投影日誌



  2008年10月からの日誌はこちらです。

2008年9月29日(月)
講演
 9月28日(日)に東京都の中央区立郷土天文館(タイムドーム明石)において、「黒い太陽を求めて〜皆既日食」と題して、来年7月22日の皆既日食の話を中心に講演を行いました。日食に関してはこれまでにも何度か、都内のプラネタリウム館や高校などで講演をさせていただいていますが、今回は、来年の日食に向けて説明用の静止画や動画のほとんどを新たに作成しました。今後、このホームページの日食のコーナーにUPしていきますので、ぜひご覧ください。
2008年9月24日(水)
出張投影(9月20日から9月21日)
 パシフィコ横浜において開催された「横浜ライフデザインフェア2008」の会場で移動式プラネタリウムの投影を行いました。夏の星達が西に傾きはじめ、メガスターゼロの持ち味のひとつである天の川も西の空で解説するような時期です。投影していて気が付きましたが、目立つ星の少ない秋の星空に微光星がたくさん投影されています。目が慣れてくるとこれらがとても美しく、むしろ秋の星空でこそ、この投影機の本領を発揮するのではないかと思ったほどです。
 ご来場者の皆様には、夏の終わりのから秋にかけての星空を楽しんでいただきました。
2008年9月14日(日)
中秋の名月
 今週末にパシフィコ横浜を会場として行う「横浜ライフデザインフェア2008」において、移動式プラネタリウムによる出張投影を行いますが、今夜はその準備などで夜遅くなってしまいました。ふと窓の外を見ると、満月に近い月がぽっかりと浮かんでいました。そういえば今日は中秋の名月でした。透明度が良いせいか、コントラストの良い月でした。写真を撮影しようかとも考えましたが夜も遅いのでやめました。
 こどもの頃は、母が必ず中秋の名月には大きなおはぎを作ってくれました。その大きなおはぎを2個ほどほおばり、それからしばらくは甘いものを食べるのがいやになります。山にススキを取りに行くのは、私達こどもの役目でした。山に入ると傷だらけになって帰ってきますが、それでもとても楽しかったことを思い出します。今ではおはぎや月見団子はコンビニのほうが安上がりですね。
2008年9月6日(土)
カワセミ
  普段の散歩コースが何本かありますが、そのひとつのコースには途中に小川があります。ときどきカワセミがやって来ることありますが、今日はデジタルカメラを持っていたので、カメラに撮影してみました。しかし、コンパクトデジタルカメラですから、カワセミまでの距離がありディテールの描写は無理です。カワセミもさることながら、私の興味はもうひとつあります。
  私が撮影した場所には野鳥を狙っているカメラマンの方々が数人ほどいました。その方達が使用している機材が天文マニア垂涎のものばかりです。300ミリ、400ミリの蛍石やED系の大口径レンズにフラッグシップのデジタル一眼レフがズラリと並びます。皆既日食の撮影に持って行きたくなるような機材ばかりです。うらやましいかぎりです。というわけで、解像力の低いカワセミの写真です。
2008年8月31日(日)
  平日の散歩コースの途中に小川がありますが、その川沿いの萩が見ごろになっています。秋の気配が感じられるようになりました。夏が終わりますね。夏の終わりの海は、私の出身地では「誰もいない海」でとても好きですが、湘南周辺の海岸は「必ず誰かがいる海」です。それでも海の匂いが恋しくなり、これからも時々散歩に出るようになるでしょう。
  秋といえば、今年の中秋の名月は9月14日(日)です。この日が旧暦の8月15日になります。満月はその次の日の9月15日(月)です。この中秋の名月の日に、よく望遠鏡で月を見せてくれませんかと頼まれることがあります。しかし、満月前後は、望遠鏡で月をお見せしても、太陽の光が正面からあたっているため、クレータの影ができず、面白くありません。日をずらしていただくようにしてもらいます。
2008年8月18日(月)
出張投影(8月15日から8月17日)
  8月15日(金)から17日(土)まで関西方面のマイカル系のショッピングモールで出張投影を行ってきました。右の写真はそのときの光景です。3日間で約600名の方にプラネタリウムをご覧いただきました。毎回ほぼ満席の状態でした。
  夏休みのため、家族連れの入場者が多く、絵日記、宿題などの題材となるよう、夏の星座を中心に話をしました。ドーム内が暗くなると、投影される星空の美しさに「ウワーッ」という歓声があがっていました。2日続けて見に来てくれた方もいたようです。
  帰省ラッシュを避けるように夜のうちに高速道路を飛ばしましたが、投影機のほうは特に問題もなく3日間順調に稼動しました。移動式の解説は移動式なりのやり方があるようです。入場者の反応を間近に感じながら、常設館時代の解説とは異なる、解説のノウハウを蓄積しています。
  今回のイベントを企画してくださった方々のきめ細かな対応がすばらしかったです。
2008年8月8日(金)
兵馬俑坑博物館
 8月1日(金)に中国などで皆既日食が見られましたが、その観測ツアーにインストラクターとして同行しました。皆既日食のツアーに参加するのはほぼ10年ぶりです。前回は、カリブ海ですばらしい皆既日食を見ることができましたが、今回は残念ながら雲に阻まれてしまいました。
 ツアーに組み込まれた西安の観光で、特に目を見張るのが兵馬俑坑博物館です。世界遺産になっており各国から観光客がたくさん来ていました。1974年に果樹園で井戸を掘っていた方が偶然地中からたくさんの武士像や馬像などを見つけたのがはじまりで、世界的な考古学史上の大発見となったとのとこです。6000体を超える兵馬俑は圧巻で、見るものを圧倒し、その精巧な作りに驚かされます。さすが歴史の宝庫「西安」。
 日食のほうは、次はいよいよ今世紀最大の継続時間となる2009年7月22日の皆既日食が待ってます。そしてその次は2010年、イースター島で見られる皆既日食と続きます。頭の中は、すでに世界中を駆け巡っていますが、体の方はとても疲れます。
2008年7月17日(木)
老化
 最近、老化の傾向がさらに強まってショックを受けることが多くなってきました。一例をあげると
 散歩をしていても若い女性に簡単に追い抜かれる。
 何もない平坦な場所でつまずく。
 物忘れが一段とひどくなった。
 サングラスがないとまぶしくて外を歩けない。そのサングラスをよくどこかに忘れる。
 暗いところで細かいものが見えない。また近くのものも良く見えず、遠くのものも良く見えない。
 めがねをかけているのに、めがねをどこかに忘れたと思い必死で探す。
などなど、数え上げれば切がありません。気持ちはいつまでも若いつもりでいるのですが、このように体や脳の老化は確実に進行しているように思います。
 今夜は月齢14の月の上に木星が見えていてとても空が澄んでいますが、私の心は少し曇っています。でもその曇った気持ちも明日になれば、それも忘れている。こうして老化が、また一段と進んでいくのでしょう。
2008年7月7日(月)
「夏の星空への招待」(大さん橋)
  7月5日(土)、7月6日(日)に横浜港大さん橋国際客船ターミナルにおいて、「夏の星空への招待」と題して、大さん橋プロジェクトと共催で移動式プラネタリウムによる出張投影を行いました。両日とも大勢の皆様にお越しいただき、メガスターゼロYOKOHAMAにより7メートルのエアドームに投影された220万個の星空を楽しんでいただきました。
  当日は、私と木村直人氏が解説を担当しました。それぞれの持ち味を生かして、時折ジョークを交えた解説にドーム内には笑いが広がっていました。大さん橋プロジェクトのスタッフの皆様の全面的なバックアップにこの場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 なお、私共のホームページにおける整理券の配布の記述に、誤解を生じるような表現があり、一部のお客様には、ご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ありませんでした。


当日の入場風景



投影前の様子(入場者の了解を得て掲載しています。)
2008年6月26日(木)
メガスターゼロYOKOHAMA

 私共のメガスターゼロYOKOHAMAを紹介します。ゼロのあとのYOKOHAMAは、私が命名しました。もちろん大平技研さんも了解してくれました(好きにすれば・・・ということかな?)。本体はグリーンメタリックのとてもおしゃれな色です。自宅の天井に夜、星を映し出すとすごいことになります。特に天の川の描写はすばらしいです。
 7月5日(土)、6日(日)に横浜港大さん橋の国際客船ターミナルにおいて、この投影機を使用しますので、ぜひ見に来てください。ただし、先着順で整理券を配布しますので、定員に達した場合はごめんなさい。

2008年6月20日(金)
カッシニ探査機の動画

 7月上旬に横浜市内の、ある大きな施設で移動式プラネタリウムの投影を行う準備をしながら、全天CGシステム用にカッシニ探査機の動画を2シーン制作中です。
 ひとつはロケットが上昇していく場面を上空からの視点で見下ろしているシーン、もうひとつは地球上空においてノーズフェアリング、最終段を切り離し、探査機が地球を離れるシーンです。フォーマットはドームマスター形式で、サイズは4K×4Kです。水平ドーム、傾斜型ドームの両方で使用できるように配慮しています。
 今月中に完成予定ですが、かなり迫力のある良いシーンになりそうで、早くプラネタリウムのドームスクリーン上で投影してみたいと思っています。完成後に静止画サンプルをアップします。
 7月上旬のイベントについては近日中に、このホームページの中でお知らせします。

2008年6月13日(金)

 昨日まで、ホームページの公開に向けてばたばたしていましたが、週末の今日は少し落ち着きを取り戻しました。ホームページをアップした際の不具合などを修正し、夕方は蛍を見に行きました。
 毎年の恒例行事です。自宅から歩いて40分くらいの場所に自然観察の森があり、蛍を見ることができます。
 こどもの頃にしか見たことがなかった蛍が、横浜に出てきて見ることができることに感動し、毎年この時期になると見に行きます。
 今日は30匹(蛍はこの数え方で正しいのかな?)くらいが飛んでいましたが、夕暮れの森林をバックに飛ぶ蛍は、まるでプラネタリウムの星のようですね。
 早く皆さんの前で、再びプラネタリウムの解説ができるようにがんばります。