。朝から、体のあちこちが痛みます。散歩は中止して、今日は部屋で安静にしています。・・・ただし、太陽面の撮影は行いました。体はすでに、あちらこちらにガタがではじめているようです。
太陽面(1月15日)
1月15日(火)
 いつもの日課である散歩を中止して、朝から雪かきに精を出しました。かなりの範囲を、ご近所さんと2人で行いました。おかげで、散歩の必要がないくらいに体を動かしました。それでも、夕方になれば、散歩に出ます。道路の雪は、ほとんど解けていました。
 雪かきが終わると、すぐに太陽面の撮影に入りました。今日はいろいろとテストしたので、時間がかかりました。雪が降った後ですから、気流の状態が良いはずがありません。白色光で望遠鏡をのぞいてみると、案の定、太陽像は激しく乱れていました。しかし、できれば撮影はしておきたいと思いましたので、いつも使用しているフィルターの組み合わせを変更しました。
 可視光の670nm以下の波長をすべてカットする、IRパスフィルターを使用しての撮影です。これにより、大気の乱れの影響を緩和することができます。このようにして撮影したのが写真下の画像です。
 今日の気流の状態では、これが限界であるとともに、使用している望遠鏡の性能の限界も見えてきました。太陽黒点の半暗部の流線構造をどうしても表現できません。しばらく様子を見て、気流の良い時に撮影して、それでもだめなら、さらに解像度の高い望遠鏡の導入も視野に入れなくてはいけません。
 海外では、黒点の半暗部流線を見事なまでに表現する観測者が何人もいるからです。太陽面の撮影も奥が深いものです。若い頃から、太陽の写真に取り組んできました。粒状班を表現するのが夢でしたが、今では、それが当たり前になり、半暗部の流線構造を何とか表現したいと思っています。きりがありませんね。

写真上
2013年1月15日12時25分から13時30分に撮影した2枚の動画を画像処理
LUNT LS100THa ケンコークローズアップレンズNo.2+No.3 DMK41AU02AS 1/313sec 15fps×20sec×2
Avistack2で画像処理。photoshop CS5でモザイク処理、疑似カラー処理

写真下 NOAA1654群拡大写真
2013年1月15日11時15分
BORG125ED 2XEXT 減光プリズム使用 IRパス+OD3.0フィルター DMK41AU02AS 1/909sec 15fps×20sec
Avistack2で画像処理、photoshopでレベル補正、トーンカーブ補正
雪と柚子大根
1月15日(火)
 成人式の昨日、横浜は朝のうち強い雨が降っていましたが、途中から雪に変わり、あれよあれよという間に積もってしまいました。いつもの散歩コースも、路面まで雪で覆われました。久しぶりの積雪です。この「プラネタリウム雑記」では、雪が積もると必ずその話題を取り上げています。調べてみたら、昨年の3月1日以来の積雪ということになります。
 積もるまでが早かったことと、祝日であることも重なって、道路の状況は大混乱でした。日課にしている朝の散歩で、坂の途中でスリップして、立ち往生している車、あきらめて乗り捨てていった車、スリップしたままコントロールができずに、電柱などと衝突している車などを何台も見かけました。タイヤショップは、チェーンやスタッドレスタイヤを求めるドライバーで賑わっていました。日本海側に住んでいる方々から見たら、何をやっているのだと思われそうですね。
 私共は、冬場に降雪地域で投影をさせていただく機会があるので、12月中にはスタッドレスタイヤに履き替えました。しかしもし昨日、移動式プラネタリウムの予約があったら、時間通りにたどり着くことができたかどうか・・・。おそらく、この大混乱に巻き込まれていたのではないでしょうか。
 昨日は、雪も積もっていることだし、寒いし・・・ということで、久しぶりにゆっくりしました(ゆっくりする理由になっていない・・・)。前日に仕込んでおいた、大根の水だしを終えて、柚子大根を作りました。これは、毎年冬の時期に投影をさせていただいている、某幼稚園の園長先生に作り方を教えていただいたものです。シャキシャキして食感が良く、柚子の風味が爽やかです。三杯酢につけこんで、1日ほどねかしてから食べます。手間暇がかかるため、最近ではめったに作りませんが、その前日に雪の予報が出ていたこともあり、久しぶりに腕をふるいました。
 夜に入ると、再び仕事に取りかかりました。パンスターズ彗星とアイソン彗星を解説するための、説明素材を作成しています。
NOAA1654黒点群(1月13日)
1月13日(日)
 冬場の関東地方の気流の状態は、良くありません。晴れているだけでも良しと考えるべきでしょうか。
日食グラスで太陽を確認しましたが、NOAA1654群は、視力の弱い私共でも、肉眼でその存在を確認できました。成長しているようでしたので、気流の状態が悪かったのですが、撮影しました。撮影には時間がかかりますが、午後から精力的に仕事をこなしました。関市まなびセンターで、今月の投影に使用するコンテンツが全て完成しました。少し時間的に余裕ができました。
 2番目の写真を見ていただくとわかりますが、粒状班が気流の乱れでディテールの表現ができていません。この「プラネタリウム雑記」の、昨年10月22日のNOAA1596群を撮影したワンショット写真のレベルの気流の状態でないと、粒状班や、黒点の半暗部流線のディテールをとらえることは、無理かと思います。

写真のデータ
1番上の写真 太陽面 2013年1月13日10時43分 BORG125ED 2XEXT ND400+ND8+ND8(口径82ミリ) EOS5Dmk2 1/400 ISO100

2番目の写真 NOAA1654群拡大写真
2013年1月13日10時09分
BORG125ED 2XEXT 減光プリズム使用 SC+OD1.8フィルター DMK41AU02AS 1/1250sec 15fps×30sec
Avistack2で画像処理、photoshopでレベル補正、トーンカーブ補正 

3番目の写真 Hα太陽像
2013年1月13日11時08分から11時13分に撮影した2枚の動画をモザイク等の画像処理
LUNT LS100THa ケンコークローズアップレンズNo.2+No.3 DMK41AU02AS 1/313sec 15fps×20sec×2
Avistack2で画像処理。photoshop CS5でモザイク処理、疑似カラー処理

4番目の写真 Hα太陽拡大画像
2013年1月13日12時27分
LUNT Ls100THa 2XEXT DMK41AU02AS 1/45sec 15fps×20sec
Avistack2で画像処理、photoshopで疑似カラー処理
NOAA1654黒点群
1月11日(木)
 朝のうちに、撮影を行いました。気流は良くありませんでしたが、拡大撮影を強行しました。予想通り、結果はあまり良くありませんでした。しかし、昨日よりは気流の状態が良かったようです。画面上が拡大写真です。その下は、ほぼ同じアングルと、同じような拡大率で、Hα線で撮影したものです。
 両者の見え方の違いが良くわかり、興味深いものです。太陽面全体も撮影していますが、画像処理をしている時間がありませんでしたので、明日以降に持ち越しです。夏場のように、気流の良くないときでないと、拡大写真の場合は、粒状斑まで分解できるような写真を得ることはできません。しかし、同じ条件でもHα線で撮ると、少しは良いようです。赤外に近い波長のほうが気流の影響を受けにくいように思います。

 いちばん下の画像は、赤道儀の動きをCG動画で表現するものです。動画の中から切り出しました。赤道儀の動きを再現するには、実写という方法もありますが、CGのほうがわかりやすいかと思いましたので、制作したものです。
 関市まなびセンターにおいて、今月の投影で使用するものです。これらの素材を集めた、解説用のコンテンツも急ピッチで制作し、ほぼ完成しました。これで一安心ですが、ほかに取り組まなくてはいけない案件がたくさんあるので、気を抜くわけにはいきません。
※写真、画像は無断転載を禁じます。

写真のデータ
太陽黒点拡大写真 2013年1月11日9時47分
BORG125ED 2XEXT 減光プリズム使用 SC+OD1.8フィルター DMK41AU02AS 1/1250sec 15fps×30sec
Avistack2で画像処理、photoshopでレベル補正、トーンカーブ補正

Hα太陽像 2013年1月11日10時58分
LUNT Ls100THa 2XEXT DMK41AU02AS 1/60sec 15fps×20sec
Avistack2で画像処理、photoshopで疑似カラー処理
太陽面(2013年1月10日)
1月10日(木)
 今日の午前中に撮影した太陽面です。東から出てきたNOAA1654群はかなりの大きさのようです。1652群はさほどの成長が見られないようです。2番目の画面は上の写真をトリミングしたものです。本来であれば、拡大撮影を行い、ディテールを表現したいところですが、気流が悪く、拡大撮影ができる状況ではありませんでした。
 一方で、Hα線で見た太陽の方は、西のリムに目立つプロミネンスが出ていたので、拡大撮影を行いました。こちらも気流の状態が悪く、解像度の高い写真はえることができませんでした。下の1月5日に撮影した写真と比べるとよくわかると思いますが、1月5日の写真もベストではありません。
 太陽面の撮影は時間がかかるため、その間、本来の仕事はストップしています。ただ、本来の仕事をカットしているわけではなく、太陽撮影に費やす時間の分だけ、仕事の時間が夜にシフトしているだけです。
 テレビも見ている時間が取れないくらいですが、ニュースと天気予報を見ることができれば、それで良いと思っています。
 今日も天体望遠鏡のCG動画を1シーン制作し、屋外で、屈折経緯台の写真(天体写真ではなく、望遠鏡そのものの写真)撮影を行いました。天体望遠鏡の説明に関する素材がだいぶそろいましたので、明日から、解説用のコンテンツにまとめます。関市まなびセンターで、今月の投影に使用するためのものです。

写真のデーター
写真上
太陽面 2013年1月10日10時07分
BORG125ED 2XEXT ND400+ND8+ND8(口径82ミリ)
EOS5Dmk2 1/320 ISO100

2番目の写真は上の写真を拡大したもの

3番目の写真
Hα太陽像 2013年1月10日
LUNT LS100THa ケンコークローズアップレンズNo.2+No.3 DMK41AU02AS 1/313sec 15fps×20sec×2
No.2+No.3 DMK41AU02AS 1/182sec 15fps×20sec×2
11時06分から11分に撮影した4枚の動画をAvistack2で画像処理。photoshop CS5でモザイク処理、疑似カラー処理

4番目の写真
Hα太陽像拡大 2013年1月10日
LUNT LS100THa 2XEXT DMK41AU02AS 1/45sec 15fps×20sec 1/15sec 15fps×20sec
11時27分から28分に撮影した2枚の動画をAvistack2で画像処理。photoshop CS5で合成、疑似カラー処理


 最近は、太陽面観測日誌のようになりつつありますね。
Hα太陽像(1月9日)と天体望遠鏡のCG
1月9日(木)
 今日の午前中に撮影したHα太陽像です。大黒点になるかと想像していたNOAA1652黒点群は、もっと大きくなるかと楽しみにしていましたが、今のところさほどの成長が見られません。しかし、そのあとに東のリムから出現した、1654群は、かなりの大きさの黒点群です。Hα太陽像を撮影したあと、白色光でも撮影しましたが、気流の状態が悪く、画像処理してみましたが、満足いく写真にはなりませんでした。このホームページに掲載できるレベルではありませんでした。冬の間は、気流の状態が悪いため、このような場面では困りますが、仕方がありません。
 Hα太陽像は、赤外に近い部分で撮影するためか、気流の影響を受けにくいようです。同じ日に撮影しても、白色光の太陽よりはクオリティーの高い写真が得られるようです。明日も様子を見て、撮影できるようであれば、撮影したいと思います。

写真のデータ
2013年1月9日
LUNT LS100THa ケンコークローズアップレンズNo.2+No.3 DMK41AU02AS 1/313sec 15fps×20sec×2
No.2+No.3 DMK41AU02AS 1/154sec 15fps×20sec×2
 11時20分から30分に撮影した4枚の動画をAvistack2で画像処理。photoshop CS5でモザイク処理、疑似カラー処理

 午後からは本来の仕事に入りました。天体望遠鏡のCG制作です。以前に紹介した天体望遠鏡のCGを動画にしました。動画の途中で、スケルトンにして、天体望遠鏡に入ってくる天体からの光が、望遠鏡内部で、どのような経路をたどるのかを説明するものです。通常であれば、1枚の静止画だけでも説明できるものですが、それをさらに視覚的に見て、理解しやすいものにするため、動画にしました。関市まなびセンターの今月のプラネタリウムの投影で使用するものですが、そのあと、いろいろな場面で使用することを想定して制作したものです。光のパターンが光路に沿って進むようにしています。
Hα太陽像(1月8日)
1月8日(火)
 今日の午前中に撮影したHα線による太陽です。大きなプロミネンスが出現しているわけではありませんが、NOAA1650群とNOAA1652黒点群周辺の複雑な構造が見ごたえがありました。気流も穏やかで、空のコントラストも良く、とてもクリアーな太陽像を眺めることができました。
 これまでは、Hα太陽像は拡大写真しか撮影しませんでした。この望遠鏡の焦点距離と、撮影に使用している産業用のCCDカメラの組み合わせでは、太陽が画面全体におさまりきれないからです。望遠鏡の焦点距離を短くする、レデューサーというレンズを間に挿入することで、クリアーできるように思われますが、そうはいきません。手持ちのレデューサーを何種類かテストしましたが、全ての組み合わせにおいて、ピントが接眼筒の内側に入ってしまい、物理的にピントを合わせることができませんでした。
 裏技で、カメラの写真撮影用に使用される、クローズアップレンズを2枚重ねてピントを出しています。しかしこれでも太陽全体が画面からややはみ出してしまうため、太陽を半分ずつに分けて2枚撮影し、モザイク処理して全体を表現します。
 このようにして得られた写真が左の写真です。画像が小さいので、解像力がどの程度なのか、判断できないかも知れませんが、十分に満足できるクオリティーです。海外の大きな天文台で、毎日公開されている画像と比較しても、遜色ありません。というか、こちらのほうが解像度が高いように思います。プロミネンスの表現に課題が残りますので、近日中に何とかしたいと思います
 画面は、上が太陽の北、下が南、左が東、右が西です。東から顔を出してきたNOAA1652黒点群は、大黒点になるような風格を見せています。時間がとれるようであれば、白色光で、ディテールを狙ってみたいと考えています。しばらくは楽しみです。
 そろそろ太陽のページを作らなくてはいけませんね。
写真のデータ
2013年1月8日
LUNT LS100THa ケンコークローズアップレンズNo.2+No.3 DMK41AU02AS 1/313sec 15fps×20sec 10時43分から46分に撮影した2枚の動画をAvistack2で画像処理。photoshop CS5でモザイク処理、疑似カラー処理
2013年の初投影
1月7日(月)
 今年最初のプラネタリウムの投影は、常設館である、相模原市立博物館の23メートル傾斜型ドームでした。毎年1月は移動式プラネタリウムのイベントの数が、それほど多いわけではありません。相模原市立博物館では、月に2回のペースで投影をさせていただいております。今年で4年目に入りました。1月6日(日)が出勤日でしたので、これが今年最初の投影となりました。「星空模様」というタイトルの投影で、その日の宵の星空で、どのような星座が見られるかを中心に解説します。オリオン座が見ごろの時期でもあるため、ベテルギウスの最後の話も交えて、星の一生についても触れています。
 博物館の職場には、後輩の中堅の解説者が何人かいます。折に触れて、さまざまな相談を受けますが、その中で一人の解説者が、解説の内容について悩んでいました。断片的にその解説者の解説を聞いていますが、レベルも高く、なぜ悩むのだろうかと不思議に思っていました。職場に入ってしまうと、他の解説者の投影を見せてもらうことは、さほど多くありません。なぜなら1時間近くの時間を、ドームの中で拘束されるためです。しかし、昨日は時間が取れたので、その解説者の投影を見せてもらうことにしました。「投影を見せていただきますよ」と伝えたら、とても緊張した様子でした。投影がやりにくかったのではないでしょうか。
 投影が始まると、それは想像していた以上にレベルの高いものでした。声の質の良さ、話しのスピード、「間」の取り方、話しの進め方など、どれをとってもレベルが高く、そしてとてもソフトな語り口で好感が持てました。解説をしなくてはいけない、基本的な情報も、すべて網羅されていました。もっと聞いていたいと思わせるものでした。充分に全国レベルです。しかしながら、フルバージョンの投影を見せていただいたことで、なぜ悩むのか、理由が良くわかりました。それは、ある程度経験を積んだ解説者であるからこそ、陥りやすい性質のものでした。
 投影終了後に、その解説者とディスカッションを行い、投影のレベルがかなり高く、基本的な部分での修正点がないことを評価しながらも、さらにレベルアップするために、今年1年間かけて、取り組んでもらいたい課題について、いくつかアドバイスを行いました。今後の成長を見守りたいと思っています。
 プラネタリウムの解説は、これで良いという到達点がありません。いつまで行っても試行錯誤の繰り返しです。私共もそれは同じで、今もさらなる高みを目指しています。お互いに切磋琢磨しながら頑張りましょうと言って、帰ってきました。私共のアドバイスに、素直に耳を傾けてくれる、後輩の皆さんに囲まれているだけでも、私共は幸せだと思っています。相模原市立博物館での投影は、よほどの理由がない限り、今後もしばらく継続させていただくことになりそうです。
下弦の月とNOAA1640群の活動領域
1月5日(土)
 今日の未明に撮影した下弦の月です。明日は仕事があるので、撮影はできません。今日までです。冬の時期としては、珍しいくらいに気流が安定していました。拡大撮影も可能な気流の状態でしたが、そこまでの時間がとれませんでした。
 下の写真は、NOAA1640群の活動領域です。昨日撮影したものです。小規模のフレアーが発生したようでしたが、私共が撮影した時間は、現象が終わったあとのようでした。この写真を撮影した時間の気流の状態は、冬の時期としてはまずまずでしたが、それほど良いとはいえません。気流の状態が良ければ、もっと良い写真が得られるでしょう。
 この群は、太陽が地球のほうを向いている側で、次第に発達しました。あと数日で西のリムに没していきます。西リムにかかる頃にプロミネンスの大きなものが見えるかもしれませんので、注意が必要でしょう。
 
写真のデータ
下弦の月(月齢22.4)
2013年1月5日4時11分 BORG125ED 1/40sec ISO200 2XEXT EOS5DMK2
photoshop CS5で画像処理 ノートリミング

Hα太陽像
2013年1月4日12時37分 LUNT LS100THa 2XEXT DMK41AU02AS 1/45sec×20sec 15fps
Avistack2で画像処理、photoshop CS5で疑似カラー処理 
月齢21.4の月
1月4日(金)
 下弦1日前の月です。今日の未明に撮影しました。横浜はこのところ、冬型の気圧配置が続いているため、連日晴天が続いています。昨年の暮れから、毎日のように月を撮影しています。
 夏に比べると、この時期は気流が良くありませんので、拡大撮影はできませんが、この程度の拡大率であれば、それなりの写真は撮影ができます。明け方は、気流の乱れは、多少ですがおさまってきます。この時間帯になると、土星も東の地平線上に姿を現しますが、気流の乱れがひどく、接眼鏡をつけてのぞいてみても、ディテールはわかりません。
 全ての月齢の写真素材をそろえるのが目的で、昨年から取り組んでいますが、まだ達成できていません。当分の間、継続することになるでしょう。明け方の月の撮影は、あまり物音をたてると、ご近所に迷惑ですので、極力静かに撮影するように心がけています。そのようなときに限って、接眼鏡を落としたりして「アーッ!」と声をあげてしまったりします。薄暗い中で、それでなくても気温が低いので、日常では考えられないくらい、動作が遅くなったり、ミスを連発します。良い写真が得られるときには、それでも満足しますが、写真の写り具合がよくなかったり、構図をミスったりすると、自分は、何でこんなことをしているのだろう・・・と思ったりします。写真撮影も、一筋縄ではいきません。写真は、上が北、下が南です。
写真のデータ
月齢21.4  2013年1月4日4時14分 BORG125ED 2XEXT EOS5D Mark2 ISO200 1/50sec photoshop CS5で画像処理 ノートリミング
2013年を思う
1月2日(水)
 今年も私共のホームページを、どうぞよろしくお願いいたします。
 年末はとてもあわただしく過ごしましたが、正月はとても穏やかなスターです。しかし、心配事がないわけではありません。いくつかの難問を抱えての出発です。歳をとると、避けられないようなことが多くなるためです。
 昨年は、移動式プラネタリウムの出張投影のほうが忙しく、プラネタリウム番組の単独制作という目標を積み残してしまいました。今年は何とか完成にむけて努力したいと思います。7月に入ると、移動式プラネタリウムに関するイベントがたてこんできます。7月上旬から8月末までについては、すでにかなりのオファーをいただいています。これからお問い合わせをいただくものに関しては、土日を中心に日程調整が必要になりそうです。金環日食のような大きな天文現象があるわけではないので、夏休みの前までは、比較的時間が取れそうです。それまでの間にできる限り、プラネタリウムの番組制作に時間を費やしたいと思ってます。ただし、その間にも、すでに九州のほうで2回ほど、移動式プラネタリウムのイベントが決定しています。今年は、頻繁に九州方面まで往復することになりそうです。
 肉眼的な彗星が2つほど明るくなる可能性がありますので、撮影機材のほうも、スタンバイしておきたいと思います。太陽のほうも、できる限り写真撮影を行っていくつもりです。
 大晦日に見たNHK紅白歌合戦には、とても刺激されました。毎年のことですが、極めてレベルの高い、何人かの出演者の歌に感動しました。これほどまでに引き込まれるものなのですね。美しく伸びのある声質、歌唱力、説得力のある歌詞、個性的な振り付けなど、私たちプラネタリウムの解説者にも共通した部分が多くあるように思いながらみていました。このレベルまで到達できたら、どんなに素晴らしいだろうかと、憧れてしまいます。さいわい、声については、老化が緩やかであると聞いています。それでも私共の年齢からすれば、ピークは過ぎているのかもしれません。しかし、それを全く感じさせない、歌手の方々の努力には敬服します。プラネタリウム解説者として、その方々を見習い、さらなる高みを目指すつもりでいます。
 私共は、今年で還暦をむかえます。移動式プラネタリウムの事業のほうも、折り返し地点に差しかかっているため、今後は、後継者の問題も視野に入れながら、取り組んでいきたいと思っています。どのようなことが待ち構えているのかわかりませんが、解説者として、残り少ない時間を大切に使っていきたいと思います。

  過去のプラネタリウム雑記
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