投影日誌

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LW3Dのバグ、その後2
2月7日(月)
 昨日は、相模原市立博物館でプラネタリウムの解説の日でした。解説しながら毎回のように感じることは、移動式プラネタリウムの解説とは、進め方もドーム内での観客の皆様の雰囲気も、全く異なるということです。どちらが良いとか悪いとかではなく、両方ともとても興味深く、今後も体が続く限り、どちらも長く続けていきたいと考えています。
 戻ってから夜遅くまで、コンピュータの前で試行錯誤を繰り返しました。下の2月6日の記述をサーバーにアップしたのち、リファレンスマニュアルを何度も読み返しましたが、解決策のヒントは見つからず、どうにもならないところまで来てしまいましたが、パーティクルの扱い方の原点に戻り、いろいろ試した結果、思いがけないほど簡単な方法でクリアーできそうなことがわかりました。本質的な問題が解決したわけではありませんが、今回はこれで行くか・・・。といったところです。CG制作については、別のオーダーの納期が迫っているので、ここでしばらくこの件を棚上げにして、オーダーをいただいているテーマに取り組むつもりです。
LW3Dのバグ、その後
2月6日(日)
 2月2日のところで書いたLightWave3Dの煙の問題は、その後さまざまな方法を試してみましたが、いまだに良い解決策が見つかっていません。ある程度のところまでは表現できるのですが、必ず別の面での不都合が出てきます。ある方法を採用すると、いつくかの点は改善されますが、別の点で不具合が出てきます。その不具合を取り除くために、また別の方法を試すと、その不具合は解消されますが、今度はまた別の問題が生じるといった具合で、決定打が見つかりません。この試行錯誤は、今後しばらくの間続くと思います。そのうちにパッとアイディアがひらめくことを期待したいと思います。ソフトにもっと精通していれば、苦労しないで済むのかもしれません。
 ひとつのことがうまくいかないときは、同時にまったく別の問題を抱えたりします。落ち込んでしまう場面ですが、そのようなときには、問題をしばらく放り出して、全く別のことに取り組むことにしています。私に残された時間は、そんなに長いものではありませんし、くよくよしても何の解決にもなりません。今は開き直りの心境です。良い時と悪い時、波がありますね。ここしばらく、悪い時の波のほうが長いです…。
節分と立春
2月4日(金)
 今日は立春です。暦の上では冬の寒さが頂点となる時期で、その翌日からは、その寒さが次第に和らいでくるといわれています。二十四節季の第1番目で、雑節の起算日ともなっています。太陽黄経が315度、別の言い方をすれば、春分点を出発した地球が、その軌道上で太陽のまわりを315度回った日ということになります。この日から春分の日までに、初めて吹く強い南寄りの風を春一番と呼んでいます。
 節分は各季節(立春・立夏・立秋・立冬)の始まりの日の前日を言います。しかし、江戸時代以降は立春の前日を示す場合が多いようです。すなわち昨日が節分でした。邪気を払うために炒った豆を撒きますが、ここしばらくの間、心を痛めるような出来事がたくさんあるため、念入りに豆まきをしました。
 炒った豆を撒くのは、豆が「魔目」と同音というところから、豆(魔目)を炒ることで鬼を退治したということのようです。そのままの豆を撒くと、あちらこちらから大豆の芽が出て困るということもあるのだそうですね。今朝は、近所に豆がたくさん落ちていました。ハトやその他の小鳥たちは、しばらくの間、餌には不自由しないことでしょう。
 穏やかな一年であることを切に願っていますが、すでに、そうはさせてくれない状況が出てきています。このような時には、精神的にはとてもつらいものですが、状況を判断しつつも、正面から受け止めることにしています。
LW3Dのバグ
2月2日(水)
 常設プラネタリウム館では、近年デジタル化の導入が進んでいます。従来のプラネタリウム投影機から投影される星空に加えて、ドームスクリーン全体をビデオプロジェクターの画像で覆い尽くし、静止画や動画で宇宙に関する映像などを投影するものです。一般的に使用されているカメラがフィルムからデジタルに移行したのに伴い、スライドプロジェクターの製造が中止されました。この結果、プラネタリウムの世界でも、スライドからビデオプロジェクターへの移行が進んでいるものです。
 ドームスクリーン全体に映像を投影するための映像フォーマットを、ドームマスターと呼んでいます。この「プラネタリウム雑記」でもたびたび紹介してきましたが、その動画を作成するために欠かせないのが3DCG制作のためのソフトウエアです。私共は、そのソフトウエアとしてLightWave3Dを使用しています。海外では、たくさんのクリエイター達が、このソフトを使用して芸術的に見ても、高いレベルでの作品を発表していますが、ドームマスターフォーマットで映像を作ろうとすると、そのハードルはかなり高いものとなります。特に難しいのがパーティクルという粒子を使用しての表現です。ボリウムレンダリングといって、煙などの表現に用います。3Dソフト自身は、そのソフトのステージ上に何種類かのカメラを持っています。ソフトに組み込んである通常のカメラを使用している場合でも、ソフト上には、実はかなりのバグが存在します。しかし、ドームマスターフォーマットを作るためのカメラに置き換えると、さらにバグの数が増えます。
 今取り組んでいる動画においても、この問題は深刻です。煙を扱うシーンで、いくら設定を変えても、思うように表現されません。不思議に思って、試しにノーマルのカメラに戻すと、思った通りの表現になっていました。すなわち、ドームマスタフォーマット用のカメラ側に存在するソフト上のバグでした。このようなことを突き止めるまでに、多くの時間を費やします。作品を制作している時間の3割程度が、このようなバグとの戦いとなり、創作意欲をそがれてしまうことが良くあります。3Dソフトは、取り扱いがきわめて複雑です。また、結果を見るまでには、レンダリングという作業を避けて通れません。時間がかかります。このソフトをすでに15年近く使用していますが、いまだに機能の半分も使いこなせていません。バグがあっても仕方のないようにも思いますが、一方で複雑だからこそ、安心して使えるソフトであってもらいたいと思っています。
 今取り組んでいる煙は、別の方法で最初から作り直すことにしました。トラブルや壁にぶつかったとき、別の解決手段を持っていることが、このソフトの柔軟性の高いところでもあります。今使用しているのはバージョン9.6です。まもなくバージョン10が出てきます。制作用とレンダリング用に2本使用していますので、バージョンアップ代金もばかになりませんが、さらに使いやすくなっていることを期待したいと思います。
小田原星空ミュージアム
1月31日(月)
 今日はFMおだわらの「小田原星空ミュージアム」収録の日でした。これまで1年近く、宇宙や星空の話をしてきましたが、いろいろ考えた結果、3月までで放送を終了させていただくことにしました。そのため、今日は3月上旬の放送分までを収録しました。
 その時々の星座の話や、宇宙開発、流星群の話などを取り上げてきました。プラネタリウムにおける解説とは異なり、ラジオでこれらの話をさせていただくことは、大変勉強になり、良い経験であったと思っています。今後は、大きな天文現象があるときなどに、単発で放送をさせていただくことはあるかと思います。レギュラーとしてのラジオ番組は、またチャンスがあれば別の形で、ぜひ取り組んでみたいと思っています。1年間、放送を聞いていただきまして、ありがとうございました。最後の放送は3月2日(水)午前10時からとなります。
傾斜型プラネタリウム
1月29日(土)
 今日は相模原市立博物館で、プラネタリウム解説の日でした。投影機の動作に少し不具合が見られました。実際の投影には差し支えないので、観客の皆様にはわかりません。その不具合の状況を見ながら、傾斜型プラネタリウム1号機のことを思い出していました。細かいトラブルも多かったのですが、星空の美しさは、その後、スミソニアン航空宇宙博物館(アメリカのワシントンD.C.)で見たカールツアイスY型と優劣つけがたいものでした。
 傾斜型プラネタリウムを日本で初めて導入したのは、1984年5月5日に開館した横浜こども科学館(現 はまぎんこども宇宙科学館)でした。モデルになったのはルーベン・H・フリート科学センター(アメリカのサンディエゴ)にあるスペースシアターでした。30度傾斜したドームスクリーンに70ミリフォーマットの大型映像オムニマックス(アイマックス・ドーム)と、そのドーム用に新たに開発されたプラネタリウム投影機、そして100台近い高品質のスライドプロジェクターで映像を映し出すマルチシステムを活用して、星空を中心とした映像を表現するスペースシアターとしてスタートを切りました。当時、国内では最高峰のこれらのハードウエアを使用して、どのようにプラネタリウムを演出すればよいか、スタッフとともに試行錯誤を繰り返しました。その後、その投影スタイルは国内の傾斜型プラネタリウム館に広がり、現在に至っています。
 移動式プラネタリウムを手掛けるようになった今、はからずも、そのドームの直径は、私が初めてプラネタリウムの世界に入った時のドームとほぼ同じサイズとなりました。星の数は8000個から220万個に増えました。星空を投影してみて思うことは、星空の説明に重点をおく投影をするには、やはり傾斜型よりも、本来の水平ドームのほうがふさわしいということです。傾斜型は最新の天文情報をダイナミックな映像展開で表現することなどは、圧倒的な臨場感を持ち最適ですが、すべてが良い点ばかりではなく、欠点も併せ持つ両刃の剣のようなものです。傾斜型には傾斜型の良さが、水平ドームには水平ドームの良さがあると思っています。
 さて、では、移動式プラネタリウムにはどのような良さがあるのでしょうか。この事業に取り組んでから、すでに数年が経過していますので、そろそろ答えが見えてきています。実際に投影してみると、さまざまな思いが頭の中を駆け巡ります。常設館での投影、移動式プラネタリウムでの投影、どちらも同じくらい大切です。
横浜中華街
1月27日(木)
 今日は、あるパーツの購入のために関内(横浜)に出ました。このところ移動式プラネタリウムの投影が続いていましたが、一段落したため、CGの制作を再開しました。途中にしていたCGのレンダリングのためのすべての設定を終えて、ネットワークレンダリングを再開しました。解像度が4000×4000ピクセルであるため、時間が相当かかります。あとはコンピューター任せにして出かけました。
 目的のものは、下見をしただけで購入はしませんでした。中華街に立ち寄りお昼を食べました。今日行った所は、関帝廟の近くにある上海料理の名店です。横浜に長く住んでいるので、中華街の有名なお店はある程度行っていますが、このお店は初めてでした。お店の中に入ると、そこはまさに上海のレストランそのものの雰囲気でした。店内では日本語と中国語が飛び交っていました。ランチは630円とリーズナブルなもので、最後にはデザートとコーヒーまで付いてきます。コーヒーもとても風味がありました。お店の雰囲気、味、価格、そして接客態度、どれをとっても満足のいくものでした。また中華街で、よいお店を1件見つけてしまいました。食事をしながら、自らの事業もこのようにならなくてはいけないと考えていました。人様の評価をするということは、逆に自らも評価される立場にあることを、常に肝に銘じておきたいと思っています。中華街の路地を入ると、お店が山のようにあり、まだまだ開拓する余地がありそうです。写真は中華街の名所の一つ、関帝廟です。
 宮崎県と鹿児島県の県境にある新燃岳が52年ぶりに本格的な噴火をおこしました。今日も噴煙が上がっています。宮崎に住んでいた頃、友人と韓国岳から、縦走をしたことがありました。新燃岳の火口の縁を通過した時、火口の底からはゴーゴーと不気味な音が聞こえていました。周辺の街には火山灰が降り注いでいるようです。親戚や知人もたくさんいるので、心配しています。
星座絵投影機の自作
1月24日(月)
 このところ移動式プラネタリウムの投影が続きました。また、昨日は相模原市立博物館でプラネタリウムの解説の日でしたので、少し体に疲れがたまってしまいました。休みをほとんど取らずに仕事をしていることが多いのですが、今日の午前中は仕事を休み、午後から始めました。
 移動式プラネタリウムで星空を解説する際に、星座絵投影機を使用します。具体的には、メガスターゼロで投影した星空で、当日の夜の代表的な星座をポインターで説明したのち、星座絵投影機からの星座絵をそこに出して、昔の人々が考えた星座の形やギリシャ神話などについて説明をしています。この星座絵投影機は重宝しています。壊れるような作りではありませんが、それでも心配なので、以前から折に触れてパーツを調達してきました。それらを組み立てて、今日はもう一本の星座絵投影機を完成させました。光源には高輝度のLEDを使用し、常用しているものとほぼ同じ品質のものとしました。今後は予備機として使用する予定です。
 観望会の開催を依頼される頻度も増えてきたため、今日は、観望会で使用する強力な懐中電灯も調達してきました。これは、実際の星空で星座を説明する際にポインターとして使用するもので、光の筋が空まで伸びるものです。これにより参加者の皆さんが同じ方向を見ることができるというものです。どのくらいの威力を発揮するか、今から楽しみです。次の観望会は3月中旬に都内の学校のPTAから、移動式プラネタリウムの投影とともに依頼されているので、そこで実際に使ってみる予定です。
移動式プラネタリウム(白山中学校 神奈川県小田原市 1月22日)
1月22日(日)
 昨年の1月に引き続いて2回目の投影です。白山学区PTA連絡協議会「交流祭」のイベントの一環として、白山中学校の屋上にあるプラネタリウム用の5メートルドームの中に、私共のメガスターゼロ投影機をセットして5回ほど投影を行いました。
 このドームは1960年代後半に校舎が新築された折、設置されましたが、その後使用されなくなりホコリをかぶったままでした。ドーム内には五藤光学製のピンホール式プラネタリウムがありました。ドームスクリーンは、昨年の実施当日までの間にPTA役員の方々の努力できれいによみがえり、その様子は1月30日付の神奈川新聞に大きく取り上げられました。
 今回は、イベントの規模が少し縮小されたようでしたので、プラネタリウムのほうの観覧者の数も、昨年のように全回満席で階段まで列ができるということはありませんでした。
 高名な天体写真家で、小田原市在住の塩田和生さんや本多勝さん、そしてFMおだわらのパーソナリティー牧いずみさんなどが様子を見に来てくれました。特に塩田さんからは、昨年の実施時に見たいというお話をいただいていましたが、申込制で全回満席で実現できなかったため、1年越しの約束を果たしました。メールでは良くやり取りをさせていただいていますが、本当に久しぶりに元気なお顔を拝見して嬉しく思いました。今日も良い天気で、屋上からは富士山や箱根の山々が良く見えていました。
白山中学校屋上の5メートルドーム 投影前の様子 塩田和生さん(写真右)と記念写真 展示されたE5型ピンホール式投影機
移動式プラネタリウム(あづまの幼稚園 横浜市瀬谷区 1月20日)
1月20日(木)
 2009年11月に引き続いて、2回目の投影です。今回は年長組の園児にご覧いただきました。私共の事業の取組みが新聞に掲載されたのがきっかけで、一昨年、園長先生に声をかけていただきました。
 幼児向け投影は、プラネタリウム解説の中でも、最も難しいものです。ドームの中に入るときに、園児の何人かは、怖がったり、中で泣いたりすることがあります。ゆっくりと時間をかけて、園児たちとやり取りをしながら心を落ち着かせ、ドーム内を徐々に暗くしながら満天の星空にします。ここまでくると、園児たちは、怖がったり泣いたりすることはありません。満天の星空に興奮して「ワーワー!キャーキャー!」。でも私共が、騒ぎがおまる一瞬をとらえて話を始めると、あづまの幼稚園の園児たちはぴたりと静かになります。先生方の日頃の教育の賜物だと思います。話を良く聞いてくれます。
 おつかいに出かけた帰り道、道に迷ったクマさんが、森の王様に怒られ、シッポをつかまれてぐるぐる振り回され、空にはりつけられて星座になった(おおぐま座)話を、オリジナルイラストを使用しながら説明します。星を上手に結ぶといろいろな形ができ、昔の人々が動物や人の姿を考えたのが、星座であることを説明しながら、星空を楽しんでいただきました。
 園のニューズレターに掲載するため、取材をされていた園児の保護者の方は、満天の星空になった時、感動して涙が流れたそうです。同じような話をこれまでも何度か、私共のプラネタリウムをご覧いただいた方から聞きました。常設館のプラネタリウムに比べれば、仕掛けもシンプルでドームも小さく、比べるべくもないのですが、常設館で投影していても、あまり聞いたことのない感想です。とてもうれしく思っています。
 写真右上は、おおぐま座のお話を、オリジナルイラストを使用して、星空の中に画像を投影しながら説明している場面です。
移動式プラネタリウム(武蔵野市立第3小学校 東京都武蔵野市 1月16日)
1月17日(月)
 東京都の武蔵野市立第3小学校での投影です。同行の体育館で行いました。今回はプラネタリウムの投影と、日が暮れてからの天体観望会がセットになったものです。投影は7回で、解説は今回に限っては全て河合準子さんです
 体育館の中は、ここでも底冷えしていましたが、大型のストーブ2台を準備していただきました。ドーム内にはエアコンがありますが、それでもまだ寒いようでした。参加者の皆さんには、暖かい格好でご覧いただきました。今年は本当に寒いですね。
 投影もたくさんの参加者がありましたが、夜の観望会も200名を超える参加者となりました。望遠鏡は2台で対応しましたが、それでも見るのには順番待ちとなります。
 木星と月をご覧いただきました。望遠鏡の方は、極軸をきちんとセットしておきましたので、天体を導入してしまえば、あとは自動で天体を追尾してくれます。天体の導入をしておいて、そこから先は、望遠鏡の対応をPTAの係の方にお任せしました。小学校の方から宿題でオリオン座の観察が出ていたため、本当の空で、その見つけ方を順番待ちの方たちを対象に説明しました。プラネタリウムで星座を観察したあと、実際の空でも説明するので、皆さんオリオン座を見つけることができたようでした。
 プラネタリウムの投影、そして当日夜の天体観望会というイベントのスタイルは、学習効果が極めて高いように思います。月が出ていましたが、それでも武蔵野市では、北極星を簡単に見つけることができました。星の見え方は、横浜市よりもかなり良いようでした。
移動式プラネタリウム(谷本小学校 横浜市青葉区 1月15日)
1月17日(月)
 谷本小学校PTA主催の投影です。同校の体育館で行いました。谷本小学校で投影をさせていただくのは、2009年7月、2010年1月に続いてこれが3度目です。ご覧いただいた皆さんからの口コミで広がり、昨年投影させていただいたときにも、PTA主催の行事としては異例の参加者数だとおっしゃっていただきました。さらに今回はイベント参加希望者の数が、とうとう280名近くとなりました。とてもうれしく思います。
 5回では対応しきれず、2回追加して合計7回の投影となりました。昨年の1月に投影させていただいた時には、冬の星座を中心にオリオン座の伝説の話を静止画を使いながら詳しくさせていただきました。その時にご覧いただいた方もいるだろうという想定で、今回は冬の星座と月に関するお話をさせていただきました。月に関する映像のほとんどは、私共が天体望遠鏡で実際に撮影したものと、オリジナルで作画した静止画を使用しています。冬の体育館は底冷えがします。ドーム内にはエアコンを入れていますが、それでもあまり温度が上がらず、参加者の皆さんには、暖かい格好でご覧いただきました。
 3回目ともなると、搬入・搬出など勝手がわかっているため、きわめてスピーディーに行うことができました。投影が終了した2日後(本日)、PTA役員の担当の方からメールをいただき、とても良かったという感想が多かったとのことです。ひとまず安心しました。
 写真右はふたご座を解説中の写真です。ふたご座の星座絵とポインターの軌跡が写っています。最近はドーム内にカメラをセットしておいて、解説をしながらこのような撮影をすることが多くなりました。星が出てくると、観客の皆さんから毎回歓声が上がるほどの美しい星空を投影する、メガスターゼロの性能の一端がおわかりいただけると思います。
帝釈天と矢切りの渡し
1月14日(金)
 急ぎの仕事がなかったので、今日は休みとしました。葛飾柴又に出かけて、寅さんゆかりの地を見てきました。私共の近所には、以前、松竹の大船撮影所があり、そちらも寅さんゆかりの場所がたくさんあります。寅さんのファンというわけではありませんが一度は見ておきたいと思っていた場所です。昭和の面影が色濃く残る参道を見ていると、なぜかホッとします。
 帝釈天を出てしばらく歩くと、そこには「矢切りの渡し」(写真右上)があります。この渡しは江戸時代初期に幕府が設けた渡し場のうちのひとつで、江戸川をはさむ矢切(千葉県松戸市)と葛飾区柴又を結んでいます。1980年代にヒットした歌謡曲「矢切りの渡し」、そして小説「野菊の墓」、また、映画「男はつらいよ」にもたびたび登場し、全国的にも知られています。歌謡曲のイメージ通りの場所でした。だからと言って感激したわけでもありませんが、「見たよ」といったところでしょうか。最近は寒い日が続いていますが、今日の日中は風もなく穏やかで、久しぶりにのんびりと知らない街を楽しむことができました。参道の途中にある「寅さんの実家」の「とらや」で、名物の草団子とクリームあんみつを食べてきました。どちらもとてもおいしかったですが、特にクリームあんみつのおいしさは、今まで食べた中でのベスト1でした。
 ・・・今朝の未明は、結局起きることができませんでした。
ミラーのクリーニング
1月14日(金)
 21センチ反射望遠鏡(タカハシ製ミューロン21センチ)のミラーにカビやごみが目立ってきたため、午後、クリーニングを行いました。本来はメーカー送りにすべきですが、すでに何度か分解して自分でクリーニングを行っていますので、今回も同じような工程で作業しました。左の写真はミラーを鏡筒から外したところです。上に見える白い物体が鏡筒です。傷をつけないように、表面の汚れをきれいにふき取ります。そのあと、鏡筒に戻して3本のねじを締めれば作業は終わりです。見違えるほどきれいになりました。それでも、一度分解すると微妙に光軸が狂います。先程、南の空に見えているシリウスや、その近くの星を導入して星像をチェックしながら光軸を調整しました。とても寒かったです。
 星が瞬いているときは、このような作業を行うには、本来は適しませんが、焦点内外像を見ながら最終的には高倍率でピントを合わせて、星像を確認します。この望遠鏡は、とても切れ味が鋭く、昔から愛用しています。観望会などで、月を見せると、皆さん、その迫力に驚かれるようです。
 望遠鏡やカメラレンズがいくつもあると、カビから光学系を守るのにとても神経を使いますが、最近ではあまり気にしないようにしています。写真が問題なく撮影できて、天体が問題なく見えれば、それで良いと思っています。鏡筒に傷がついても、ほとんど気にしません。
 このところ、明け方の土星を写真に撮ろうと、午前3時30分に目覚ましをかけています。目覚ましが鳴るのは気が付きますが、布団から出る勇気がありません。あす未明も一応、目覚ましはセットしますが、たぶん起きないでしょう。(・・・だったらセットしなければいいのにね…)。ま、いいか。
(日付が変わって14日の未明に更新しています。)
名刺
1月13日(木)
 サラリーマンを辞めるとき、もう名刺を使うことはあまりないだろうな・・・と考えていました。単なる厚紙ですが、サラリーマンにとってはとても大切なアイテムです。独立するときに新たに名刺をつくりました。印刷するのはもったいないので、名刺サイズのプリンター用紙に印刷しています。手作りであるため、自ら撮影した星空の写真を背景にしています。裏面はオリジナルのCG静止画です。珍しいデザインなので、お渡しすると「素敵な名刺ですね」と喜んでくださる方もいますが、プリンター用紙であるため、温度変化で時々反ってしまうのが難点です。皮肉なことに、今ではサラリーマン時代より名刺を交換する回数が多くなってしまいました。名刺ホルダーはすでに5冊目です。
 今日も何人かの方と名刺を交換しました。ある施設から仕事を依頼され、その会議のために出かけました。この仕事を依頼されること自体、とても光栄なことだと思っています。その施設を訪れるのは10数年ぶりです。このような形で再度訪れることになるとは思いませんでした。名刺を交換した方の中には高名な方々がいました。そのうちの一人は面識があり、その方とお会いするのもまた、10数年ぶりでした。テレビやラジオなどで天文も含めた科学の解説をするときの話の進め方、内容、声質、そして間の取り方など、手本にさせていただきました。とても尊敬している方です。
 会議が終わり、帰りの電車でその方と途中までご一緒しました。電車の中で私共の仕事の状況などを聞かれました。近況をお話ししながら「私共のプラネタリウムを見てくださったお客様の多くが、今夜晴れたら星を見てみます。とおっしゃってくれるのですよ。」と説明すると「プラネタリウムの原点ですね。」とコメントしてくれました。私自身もそう思っていたので、とてもうれしく思いました。
 先日投影をさせていただいた「環境エネルギー館」の担当者の方から、メールをいただきました。こどもさんだけでなく、保護者の方々からも「楽しかった」、「プロの生解説が身近で聞けて良かった。またぜひ聞きたい」という声がたくさん聞かれたとのことでした。いくつかの反省材料を残してしまったと思っていましたので、少し救われた思いがしました。このようなメッセージをいただけることを、心からありがたいと思っています。
 昨日(日付が変わってから更新しているので)はとても寒い一日でしたが、心の中は久しぶりにポカポカと暖かです。このような日がたまにあってもいいですよね・・・。
日本式のサービス精神
1月11日(火)
 夕方のテレビで、日本の外食産業のフランチャイズシステムで研修に取り組む外国人の話がありました。日本式のきめ細かなサービス精神には、なかなかついていけないようで、指導者から頻繁に注意されていました。そもそも文化の異なる国の食文化を理解し、そこでビジネスを展開していくには、人並み外れた努力と忍耐力が必要になることでしょう。
 テレビを見ていて、数年前シンガポールを旅した時のことを思い出しました。夜、ホテルに戻る前に、近くのコンビニに寄って買い物をしました。見たことのない物がたくさん並んでいたので、珍しそうに手にとって買い物カゴに入れてレジに持って行きました。するとレジのスタッフから思いがけないことを言われました。「今、夜のレジの計算をしている最中で、気が散るから、あとにしてください。」 「はいーーーーー???」仕方がなく、計算が終わるまで待っていました。文化の違いを見せつけられた思いでした。ほかの国を旅した時にも、似たような経験をしたことがあります。最近では、日本式のきめ細かなサービス精神が近隣の国でも取り入れられようとしています。海外を旅してみて、初めて理解できる日本の素晴らしい部分。果たして、自らの事業はどの部分が良くて、どの部分が良くないのでしょうか。絶えず気を配りながらも、ときどきは異国の状況を体験して分析する時間も必要ですね。
 余談ですが、その時滞在したホテルにチェックインするとき、チェックインカウンターのスタッフから、部屋に贈り物が届いているというメッセージがありました。不思議に思い部屋に入ってみると、スターフルーツ、ドラゴンフルーツ、マンゴーなど南国の珍しいフルーツが山盛りになって届いていました。皆既日食のツアーの仕事などで、いつもお世話になっている旅行代理店のスタッフの粋な計らいでした。滞在中は毎晩、南国のフルーツを楽しむことができました。そのおいしさは今でも忘れません(・・・お金を払っていないから、余計においしく感じるのかな??・・・)。
移動式プラネタリウム(環境エネルギー館 横浜市鶴見区 1月8日から9日)
1月9日(日)
 今年最初の移動式プラネタリウムは、東京ガスの環境エネルギー館(横浜市鶴見区)の新春イベントです。「ワンダーシップで星空探検!!」と題して、移動式プラネタリウムや星空に関するワークショップなどが実施されました。今回のイベントに関しては、移動式プラネタリウムのほか、ワークショップなどにも全面的に協力させていただきました。私どもでふだん撮影に使用している天体望遠鏡、天体写真なども展示させていただきました。
 移動式プラネタリウムのほうは2日間で、合計16回ほど投影をさせていただきました。1日目の12時の回は定員にやや満たなかったものの、残りすべての回が満席でした。特に2日目の整理券のなくなるスピードはとても速いものでした。冬の星座を中心にお話をさせていただきましたが、そこでお話した星座が、ワークショップや他のプログラムでも相乗効果を発揮するような投影の内容としました。
 投影のほうは問題ありませんでしたが、それでもいくつかの反省材料を残してしまいました。イベントが大掛かりになればなるほど、細かい部分まで神経を使わなくてはいけませんね。右の写真は冬の星座を解説中の写真です。赤いラインはポインターの軌跡です。
2011年を思う
1月3日(月)
 あけましておめでとうございます。今年も私どものホームページをよろしくお願いします。
 この正月は穏やかに過ごしています。このまま穏やかに1年が終わればよいと思います。1日の夕方は、夕焼けの富士山がとても美しく見えていました。1日から3日間、夜明け前に起きて21センチ反射望遠鏡で土星の撮影を行っています。まだよい写真が撮れていません。正月の明け方は冬にしては珍しく気流が安定していて、21センチで見る土星はとてもシャープです。薄明が始まる前には、地平線から金星も姿を現し、日常が動き出す前の幻想的な美しさを楽しむことができました。
 体をゆっくりと休めることができましたが、散歩に出ないと逆に体がだるくなってしまうため、この3日間は毎日1回だけ散歩に出ています。近所にとても急な階段ができました。最近は足が良く上がらないため、この階段を上り下りして、太ももの筋肉を鍛えています。
 移動式プラネタリウムの出張投影、プラネタリウム館用のCGコンテンツ制作、プラネタリウム館の運営コンサルタント、解説者の養成、が私共の事業の柱です。昨年までは前述の2つが仕事のほとんどでしたが、今年はそれに加えて、後述の2つの仕事が増えてきそうな気配です。すでに複数の館から具体的な話があり、今月中旬には具体的に話を進めます。日程をうまく調整しながら、これらの仕事をバランス良く進めていきたいと考えています。
 プラネタリウム館用CGコンテンツ制作については、ネットワークレンダリングの環境が整っています。昨年は世田谷区立教育センターのプラネタリウムのリニューアルオープン用の番組を手掛けさせていただきました。その経験を生かして、4000ピクセル×4000ピクセルで生解説時などに使用する動画のショートクリップをたくさん制作します。いずれはこれらをベースにして、これまで以上のクオリティーで、1本の番組を完成させたいと考えています。
 1月8日(土)から9日(日)にかけて、東京ガス環境エネルギー館(横浜市鶴見区)で、今年最初の移動式プラネタリウムの投影を行います。今回は、同時に私どもで使用している天体観測機材等も展示させていただくことにしています。かなりの混雑が予想されますが、興味がありましたらぜひお越しください。今年も、全国各地でたくさんの皆様に星空を届けたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
今年最後の更新
12月30日(木)
 忙しかった12月もあと2日ですね。おかげさまで、年内に終わらせなくてはいけない仕事はほとんど終了しました。今日はこれから、年賀状の印刷に入ります。いつもCGの静止画やカワセミの写真をインクジェット用紙の年賀状に印刷していますが、今回は「小惑星探査機はやぶさの帰還」のCG静止画を印刷用に使用します。年賀状用に作成したオリジナルです。
 現在、スペースシャトルの大気圏再突入の動画をネットワークレンダリング中です。連番ファイルで出力中ですが、そのサイズが4000×4000ピクセルあります。60秒の動画ですが、5台のパソコンで18個ものCPU(ホストが2個、他が4個×4台)を使用しているにもかかわらず、24時間フル稼働で、すでに7日間もかかっています。まだ終わりません。購入して1年しか経過していないパソコンで処理も早い方ですが、それでもこれだけの時間を要します。部屋の中は、パソコンの放熱のおかげでポカポカと暖かくなっています。70パーセントまでレンダリングが進んでいるので、あと少しですが、年を越すでしょう。
 頭の中では、すでに来年の1月以降のスケジュールを視野に入れながら、仕事の段取りなどを考えています。しかし休養も必要なので、明日からは、少しゆっくりしようと考えています。このページの更新は、年が明けてからとなります。来年も引き続き、どうぞよろしくお願いします。
「朋」からのメッセージ
12月29日(水)
 12月14日に投影を行わせていただいた、訪問の家「朋」から郵便物が郵送されてきました。中を開けると、朋の通所者(メンバー)、スタッフの皆様、そしてサポートセンター「径」(みち)の皆様からの、プラネタリウムを見た感想の寄せ書きでした。
 サポートセンター「径」は横浜市が各区に1館ずつ整備を進めている「社会福祉法人型地域活動ホーム」の1号館です。「障害のある人が安心して暮らせる地域社会」を目指して「日中活動支援事業」「生活支援事業」「相談支援事業」を事業の柱として取り組んでいます。朋のすぐ近くにあり、当日は径の皆様にもプラネタリウムをご覧いただきました。
 忙しい時間の合間に寄せ書きを作ってくださったことを、とてもうれしく思います。とても重い障害を持つ方々ですので、星空を投影していても反応が良くわかりませんでしたが、メッセージをみると、明らかにふだんとは異なる反応を見せてくれたようでした。また、スタッフの皆様からは、癒されましたという感想をたくさんいただきました。星空を見ることで、心が洗われるのかもしれませんね。それ以来、皆様は夜空を見上げる機会が多くなったそうです。
 可能であればまた来年、同施設でプラネタリウムの投影を行ってみたいと考えていますが、たびたび「さくら住宅」さんにスポンサーになっていただくわけにもいきませんので、助成金などを活用して実現に向けて動いてみたいと思っています。ふだんの投影の3倍くらい体力を使うため、体のほうも維持しておかなくてはなりません。寄せ書き、ありがとうございました。
今年1年の総括
12月28日(火)
 今年は自らの生き方について深く考えさせられる出来事がたくさん起こった年でした。いくつかの問題は今も引きずっています。これから当分の間、それらと向き合って生きていかなくてはいけないと思っています。老後は静かに穏やかに暮らせるだろうと思っていましたが、老化、病気など様々な問題がふりかかってきます。親戚や兄弟も、みな同じように年をとっていくため、なかなか気が休まる暇がありません。
 昨年は世界天文年の年であり、7月には皆既日食もあったため、何かと天文の話題が多かった年でした。そのような意味では今年の仕事は苦戦するだろうと思っていました。しかし「はやぶさ」の帰還や、都内にいくつかのプラネタリウムがオープンしたことも手伝って、私どもの移動式プラネタリウムの投影に関するオファーも、終わってみれば昨年を上回っていました。イベントをコーディネートしてくださった、各地の関係者の皆様には深くお礼を申し上げます。ありがとうございました。関係者の皆様とつながりが持てたことは、私どもの財産です。
 今年の前半は、世田谷区立教育センターのプラネタリウムのリニューアルに伴い、制作スタッフの一員として、その番組制作に追われました。フルCGで番組を制作させていただきました。この関係で、仕事場にはネットワークレンダリングを行う環境が整い、それ以降、CG制作に効率的に取り組むことが可能となりました。しかしながら、4000ピクセル×4000ピクセルのCG動画の制作は、それでも時間がかかるため、今でも苦戦していることに変わりはありません。
 今年の後半に入るに従って、移動式プラネタリウムの投影のオファーが増え、むしろCGよりもそちらを中心とした仕事の進め方になっていきました。なぜか遠隔地が多く、九州には半年間の間に3回も出張しました。移動式プラネタリウムの投影スタイルは、ほぼ確立し、現在はディテールの部分の改善に努めています。エアドームが暗くなって星が出てくる場面で、観客の皆さまからどよめきが起こるのは、投影での楽しみの一つになりました。移動式プラネタリウムでは、どのような切り口で星空の話をすればよいのか、その答えがわかりかけてきたように思います。
 7月には、イースター島などで皆既日食がありました。インストラクターを頼まれていましたが、移動式プラネタリウムの仕事と重なってしまったため、インストラクターのほうを丁重にお断りしました。あと何回、皆既日食を観測するチャンスがあるのかを考えると、少し複雑ですが、プラネタリウムの仕事を優先すべきだとの判断は、今でもそれでよかったと思っています。2012年11月にオーストラリアなどで見られる皆既日食まで、楽しみを取っておきましょう。
 NHK−FMで1時間45分にわたり、山崎貴監督、松尾貴史さん、佐藤寛子さんと星に関するお話をさせていただいたことは、とても貴重な体験でした。特にスタジオに持ち込んだ移動式プラネタリウムの星空に、みなさん感動してくださったようでした。FMおだわらでの「小田原星空ミュージアム」のレギュラー出演とともに、今年はラジオでお話をさせていただく機会が多く、とてもよい勉強になりました。
 来年も引き続き、移動式プラネタリウムの出張投影と、プラネタリウム館用のCGコンテンツ制作を大きな柱として、プラネタリウム館の運営コンサルタント、解説者の養成など、起業する時に想定した4本の事業の柱を着実に実行したいと考えています。
 今日は、行政機関などは仕事納めですね。私どもは、正月以外は休みません。CG制作に取り組む予定ですので、あと1回くらい、このページを更新するかもしれません。この1年間、私どものホームページをご覧いただき、ありがとうございました。皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。
土星の白斑
12月27日(月)
 フィリピンのセブ島に在住中の阿久津富夫氏が、今日の未明に撮影した土星の白斑です。幅50,000キロメートル、上下10,000キロメートルほどの大きさだそうです。眼視観測でもよく見えるそうです。一度見ておく必要がありますね。土星は現在、おとめ座にあって午前0時30分過ぎに東の地平線から上ってきます。メールで送っていただいたアニメーション画像をそのまま掲載します。

土星の白斑
撮影 阿久津富夫氏
(画像は撮影者本人の許可なく無断転載を禁じます
今年最後の解説
12月26日(日)
 今日は、相模原市立博物館でプラネタリウムの解説の日でした。毎月2回ほど土曜日か日曜日に解説をさせていただいています。つい先日、新宿で移動式プラネタリウムの解説をしたばかりなので、常設プラネタリウム館での解説は少しばかり違和感がありました。話の切り口、内容、観客との距離感など、移動式プラネタリウムと常設館の解説とではかなり異なるからです。
 常設館での解説の感覚を失わないようにするために、月2回の解説の回数はちょうどよいと思っています。前半は夜9時頃の星空の解説、後半は12月21日の皆既月食の話です。すでに月食は終わってしまいましたが、来年の12月10日から11日にかけて条件の良い皆既月食があるので、それに向けての話に視点をおいて解説をしました。
 今年のプラネタリウム解説は、これですべておしまいです。おかげさまで体調を崩すこともなく1年間解説を行うことができました。移動式プラネタリウムでの解説は、慣れているため戸惑うことはありませんが、博物館での月2回の解説は、間隔があいてしまうと、機器の操作が複雑なだけに戸惑うことがあり、余裕がありません。このため適度な緊張感を伴います。まるで解説の初心者のようですが、逆に集中力が高まり、これで良いと思っています。
 仕事帰りに館のスタッフ2名を誘って、近くのファミレスで今年1年の反省会(・・・教育的指導・・・)を兼ねて食事をしてから帰ってきました。年末年始と少し間があいてしまうために、朝夕の散歩のときに発声練習をしながら、年明けの移動式プラネタリウムの投影に備えたいと思っています。それまでは、CGクリエイターモードに戻ってCG制作です。
移動式プラネタリウム(東京都健康プラザ ハイジア 東京都新宿区 12月22日から23日)
12月23日(木)
 新宿区の繁華街である歌舞伎町で、クリスマスの時期に移動式プラネタリウムの投影をすることになるとは思ってもいませんでした。この「プラネタリウム雑記」の5月3日のところで書いたとおり、近くのコリアタウンに焼肉を食べに行ったときに、この施設の目の前を通過していました。
 ハイジアとはギリシャ神話に出てくる健康の女神で、アスクレピオス(ギリシャ神話に登場する名医で、のちに「へびつかい座」になりました。)の娘ヒギエイア(ハイジア)に由来しています。低層階はショップ、スポーツクラブ、フィットネスクラブがあり、上層階はオフィスからなる高層ビルです。この1階のアトリウム付近で投影をさせていただきました。
 ハイジアクリスマス2010と題して11月20日から12月25日まで、コンサート、イルミネーション、ダンスとお笑いショーなど様々なイベントが行われますが、移動式プラネタリウムによる星空の投影もその一環です。2日間にわたって合計で14回ほど投影をさせていただきました。今回は、冬の星座を中心に12月21日の皆既月食や、来年1月4日未明のしぶんぎ座流星群の話などを交えて投影をさせていただきました。小学校6年生以下のこどもたちには、投影終了後にクリスマスプレゼントもあり大喜びでした。
 今年の移動式プラネタリウムの投影は、これで予定をすべて終了しました。さまざまな地域で、たくさんの方々に私どもの星空をご覧いただきました。また全国各地でイベントをコーディネートしてくださった関係者の方々とも、お知り合いになれたことを心から感謝しています。来年もまた美しい星空を全国各地に届け、楽しい星空解説ができるよう、さらに努力したいと思います。来年の移動式プラネタリウムの投影のスタートは、横浜市鶴見区で1月8日(土)からです。
遊佐さん新星発見
12月21日(火)
 大崎生涯学習センター(宮城県)の遊佐徹(ゆさとおる)さんが、12月17日(世界時)にさんかく座の銀河M33に新星を発見しました。M33は秋の星座のひとつである「さんかく座」にある渦巻銀河です。距離は約250万光年、星の数は4000億個ほどです。その一角に出現した新星は星が新たに生まれたのではなく、星の進化の最後に起こる現象です。詳しくは書きませんが、星がその最後に大爆発を起こす超新星とは区別されます。人類の誕生を約500万年前とすると、その進化がはじまって250万年ほど経過した頃に、最期をむかえた星の光が今届いたことになります。
 大崎生涯学習センターでは、昨年の夏にエクスプローラーズ・ジャパン株式会社と私どもが共同制作したプラネタリウム番組「はるかなる木星へ」を同施設のプラネタリウムで投影していただきました。遊佐さんとは、それよりずっと以前から面識がありました。遊佐さんの先輩である小石川正弘さん(仙台市天文台)も12月10日にアンドロメダ座のM31銀河に新星を発見しています。小石川さんはプラネタリウムの世界では私より少し先輩で、私がこの世界に入った頃にはすでに若手の解説者として活躍していました。当時解説の勉強をするために、水戸から仙台まで小石川さんや、同じ職場の他の方のを解説を聞きに行ったものでした。
 このところ、宮城県勢の活躍がめざましいようです。昔からよく知っている方々の活躍はとてもうれしく思います。新星の発見おめでとうございます。
 今日の皆既月食、横浜は曇っています。残念です。来年の条件の良い皆既月食に期待しましょう。
明日の天気
12月20日(月)
 満月1日前の月が東の空に顔を出しています。空のコントラストが良くとてもきれいです。明日の天気予報を見ると関東地方は夜から雨になるような気配です。明日は皆既月食の日です。困りましたね。すでに撮影場所も決め、望遠鏡なども準備が整っていますが、天気が悪いと何もできません。天気の良いところへの移動も考えていますが、ほとんどの地域で曇りか雨の予報になっているようです。今の天気がなんとか明日の夜まで続いてくれることを祈ります。
移動式プラネタリウム(日本ヴォーグ社 東京都新宿区 12月17日)
12月18日(土)

 毎年恒例のクリスマスパーティーで、新しい趣向としてプラネタリウムをとのご希望によるものです。ホールには役200名の手芸関係の先生方が集まります。
 まず会の始まりで暗転。ステージをメインに星空を演出することで、大歓声があがりました。立食パーティーですので30秒ほどの演出で終了。ハンドベル演奏へと移りました。かなり好評でしたので、会の終わりごろにもう一度星空を演出することにしました。ビンゴ大会で盛り上がった後、また暗転。ここでは、目を閉じていただき5秒カウントダウンしました。再び満天の星空をお楽しみいただきました。2時間の間のほんの2回の星空でしたが、羽田空港、渋谷など新しいプラネタリウムの話題もあり、かなりインパクトを残したようです。主催者側にも喜んでいただきました。(レポート 河合準子)

簿記
12月17日(金)
 2日間ほど費やして、ここ半年間の間に打ち込んだ伝票や領収書類のチェックを行いました。かなりの量になるので神経を使います。見よう見まねで取り組み始めた簿記ですが、今ではほぼ理解できるようになりました。ただ、面倒なことには変わりありません。打ち込んだデーターと領収書類をチェックしていると、この半年間の間にあった出来事が手に取るように浮かんできます。おかげさまで今年も何とかやってこれました。しかし、だからといってこれから先が保証されているわけでもなく、気を緩めることなく皆様に喜んでいただける仕事をしなければいけないと思っています。
 12月に入ってからCGの方が中断されています。移動式プラネタリウムのほうも、年内はあと1回のイベントを残すのみとなったため、これから年末にかけて、再びクリエイターモードに頭を切り替えて取り組む予定です。
忘年会
12月15日(水)
 午前中に渋谷まで出向いて、クリスマスの前に予定している移動式プラネタリウムイベントの最終打ち合わせを行いました。その足で新しくオープンした「コスモプラネタリウム渋谷」に立ち寄りました。予想通り混雑していました。階段まで行列ができている様子は、天文博物館五島プラネタリウムを思い出させます。番組を見ることが目的ではなく、この施設「文化総合センター大和田」の2階に展示されているツアイスIV型投影機を見るためです。同館のオープン直前に館のスタッフと昼食をとった折、2階に展示されているところを、外からガラス越しに見ながら説明をしてもらいました。今回はすぐそばに行って見ることができました。やはり巨大です。最近のプラネタリウムはコンパクト化が進み、なおかつ高性能ですが、それと引き換えに存在感がなくなってしまいました。この投影機のスタイルやメカニズムは、今でもやはり美しく芸術品だと思います。昔から、あこがれの投影機で、ぜひ一度解説台に立ってみたいと思っていました。その思いは幸いにして、皆既日食に関する講演をさせていただいたときに実現しました。今思うと幸運だったと思います。
 夕方は、いつもお世話になっている方と二人だけで、横浜中華街で忘年会です。以前、渋谷でごちそうになったので、そのお返しに私のほうで招待しました。夜まで時間があったため、久しぶりに桜木町から元町まで、いつもの散歩コースを歩きました。途中、横浜港大さん橋で休憩しました。ロビーで休憩を取りながら、私どもの移動式プラネタリウムの出発点となったこの場所を懐かしく思いました。またここで「大さん橋プロジェクト」さんと共催で投影ができればと思っています。
 今日は日本丸が寄港していました。少し肌寒い一日でしたが、とても穏やかな日でした。気がつけば、最近ほとんど休んでいなかったので、くじらのせなか(屋上のデッキのこと)でのんびりと横浜の街を眺めました。みなとみらい地区は、ずいぶんと建物が増えました。
 久しぶりの横浜中華街でコース料理を楽しみました。今日は合計で15キロほどを歩きカロリーを消費しましたが、それも夜の料理で、何の効果もなくなりました。今度は札幌のお友達が上京した時に3人で食事をしたいと思っています。
移動式プラネタリウム(訪問の家「朋」 横浜市栄区 12月14日)
12月14日(火)
 私どものすぐ近所にある「朋」は、「社会福祉法人訪問の家」が運営する、重度重複障害者といわれるとても重い障害を持つ人たちのための施設です。通所者(メンバー)は、お話をしたり自ら動くことができなかったりします。周りにいる人々に支援され、地域に出てさまざまな活動を行っています。
 私どもは事業を立ち上げるときから、この施設でメンバーの皆様に美しい星空を見ていただきたいと考えていました。しかし施設を運営するスタッフの方々と面識があるわけでもないので、いつの間にか3年が経過してしまいました。
 12月3日のところで紹介した「さくら住宅」は地域密着型の住宅リフォームを専門とした会社です。さくらラウンジは、そのさくら住宅が地域のために開放しているフリースペースで、料理教室や展示会など、さまざまなイベントに利用されています。さくら住宅は「朋」とも関係が深く、一方で私どもも以前からお世話になっている会社です。その関係もあり相談したところ、さくら住宅が今回の投影のスポンサーになってくれることになりました。こうして今日、少し早目のクリスマスプレゼントとして、満天の星空をメンバーの皆様に届けさせていただきました。
 投影は合計で8回行いました。すぐ近くの桂台小学校の児童にも星空を見ていただきましたが、こちらは小学校の学習指導要領に沿って冬の代表的な星座を説明しました。朋のメンバーには、解説を通してやり取りをする中で、理解度を判断しながら投影を進めました。施設のスタッフ、ボランティア、医師、看護師の皆様、そしてさくら住宅のスタッフの皆様にもお手伝いいただきながら、投影をさせていただきました。
 メンバーの皆様は、解説者にとっては強敵で、どのような話をすれば満足していただけるのか、(過去にも何度も体験しましたが)まだよくわかりません。まだまだ修行が足りないようです。しかし、投影が終わった後のメンバーのうれしそうな顔を見ると、投影した苦労も報われます。とても疲れましたが、楽しく投影をさせていただきました。
九州へ移動中のスナップ
12月13日(月)
 東名高速の御殿場インターチェンジを過ぎると雪化粧した富士山が見事ですが、富士川サービスエリアから見る富士山は特に絶景です。この日、下り線から見た富士山は手前に低い雲がたれこめ、富士山と手前の山に太陽光があたってとてもきれいでした。
 今年は3回も関門海峡を渡ることになりました。いつものように壇ノ浦パーキングエリアで記念写真を撮るつもりでしたが、風がとても強く断念しました。関門海峡を見ながら車内で朝食をとっていると、思いがけないものが海峡を進んで行くのを目撃して目を見張りました。潜水艦です。海辺で育った私は、こどもの頃から沖合を行くさまざまな船を見てきました。海外の貨物船、タンカー、フェリー、漁船、大型の水上飛行機などです。海外の貨物船は大型の双眼鏡で見ると、船員さんの顔まで良くわかります。しかし、潜水艦が浮上している場面は一度もありませんでした。驚きました。シフトレバーの近くに置いてあったカメラで、急いで撮影した写真です。
 9月にイオンモール筑紫野で移動式プラネタリウムの投影をさせていただいた折、せっかく福岡まで来たのだから、博多の屋台で夕食を取るつもりでいました。しかし、仕事を終わって宿泊先の筑紫野から高速に乗ろうとすると大渋滞で、時間がかかりそうだったため、途中で断念しました。またいつか来ることがあるだろうと思っていました。
 今回は福岡市内に滞在したため、中州の屋台で長浜ラーメンを食べました。豚骨ベースのスープですが、あっさりしていて、とてもおいしかったです。地元の方は、地元の方なりのラーメンの注文の仕方や食べ方があるようですが、そのようなことは気にせず、お店の方といろいろ話しながら食事をしました。これが屋台の楽しさでしょうか。隣の席には、北海道から来た観光客の方々がラーメンなどをおいしそうに食べていました。とても寒い日でしたが、屋台の中はポカポカと温かく、味も雰囲気も満足でした。値段がもっと安ければ、パーフェクトだと思います。中洲の屋台で食事をするのはこれが2度目です。
 次回は長崎、熊本、宮崎など、九州の他県でも投影を行ってみたいと思っています。今年も打診はありましたが、実現には至りませんでした。
富士川SA(下り)から見た富士山 関門海峡を行く潜水艦 中洲の屋台 中洲の屋台
移動式プラネタリウム(ホークスタウンモール 福岡市 12月11日から12日)
12月13日(月)
 福岡ソフトバンクホークスの本拠地である福岡Yahoo!JAPANドームを核とした、街をイメージした複合商業施設がホークスタウンモールです。10月下旬に移動式プラネタリウムの投影の打診があり、その後何度かのやり取りを経て、12月11日(土)と12日(日)の2日間に実施する運びとなりました。
 今年3度目の九州です。まさか1年のうちに3回も福岡県で投影を行うことになるとは思ってもいませんでした。距離が遠くなればなるほど、さまざまなリスクが大きくなります。今回は、念のためタイヤチェーンなども持って行きましたが、その必要もなく順調に九州まで行くことができました。途中のサービスエリアやパーキングエリアの状況にもかなり詳しくなり、どのタイミングで休憩や食事をとればよいかが、わかるようになってきました。これもゆとりを持って時間通りに現場に到着するための、移動式プラネタリウムの投影を行う上でのノウハウの一つだと思っています。ホークスタウンモールには、福岡の都市高速道路からアクセスしましたが、そこから見る施設の外観は近未来的で圧倒されました。
 スペースの関係で、5メートルドームを使用して投影を行いました。1日8回、2日間で合計16回の投影を行いました。今回は、モール内で1000円以上の買い物をしたお客様が対象でした。そのせいかどうかはわかりませんが、午後の回はかなりのお客様にご覧いただきましたが、午前中はやや少なめでした。
 気がつけば、すでに冬の星座たちが顔を出している時期であるため、秋の代表的な星座のいくつかと冬の代表的な星座のいくつかを中心に解説をさせていただきました。最近では光害の影響に加えて、黄砂の影響もあり、星がますます見えなくなりつつあると、観客の方が、私どもが解説をしている間にコメントをされていました。

 施設内の歩いて2分程度の距離にあるにある、ユナイテッド・シネマ福岡では「SPACE BTTLESHIP ヤマト」の上映が行われていました。12月12日(日)に山崎監督と、主演の木村拓哉さんが舞台あいさつをされることを、移動式プラネタリウムの担当スタッフから伺いました。私どもとは目と鼻の先の距離でした。偶然です。残念ながら山崎監督のスケジュールがタイトでお会いすることができませんでしたが、ご本人も驚かれていたようでした。
30年後に知った事実
12月7日(火)
 いつもお世話になっている方から、ある学校の先生を紹介していただきました。その先生は昔から皆既日食の魅力に魅せられているそうです。私自身、若い頃から同様にその魅力に取りつかれ、日食についていろいろ勉強してきました。その先生とメールでやり取りをさせていただきましたが、共通の知人の名前がたくさん出てきて、まるで同窓会にでも出席しているかのようです。
 20代後半の頃、日食の計算論を中心に天体の軌道計算のノウハウなどを習得していく中で、どうしても専門家の指導を仰がないとわからない場面がたくさん出てきました。東京天文台(現 国立天文台)で専門に研究している先生や、海上保安庁水路部で天体位置表を作る仕事をしている専門の先生に、おそるおそる質問の手紙を出したものです。当時は現在のようにメールもFAXもありませんでした。当時、私は宮崎に住んでいました。高名な先生方が論文のコピーとともに、励ましの手紙を添えて質問の答えや考え方を郵送してくれました。無名の日食ファンに親切に答えてくれる姿勢には頭が下がりました。
 やがて上京して横浜で仕事をするようになり、その先生方と直接お会いしてお話をさせていただく機会が出てきました。その前後、日食に関する情報誌に、私は毎回のように寄稿していました。その情報誌の中に、ある人物の名前がたびたび登場してきました。レベルの高い内容で、一度お会いしてみたいと思っていましたが、とうとう願いはかないませんでした。
 話は先程の学校の先生に戻りますが、先生とのメールのやり取りの中に、その人物の名前が出てきてびっくりしました。実はその人物と、私は何度もお会いしていたのです。それは前述した東京天文台の先生のペンネームであったことを、先生がメールの中で教えてくれたのでした。驚きました。残念ながら、すでにお亡くなりになっていました。当時のことを思い出し、懐かしさでいっぱいになりました。謹んでご冥福をお祈りします。
移動式プラネタリウム(東京ガス横浜ショールーム 12月5日)
12月5日(日)
 今日は、JR根岸線の関内駅近くにある東京ガス横浜ショールームで移動式プラネタリウムの投影を行いました。以前から、ぜひ一度ここで投影をしてみたいと思っていた場所の一つです。
 ショールームでは「パパとコ(もちろんママも)クリスマスCafe」と題したイベントが12月4日(土)から5日(日)にかけて行われました。「バーテンダーでカクテルナイト」、「It's Show Time!マジシャンデビュー」、「聖夜をともすキャンドルアーティスト」などさまざまなプログラムが行われました。
 事前申込制と、申し込み不要の当日参加のプログラムがありました。プラネタリウム関連のプログラムは「プラネタリウムを作る星のマイスター」と題して、手作りのプラネタリウムを作るワークショップのあと、メガスターゼロ投影機で四角い部屋に星空を投影して星のお話をするプログラムでした。事前申込制でしたが、ショールームのスタッフの話によれば、驚くほどたくさんの応募があったようです。
 ワークショップは慣れていますが、それでもまだまだ改善しなくてはいけない部分がありました。投影は四角い部屋でしたので、メガスターゼロの本来の性能は発揮できませんでしたが、参加者の皆さんは満足された様子でした。ワークショップを決められた時間内に終了させるのは、大変です。少し疲れました。
 参加者の皆さんは、今夜は、お部屋に星空を投影して楽しまれているのではないでしょうか。終了したときの、こどもたちのニコニコした笑顔がとても良かったです。
移動式プラネタリウム(さくらラウンジ 横浜市栄区 12月2日)
12月3日(金)
 クリスマスラウンドの第一弾です。私どもの近所にある株式会社さくら住宅は、地域密着型の住宅リフォームを専門とした会社です。さくらラウンジは、そのさくら住宅が地域のために開放しているフリースペースで、料理教室や展示会など、さまざまなイベントに利用されています。
 小規模の四角い部屋ですが、壁紙は白く、また遮光も可能であるため、以前からここでプラネタリウムの投影をしてみたいと思っていました。私どもはこれまでいろいろな場面で、同社にお世話になってきましたので、スタッフに相談したところ、今回の実現の運びとなったものです。
 12月21日には皆既月食があります。そこで今回は、この皆既月食も含めて、ビデオプロジェクターで月に関する映像を映して説明を行いながら、プラネタリウム投影機メガスターゼロの星空を楽しんでいただきました。四角い部屋であるため、本来の性能を発揮できたわけではありませんが、それでもご覧いただいた皆様には、師走の忙しいひと時を、美しい星空で楽しんでいただけたようでした。
 12月の中旬には、さくら住宅さんにスポンサーとなっていただき、これもまた、近所にある施設で、プラネタリウムの投影を行わせていただきます。施設を利用されている方々のクリスマスの贈り物として、満天の星空をプレゼントとしたいと思っています。
※上の写真は開始前に撮影したもので、まだ参加者全員が集まっていません。

 昨日は、思いがけない方からメールをいただいて感激しました。もともとはこちらからお礼の意味を兼ねてお送りしたメールでした。忙しい方なので、返事をいただかなくてもよいように記述しましたが、それでもお送りした、翌日の朝には返事が返ってきて、こちらの方がびっくりしてしまいました。とてもうれしく思った次第です。

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